記録ID: 1041232
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ハイキング
奥多摩・高尾
怖かったぁ要倉尾根〜陣馬絶景〜吉野矢ノ音で藤野十五名山制覇
2017年01月06日(金) [日帰り]
東京都
神奈川県
naochan17
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:40
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,119m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:37
距離 15.6km
登り 1,074m
下り 1,133m
9:56
9:57
3分
549.3m要倉山三角点
15:54
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復：相模湖駅まで歩き |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�〕彖匯嚇仍蓋�：関場バス停すぐ先の分岐で陣馬街道と別れ、右の醍醐林道を10分ほど行った分岐を、左の未舗装路に進む。ここが登山口。 �⇒彖匯嚇仍蓋�〜東京電力5本目標柱：未舗装路を進むとすぐ広場となるが、左方に見える石垣の右側に踏み跡あり。さらに進むと、東京電力の鉄塔巡視路の黄色い標柱が見えてくる（1本目）。尾根に突き上げるまで計5本の標柱が現れる。それぞれの標柱が指し示してくれる「78号」の方向に鉄塔巡視路を進む。倒木等あったりするが、踏み跡はしっかりついている。3本目標柱から4本目標柱の間は、左側がズバッと切れ落ち、山肌狭く、足場の悪いトラバース道が続く。滑落注意。5本目標柱は尾根鞍部にあり、左：78号鉄塔へ、右：要倉山への分岐です。 ��5本目標柱〜452m峰（78号鉄塔）：何の問題もありません。 ��452m峰（78号鉄塔）〜要倉山：5本目標柱からは激越な急登です。木の枝や根っこに掴まりながら必死の形相で這いつくばって登りました。登り終え、尾根が西へ向かうと、北側が開けた伐採地となり、右手に戸倉三山方面の山々を眺めながら、気持ち良く歩くことができました。 �ネ彖匯魁阻楸浸魁�要倉山から南西方向に下りきったところに「分収育林契約地」の看板があり、そのあたりで西に延びる尾根に乗り換えます。そのまま南西方向に直進しないように注意します。今度は南側が開け、北高尾方面の山々が望まれます。正面に本宮山を見ながら、気持ちの良い尾根歩きを楽しみました。本郷山は、本宮山への縦走路から少し外れていますが、しっかりと踏み跡もあります。本郷山は樹林の中でした。 �λ楸浸魁阻楜椹魁Ы珍�路に戻り、展望の良い道を歩きます。本宮山も樹林の中でした。 ��本宮山〜醍醐林道〜和田峠：山頂から気持ちの良い笹尾根をコンター30mほど下ったところで、西に延びる尾根に乗り換えます。そのまままっすぐ下らないよう注意します。左方（南）が開けた大展望を楽しみながら歩きます。メシモリ岩山手前の尾根に上がる急登は、本ルート最強の超激烈なものでした。文字通り這いつくばって登り切りました。 ��和田峠〜陣馬山〜明王峠〜吉野矢ノ音〜孫山〜与瀬神社〜相模湖駅：吉野矢ノ音から大平小屋跡は、矢ノ音山頂にあるアメダスのケーブルに沿った急坂を下りました。 |
写真
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バス停先の分岐、右：醍醐林道、左：陣馬街道。正面がこれから取り付こうとする要倉尾根末端です。
尾根は見えているのですが登山口が分かりません。事前情報では、分岐を左、橋を渡って少し進んだアンテナの見えるところから取り付くとありましたが、入口にはチェーンが張られ、奥には「無断使用禁止」の看板。撤退して分岐に戻りました。
1/6 8:16
