赤岳・横岳・硫黄岳(日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
美濃戸口 0515
美濃戸山荘 0610
赤岳鉱泉 0745/0825
行者小屋 0900
赤岳 1045/1120
地蔵頭 1135
横岳 1225/1240
硫黄岳 1340/1405
赤岩ノ頭 1410
赤岳鉱泉 1450/1505
美濃戸山荘 1600
美濃戸口 1640
水平移動距離 約21.7km
積算標高差 上り:約2,042m 下り:約2,042m
コースタイム 標準:720分 自己:585分
コースタイム倍率 0.81
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
晴天で、冬型が緩むとの予報を受け、ようやく八ヶ岳核心部(赤岳・横岳・硫黄岳)縦走を決行した。
自宅を2時過ぎ発。諏訪南ICからの道はほぼ除雪されていて、最後の1km弱だけ若干凍っていたがFFノーマルタイヤだけで行けた。美濃戸口で駐車(500円/日)。駐車場は広くて空きあり。美濃戸までの道は圧雪・凍結していた。
北沢の道は沢を渡る橋まではほぼ車道。赤岳鉱泉でアイゼンを装着した。硫黄→横→赤で回る予定だったのだが、硫黄への取り付きがわからなくてうろうろして20分ほどロスした。鉱泉のトイレの前のトレースを辿るといくつも分岐していて、どれも途中でトレースが消えているのだ。赤岳鉱泉の周辺ってどういうわけか道標がまったくない。雪に埋もれてるのかな? 便所の先のそれらしきトレースを辿ってみたら、何と中山乗越に出てしまった。鉱泉へ戻るのも面倒だったのでそのまま行者小屋へ出た。
行者からは文三郎尾根を行く。トレースあるが、こちらも迷った形跡あり。雪も多く鎖の大半は埋まっている。人も多くて渋滞多数。よく晴れて眺望もよく、風はそれほど強くなくて助かった。地蔵ノ頭から横岳への稜線歩きは積雪量や難度は大したことないのだが、小ピークがいくつもあって一向に横岳山頂(奥ノ院)に着かず辟易した。横岳からは硫黄岳への道は平坦に見えたが、これも見た目に騙されていて、一度大きく下ってまた登り返す。横岳山頂直下の岩場が難しい。横岳では無風だったが硫黄岳は強風が吹き荒れていた。硫黄っていつも強風のイメージがある。赤岳に比べて、地蔵―横―硫黄は人が極端に少なかった。トレースはあるが踏み固められていない。赤岩ノ頭からの下りはシリセード多用。赤岳鉱泉でアイゼン、ピッケルをしまう。北沢下りは滑るように駆け下りた。
赤岳鉱泉で道を誤ったが、硫黄→横だとカニの横ばいを越えられなかったかもしれないので結果オーライだ。本コース全般にトレースがあったので難なく歩けたが、トレースがなければ僕にはどうにもならなかっただろう。
今回の新規アイテムはミズノ・ブレスサーモのインナーグローブ。それ自体の効果はよくわからないが、つま先用の使い捨てカイロを手の甲に貼って手袋していたら指先までまったく冷えずに済んだ。手の甲がポイントで、手のひらでは駄目だ。
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