記録ID: 1063935
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾
川苔山（川乗橋BS→古里駅）
2017年02月12日(日) [日帰り]
Kitara
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:57
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,676m
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日帰り
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:58
14:41
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
冬季も入山者が多いコースで、全体的によく踏み固められており、大雪直後でない限り、足が雪に埋まって過度に消耗する心配はないと思われます。 軽アイゼンがあれば十分なコースで、本格アイゼンはオーバースペックな感じです。 斜面の向き等によって路面のコンディションがかなり異なり、地面が露出した区間も結構あったので、アイゼンの脱着のタイミングに悩みますが、厳冬期の場合、基本的には登りは細倉橋より先で雪が出てきてからはつけっ放し、赤杭尾根の下りは林道に一時合流した辺りから外すのがいいのではないかと思いました。 案内標識は充実しているので、積雪期も道迷いの心配はありません。 �＼郛莇競丱皇筺塑拜匐� 緩やかな車道歩きで始まり、ウォーミングアップにはちょうどいい感じです。 �∈拜匐供蘇歓劵梁� 川乗谷の細い高巻き道が多く、足を滑らせたらただでは済まないので、コース中最も注意が必要な区間です。最初の滝に出合う辺りから雪が出始めて、以後百尋ノ滝まで同じような積雪状況が続きますので、雪が出始めた地点で軽アイゼンを装着するのが無難です。自分はしばらくノーアイゼンで進みましたが、凍結した岩石上を進む際に身の危険を感じたので、もっと早く装着すべきでした。 百尋ノ滝の滝壺へは鉄梯子を下りていきますが、補助ロープも設置されているので、特に難しくはありません。ストック類は上に置いていった方が身軽です。ものの数分で滝壺を往復できますので、ぜひ立ち寄りたいところです。 �Ｉ歓劵梁譟狙鄲飮� 百尋ノ滝から先はつづら折りの急登となりますが、しばらくの間雪がない斜面が続きますので、アイゼンを外した方が快適に進めます。途中から再び雪が出始めますが、ノーアイゼンでも十分進めそうな感じでした。 川苔山の北西分岐では、距離の短い北回りルートを進みましたが、北斜面だけに最も雪深い区間でした。ここは降雪直後はプチラッセル状態かもしれません。南回りルートは地形的に風が強い様子ですので、樹林帯を行く北回りの方が風は避けられると思います。川苔山山頂直下は、短いですが結構な急斜面となっており、特に下りでは注意が必要です。 �だ鄲飮魁狙峭哉�根〜古里駅 鳩ノ巣駅に下る南尾根ルートに比べると、利用者はぐっと少ない感じですが、特に難しい箇所はなく、これまで見えなかった東側の眺めも広がるので、気持ちのいい下山路です。時折北側につけられた登山道には雪もそれなりに多くあり、南尾根ルートよりも雪山登山気分が楽しめると思います。 途中、エビ小屋山と赤杭山の各山頂への道がつけられており、いずれも短時間で往復できますが、両山とも展望はありません。 トイレは駅以外にはありません。細倉橋の登山道入口にトイレブースがありますが、冬季は利用できないようです。 携帯電話（au）は、川乗橋バス停からしばらくは通じますが、その後は駅近くに下りてくるまで全く電波が入りません。auは奥多摩にすこぶる弱い感じです。 |
写真
奥多摩駅から東日原行きのバスに乗ります。早朝から登山客が多く、奥多摩の人気ぶりが窺われます。
程なく川乗橋バス停に着きました。林道入口に拡張高い案内看板があります。身支度を整える登山客が大勢います。
2.7キロのウォーミングアップを経て、ここからいよいよ登山道に入ります。奥のトイレは冬季使用不可でした。
第3の小滝です。この写真にある橋の手前にちょっとした岩場の登降があるのですが、さすがにノーアイゼンでは危うい感じでした。橋を渡った先で軽アイゼンを装着しました。
2/12 8:27
第3の小滝です。この写真にある橋の手前にちょっとした岩場の登降があるのですが、さすがにノーアイゼンでは危うい感じでした。橋を渡った先で軽アイゼンを装着しました。
地形図を見ると、百尋ノ滝から先はものすごい急傾斜に読めるのですが、つづら折りの道がうまくつけられていて、簡単に登ることができました。この標識の前後は無雪地帯でしたので、いっそ百尋ノ滝でアイゼンを外してしまうのも手だと思いました。
1
2/12 9:26
地形図を見ると、百尋ノ滝から先はものすごい急傾斜に読めるのですが、つづら折りの道がうまくつけられていて、簡単に登ることができました。この標識の前後は無雪地帯でしたので、いっそ百尋ノ滝でアイゼンを外してしまうのも手だと思いました。
川苔山北西分岐から北ルートを進むと、こんな感じの雪深い道を進むようになります。
川苔山に到着しました。先客がいるかと思いきや、誰もいなかったのは意外でした。
確信が持てませんが、山頂部の様子からして、これが雲取山でしょうか。
次から次へと人がやってくる大賑わいの山頂で大休止後、下山にかかります。時間に余裕があるので、人が少ない古里駅方面への道を進みます。
1
2/12 12:05
次から次へと人がやってくる大賑わいの山頂で大休止後、下山にかかります。時間に余裕があるので、人が少ない古里駅方面への道を進みます。
ちょっと上がった地点から、山頂からは樹枝に遮られてしまっていた蕎麦粒山方面がよく見えました。
しばらく進むと、標識はありませんが、尾根を直登するとエビ小屋山に至る地点まで来ました。せっかくなので山頂を踏んでいきますが、展望はありません。
2/12 12:46
しばらく進むと、標識はありませんが、尾根を直登するとエビ小屋山に至る地点まで来ました。せっかくなので山頂を踏んでいきますが、展望はありません。
エビ小屋山からいったん戻って、雪の多い北斜面を下っていくと、林道と合流しました。
通行止めの表示がなければ見逃してしまいそうな案内標識が右側にありました。
赤杭山に下る途中で、一箇所南側の展望が開けた地点がありました。右手前は本仁田山でしょうか。
古里駅と川井駅の分岐点に着きました。ここは素直に近い古里駅へと下ります。
撮影機器：
感想
2日連続の奥多摩登山で、前々から憧れていた冬季の川苔山にチャレンジしてきました。
川乗橋バス停からの沢沿いのルートは、細い高巻き道の連続にやや緊張を強いられましたが、軽アイゼンがよく効いて、小気味よい冬山登山気分が味わえました。
川苔山山頂から広がる西側の奥多摩核心部の眺めはまさに絶品で、本当にいい位置にある山だなあと感激しました。
帰りは古里駅に向かう赤杭尾根を下りましたが、途中から先日登ったばかりの高水三山から棒ノ折山にかけての稜線が樹枝越しによく見えて、昨日はあそこを歩いていたんだなあという感慨に浸ることもできて、大変充実した山旅になりました。
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