ニコルス山の会（番外編）、金剛山の行ってみたいとこ巡り。

2016年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,032m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:03

8:18 金剛登山口バス停
8:34 8:34 千早神社
9:05 9:05 さわやかトイレ
9:18 9:18 黒栂谷道分岐
9:46 9:46 腰折滝
11:07 11:07 タカハタ道合流
11:11 11:11 カトラ谷下山口
11:19 11:19 お花畑
11:29 11:29 お花畑の右谷への分岐
11:49 11:49 タカハタ道合流
11:53 12:57 山頂広場
13:45 13:45 ちはや園地展望台
13:54 13:54 金剛山ロープウェイ金剛山駅
14:18 14:18 岩屋文殊
14:38 14:38 ババ谷への分岐
15:08 15:08 馬場谷の延命水
15:21 15:21 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
15:21 ゴール地点

天候

はれ、のち、くもり
行きのR310のデジタル温度計は4℃、
山頂広場のデジタル温度計は7℃、
帰りのR310のデジタル温度計は10℃でした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(行き) 新今宮 7:14 - 7:41 河内長野　急行 橋本行
　　　 河内長野駅前 7:45 - 8:13 金剛登山口　南海バス
(帰り) 金剛山ロープウェイ前 15:32 - 16:11 河内長野駅前　南海バス
　　　 河内長野 16:18 - 16:43 新今宮　急行 難波行

コース状況／危険箇所等

全般的に木の根は滑りやすいので注意が必要です。
ツツジオ谷の滝の高巻き箇所は高度感もあり結構険しいです。慎重に歩きました。岩を掴んで登るところもありグローブは必須です。ですが、谷の水は美しく、気持ちのいい渓谷です。滝は落差が大きいので水量が多いとかなりはくりょくがあるでしょう。
カトラ谷のお花畑の手前の右の谷からタカハタ道のお地蔵さんへの直登コースは、谷の上部で5mほどの土壁のようなところを登ります。ステップはありますが、お助けロープや木の根、埋まっている岩などを使って四駆で上がらなければなりません。グローブが必要なのは当然ですが、雨の日は勿論、雨上がりなどでも厳しいと思います。
文殊尾根からババ谷へは激下りでした。滑ったり、躓いたりしたら、大変なことになります。とても気を遣いました。ですが、こちらの谷もとても綺麗です。

