放送開始前は色々言われた実写ドラマ版「ゆるキャン△」だが、見慣れてきたら面白くなってきて、今や録画を2回3回と繰り返して見る始末。
https://www.tv-tokyo.co.jp/yurucamp/
放送が折り返し(7話)を過ぎたので、現時点での感想をまとめておこう。
※以下、個人的意見です。
キャストについて厳しいことも書いていますが、役者さんに責任はありません。
■放送前の印象
▲出演者全員高校生に見えない。(これはなでしこを除き今でも同じ。)
▲モデルとなった旧下部中学校は廃校だから撮影に使えばいいのに。でもお役所は頭が硬いから無理だろうな。
→放送開始後、まさかの実現に狂喜した。
■アニメよりいい所:「本物」を使っているところ
▲モデルとなった身延町にある旧下部中学校を撮影に使っている
モデルとなった学校をそのまま撮影に使っているので、当たり前だが雰囲気がぴったり。「山梨県南巨摩郡身延町」のリアルな空気感。
図書委員のリンの居場所である図書室、野クル(野外活動サークル)の部室も同校内に作り撮影したそうで、スタジオセットにありがちな「外との空気感の違い」もなく、これまたぴったり。
旧下部中学校:↓の写真57以降
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2110046.html
▲その他のロケ地も、モデルとなった施設などをそのまま使っている
原作・アニメでは
・ほったらかし温泉→ほっとけや温泉
・セルバ(スーパー)→ゼブラ
など名前を少し変えていたが、ドラマではそのままなので、現実感が強い。
また聖地巡礼に行きたくなってしまった。
ほっとけや温泉:↓の写真38以降
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2074690.html
セルバ:↓の写真64以降
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2069801.html
▲料理がうまそう
アニメでもうまそうに感じたが、さすがに実物の実在感には負ける。
ドラマ版は本当においしそう。
坦々餃子鍋、いつか作ろう…。
■各キャスト評(似ている/イメージが合うと感じる順)
https://www.tv-tokyo.co.jp/yurucamp/cast/
▲1位:各務原桜(柳ゆり菜)
なでしこの姉が一位。
脇役だが巻き髪とメガネが似合い、背も高く(167cm)、ちょっと物憂げに見える感情を表に出さない感じが、原作・アニメのイメージとぴったり合う。
演者の演技力があまり問われない設定だからかもしれないが。
▲2位:各務原なでしこ(大原優乃)
ドラマが始まる前は「似てねぇ〜」と思ったが、今や「なでしこ役がぴったり」と感じるようになった。
コミカルで愛らしい演技が最高。
元々アニメ版に似た高い声の持ち主らしいので、声もピッタリ。
また童顔なので、この子のみギリギリ女子高生に見える。
なお、Wikipediaによるとリン役の福原遥とは同じ仕事をすることが多く、私生活で親友同士だとか。
ゆるキャン△でのなでしことリンのようで、微笑ましい。
▲3位:大垣千明(田辺桃子)
ツインテール、前髪ぱっつん、メガネというわかりやすく真似しやすいアイコンで構成された大垣千明なので、それらを装着すれば似るのは当たり前?
いやいや、「田辺桃子」で画像検索すると全然イメージが違うおしとやかそうな美人が出てきて、驚くこと請け合い。
外見だけでなく内面も練っていて、下記のインタビューを読むと田辺桃子は「アニメは一切見ず、原作だけで大垣千明のイメージを自分の中で固めて演じた」そうで、
演技も大垣千明のイメージにぴったり。素晴らしい。
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/drama/entry/2020/021148.html
なでしことイメージに合う順位は同じだが、残念ながら高校生には…なので3位。
▲4位:斉藤恵那(志田彩良)
外見、性格とも中庸というか割と普通なので、ま、いいんじゃないでしょうか、という感じ。
ショートカットが似合っていてかわいいし、原作の「そこそこ金持ちと思われる家の娘」という雰囲気は出ている。
▲5位:志摩リン(福原遥)
演技はぎこちない部分も感じるが、いいと思う。
声をアニメ版に寄せたり、変顔したり頑張っていると思う。
しかし、申し訳ないが志摩リンのイメージには…。
「志摩リンの5年後の姿」なら合うと思う。(演者の放映時の年齢は21歳)
つまり、外見が年相応の大人。