尾根は見えているのですが登山口が分かりません。事前情報では、分岐を左、橋を渡って少し進んだアンテナの見えるところから取り付くとありましたが、入口にはチェーンが張られ、奥には「無断使用禁止」の看板。撤退して分岐に戻りました。
今度は、醍醐林道を少し行った小川橋を渡った養魚場から尾根に取り付こうかと思いましたが、ここも入口にチェーンが張られていたので、撤退しました。
1/6 8:20
今度は、醍醐林道を少し行った小川橋を渡った養魚場から尾根に取り付こうかと思いましたが、ここも入口にチェーンが張られていたので、撤退しました。
結局、醍醐林道を10分ほど歩いた分岐、左の未舗装路から入ることにしました。そして、ここが正規の要倉山登山口のようです。
すぐ広場となり、進む方向を見失いそうですが、左方に見える石垣の右側に踏み跡がありました。
進んでいくと、東京電力の送電鉄塔巡視路の黄色い標柱が見えてきました。このルートは、尾根に出るまでこの鉄塔巡視路を利用します。
3本目の標柱。事前情報では、3本目標柱から4本目標柱の間、左側がズバッと切れ落ち、山肌狭く、足場の悪いトラバース道が続く、滑落注意とありました。
1/6 8:42
3本目の標柱。事前情報では、3本目標柱から4本目標柱の間、左側がズバッと切れ落ち、山肌狭く、足場の悪いトラバース道が続く、滑落注意とありました。
私が最も恐れ・不得意とする、今回のルートで一番心を痛めていた状況が続きます。写真もブレていました。
4本目の標柱が現れ、苦難と恐怖から解放され、心底ホッとしました。ところが、こんなの全く「への河童」と思えるような恐怖がこの後2度も、しかも2度目はより激越な形で現れようとは、この時は思ってもみませんでした。
1/6 8:51
4本目の標柱が現れ、苦難と恐怖から解放され、心底ホッとしました。ところが、こんなの全く「への河童」と思えるような恐怖がこの後2度も、しかも2度目はより激越な形で現れようとは、この時は思ってもみませんでした。
尾根鞍部に立つ分岐となる5本目の標柱。左は78号鉄塔へ、要倉山へは右ですが、せっかくなので78号鉄塔のあるピークに足を延ばしました。
1/6 9:02
尾根鞍部に立つ分岐となる5本目の標柱。左は78号鉄塔へ、要倉山へは右ですが、せっかくなので78号鉄塔のあるピークに足を延ばしました。
5本目標柱に戻って要倉山へと向かいます。ところがこれが激越な急登、木の枝や根っこに掴まりながら、這うように登りました。浮石ならぬ浮き枝もあります。掴まるものがないところでは、転げ落ちないよう死に物狂いで這いつくばって前進しました。登り終え、尾根が西へ向かうと、北側が開けた伐採地となり、戸倉三山方面を眺めながらゆったりと歩くことができました。
1/6 9:47
5本目標柱に戻って要倉山へと向かいます。ところがこれが激越な急登、木の枝や根っこに掴まりながら、這うように登りました。浮石ならぬ浮き枝もあります。掴まるものがないところでは、転げ落ちないよう死に物狂いで這いつくばって前進しました。登り終え、尾根が西へ向かうと、北側が開けた伐採地となり、戸倉三山方面を眺めながらゆったりと歩くことができました。
頂上からは、樹々に遮られた戸倉三山方面のみ望むことができます。ここでエネルギーを補給し、南西方向に下ります。
下り切ったところに「分収育林契約地」の看板目印があり、そこで西に延びる尾根に乗ります。そのまま南西方向に下らないよう注意します。
1/6 10:10
下り切ったところに「分収育林契約地」の看板目印があり、そこで西に延びる尾根に乗ります。そのまま南西方向に下らないよう注意します。
今度は南側が開け、我々のホームグラウンド北高尾山稜が望まれます。
左手に大伐採地、北高尾山稜、前方に本宮山（高茶山）を眺めながら、気持ちの良い尾根歩きを楽しみました。
本郷山は本宮山へ向かう縦走路から少し外れていますが、はっきりした踏み跡があります。
気持ちの良い笹尾根をコンター30mほど下ったところで、西に延びる尾根に乗ります。そのまま下らないように注意します。このあたりで、いかにもバリルート慣れした男性とすれ違いました。
