記録ID: 1068665
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
編笠山、西岳 〜 富士見高原から反時計回りで周回 〜
2017年02月19日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:58
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場⇔富士見高原登山口】 ◆林道歩きです。舗装されているのは駐車場から200〜300mほど。 【富士見高原登山口→編笠山】 ▼標高1700mほどまでの登山道はアイスバーンの上にうっすら積雪がある状態でした。チェーンスパイク等の滑り止めを装着した方が歩きやすい状態でした。 ▼標高1700mを超えると、アイスバーンでなくなり、歩きやすくなりました。 ▼標高2000m付近までトレースバッチリ。標高2000m付近から2350m付近までは、積雪と風で飛ばされた雪でトレースが消えており、くるぶしから脛丈程度は常時沈み込み、時折膝丈まで踏み抜く所もありました。 ◆樹林帯の突破手前から大きめの石をよじ登るような所が現れます。 ◆樹林帯を突破するとゴーロ帯となります。 ▼樹林帯を突破してからは、露出した岩の上に足を置く所も多いため、アイゼンを履いていると、歩きにくいと思います。 【編笠山→青年小屋】 ▼トレースバッチリ。樹林帯ではトレースを外れると膝丈以上はまり込む状態でした。 ▼ゴーロ帯では踏み抜きトラップ注意です。岩と岩の隙間の雪でギッチリ塞がれていない所に足をうっかり乗せてしまうと、ストンと踏み抜きます。油断して、一ヶ所でやられました。 【青年小屋→西岳】 ▼トレースバッチリでした。念のため、スノーシューを装着して歩きましたが、トレースの幅が狭く却って歩きにくい状況でした。トレースを外すと、スノーシューを履いていても脛丈以上沈み込む状態でした。 【西岳→富士見高原登山口】 ▼標高1800mまでは雪のクッションが効き、非常に歩きやすい道でした。 ▼標高1800辺りからは、日当たりの良いところでは一部土が露出している所もありましたが、基本的にアイスバーンの上に着雪している状態でした。チェーンスパイクを装着していたため、スリップするようなことはありませんでした。 |
その他周辺情報 | ◆ホテル八峯苑 鹿の湯で入浴。 ・大人600円。 ・カルキ泉ですが、登山口から近いので、汗を流すには最適です。 |
写真
感想
南アルプスから八ヶ岳にかけては快晴の予報。ただ強風の予報。
風の影響を避けるため、樹林帯が長いコースをと、富士見高原から編笠山、西岳と周回することにしました。
10時ごろまでは凍てつくような寒さで、今シーズン一の寒さでした。
しかし、陽が高くなるにつれて、どんどん気温が上がり、西岳に着く頃には春山のようなポカポカ陽気となっていました。
ただ、一日中空気は澄んでいて、周辺の山々を含めて、絶景を楽しむことができました。
二週連続でスノーシューハイクを楽しむつもりだったのですが、この目的は達成できませんでした。
トレースがバッチリすぎて、スノーシューが必要な区間はありませんでした。
スノーシュー・ハイクを楽しむなら、もっと人気のない山を選ばないといけませんね。
単調な林道歩きから、展望のきかないカラマツや広葉樹林をひたすら登ります。
樹林帯なのに西から風が抜けてきて、寒いというか冷たかったです。
たまらず2100mを過ぎたあたりで、バラクラバとゴーグルを装着しました。
最近のヤマレコで調子が上がらずに敗退の記録を見ましたが納得です。
森林限界を超えるあたりで振り返ると、南アルプスの北部の展望が広がりテンションが上がりました。
富士山は逆光気味でしたが、眼下に広がる甲府盆地の地形が良くわかります。
岩ゴロの山頂に着けば、雪に覆われた南八ヶ岳の名峰が並び満足しました。
今回の周回コースで八ヶ岳の南部の主要ルートは全部歩いたことになります。
八ヶ岳はアクセスが良く、登山口の標高が高く短時間で絶景が楽しめるので良いですね。
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