甲斐駒ヶ岳でフカ雪ラッセル敗退_(:3」∠)_ 七丈小屋キャンプ地まで


- GPS
- 12:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,870m
- 下り
- 1,874m
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹平まで 落ち葉のラッセル道です。行きは問題ないのですが、黒戸尾根の帰りは足が疲れている人が大半だと思います。疲れた足だと落ち葉の下の隠れた何かで滑ることがあるので気を付けてください。三回滑って、二回は尻もち_(:3」∠)_ 刃渡りまで 一部凍結路。登りは問題ないと思います。下りはやや慎重に。この時期は日中も寒いので帰りに溶けて道がドロドロってことはありませんでした。 刃渡り〜五合目小屋跡 基本的に凍結路か締まった雪の道です。軽アイゼンやチェーンスパイクが有効な道です。 五合目小屋跡〜七丈小屋 登るにつれて雪が増していきます。この日は場所によって膝ラッセルくらいの雪がありました。降雪後は要注意です。 七丈小屋〜キャンプ地上部 膝〜股下のラッセルです。斜度がきつい所は当然雪がたまりやすくひどいことになります。下キャンプ地から上キャンプ地に行くのにも一苦労。 ご来迎場までの斜面は最低でも膝上ラッセルでタイムアウト(;´・ω・) |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今回は冬の黒戸尾根敗退レコです_(:3」∠)_
いやね、直前に雪降ったじゃないですか。その時点で無理だなー、無理だなーと思ってたんですよ?(言い訳
まぁ山頂は無理でもご来迎場まではいけないかな?と思ったのと、他に思いついていた候補が会津駒ケ岳と谷川岳でどちらも天気が微妙っぽかったので甲斐駒ヶ岳に向かいました。
そして結果としては七丈小屋のキャンプ地上部で諦めて引き返しました。あそこ少し斜度が詰まるのですが、その最序盤での自分の進行速度的に無理だと判断。やはり膝上以上のラッセルが必要となると全然進めないです(;´・ω・)
今回はトレランシューズと冬靴を持っていき、序盤戦はトレランシューズで挑みます。前半部分の足の負担を軽減と思っての行動でしたが、これはむしろ帰りの足のリラックスにつながったかも?けっこうアリな作戦ですね。
午前4時からトレランシューズを履いて黙々と笹平まで暗闇の中を歩きます。暗闇の中カモシカに出会ってびっくりしたりしましたがここは特に問題なく歩けました。気温はー3度ほど。
刃渡りの少し下あたりでウェア類を調整して、靴を履き替えました。
刃渡りが凍り付いていたので直前で軽アイゼンも装着して越えていきます。次第に雪道にはなりましたが深い雪ではなかったので装備は変更せずに五合目小屋跡に到着しました。
ここからは梯子などを使う急斜面も出てくるので緊張感が増します。とりあえずは軽アイゼンでそのまま登りましたが、このあたりから前爪があったほうがいいかもしれません。雪も少しづつ深くなっていき、場所によって膝程度まで足が埋まるようにもなってきました。急斜面と増える雪に苦戦しながら七丈小屋に到着。
小屋直前はかなり大変でした(;´・ω・)
そして小屋を越えてからの雪はもっと大変でした笑
ここから道も広くなるなぁとワカンを装備したものの、柔らかい雪はずぶずぶと膝くらいまで沈むし、斜度があるところでは股下くらいになってしまいました_(:3」∠)_
下キャンプから上キャンプまでヒィヒィしながら上がって、一応試しにその先の斜面に取りついてみましたが無理っぽいです_(:3」∠)_
うーんこれは頑張っても疲れるだけかな・・・笑
しょうがない、諦めてここから下山開始ですね
現在の時間は11時。もともと設定していたリターンリミットは日暮れが刃渡りを越えたあたりで考えていました。そこから下ならナイトハイクでもいけると考えてたからです。しかし今すっぱり諦めて下山すれば日暮れ前に完全下山できます。そのほうがいいですよね。安全だし(*'ω'*)
そう決めてからは早いんです僕。
なんてったって冬山に対しての前向きなやる気なんてありませんから!!
早く家に帰ってゴロゴロしたいに決まってるんですよ!!!
というわけでスタコラサッサです。
12本アイゼンを履かずにここまで来てしまったので一応帰り道で装着してみます。やっぱり前爪があると安心しますね。岩場のクライムダウンなんかはかなり安心して降りることができました(*'▽')
登りの半分ちょっとの時間で無事に下山。なんか今日は疲れたな、、、
雪山の気疲れかな?やっぱりなかなか上手くいくもんじゃないですねぇ
まぁこういう経験を積み重ねて雪山に登れるようになるんだと考えれば大事なことなのかな。次はまた雪のない山に登って気持ちを落ち着けようっと!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する