写真

11/26 6:16

夜明けを迎える生駒山。

11/26 6:18

電車が来ました。

11/26 8:16

いっきに飛んで登山口。さわやかな空気に包まれてスタートです。

11/26 8:19

先ずは、千早城跡から千早神社へ。3年前、凍っていて手すりにしがみつきながら苦労して登った階段です。

11/26 8:22

最初のもみじです。

11/26 8:26

千早川の向こう側の尾根の紅葉。

11/26 8:27

ナメゴ谷には及ばないが、それなりに美しかった。

11/26 8:32

もみじはどうか？

11/26 8:35

千早城跡に到着。やはり盛りは過ぎていました。

11/26 8:36

千早神社も。

11/26 8:39

木々の間からナメゴ谷ふうの尾根の紅葉が見えました。

11/26 8:43

千早本道に合流。左へまつまささんまで下ります。

11/26 9:03

さわやかトイレですっきりして再出発！

11/26 9:05

カトラ谷は危険なようだ。

11/26 9:08

シロヤマキクかな。

11/26 9:09

アザミ。

11/26 9:10

ヒヨドリバナは終盤でした。

11/26 9:19

ミヤマママコナ。

11/26 9:19

アキチョウジ。

11/26 9:19

顎が外れるほどの大あくび。

11/26 9:20

タカハタ道からツツジオ谷へ向かいます。

11/26 9:21

いきなりコンクリートで補強されていました。

11/26 9:38

いくつかのちいさな渡渉を繰り返し沢を上ること20分ほどで腰折滝に到着しました。

11/26 9:39

高巻きの道はなかなか難所でした。

11/26 9:43

腰折滝の上部に出るとタカハタ道とツツジオ谷の分岐の橋です。

11/26 9:43

こちらはタカハタ道。

11/26 9:48

倒木にきのこ。

11/26 9:52

切り株の世界シリーズ。

11/26 9:52

しばらく続きます。

11/26 9:54

もう少しお付き合いを。

11/26 9:55

第一弾はこれまで。

11/26 10:00

そして、おにぎり岩。勝手に命名しました。

11/26 10:08

一ノ滝。なかなかの落差があります。

11/26 10:13

上部まで登って来てやれやれと思っていると・・・、

11/26 10:14

二ノ滝が目の前に。こちらも相当落差があります。

11/26 10:25

二ノ滝の上部の川床は御影石のようでした。

11/26 10:33

レモン色のカラスウリを見つけました。

11/26 10:38

またもや切り株の世界シリーズ。

11/26 10:42

と、ここで道をロストしてしまいました。少し引き返してみましたが、他に道が見つからず、谷に沿って進んでみることにしました。

11/26 10:44

左右への取り付きが見つかりません。引き返そうか迷ってます。

11/26 10:46

先行者の足跡も気配もありません。不安が増します。

11/26 10:48

倒木に白いペンキマークを発見。少し安堵。

11/26 10:48

その先の立ち木にも白いペンキマークが・・・、

11/26 10:49

細い枝に赤いテープが・・・、

11/26 10:50

そしてしっかりと巻きつけられた白いテープに何か書いてあります。

11/26 10:50

「とるな」・・・？道案内ではなかった。

11/26 10:53

そしてついにカラフルなテープが・・・、右岸上部への取り付きだった。これでタカハタ道へ復帰できる！

11/26 10:55

しかしそこは四駆で登らなければならないルートだった。

11/26 10:58

四駆が終わって安堵の一枚。手振れしてるな。

11/26 10:59

振り返ったらきれいだった。

11/26 11:03

自撮り。

11/26 11:04

タカハタ道に無事復帰しました。

11/26 11:07

と、すぐに六地蔵さまに出合った。という事はかなり上流まで谷を上っていたようだ。

11/26 11:08

山頂広場は後回しにしてカトラ谷へ下ります。

11/26 11:16

カトラ谷のお花畑。春はニリンソウでいっぱいだが、今日は落ち葉がいっぱいだった。

11/26 11:21

カトラ谷のコケたち。

11/26 11:23

いろいろなコケたち。

11/26 11:24

生き生きしていた。

11/26 11:25

なんとなくおもしろいので撮ってみた。

11/26 11:28

楽しみにしていたお花畑の右側の谷。

11/26 11:34

上部は5mほどの土壁のようになっています。

11/26 11:36

登りきったところです。この後も結構な斜度をつづれ折に上ります。

11/26 11:37

上から見下ろす。この木にお助けロープがしっかり結わえてありました。

11/26 11:40

なにか萌えていました。

11/26 11:47

登りきるとタカハタ道の六地蔵さまの前です。

11/26 11:49

山頂広場に到着しました。

11/26 11:51

数え切れないほどのひとで賑わっていました。

11/26 11:52

気温は7℃ですが、風が無いので日向は心地よいです。

11/26 11:59

お昼にします。

11/26 12:12

横にハキダメギクが咲いていました。

11/26 12:13

かわいいですよね。

11/26 12:20

コーヒーのラベル、こんなにずれてましたっけ？？？

11/26 12:41

小鳥がつがいで頭上の枝にやってきました。

11/26 12:42

ヤマガラかな。

11/26 12:57

さてと、天気がいいので予定を変更して、葛城山と大峰の山々を見てから下山することにしました。

11/26 13:01

めおとすぎ。

11/26 13:04

葛木神社。一礼して横切らせてもらいます。

11/26 13:07

葛城山。左奥は生駒山。さらに奥に愛宕山が見えていました。

