記録ID: 1027102
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ハイキング
奥多摩・高尾
権現山〜三ッ森北峰 * 鏡の中の秀麗富嶽 *
2016年12月17日(土) [日帰り]
ピアソラ
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 05:34
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,127m
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日帰り
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:31
14:33
杉平入口バス停
○ CT（標準） ： 6時間40分
○ CT（実績） ： 4時間40分 （休憩含まず）
○ CT（実績） ： 4時間40分 （休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 快晴。 ○ 風速 ： やや強め（山頂で10m/s程度）。 ○ 気温 ： 寒め（山頂で1℃程度）。 ○ 視程 ： やや長め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
・JR中央線／06:54 {最寄駅} - 07:31 高尾 ・JR中央本線／07:47 高尾 - 08:09 上野原 ・富士急山梨バス／08:30 上野原駅BS - 08:49 用竹BS [飯尾行き] ※ICカード利用可 ※季節運行（8月、12月16日〜翌年3月の土日祝日のみ） ※参考HP：http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/uenohara-iio.pdf ○ 復路 ・富士急山梨バス／15:08 杉平入口BS - 15:33 猿橋駅BS [大月駅行き] ※ICカード利用可 ※参考HP：http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/otsuki-kosugenoyu.pdf ・JR中央本線／15:51 猿橋 - 16:30 高尾 ・JR中央線／16:36 高尾 - 17:08 {最寄駅} |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇 地元の方に熊が出ると教えて頂いたため、歩行中は熊鈴を携えました。 但し、今回は、コース中に糞や熊棚など目立った痕跡は見当たりませんでした。 〇 権現山の山頂直下は赤土が泥濘化して滑りやすくなっていました。 〇 尾名手峠から三ッ森北峰までは岩混じりの痩せ尾根です。 イワカガミの葉が沢山あったため、春先は華やかになることでしょう。 〇 鋸尾根のトレースは枯れ葉で隠されて分かりづらくなっていました。 数十m間隔に設置されたピンクテープを見落とさないようにしましょう。 〇 また、一部急な上枯れ葉の下が泥濘化して大変滑りやすくなっていました。 下りが苦手な方は逆ルート（大月↑上野原↓）を取った方が無難かもしれません。 〇 その他は特に危険箇所はありません。（霜柱はありますが）積雪も無いです。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ 以下の場所にありました。 �� 上野原駅（ホーム） ※コース中はトイレがないため、�，悩僂泙擦討�くと良いでしょう。 (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 |
写真
前回と同様、JR中央本線の上野原駅からバスでアクセス。用竹BSからスタートしました。久しぶりの単独行です。
序盤は基本的に見通しの効かない樹林帯の中を歩くのですが、一瞬東側が開けました。奥の山並みは笹尾根かな？
味のある標識がある寺入山（てらいりやま：1028m）に到着。スタート地点から700m近く標高を稼いだことになります。
陽の当たらない場所は霜柱の道になってました。歩くたびにギュッギュッと良い音がしました。
ここが雨降山（あめふりやま：1177m）です。せっかく良い名前の山なのに人工物のせいであまりぱっとしない山頂でした。
冬枯れの道。葉の落ちた木々が作り出す縞模様（影）が登山道のアクセントになってます。
和見分岐を過ぎたあたりから、冬枯れ越しに遠くの山々が見渡せる明るい尾根道となりました。時折南側に白く輝いた何かがちらつきましたが、山頂まで取っておくためにあまり見ないようにしました。
4
12/17 11:17
和見分岐を過ぎたあたりから、冬枯れ越しに遠くの山々が見渡せる明るい尾根道となりました。時折南側に白く輝いた何かがちらつきましたが、山頂まで取っておくためにあまり見ないようにしました。
大ムレ権現が見えてきました。ここまでくれば山頂は目と鼻の先です。
ヤター、権現山（ごんげんやま：1312m）到着！決して広い山頂ではないですが、ここからの眺めは一級品です♪
まずは南の富嶽！なぜ秀麗富嶽十二景でないのだろう、と思っていたのですが、わずかに大月市から外れているのですね。そう言えば、山田哲哉ガイドはちょうど今あそこで雪上訓練講習中でしょうか。
9
12/17 11:39
まずは南の富嶽！なぜ秀麗富嶽十二景でないのだろう、と思っていたのですが、わずかに大月市から外れているのですね。そう言えば、山田哲哉ガイドはちょうど今あそこで雪上訓練講習中でしょうか。
意外や意外。東側も開けていて、都心方面が見渡せました。写真には写ってませんが、新宿副都心やスカイツリーなどもばっちり見えました。
5
12/17 11:34
意外や意外。東側も開けていて、都心方面が見渡せました。写真には写ってませんが、新宿副都心やスカイツリーなどもばっちり見えました。
