多良岳(黒木から多良岳〜経ヶ岳と周回)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
黒木バス停から少し先に左側に駐車場(P2)、13台分のスペース。 鎖が張られた林道終点の両サイドに10〜15台ほどの駐車スペース(P1)あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所、迷う箇所はありません。 事前に調べた時に中山越から平谷越への道と、つげ尾からの下りで道が分かり難いとの記述を目にしたが、どちらも明瞭でした。 水場… レスキューポイント202から10分ほどの沢の渡渉点に柄杓あり。 金泉寺山小屋の裏に蛇口あり。 トイレ… 黒木バス停手前の駐車場(P3)、黒木バス停、八丁谷、金泉寺山小屋にあり。 |
写真
感想
4月16日(土)に九州で行われる従兄弟の結婚式に招待された。
交通費だけでも痛い出費なので当初は行かないつもりでいたが、交通費を負担してくれることになり、一転出席することにした。
もちろんせっかく九州まで行くのに、ただ行って帰ってくるだけでは勿体無いので、代休1日使って日曜に多良岳と雲仙岳、月曜に英彦山と脊振山へ行くことにした。
土曜11時半から始まった挙式→披露宴→二次会をこなし、19時に長崎県大村へ向けてレンタカーを走らせた。
今日はこの後、雲仙岳も控えているタイトな行程のため、薄っすらと明るくなった頃にスタート。
多良岳までのピストンだったら4時間弱でしょうが、さすがにそれだけではつまらないし、多良山系最高峰の経ヶ岳には登っておきたかったので今回のコース取りになりました。
八丁谷までは林道歩き、そこから右へ樹林帯の中を緩やかに登っていく。
登りきった場所がレスキューポイント202、その先で左に経ヶ岳が望めます。
左から沢と合流し、渡渉点には水場なのか柄杓がぶら下がっていました。
短いガレ場を過ぎると、道の両脇に細長い緑の葉が一面に姿を見せていました。
ここが西野越直下のオオキツネノカミソリの群落地のようで、花期には一面オレンジで見事なことでしょう。
西野越から程なくして金泉寺山小屋へ、小屋内には前夜宿泊の外国人グループ(なかなかマニアックです)が談笑していました。
金泉寺からはいかにも古くからの修験の山といった趣きで、石段や石鳥居、石仏、崖上に彫られた梵字などを見ながら登っていきます。
登りきった国見岳との分岐をまずは右へ向かい、すぐに多良岳に到着。
山頂には多良嶽神社上宮が建立されていますが、山頂標識がどこにもなかったのが残念…
予定より早い時間に着いたので、三角点のある前岳にも足を延ばしてみることに。
パッと見は距離がありそうですが実際はそうでもなく、少し登り返しはあるものの途中の岩尾根からは大展望が得られました(ちなみに前岳は展望良くありません)
来た道を戻って今度は国見岳へ、ここも何もない寂しいものでした。
西に踏み跡があったので経ヶ岳への縦走路へ出られるかと思い辿って行きましたが、途中で消えてしまいました。
仕方ないので金泉寺まで戻ることにしましたが、石段を降りた先で右に経ヶ岳への道があり、そちらに向かうとすぐに経ヶ岳、金泉寺、西岳各方面に向かう十字路に出ました。
西岳、笹ヶ岳を巻いて行き、大した登りもないまま中山越に到着。
この辺りからポツポツと登山者とすれ違うようになる。
平谷越までは多少ガレ場も出てきて、登りも急になってきます。
平谷越からは鎖場の急登をこなして、ようやく経ヶ岳に辿り着きました。
本来なら多良岳や歩いて来た縦走路が望めるところですが、この日は暖かすぎるせいか霞が掛かってしまい、薄っすらと望める程度でした。
暫し休憩後に下山、つげ尾からはひたすらガレ場を下って行きます。
登ってくる人が意外と多く、地元には親しまれている山なのでしょう。
左から沢音が聞こえてくるとやがて道は緩やかな樹林帯になり、沢を1回渡って田畑を抜けて細い林道を歩いて行くと駐車場手前へと出ました。
路肩に路駐した車があったのでエッ!と思ったら、朝に時点でガラガラだった駐車場は一杯に埋まっていました。
オオキツネノカミソリの開花時期には、かなり混みそうですね。
ここで早めの昼食のパンをかじり、本日2座目の雲仙岳へと向かいました。
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