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Yamareco

記録ID: 1046901
全員に公開
雪山ハイキング
伊豆・愛鷹

天城山(万二郎岳〜万三郎岳周回コース)

2017年01月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:41
距離
9.0km
登り
776m
下り
781m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:29
休憩
1:10
合計
4:39
9:08
9:12
34
9:46
9:57
21
10:18
10:19
12
10:31
10:31
26
10:57
11:49
40
12:29
12:30
28
12:58
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17
13:15
13:15
4
13:19
13:20
15
13:35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊豆スカイライン終点・天城高原インターから、登山口のある天城高原ゴルフコースまで坂道を10キロ弱。伊豆スカイラインは、朝方は所々で雪が残っており、終点インターを下りてからの坂道の路面にも凍結箇所が見られたので、行きの運転には注意が必要です。なお、伊豆スカイラインを起終点まで往復利用の場合、往復券を購入すると割安です。
天城高原ゴルフコースには、ハイカー用駐車場が設けられており、駐車スペースはかなり余裕があります。
コース状況/
危険箇所等
積雪期もよく整備された夏道を忠実にたどります。冬でもハイカーが多く入山しており、案内標識も至る所に設置されているので、基本的に道迷いの心配はありませんが、四辻〜涸沢分岐の長いトラバース主体の区間は、トレースがついていないと夏道未経験者にはややルートが分かりにくいように思われたので、大雪直後だけはトレースがつくまで避けた方が無難かもしれません。
この日は登山口からしっかりと固く締まった積雪があったので、全行程軽アイゼンを着用するのが安全かつ快適です。自分は登りではアイゼンを使用しませんでしたが、万二郎岳〜万三郎岳間で2ヶ所やや急な下り区間があり、ここは足運びに苦労しましたので、最初からアイゼンをつけて臨んだ方が無難です。夏用ストックは、保護キャップを外します。
全行程樹林帯を進むので、強風にさらされる心配が少なく、安全なスノーハイクが楽しめるエリアですが、標高が高い分、冷え込みは厳しいので、十分な防寒対策は必要です。
元々眺望はあまり期待できない山ですので、遅出登山でも十分楽しめると思います。