北側には奥秩父主稜線の山並みが連なります。真ん中（やや右寄り）のは雲取山（くもとりやま：2017）です。見てたら久しぶりに登りたくなってきた（笑）。
6
12/17 11:40
北側には奥秩父主稜線の山並みが連なります。真ん中（やや右寄り）のは雲取山（くもとりやま：2017）です。見てたら久しぶりに登りたくなってきた（笑）。
この後向かうピークには鏡があることで有名ですが、なんと、ここ権現山の三角点の石の上にも手鏡が置いてありました（笑）！これは使わない手は無いでしょう。
5
12/17 11:52
この後向かうピークには鏡があることで有名ですが、なんと、ここ権現山の三角点の石の上にも手鏡が置いてありました（笑）！これは使わない手は無いでしょう。
展望が良いということは風が良く通るということ。寒くなってきたので、次の山へ向かいます。
意外とあっさりと麻生山（あそうさん：1268m）に到着しました。
この後、和見分岐から先は一部岩混じりの痩せ尾根となっていました。でも、こんなところにこそ、イワカガミの群生があるものです。春先に訪れたら良さそうです。
1
12/17 12:58
この後、和見分岐から先は一部岩混じりの痩せ尾根となっていました。でも、こんなところにこそ、イワカガミの群生があるものです。春先に訪れたら良さそうです。
結構急な岩場もあります。登りだったら楽しいけど、下りは慎重になります。
ヤター、三ッ森北峰（みつもりほっぽう：1202m）到着！別名、郡内鋸岳（ぐんないのこだけ）。
この圧巻の展望（逆光ですが）！権現山とは違いここは大月市です。なのになぜ秀麗富嶽十二景でないのだろうか。コースがちょっとだけハードだからかな？
6
12/17 13:19
この圧巻の展望（逆光ですが）！権現山とは違いここは大月市です。なのになぜ秀麗富嶽十二景でないのだろうか。コースがちょっとだけハードだからかな？
東側。手前の左のはさっき越えてきた山。右のは扇山（おうぎやま：1139m）。
そして西側は大菩薩嶺（だいぼさつれい：2057m）や小金沢連嶺（こがねさわれんれい）の大展望台となっていました！
リサーチの段階では鏡ばかりに気を取られて気づきませんでしたが、実は三ッ森北峰は権現山にも負けず劣らずの展望の山だったのでした。特に南面はススキの原っぱになっていて開放感は抜群です。すっかり気に入ってしまいました。
3
12/17 13:20
リサーチの段階では鏡ばかりに気を取られて気づきませんでしたが、実は三ッ森北峰は権現山にも負けず劣らずの展望の山だったのでした。特に南面はススキの原っぱになっていて開放感は抜群です。すっかり気に入ってしまいました。
鏡の謎。それは単独行のハイカーでも富士山と一緒に記念写真を撮れるようにと設置してくれたに違いない。きっと。
惜しむらくは下山を開始。鋸尾根の下りが滑ること滑ること。恐らく相当必死だったのでしょう、1枚も写真を撮らずに下ってきてしまいました。この竹林が現れたら下山口はもうすぐです。
5
12/17 14:21
惜しむらくは下山を開始。鋸尾根の下りが滑ること滑ること。恐らく相当必死だったのでしょう、1枚も写真を撮らずに下ってきてしまいました。この竹林が現れたら下山口はもうすぐです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
この前の木曜日（12/15）、仕事帰りに、高田馬場のカモシカスポーツで
行われた、山田哲哉ガイドによる机上の雪山講習（無料）に参加しました。
その中で同ガイドによるアルピニスト講座の紹介があり、この土日にも
富士山で雪上訓練が行われるということなので参加してみたかったのですが、
これまでそういった類のことを全く行ったことのない僕がそんなに急に
決断できるはずもなく、雪上訓練が行われているであろう富士山を眺めに、
近くの里山（権現山と三ッ森北峰）に登ってきました。
富士が見られなかったこの夏の惨敗を取り戻さんとするが如く、最近の
富士見山行は連勝続きでしたが、今日も絶好の富士見日和となりました。
全体的に見通しの効かない樹林帯の割合が多く、コースタイムもやや長めで
登り応えがありますが、その分山頂からの素晴らしい眺めを目にしたときの
感動はひとしおでした。
想像以上に素晴らしい眺めだったので逆に歯痒さのようなものを覚えました。
つまり、、、
・大月市からほんの僅かに外れているため秀麗富嶽の冠を逃した権現山
・他の十二景に負けず劣らず秀麗でありながらその選出に漏れた三ッ森北峰
という風にです。
実際もっと踏まれても良い二座だと思いますが、ここは無冠が故に静寂が
保たれている、と前向きに捉えることにします（冠が全てではないですし）。
とりわけ、秘境感の漂う三ッ森北峰はお気に入りの一座となりました。
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こんにちは。
pizz0llaさん
土日はお天気も良く富士山が綺麗に見えています。
私は、体調を崩し寝込んでいました。
権現山は馴染みの山です。いつも浅川ＢＳから登り、下山は用竹か不老下ＢＳで何度か登っています。秀麗富嶽十三景にしてもらいたい気持ちになります。ここからの富士もいいですね。今年は権現山は行けなくて残念です。どうしても浅川ＢＳ時刻とのタイミングがあいませんでした。用竹というルートは考えつかなかったので検討していたいと思います。
gijinさん、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。
なるほど、浅川BSから登るという手もあるのですね。
山頂でお会いした方は用竹BSの先の初戸BSから登られてました。
アクセスの悪い山と決めつけて長らく登らずにおりましたが、良く地図を読むと、
意外と豊富にコースが付けられている山なのですね。勉強になります。
季節柄、お体ご自愛下さい。
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