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土曜に所用があり、移動日にしかならないため、ならばと松本駅にきてみたのである。街はどこも一杯で賑わっていた。その中のどれだけの人が播隆上人の業績について知っているかはわからないが、槍と笠に行く人は知っておいて損はないと思う。
槍ヶ岳山荘がある肩から穂先までをどうするか、そこを万人が詣でられるように苦心し、鉄路開通を聞き届けて往生されたとのことです。
自分は一昨年の槍穂縦走、昨年の笠から黒部源流域を薬師までの縦走を終えたのち、新田次郎の槍ヶ岳開山を読んで存在を知り、播隆窟と呼ばれる籠り場が笠、槍の道中近くにあることに思い当たった程度。
新田氏の本著作は当時あった事件と結びつけて描かれ、実際はもっとストイックという異論もあるようですがそれらはさておき、忘れ去られているものをみせたことに意義があるかと。
松本の街のビルの高いところから見ると、常念の奥に微かに槍っぽいのが見えなくもないが違うだろうか?
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