1/6 11:22
気持ちの良い笹尾根をコンター30mほど下ったところで、西に延びる尾根に乗ります。そのまま下らないように注意します。このあたりで、いかにもバリルート慣れした男性とすれ違いました。
しばらく左方（南）が開けた大展望を楽しんでいましたが、メシモリ岩山手前の尾根に上がる急登は、このルート最強の超激烈なものでした。木の根っこや木の枝がちゃんとしっかりしているか確かめながら、這いつくばって急斜面を這い上がりました。掴まるものがはるか先にあるときは、そこまで必死にずり落ちないよう這いずり上がりました。
1/6 11:45
しばらく左方（南）が開けた大展望を楽しんでいましたが、メシモリ岩山手前の尾根に上がる急登は、このルート最強の超激烈なものでした。木の根っこや木の枝がちゃんとしっかりしているか確かめながら、這いつくばって急斜面を這い上がりました。掴まるものがはるか先にあるときは、そこまで必死にずり落ちないよう這いずり上がりました。
メシモリ岩山から醍醐林道は、ほんのひと下りです。その先はもう何の心配もないと思うと、感無量です。
林道側から要倉尾根（猪通り尾根）入口を見たところです。このカーブミラーのところが尾根の入口です。道標はありません。というか、このルート上に道標は全くありません。でも、しっかりした踏み跡とピンクテープが要所にありました。
1/6 12:00
林道側から要倉尾根（猪通り尾根）入口を見たところです。このカーブミラーのところが尾根の入口です。道標はありません。というか、このルート上に道標は全くありません。でも、しっかりした踏み跡とピンクテープが要所にありました。
お互いの激闘を称え合い、カーブミラーをお借りして、上顔面だけの記念写真を撮りました。
和田峠到着。まだ12時ちょい過ぎなので、陣馬山で昼食をしながら、行く末を決めることにしました。
左中央に三ッ峠山、右端に南アルプス南部の山々も見えます。ゆったりと食事を楽しみながら、行く末を考えます。藤野十五名山で唯一頂を踏んでいない吉野矢ノ音を訪れようということになりました。
1/6 12:41
左中央に三ッ峠山、右端に南アルプス南部の山々も見えます。ゆったりと食事を楽しみながら、行く末を考えます。藤野十五名山で唯一頂を踏んでいない吉野矢ノ音を訪れようということになりました。
峠から10分ほど下ったところにある「石投げ地蔵嬢ヶ塚」。線香の替わりに石を供えました。
吉野矢ノ音登頂！これでTさん共々、藤野十五名山制覇です。頂上には国内約1300か所に設置されているアメダス観測所の一つがあります。
1/6 14:27
吉野矢ノ音登頂！これでTさん共々、藤野十五名山制覇です。頂上には国内約1300か所に設置されているアメダス観測所の一つがあります。
昭文社地図では、先ほどの分岐に戻って大平小屋跡に向かうようになっていますが、アメダス管理用と思われるケーブルに沿った細々とした急坂を利用しました。
1/6 14:44
昭文社地図では、先ほどの分岐に戻って大平小屋跡に向かうようになっていますが、アメダス管理用と思われるケーブルに沿った細々とした急坂を利用しました。
スギ林の中、大明神山→孫山→子孫山ノ頭を経て、与瀬神社に向かいます。
感想
このコース、逆にしなくて本当に良かったと、心底思いました。事前情報では、鉄塔巡視路の3本目標柱と4本目標柱の間が、片側ズバッと切れ落ち、山肌狭く、足場の悪いトラバース道が続き、滑落注意とあり、そこだけが心配の種でした。急登のことも書いてありましたが、等高線から判断して、それほどでもないんじゃないかと思っていました。ところがところが、ズバッと切れ落ちたトラバースなんてまったくめじゃない激越な急登だったのですね。5本目標柱から要倉山に向かう激急登、メシモリ岩山手前の尾根に登る超絶激急登、登りだから這いつくばって何とか登れたけど、これ下りだったら顔面制動ですよねぇ。逆コースでなくて良かったぁ本当に良かったぁ！
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