宮之浦岳で初日の出（縦走、白谷雲水峡→淀川登山口）

2016年12月31日(土) 〜 2017年01月01日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,970m
• 下り: 1,197m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:40

10:40 白谷広場
10:50 飛龍おとし
11:40 12:00 白谷山荘
12:30 辻峠
13:10 13:20 楠川分れ
14:40 15:00 大株歩道入口
15:20 ウィルソン株
16:40 16:50 縄文杉
17:00 17:10 高塚小屋
18:20 新高塚小屋

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 2:50
• 合計: 12:00

3:30 新高塚小屋
5:30 平石
5:50 6:00 焼野三叉路
6:40 7:50 宮之浦岳
10:30 投石平
11:30 黒味岳分かれ
11:50 13:20 花之江河
13:30 小花之江河
14:50 淀川小屋
15:30 淀川登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 船

12月31日(土)　鹿児島港(07:45)―T&R112便→宮之浦港(09:50)
　　　　　　　 宮之浦港(10:00)―タクシー→白谷雲水峡(10:30)
1月1日(日)　淀川登山口(15:40)ータクシー→安房港(16:30)
1月2日(月)　安房港(7:00)ーT&R121便→鹿児島港(9:40)

コース状況／危険箇所等

・白谷雲水峡から登山する場合、係員がいる時間帯は協力金（1人500円）が必要。ここで登山届も提出する。
・淀川登山口にも登山ポストあり。
・路面凍結した場合、淀川登山口までのタクシー送迎は不可。路線バスと同様に紀元杉までの利用となる。

その他周辺情報

屋久島にコンビニはなし。鹿児島港高速船乗り場の向かいにセブンイレブンあり。
＜元日の屋久島情報＞
・安房の飲食店はほぼ店休日。モスバーガーのみ営業。酒屋併設なので、ここで缶ビールや簡単な屋久島土産を買えた。
・タクシーは朝〜午後５時まで営業。ただし、元日も勤務するドライバーは多くないので、利用する場合は前日までに予約した方がよい。
・高速船は年末年始も通常運航。ただし、時刻と発着港は要確認。
・ここ数年、元日はよく晴れているとのこと。屋久島は広いので、同じ時間帯でも、エリアによって天気が異なることもある。

写真

12/31 7:09

日の出は7時過ぎ。思っていたよりも朝は冷え込んだ。桜島のシルエットがきれい。

12/31 7:16

高速船待合室の様子。ほとんどが種子島行きの利用客。屋久島行きの船はガラガラだった。

12/31 8:37

高速船からの眺め。開聞岳と指宿いわさきホテル。

12/31 9:45

屋久島が近づく。宮之浦周辺は雲におおわれていた。

12/31 10:09

宮之浦港に到着後、すぐにタクシーを拾って移動。写真中央が宮之浦港。元日はタクシーが少ないと運転手が教えてくれ、明日のタクシーをこの車内で電話予約した。

12/31 10:33

白谷雲水峡に到着。右の管理棟で、登山協力金（ひとり500円）と登山届を渡し、登山を始める。

12/31 10:47

雲水歩道の様子。さつき吊橋までは、舗装された歩きやすい道が続く。

12/31 10:50

飛竜落しの滝。

12/31 11:01

さつき吊橋を渡ると、楠川歩道奉行歩道が始まる。奉行歩道とも呼ばれ、江戸時代、屋久杉の切り出しに使われた道。比較的歩きやすい。

12/31 11:37

くぐり杉。

12/31 11:42

白谷山荘。トイレ休憩、雨宿りができるが、古びている。

12/31 12:06

12/31 12:34

辻峠。白谷雲水峡からここまで歩き、折り返す人が多かった。ここから太鼓岩までは10分ほど。

12/31 12:39

辻の岩屋。

12/31 13:11

楠川分れ。右奥へ行くと荒川登山口へ着く。

1/1 7:11

2017年初日の出

1/1 7:14

宮之浦岳から眺める初日の出

1/1 7:19

朝日を浴びる永田岳

撮影機器：

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

感想

show1218

2016年はクリスマス前あたりで雪が降り、その後は天気が大きく崩れることはなかった模様。帰りのタクシーの運転手さんによると、ここ数年、元日の屋久島は晴れているとのこと。

＜登山道の雪について＞
新高塚小屋〜焼野三叉路まで、積雪は最も多いところで、靴のソールが隠れるくらい。ところどころ地面が凍っており、長い斜面全体が凍っている箇所もあった。今回の場合、夏用登山靴に軽アイゼンがベストチョイスだったと思う。
山頂付近まで樹木があるため、風に吹きつけられ、登山中に寒い思いをすることは比較的少なかった。山頂はやはり風が強いので、御来光までの待ち時間で体が冷え切らないよう、注意が必要。
宮之浦岳〜花之江河は、南側の登山道のためか、雪をあまり見なかった。ただし、日陰にあたる箇所は地表面が凍っていて、滑りやすい（特に日陰にある木道は注意）。

＜初日の出登山について＞
前日に泊まった新高塚小屋は、約20人ほどがいてほぼ満員状態。うち半数ほどが、真夜中に出発した。宿泊者全員が山頂での初日の出を目的としている訳ではなさそう。
日の出時刻は7時10分。宮之浦岳山頂で初日の出を拝んだのは、全員で10人ほど。これほどの人数であれば、場所取りは不要で、静かに初日の出を拝むことができた。
登山道はどこも人が少なく、静寂に包まれながら自分のペースで歩くことができた。GWや夏休みのハイシーズンは多くの観光客で賑わうそうで、屋久島で山登りを楽しみたいなら、オフシーズンに来た方がよさそう。