ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 102015
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

冬の赤岳 〜雪山登山の登竜門〜 文三郎尾根から地蔵尾根

2011年03月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
Yasupiso その他1人
GPS
--:--
距離
9.8km
登り
1,168m
下り
1,165m

コースタイム

6:30 美濃戸口駐車場
7:00 美濃戸(軽トラ便乗)
9:00 行者小屋 9:40ー
10:30 文三郎尾根 
11:20 分岐
11:50 赤岳山頂 13:00ー
13:30 赤岳天望荘 
14:40 行者小屋
16:10 美濃戸
17:10 美濃戸口
天候 快晴 
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
音羽蒲郡IC〜土岐JCT〜諏訪南IC(約3時間30分)
諏訪南ICより10分 美濃戸口駐車場(500円/日)
コース状況/
危険箇所等
諏訪南ICから美濃戸口までは雪はございません、ノーマルタイヤでもOK。

午後になり気温の上昇とともに尾根の雪がゆるみ、アイゼンが効きづらかった。
赤岳山頂直下周辺で、危険トラバース箇所あり。足幅程度のトレース道であったので、緊張しました。
登山口で計画書を提出します
2011年03月06日 13:13撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:13
登山口で計画書を提出します
林道のはじまりです
2011年03月06日 13:14撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:14
林道のはじまりです
ガリガリ轍
2011年03月06日 13:15撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:15
ガリガリ轍
軽トラで楽々、Canon 7Dの方ありがとうございました。
2011年03月06日 13:17撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:17
軽トラで楽々、Canon 7Dの方ありがとうございました。
みなさん小休憩中
2011年03月06日 13:18撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:18
みなさん小休憩中
最短の南沢を行きます
2011年03月06日 13:20撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:20
最短の南沢を行きます
2011年03月06日 13:20撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:20
飲料用の水、飲み口はカリッカリでした
2011年03月06日 13:23撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:23
飲料用の水、飲み口はカリッカリでした
2011年03月06日 13:22撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:22
だいぶ開けてきました、テンション上がるぜ
2011年03月06日 13:25撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
1
3/6 13:25
だいぶ開けてきました、テンション上がるぜ
2011年03月06日 13:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3/6 13:57
GRDのマクロ
2011年03月06日 13:27撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:27
GRDのマクロ
行者小屋に到着
2011年03月06日 13:28撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:28
行者小屋に到着
2011年03月06日 13:30撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:30
イカツイ阿弥陀
2011年03月06日 14:07撮影
2
3/6 14:07
イカツイ阿弥陀
文三郎の登りはじめ、ストックで行きます
2011年03月06日 13:33撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:33
文三郎の登りはじめ、ストックで行きます
下から、
2011年03月06日 13:35撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:35
下から、
2011年03月06日 13:34撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
1
3/6 13:34
ここからはピッケルに持ち替える
2011年03月06日 13:36撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:36
ここからはピッケルに持ち替える
Yさん、ありがとうございました。
2011年03月06日 13:37撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:37
Yさん、ありがとうございました。
綺麗な景色で恐怖を忘れます
2011年03月06日 14:15撮影
2
3/6 14:15
綺麗な景色で恐怖を忘れます
下見ると怖さを再認識(汗)
2011年03月06日 13:38撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
1
3/6 13:38
下見ると怖さを再認識(汗)
山頂直下は厳しいルートが続きます
2011年03月06日 13:39撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:39
山頂直下は厳しいルートが続きます
山頂〜!ヤリマシタ〜!
2011年03月06日 13:40撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
2
3/6 13:40
山頂〜!ヤリマシタ〜!
50分遅れでOさん到着
2011年03月06日 13:45撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:45
50分遅れでOさん到着
あみだ、おんたけ、のりくら
2011年03月06日 14:53撮影
2
3/6 14:53
あみだ、おんたけ、のりくら
北アがすごく近くに見えます
2011年03月06日 14:23撮影
3/6 14:23
北アがすごく近くに見えます
横岳
2011年03月06日 15:04撮影
1
3/6 15:04
横岳
後立山連峰もクッキリ
2011年03月06日 14:25撮影
3/6 14:25
後立山連峰もクッキリ
富士山方面
2011年03月06日 15:01撮影
3/6 15:01
富士山方面
山頂小屋前で待ちぼうけ
2011年03月06日 15:10撮影
3/6 15:10
山頂小屋前で待ちぼうけ
2011年03月06日 14:45撮影
3/6 14:45
地蔵分岐から赤岳山頂をのぞむ
2011年03月06日 14:41撮影
1
3/6 14:41
地蔵分岐から赤岳山頂をのぞむ
赤岳と天望荘
2011年03月06日 14:31撮影
4
3/6 14:31
赤岳と天望荘
横岳
2011年03月06日 14:34撮影
1
3/6 14:34
横岳
ただいま行者小屋、地蔵尾根では1枚も写真撮れず・・・
2011年03月06日 13:46撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:46
ただいま行者小屋、地蔵尾根では1枚も写真撮れず・・・
いいテント日和です
2011年03月06日 13:47撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:47
いいテント日和です
帰りは黙々と・・さらば・・また来るぜ
2011年03月06日 13:48撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:48
帰りは黙々と・・さらば・・また来るぜ
余談ですが、この手袋めっちゃ暖かい
2011年03月06日 13:49撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
1
3/6 13:49
余談ですが、この手袋めっちゃ暖かい
お約束コーラとバリアント
2011年03月06日 13:50撮影 by  GR DIGITAL 3, RICOH
3/6 13:50
お約束コーラとバリアント

感想

今季の最終目標であった八ヶ岳最高峰ー赤岳へ!

