サクっと蓼科山。ひたすら登りひたすら下る明快な山
- GPS
- 04:25
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 805m
- 下り
- 799m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:24
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ビーナスラインは途中から凍結していた。除雪され融雪剤が撒かれているが、スタッドレス、チェーン必要(特に早朝行かれる方は) 駐車場はビーナスラインの一番標高が高いすずらん峠にある。道を挟んで両側にある。登山口側が大きい(15−20台位?)。反対側は小さい(5台位?) トイレは登山口側の駐車場にある。ただし一番右の冬季用一つのみ使用可能。男性小用と便座が一つの部屋に同居するタイプ。とてもきれいで臭いもほとんどしない。早朝一番で利用したが、扉が凍っていたので、開けるのに力が必要だった。中に入ると何と自動で電灯がつく!(でもヘッデンは持って入ったほうが良い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場の案内板の横から進む。新雪で足跡が消えても、余程ドカ雪が降らない限り、トレースのへこみは見て取れる。時々リボンもあるので、ガスらない限り迷うことはない 総じて頂上まで急登が続く。幸徳平のあたりで短い区間をいったん緩やかに下るところがあるが、基本的には登りはひたすら登り、下りはひたすら下りの山である。富士山や日光男体山と同じような山と考えればよい 樹林帯を進むので、抜けるまでは眺望はないが、ところどころで振り返ると南プスや中ア、御嶽山などが見える。北八つ、南八つも時々右手に見える 本日時点で、岩はほとんど雪の下になっており登りやすい。下りは思いっきり大股で一気に下りたいところだが、雪のすぐ下に隠れた岩が時々あり、アイゼンがあたる。足を挫いたりする危険があるので、あまり横着に下りない方が良い 私は、シリセードはやらない派なので興味はないが、シリセードには持って来いの滑り台的な斜面である。先に書いたように、お尻に岩がたまに当たるかもしれないので注意されたし ほとんどが樹林帯であり、風を防いでくれるが、最後の樹林帯を抜けて山頂に向かう部分は風が当たる。雪質も変わるので、アイゼンをしっかり効かせて登る。直登でも良いが、真上に見えるピークよりも右奥側に山頂があるので、右側にトラバースぎみに登るとよいと思う |
その他周辺情報 | コンビニ: 諏訪南ICを下りてすぐにファミマがある。本日のナビ推奨ルートにはセブンが2軒あったが、確実なファミマで調達されるのが良い 日帰り温泉: 蓼科周辺にはいくつかの日帰り温泉がある。源泉は以下の4つのようである 1.蓼科三室源泉:酸性-含硫黄-ナトリウム-塩化物、硫酸塩温泉58.6度、かけ流し 2.信玄の隠し湯:単純みょうばん泉 泉温26.8度、循環式 3.滝の湯温泉元湯:ナトリウム炭酸水素塩泉 泉温23.8度、循環式 4.芹ヶ沢温泉:アルカリ性単純温泉 泉温50.9度、循環式 蓼科の温泉については以下のURLが大変参考になる http://tatesina.com/tateshina-onsen.html http://tateshina.ne.jp/onsen.html 私はかけ流しに弱いので、三室源泉の小斉(こさい)の湯に寄った 温泉はかけ流しの酸性泉で、野趣満点の露天風呂が 5つ あり、その内1つは貸切露天風呂で外来者の利用も可能 大人700円、2歳〜小学生400円、貸切露天風呂40分800円 営業時間 8:00 〜20:00 無休 TEL 0266-67-2121 http://www.kosainoyu.jp/hotspa.htm 信玄の隠し湯の蓼科温泉ホテル親湯は、今年の3月末まで工事中のため外の景色が見えないので半額の500円に割引中 |
写真
感想
天気予報とにらめっこしていたが、午前中は晴れそうな予報だったので、また八ヶ岳連峰に向かうことにした。今回は北の端の蓼科山
八つには若い頃から何度も登っているのに、蓼科山は一度も登ったことがない。夏道の岩ゴロを見ただけで、ヒザにきそうで敬遠してきた。ならば雪たっぷりの時に登ればよいと思っていたものの、これまで足が向かなかった
今回はどこも天気予報が芳しくない上に、都心では20度を超えた昨日の春一番の陽気で雪の状態も不安だったので、雪崩のリスクの限りなく小さい山を選択し蓼科山を選択
駐車スペースが気になったので、朝一で到着したが、前夜からの車中泊の2台を除けば、私が一番乗りだった。これは絶好のチャンス。前日降った雪道を自分のトレースをつけながら登れるかもしれないと急いで支度をする。そうこうするうちに2台が到着。準備ができると、ヘッデンが不要な程度に明るくなったので、即出発
途中からは期待通り新雪を踏んで進む。ラッセルでなかったのが幸いし、気持ち良く山頂までトレースを付けることができた。青空にはならなかったが、この点だけは楽しませてもらった
山容からきついだろうなとは思っていたが、やはりしんどい山だった。侮る勿れである。登りに3時間、下りに1時間。私にとっては、この手の単純明快な山容の雪山における典型的なパターンの時間になった
気温が昨日から一気に下がったので、汗ばむこともなく、気が付けば往復で何も飲んでいない。ペットボトルの水も家から持ってきた保温水筒の湯も手付かず。これはいけない。ちゃんと水分補給しなくては・・
反省は多いが、楽しい雪山歩きをさせてもらった。高曇りで青と白のコントラストは楽しめなかったが、それなりの眺望もあり感謝感謝である。帰りの中央道も全く渋滞なく、午後3時頃には家に着き、早々とアルコールを楽しむことができた
さて次回はどこに行けるか楽しみである。未実施の計画は一杯あるので、天候が行先を決めてくれるだろう
先週末に3家族で蓼科山の麓の白樺高原スキー場に行っていました。
蓼科山の麓には毎年行っているので、そのついでに蓼科山に登ることも何度かあり、先週末も蓼科山に行きたいなぁと思いつつスキーをしていました。
晴天ではなかったようですが、新雪にトレースをつけるのを楽しまれたようですね。
また蓼科山の麓に泊りに行ったついでに、蓼科山に登りたいと思います。
小斉の湯も行ってみます。
ぜひ今度お出かけください。午前中だけスキーを抜けだして登ってくれば、お昼には合流できます
この日は予定通り午後に北横岳に出かけていれば青空になったようです(他の方のレコによると)。残念でしたが、天気の変化は読めないですね
小斉の湯はひなびた素朴な温泉です。廃業した旅館の温泉部分だけ生かして日帰り温泉をやっています。きれいさ、豪華さでは、ホテルや旅館の日帰り温泉にかないません。同じ三室の源泉かけ流しでは、蓼科温泉水明閣があります。小斉の湯のすぐ近くには、ちょっと高いですが蓼科グランドホテル滝の湯や蓼科温泉ホテル親湯もあります。温泉情報に貼り付けたURLを参考にしてお出かけください
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