登山口に登山ポストは見当たりませんでした。
トイレはハイカー用駐車場にありますが、冬季使用不可のようですので、ゴルフ場のフロント奥のトイレを利用させてもらいました。
携帯電話(au)は、通じる区間が多いですが、万二郎岳より先ではやや通じにくくなる印象です。
ゴルフ場駐車場横の登山口からスタートします。「天城縦走路入口」というのが壮大でカッコいいです。
2017年01月15日 08:55撮影 by  KYY23, KYOCERA
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ゴルフ場駐車場横の登山口からスタートします。「天城縦走路入口」というのが壮大でカッコいいです。
まずは万二郎岳まで2.3キロ、70分の行程を進みます。
2017年01月15日 08:56撮影 by  KYY23, KYOCERA
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まずは万二郎岳まで2.3キロ、70分の行程を進みます。
縦走路の詳細な案内看板です。
2017年01月15日 08:57撮影 by  KYY23, KYOCERA
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縦走路の詳細な案内看板です。
いきなり全面凍結の登山道を進んで、程なくシャクナゲコースとの分岐の四辻に到着しました。ここから万二郎岳まで1.6キロです。
2017年01月15日 09:11撮影 by  KYY23, KYOCERA
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いきなり全面凍結の登山道を進んで、程なくシャクナゲコースとの分岐の四辻に到着しました。ここから万二郎岳まで1.6キロです。
初めからこんな感じでしっかり積雪があります。
2017年01月15日 09:16撮影 by  KYY23, KYOCERA
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初めからこんな感じでしっかり積雪があります。
途中の沢筋越しに天城山の主稜線がちらっと見えました。
2017年01月15日 09:28撮影 by  KYY23, KYOCERA
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途中の沢筋越しに天城山の主稜線がちらっと見えました。
反対は北側の展望が少し得られます。
2017年01月15日 09:28撮影 by  KYY23, KYOCERA
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反対は北側の展望が少し得られます。
黙々と歩きやすいトレースをたどって万二郎岳に到着しました。
2017年01月15日 09:48撮影 by  KYY23, KYOCERA
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黙々と歩きやすいトレースをたどって万二郎岳に到着しました。
ここから最高点の万三郎岳は2.1キロ、70分とあります。
2017年01月15日 09:49撮影 by  KYY23, KYOCERA
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ここから最高点の万三郎岳は2.1キロ、70分とあります。
山頂標識をWで入れて。
2017年01月15日 09:49撮影 by  KYY23, KYOCERA
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山頂標識をWで入れて。
落ち着いた雰囲気の山頂全景です。しっかり雪が積もっています。
2017年01月15日 09:49撮影 by  KYY23, KYOCERA
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落ち着いた雰囲気の山頂全景です。しっかり雪が積もっています。
山頂からは唯一南西部の眺めが広がります。
2017年01月15日 09:50撮影 by  KYY23, KYOCERA
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山頂からは唯一南西部の眺めが広がります。
天城山縦走路と最高点の万三郎岳も望めます。
2017年01月15日 09:51撮影 by  KYY23, KYOCERA
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天城山縦走路と最高点の万三郎岳も望めます。
少し進んだ岩の上から、天城山縦走路が一層よく見えました。
2017年01月15日 09:59撮影 by  KYY23, KYOCERA
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少し進んだ岩の上から、天城山縦走路が一層よく見えました。
手前が1325mピークで、奥にちょこっと頭を出しているのが万三郎岳です。
2017年01月15日 09:59撮影 by  KYY23, KYOCERA
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手前が1325mピークで、奥にちょこっと頭を出しているのが万三郎岳です。
なだらかな縦走路の奥に北西方面の眺めが広がります。
2017年01月15日 09:59撮影 by  KYY23, KYOCERA
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なだらかな縦走路の奥に北西方面の眺めが広がります。
北側の景色は低い雲が垂れ込めています。
2017年01月15日 09:59撮影 by  KYY23, KYOCERA
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北側の景色は低い雲が垂れ込めています。
少し登り返した地点から振り返る万二郎岳と太平洋です。
2017年01月15日 10:09撮影 by  KYY23, KYOCERA
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少し登り返した地点から振り返る万二郎岳と太平洋です。
南東方面の眺めです。
2017年01月15日 10:10撮影 by  KYY23, KYOCERA
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南東方面の眺めです。
万二郎岳と東に広がる青い相模湾です。
2017年01月15日 10:11撮影 by  KYY23, KYOCERA
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万二郎岳と東に広がる青い相模湾です。
馬の背と名前がついた地点に来ました。
2017年01月15日 10:12撮影 by  KYY23, KYOCERA
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馬の背と名前がついた地点に来ました。
積雪したゴルフ場のコースが眼下に広がります。
2017年01月15日 10:13撮影 by  KYY23, KYOCERA
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積雪したゴルフ場のコースが眼下に広がります。
1325mピークの辺りはアセビのトンネルとなっているようです。
2017年01月15日 10:18撮影 by  KYY23, KYOCERA
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1325mピークの辺りはアセビのトンネルとなっているようです。
平坦な道がしばらく続きます。
2017年01月15日 10:21撮影 by  KYY23, KYOCERA
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平坦な道がしばらく続きます。
石楠立と名前がついたコル地点から万三郎岳まで残り0.9キロ、35分とあります。
2017年01月15日 10:30撮影 by  KYY23, KYOCERA
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石楠立と名前がついたコル地点から万三郎岳まで残り0.9キロ、35分とあります。
この辺りはブナの大樹もしばしば見られます。
2017年01月15日 10:40撮影 by  KYY23, KYOCERA
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この辺りはブナの大樹もしばしば見られます。
名物のアマギシャクナゲの案内看板がありました。
2017年01月15日 10:48撮影 by  KYY23, KYOCERA
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名物のアマギシャクナゲの案内看板がありました。
奥に見えるおむすび様の万三郎岳に向かって最後の急登にかかります。
2017年01月15日 10:50撮影 by  KYY23, KYOCERA
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奥に見えるおむすび様の万三郎岳に向かって最後の急登にかかります。
北の方は相変わらず低い雲が多いです。
2017年01月15日 10:52撮影 by  KYY23, KYOCERA
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北の方は相変わらず低い雲が多いです。
縦走路を振り返る地点は、おそらくここが最後でした。
2017年01月15日 11:00撮影 by  KYY23, KYOCERA
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縦走路を振り返る地点は、おそらくここが最後でした。
写真だと分かりにくいですが、最後は意外と急登です。相変わらずしっかり積雪があり、雪山を登った感が濃いです。
2017年01月15日 11:01撮影 by  KYY23, KYOCERA
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写真だと分かりにくいですが、最後は意外と急登です。相変わらずしっかり積雪があり、雪山を登った感が濃いです。
天城山の最高点・万三郎岳に到着しました。
2017年01月15日 11:02撮影 by  KYY23, KYOCERA
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天城山の最高点・万三郎岳に到着しました。
最高点の山頂標識です。なかなか味があります。
2017年01月15日 11:02撮影 by  KYY23, KYOCERA
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最高点の山頂標識です。なかなか味があります。
逆コースは登山口からは4.4キロ、120分とあります。
2017年01月15日 11:02撮影 by  KYY23, KYOCERA
1/15 11:02
逆コースは登山口からは4.4キロ、120分とあります。
山頂標識をWで入れて。
2017年01月15日 11:02撮影 by  KYY23, KYOCERA
1/15 11:02
山頂標識をWで入れて。
山頂にも親切な縦走路の案内看板が立っています。
2017年01月15日 11:03撮影 by  KYY23, KYOCERA
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山頂にも親切な縦走路の案内看板が立っています。
山頂からはわずかに北側の景色が望めますが、今日は雲が多くて富士山は全く見えませんでした。
2017年01月15日 11:04撮影 by  KYY23, KYOCERA
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山頂からはわずかに北側の景色が望めますが、今日は雲が多くて富士山は全く見えませんでした。
こちらも落ち着いた雰囲気の山頂全景です。
2017年01月15日 11:07撮影 by  KYY23, KYOCERA
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こちらも落ち着いた雰囲気の山頂全景です。
山頂の少し先から北東方面がちらっと見えました。
2017年01月15日 11:58撮影 by  KYY23, KYOCERA
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山頂の少し先から北東方面がちらっと見えました。
ここから四辻に向かってシャクナゲコースを進みます。
2017年01月15日 12:00撮影 by  KYY23, KYOCERA
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ここから四辻に向かってシャクナゲコースを進みます。
急な下りの終点のこの案内標識を境に、長いトラバース主体の区間に移行します。
2017年01月15日 12:22撮影 by  KYY23, KYOCERA
1/15 12:22
急な下りの終点のこの案内標識を境に、長いトラバース主体の区間に移行します。
こちらにもしっかり積雪があります。
2017年01月15日 12:26撮影 by  KYY23, KYOCERA
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こちらにもしっかり積雪があります。
今や単なる通過点でしかないような感のある涸沢分岐点です。
2017年01月15日 12:28撮影 by  KYY23, KYOCERA
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今や単なる通過点でしかないような感のある涸沢分岐点です。
途中に「石柱101地点」なる謎の標識がありました。
2017年01月15日 12:58撮影 by  KYY23, KYOCERA
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途中に「石柱101地点」なる謎の標識がありました。
整然とした木立の樹林帯をひたすら進みます。
2017年01月15日 13:00撮影 by  KYY23, KYOCERA
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整然とした木立の樹林帯をひたすら進みます。
林道に合流したようです。
2017年01月15日 13:16撮影 by  KYY23, KYOCERA
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林道に合流したようです。
ようやく四辻まで戻ってきました。朝方よりも雪は融けましたが、道は随所でガチガチに氷結しています。
2017年01月15日 13:21撮影 by  KYY23, KYOCERA
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ようやく四辻まで戻ってきました。朝方よりも雪は融けましたが、道は随所でガチガチに氷結しています。
出発時には気づきませんでしたが、縦走路の標識の裏にはこんな仕掛けがありました。
2017年01月15日 13:35撮影 by  KYY23, KYOCERA
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1/15 13:35
出発時には気づきませんでしたが、縦走路の標識の裏にはこんな仕掛けがありました。