志摩リンは美少女だが演者は「美女」で、美少女という時期は残念ながら過ぎてしまった。
志摩リンは原作・アニメで時々「ぽよん」とデフォルメされた顔になるが、演者は顔の肉が薄いので、そういうイメージは…。
また、濃いメイクが大人らしさを強調してしまっている。
ナチュラルメイクというのかな?そういうのにしていたら、高校生に近く見えたかもしれない…。
声をアニメ版に似せているので、余計外見とのギャップを感じてしまうところも。。
例えば5話で千円を超えるボルシチを注文するか躊躇する場面とか(大人なのに)、
6話では桜と会って「なでしこのお姉さん、美人だな」と心の中でつぶやくが、あなたも十分美人なのにw、とか。
なお、リンの身長は設定では140cm弱だが、福原遥は158cm。
なでしこ役大原優乃の154cmより高い。
6話のセルバ店内のシーンではっきりわかる。
その為、1話でのリンと初対面のなでしこの心の声「ちっちゃい子だな〜、小学生かな?」は削られた模様。
▲6位:犬山あおい(箭内夢菜)
犬山あおい(以下イヌ子)はホンワカした性格で、原作・アニメでの立ち位置は癒し系かと思う。
しかしドラマでの初見の印象は「もしかして本栖高校をシメているスケバン(死語)かな?」だったw
イヌ子に似せたと思われる明るい茶髪と、はっきりした気の強そうな顔立ちで…。
イヌ子の外見的特徴を考えると「三角眉毛」「八重歯」「巨〇」で、大垣千明と違いメイクや小道具で表現するのは難しいので、不利ではあると思う。
6話でのスーパー「セルバ」での制服姿はかわいかった。
なお、野クルメンバーが巻いているマフラーはアニメでの髪の色
(なでしこ:ピンク、大垣:紫、イヌ子:黄色)
に合わせていて、これはGOOD。
▲番外:鳥羽美羽(土村芳)
2/22現在、初登場の7話にしか出演しておらず、酔っぱらった姿しか披露していないので番外。
鳥羽先生(ぐび姉)は目が細いイメージなのでHPでぐび姉の女優を見たときは「似てねぇ」と思ったが、動くとまあまあ似ていた。
演技の幅が広い女優のようなので、8話以降の素面の演技に期待。
▲番外:ぐび姉の妹(?)
外見は原作・アニメのイメージにピッタリだが、声はどう聴いても女なので男と間違えるリンとなでしこが不自然に見えた。
「男と間違えるエピソード」は思い切って削除した方がよかったのでは。
以上。。
繰り返しますが、ぜんぶ個人的意見です。
役者さんに責任はありません。
アニメは原作に無いオリジナルのエンディングで感動したが、ドラマ版はどう来るか?
ドラマの後半、楽しみです!
donsokuさん はじめまして
私はアニメしか見ていませんが、山梨在住なので、舞台設定が馴染みのある所っだたりして背景などのリアリティーに感心しました。
実写版では、やはり20代が高校生を演じているので年齢的な違和感を感じましたが、アニメのキャラクターにあったキャスティングで良くできていると思いました。
私は登山を始める以前は釣りで本栖湖にはよく行っていましたが、冬の本栖湖キャンプ場で利用者を見たことがありませんでした。それが、2018年11月に登山で本栖湖畔を通ったらキャンプ場は人だらけ、「浩庵荘」前では交通整理員が出るような混雑で驚きました。聖地となった所では相当な経済効果があったと思われます。
ちょっと興味ある内容でしたのでコメントさせていただきました。
heinaiさん、はじめまして。
山梨県にお住まいですか、山が多くて身延町も近くて羨ましいです
軽く調べてみたら、未成年の役者だと仕事できる時間が労働基準法による制限や業界内の自主規制があるようです。
ゆるキャン△はどうしても夜間の撮影があるので、20歳以上は致し方ないのかもですね。
アニメの放送が2018年1~3月だったので、11月の浩庵の混雑は、まさにゆるキャン△効果ですね。
初めまして!
私も最近ゆるキャン△にハマりました。
アマゾンプライムビデオでアニメを見て、面白くて、漫画大人買いしました。実写版も見ましたが、アニメに忠実に再現されていて良いと思います。
りんちゃんの役の福原遥もボソっとした喋り方とかもアニメに合わせていて上手い‼
でも1番はなでしこちゃんが1イメージに合っているかな。
ゆるキャン△を見てから、キャンプがやりたくなり、テント物色中です。
kitausagiさん、はじめまして。
ハマってますね〜
へやキャン△はあるし、
3/12はコミック10巻が発売だし、
そのうちアニメ2期も、劇場版も…楽しみですね。
聖地巡礼もお勧めですよ
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