11/26 13:11

コケと・・・、

11/26 13:13

ブナ林。

11/26 13:14

大和三山の畝傍山と耳成山です。香久山は木の陰で見えませんでした。

11/26 13:22

いつも素通りしますが、今日は湧出岳に寄って見る気になりました。

11/26 13:22

三角点にタッチ。

11/26 13:23

そのとおりです。

11/26 13:34

ちはや園地の展望台から、高見山と左に三峰山。

11/26 13:35

台高の峰々。

11/26 13:35

山上ヶ岳から弥山、八経ヶ岳。

11/26 13:35

紀州の峰々。

11/26 13:38

岩湧山と和泉の峰々。

11/26 13:52

金剛山ロープウェイ山頂駅のところです。

11/26 13:53

ここから岩屋文殊までの紅葉が素敵でした。

11/26 13:54

陽のあたり加減でグラデーションがでてきれいです。

11/26 13:55

燃えています。

11/26 13:56

浮かび上がっているようです。

11/26 13:59

黄葉も素敵です。

11/26 14:00

黄金色に輝いていました。

11/26 14:00

陽の光が演出してくれてます。

11/26 14:17

岩屋文殊さんです。

11/26 14:24

万華鏡シリーズ。by文殊尾根。

11/26 14:35

文殊尾根は左斜面が植林で右斜面は雑木林でした。

11/26 14:37

ババ谷への分岐です。

11/26 14:38

激下りです。滑ったり、躓いたりしたら、パチンコのようにころがるでしょう。

11/26 14:44

五合目です。妙見谷への分岐がありました。

11/26 14:53

万華鏡シリーズ。byババ谷。

11/26 15:00

激下りが終わったババ谷の道です。

11/26 15:04

水場がありました。ブラシが備え付けてあるので、ストックや靴の土を落とせるようです。

11/26 15:05

ババ谷の入口です。ここからバス停まで車道を歩きます。車もそうですが、自転車も猛スピードで下ってきます。

11/26 15:17

最後に紅葉を見納めて。

11/26 15:18

ゴールのバス停に到着しました。お天気に恵まれてとても楽しい山歩きができました。

11/26 17:38

（おまけ）ひとり反省会は王将で。

11/26 19:08

（おまけ）二次会は家に帰ってシャワーでさっぱりした後ゆっくりと。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

mkm_kawa

今回の番外編のテーマは「行ってみたいとこを歩いてみる」です。雪トレの下見を兼ねて色々見てきました。ババ谷を雪トレの上りにして中葛城山から千早峠を経て延命水のところまで周回するのもいいかなと思いました。

●千早神社のもみじ
先ずは、燃えるようなもみじを僅かに期待しながら千早神社へ向かいました。やはり時期が遅かったようです。が、千早川の向こう側の尾根や谷は、ナメゴ谷を想わせる（実際に見たことはありませんが勝手にそう思いました）ような紅葉が広がっていました。と、ここで下っ腹にトラブルが・・・、戻るか？進むか？考えてる余裕も無く、進む！を選択しさわやかトイレに助けられました。金剛山はトイレが充実していて、しかもきれいに清掃されていて、とても助かります。わずかですが、協力金を納めさせていただきました。
●ツツジオ谷
谷の水は美しく、滝は落差が大きく、御影石みたいな川床などもあり、とても気持ちのいい渓谷です。小さな渡渉を繰り返し、堰堤を4ヶ所ほど越えながら、沢沿いを上ります。腰折滝、一ノ滝、ニノ滝ともに、高巻き箇所は高度感もあり慎重に歩きました。初心者が雪トレをするのにはちょっと険しいかなと思いました。
ニノ滝を登りきったところまでは先行者（みんな追い抜かれたひとたちです）の後姿が見えていたのですが、写真を撮ってるうちにその姿も見えなくなり、終いには道も見失ってしまいました。少し戻って別の道があるか確認したが無かったのでそのまま沢を上りました。最悪沢を上り詰めれば山頂広場直下に出るだろうと言う気持ちもありました。先行者の足跡も気配も無くなった中、マーキングテープを見つけ事無きを得ましたが四駆で這い上がる羽目に。戻る時間を惜しんで身を危険に晒してしまった事を反省しています。急がば回れです。結局は時間も体力も余分に費やしてしまいました。今度は道を間違えないように再訪したいです。
●カトラ谷のお花畑からタカハタ道のお地蔵さん前への直登
カトラ谷へ下って行くと沢山上って来られる方々とすれ違いました。まつまささんのところに「カトラ谷がけ崩れの為危険」と看板がありましたが、どうやら大丈夫そうです。以前から上ってみたかったタカハタ道のお地蔵さん前への直登ルート（カトラ谷を上って行くとお花畑の右側にある谷（クリンソウの群生地ではないかと勝手に思ってるところ）です）を登ってみました。谷の上部からは5mほど土壁のようなところを上ります。ステップはありますが、お助けロープや木の根、埋まっている岩などを使って四駆で上がらなくてはなりません。雨の日は勿論、雨上がりでも上るのは厳しいと感じました。
●文殊尾根からババ谷
文殊尾根からババ谷へは激下りでした。滑ったり、躓いたりしたら、大変なことになります。木の階段が整備されてましたがとても気を遣いました。五合目で寺谷へ下るところを間違って下ってきたと言う女性2人組の方と出会いました。このまま下って車道を歩くのがイヤなのでまた上り返して寺谷へ下るとの事、ただただ恐れ入りました。

※今回出会った生きもの
●千早神社
　リス　1匹（獲物をくわえてました）
　千早本道に入ると沢山のひとにすれ違いました。
●ツツジオ谷
　ひと　8人（追い抜かれたひとたちです）
●カトラ谷
　ひと　沢山
　からだが●で足の細長いクモ　2匹
●山頂広場
　ひと　無数
　飼い主に連れられたイヌ　3匹
　小鳥（たぶんヤマガラと思う）　2羽
●文殊尾根
　ひと　1人
●ババ谷
　ひと　2人
●そのた
　ニョロくん　0匹
　カナちゃん　0匹