記録ID: 1003300
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
弥山・八経ヶ岳・頂仙岳 コンパスが南北逆転した
2016年11月05日(土) 〜
2016年11月07日(月)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 24:42
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 2,581m
- 下り
- 2,573m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:54
距離 11.9km
登り 1,388m
下り 407m
2日目
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 7:55
距離 11.7km
登り 711m
下り 719m
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金引尾根コースは落ち葉が積もっており、登山道とけもの道の区別がつきにくいところが沢山ありました。とくに、下りでは、2万5千分の1地理図かGPSで位置を確かめながらおりないと金引谷に迷い込みます。 |
写真
金引尾根を直登するコースとスギ林の中を迂回するコースの分岐点。直登するコースは急斜面で道がわかりにくいです。両方のコースにテープがあるので、迷います。向かって左のスギ林のコースを登りました。
金引橋出合い。山と高原地図には、取り付き不明瞭とありますが、下山するときは右寄りの尾根を歩きます。読図の練習と思い2万5千分の一地形図とコンパスを頼りに登りましたが、帰宅してからGPSのトラック記録を見てみたら、登りでは二回ほどコースを外れていました。
朝ごはんをたき、コーヒーを飲んでいたら、小屋の管理に来ていたおじさん(?)が小さなのこぎりで、古くなり回収した階段の杉丸太廃材をぎこぎこ切っておられました。チェーンソーを使えば早いのだが、大きな騒音が出るので、使わないそうです。こしかけとして再利用するそうです。寒波が来たのか、モンベルのダウンシュラーフ(−5℃までは快適なはず)だけではやたらに寒くダウン上着を逆さにし両足を入れた状態でシュラーフにもぐりこみ、何とか安眠できました。階段の途中で霧が晴れ周りの山が見えてきました。
オオヤマレンゲ保護柵の入り口を過ぎたところにある石碑です。古今宿(ふるいまのしゅく)とあります。帰宅後調べたら大峰75靡(なびき)の一つだとわかりました。今年6回目の八経ヶ岳山頂ですが、あたりの山々は霧の中で、展望は超悪く、最初計画していた七面山ピストンの気がすっかり失せて狼平へ戻ることにしました。
頂仙岳頂上でコンパスと地図で戻る道を確認しようとしたのですが、コンパスが指している方向と、自分の感覚の指す方向がまるで逆になっています。コンパスがさしている方向が正しいと思いテープがさす方向が狼平の方向だと信じて歩き始めたのですが、どうも周りの景色が登ってきたときとは違います。狼平の方から登ってきたので、登山道は進行方向右側の斜面にあると信じて降りたら、何のことはない進行方向の左側を通っている見慣れた道に合流しました。つまり南方向へ下りているはずが、北にむかって下りていたということがわかりました。まさか、コンパスが南を指すはずがないと思っていたのでこんなことになりました。帰宅後調べてみたらコンパスが突然正反対の方角を指すようになることがあるそうです。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
毛手袋
軍手2
ダウンジャケット
雨具
竹笠
着替え
靴
ザック
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
水タンク(1000ml)
ペットボトル2(500ml)
シュラフ
防水袋(ポリ袋)
ストック
グローブ
予備靴ひも
行動食(チョコレート
飴
クラッカー
イチゴジャム
チーズ)
握り飯5個
五分搗き米4合
いわしさんま缶詰
ミカン6個
コーヒー
砂糖
食塩
味噌
塩
乾燥野菜
ソーセージ
かまぼこ
ピーマン
芽キャベツ
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
GPS
i-Phone
ファーストエイドキット
テイッシュペーパー
ツェルト
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
ごみ袋
傘
|
---|---|
備考 | ザックカバー |
感想
超のんびり山行でした。今年6回目の八経ヶ岳でした。新年を弥山で迎えたいと思い、一人用のテントと防寒対策のテスト、冬コースの下見を試みました。寒さに慣れていないせいか、それとも代謝能力が衰えたためなのか、モンベルのダウンハガーシュラーフ(仕様によると−5℃までは快適なはず)では我慢できずダウンジャケットを逆にし足を入れて寝ました。軽いシュラーフは空気層が小さくなるのが早いような気がします。そろそろシュラーフの買い替えの時期かも。
コンパスの指す方向が南北逆になったのには驚きました。危うく弥山川の危険コースに迷い込むところでした。コンパスはミクロの世界ではばらばらに向いた小さな磁石の集まりでありそれらの向きを強力な磁力を利用して一定の方向に向けたものですから、強力な磁力や電磁波の影響で一斉に逆の向きになるということはあり得ます。最近では山の上に強力な電磁波の発信源(電波中継所やレーダー)が沢山あるので、その影響かもしれません。
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