感想

最強寒波襲来の影響で、さすがに晴天率の高い南関東の山といえども、今週末は富士山などの高山の展望は期待薄そうだと見込んで、こういうときこそ普段はなかなか足が向かない眺望期待薄の山に登らねばと思い立ち、伊豆が誇る名山・天城山に遠征してきました。
行きの車内から既に富士山の上部は厚い雲に覆われていて、この日はついに最後まで尊顔を拝することは叶いませんでしたが、温暖な伊豆の山でこの時期にこれだけしっかりとした積雪があるというのはちょっと予想外で、短いながらも大変充実した本格的スノーハイクが楽しめました。
今回は最高点・万三郎岳の周回コースにとどめましたが、縦走路の案内看板を眺めていても、天城山の魅力は東西の山脈を全山縦走してこそという気がしてきましたので、公共交通機関接続の難はあるものの、いつの日か未踏の西の山域を含め縦走できる機会が訪れることを楽しみにしたいと思います。

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コメント

天城山
本日、山友達と同じコ一スを行って来ました、「てんきとくらす本日ランクC」ですが先週のリベンジで出掛けました、感想、内容は全く同じコメントです、伊豆の山の雪山は初めてで前の日は富士五湖・本栖湖〜竜ヶ岳に行きました、又の情報楽しみしてます。
2017/1/22 18:52
Re: 天城山
ご高覧ありがとうございます。天城山は今週も雪がたくさんあったご様子ですね。今日はそちらからも富士山が望めたのではないでしょうか。2日連続の登山お疲れ様でした。
2017/1/22 22:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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未入力 未入力 [日帰り]
万三郎
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
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天城山 周回(万三郎岳&万二郎岳)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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