私の先入観で冬期の中初級者向けだと思っていた、これは完全な勘違いだと痛感させられた。きちっとしたアイゼン・ピッケルワークなど基礎技術を身につけてないと厳しいと思います。(先週講習行ってよかった・・・)まだまだ修行不足を思い知らされました。。。

土曜日モーニングコーヒーをいただき、コンビニのパンとおにぎりを食す、気温は約-6度。ゆっくりしすぎて6時30分に駐車場を出発。ダラダラとした林道を行く・・・途中軽トラの方が「よかったら荷台へどうぞ」と、めちゃラッキー!歩行中の登山者の冷たい視線を感じながら美濃戸へ。

美濃戸からはOさんとペースが合わず、一人でどんどん進んでいく。山が近づいてくると途中D700を取り出しゆっくり進む。それにしても登山者が多い。さすがは、人気の冬の八ヶ岳である。
なんだかんだで2時間かかってしまった、しかしOさんはまだ来ない・・・

行者小屋で一休憩後、いよいよアタック開始である・・・
文三郎尾根の下部からトレースがしっかり残っている所までは、ダブルストック+アイゼンで進んだ。そこから先はやや硬い雪質、トレースは風で薄くなっていたため、ストックからピッケルへ持ち替えた。下を見るともの凄い高度感で、ピッケルでないと不安を感じたのもその理由だ。文三郎尾根は途中大きな岩を少し回り込むような箇所があり、そこはピッケルを突き刺しアイゼンの前爪を食い込ませて慎重に登った。

中岳のコルからは赤岳主稜を回り込んで登る。雪質はやや硬い、硬い、氷、岩など様々である。ほどよい緊張の中、確実に歩く。。。今回の山行で途中からご一緒した長野のYさんの頭と左手とピッケルが見える、なんちゅうとこを登ったんだろうと、冷や汗を覚える。あまり見過ぎると、「落ちたら・・・」いかんいかん!!平常心を忘れてしましそうだった。死を間近に感じて登るのは初めてでした。
上からの地蔵から来た人、阿弥陀へ行く人、「もう少しですよ!」の言葉に励まされ、ついに赤岳山頂を踏むことができた。今までとは全く違う、なんとなく登頂していたのとは異質な充実感。。。これで私の冬山の虜になってしまいそうです・・・・

山頂では、日本の屋根が全部見える、360度の大パノラマである。
山頂は風もあり、めっちゃ寒い。一眼カメラマンにはつらい状況である、右手が痛くてAFボタンが押しづらく、PLフィルターを回すのにも難儀した。
山頂小屋の方へ移動し、一休憩。寒いのでパタのナノパフをシェル内に着込み、暖かいコーヒーを飲む。まずいコーヒーがここではありがたい。サーモスの山ボトルは最強ですね。。。

Oさんの待ち時間で13時に山頂小屋を出発、この日の強い日差しで雪はズルズルであるため、歩行が難しい。地蔵尾根も同様でなだれが起きてもおかしくないかもしれないと思った。(下山後の駐車場の方が、阿弥陀でなだれたとか言ってました)
地蔵の下りは文三郎を下ると思えば楽だと思う。ただやはり両サイドともは切れているので、かなり緊張します。地蔵から樹林にはいるとシリセードを駆使し下山。(シリセード前にはベンチレーションのチャックを確認しましょう!)
行者小屋から美濃戸、美濃戸口までは黙々と進み、なんとか暗くなる前に帰還しました。

やったね〜、達成感と充実感で帰りの車内は談義で盛り上がりました。
山は無傷で無事に帰ってきてナンボですね。。。

撮影機材 NIKON D700 16-35 f4 24-120 f4 C-PL

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:7943人

コメント

ゲスト
Perfect day
軽トラ〜赤岳山頂までご一緒させていただいたZackyです。最高の天気にお話しながらハイクアップできたこと、とても感謝です。登りのアイスバーン、下りのパフパフ雪、バリエーション豊かでスキルが試される山でしたね。
無事ラウンドできてよかったです。
では、またどこかの山で!
2011/3/9 8:39
Zackyさん お疲れ様でした
Zackyさん

コメントありがとうございます。文三郎尾根から山頂まではZackyさんがご一緒してくれて助かりました。
ありがとうございました(#^.^#)
結局山頂には小一時間いまして、かなり寒かったです。。。
また山でお会いしましょう!
2011/3/9 9:11
・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
さすがいい景色広がってますね〜。・゚・(ノД`)・゚・。ウツクシ〜

いやぁ〜途中急に写真が綺麗になるのが
ドキッとするくらい魅せられました(●´ェ`●)
2011/3/17 6:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら