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そんな中で恐縮ですが、年末に2本の映画を見ました。
1つは「近江商人、走る」
日本の三大商人というものがあったそうだが、大坂、伊勢と「売り手によし、買い手によし、世間によし」の『三方よし』で知られる近江商人の丁稚を主人公に、その周辺の人々のお話です。
予告からは、お笑いっぽい作品かとも思いましたが、ヒューマンチックなほうが強かったと思います。
ストーリー自体は創作のようですが、当時の時代背景や庶民の暮らし(チョッピリ現代風もあり)に基づいて、なかなか面白かった。
『米相場』という世界にも先駆けた先物取引の話しもそうですが、『組』という共済・互助の考えや『割賦』(ローン)、『番付』(人気投票)なんて、今の生活にも続く習慣・仕組みは江戸時代頃には始まってたのですね

そして2つめの「ラーゲリより愛を込めて」
原作は辺見じゅん氏の『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』
1990年にはドキュメンタリー番組がテレビ西日本でも放映され、1993年にはフジテレビでドラマ化もされていたそうです。
不肖なワタシは、主人公の故 山本幡男氏のことを知らなかったので、あらかじめウィキペディアで予習して行ったのですが、あらすじを知っていながら不覚にも?涙しました。
ソ連時代、今のロシア、本質は変わらないのかも知れないとも思う

昭和20年10月7日に最初の引揚船が舞鶴に入港し、シベリア抑留が終わるまでは、「もはや戦後ではない」とまで言われた後、ソ連からは昭和31年12月26日に最後の引揚船が、昭和33年9月7日に最終引揚船が舞鶴港に到着。外地に居た約660万人のうち、約66万人が舞鶴港に引揚・復員したそうである。
全国で13港のうち最後の地方引揚局(舞鶴)が閉鎖されたのが昭和33年11月だそうである。
(ワタシが生まれる7年前だ

戦時中の戦禍も加えて考えると…わずか?3年ほどのコロナ渦なんて、較べようもない。
舞鶴あたりは、仕事や山行などで何度も訪れたが、同地にある『引揚記念館』は、残念ながら未だ訪問していない。
【舞鶴引揚記念館】HP
https://m-hikiage-museum.jp/about-us.html
機会があれば、行ってみたいトコロの1つです

【写真中】旗振り場の石碑のある石堂ヶ岡
記録「石堂ヶ岡(最短記録かも?)」
2021年04月05日(月) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3057461.html
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