節分草と福寿草(秩父御岳山〜四阿屋山〜観音山)

日程 | 2017年02月25日(土) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
行き:三峰口〜岡本(7:15発バス;310円)
電車、
バス
帰り:日尾〜小鹿野町役場〜西武秩父(日尾17:21発バス、乗継)
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|
地図/標高グラフ

表示切替:
コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ・タツミチ〜猪狩山〜奥宮は踏み跡が薄く、破線という印象でした。 ・ツツジ新道は上級者向きと書かれてます。 山居分岐から先は鎖場が続きますが、一本目の鎖場が最も難易度が高く、 垂直に近い感じで高度感があります。 ・コース上、雪はほとんどありませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) |
2017年02月の天気図 [pdf] |
写真
撮影機材:
感想/記録
by hirok
今週も先週に引き続き、花見&ピーク3つを巡る山行です。
1月に雲取山から三峯神社表参道を歩いたので、
この赤線を活かすべく検討したのが今回のルート。
早春の花が咲くこの季節が良さそうです。
問題は時間、観音山を越えた先の最終バスに間に合わせるためには、
コースタイムの65%で歩かなければなりません。
昨年の北沢峠〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜丹渓新道の60%より楽ですが(この時は失敗)、
花を観賞する時間を考えると可能性5分5分といった所でしょうか。
雪があると時間的にさらに厳しくなり、またツツジ新道の岩場が嫌らしくなるので、
セツブンソウには少し時期が早いものの、決行することにしました。
いつもはスロースターターなのですが、前半で花を観賞する時間の貯金が欲しい所。
幸か不幸か秩父御岳山への登りは杉林に囲まれているので、
ややペースを上げて登っていきます。
山頂はこれまでの閉塞感から一転、360度近い眺望が得られます。
和名倉山が非常に近く感じられ、この日は北の雪山まで望むことができました。
ここまで昼食時間を入れて、10分ほど貯金ができました。
次に目指したのは堂上の節分草園。
小鹿野町HPで開花したばかりとのことだったので、
一面真っ白とはいきませんでしたが、可愛らしい姿を見せてくれました。
北斜面に咲いているのですが、太陽に向かって咲くのか、撮影は困難を極めます。
撮影に夢中になっているうちに、貯金は使い果たし、15分のビハインドに。
その次はツツジ新道経由の四阿屋山ですが、
久々のツツジ新道は低山ながら岩場を楽しめます。
山頂は狭く賑わっていたので、目的の福寿草園に急ぎます。
ここはフクジュソウのみならず、ロウバイ、梅といずれも見頃を迎えており、
何とも言えぬ甘い香りに包まれてます。
ツツジ新道で10分巻き返しましたが、ここでの撮影で元の15分ビハインド状態に。
この先は花もなく、観音山目指してのロードとなります。
観音山への道は見所もあり、また秩父札所になっている観音院も
浦山口の橋立札所のように見所があるスポットでした。
ここから見る観音山はそそり立って見えましたが、登山道はごく普通でした。
気が付けばバスの時刻30分前に下山でき、ほっとしたものです。
7年ぶりの四阿屋山はとても賑わっていましたが、
この時期はその理由がよくわかった山行でした。
低山でありながら登山道は変化に富み、花は数・種類とも見事、下山口には温泉。
久しく花と遠ざかっていたこの季節にはとても貴重な山でした。
1月に雲取山から三峯神社表参道を歩いたので、
この赤線を活かすべく検討したのが今回のルート。
早春の花が咲くこの季節が良さそうです。
問題は時間、観音山を越えた先の最終バスに間に合わせるためには、
コースタイムの65%で歩かなければなりません。
昨年の北沢峠〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜丹渓新道の60%より楽ですが(この時は失敗)、
花を観賞する時間を考えると可能性5分5分といった所でしょうか。
雪があると時間的にさらに厳しくなり、またツツジ新道の岩場が嫌らしくなるので、
セツブンソウには少し時期が早いものの、決行することにしました。
いつもはスロースターターなのですが、前半で花を観賞する時間の貯金が欲しい所。
幸か不幸か秩父御岳山への登りは杉林に囲まれているので、
ややペースを上げて登っていきます。
山頂はこれまでの閉塞感から一転、360度近い眺望が得られます。
和名倉山が非常に近く感じられ、この日は北の雪山まで望むことができました。
ここまで昼食時間を入れて、10分ほど貯金ができました。
次に目指したのは堂上の節分草園。
小鹿野町HPで開花したばかりとのことだったので、
一面真っ白とはいきませんでしたが、可愛らしい姿を見せてくれました。
北斜面に咲いているのですが、太陽に向かって咲くのか、撮影は困難を極めます。
撮影に夢中になっているうちに、貯金は使い果たし、15分のビハインドに。
その次はツツジ新道経由の四阿屋山ですが、
久々のツツジ新道は低山ながら岩場を楽しめます。
山頂は狭く賑わっていたので、目的の福寿草園に急ぎます。
ここはフクジュソウのみならず、ロウバイ、梅といずれも見頃を迎えており、
何とも言えぬ甘い香りに包まれてます。
ツツジ新道で10分巻き返しましたが、ここでの撮影で元の15分ビハインド状態に。
この先は花もなく、観音山目指してのロードとなります。
観音山への道は見所もあり、また秩父札所になっている観音院も
浦山口の橋立札所のように見所があるスポットでした。
ここから見る観音山はそそり立って見えましたが、登山道はごく普通でした。
気が付けばバスの時刻30分前に下山でき、ほっとしたものです。
7年ぶりの四阿屋山はとても賑わっていましたが、
この時期はその理由がよくわかった山行でした。
低山でありながら登山道は変化に富み、花は数・種類とも見事、下山口には温泉。
久しく花と遠ざかっていたこの季節にはとても貴重な山でした。
訪問者数:840人



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この記録で登った山/行った場所
- 秩父御岳山 (1081m)
- 四阿屋山 (772m)
- 観音山 (698m)
- あずまや山つつじ新道入口
- 猪狩神社
- 猪狩神社奥宮
- 猪狩山 (822m)
- 札所31番 鷲窟山観音院
- 岡本バス停
- 両神神社奥社 (700m)
- 道の駅「両神温泉薬師の湯」 (300m)
- 展望休憩舎
- 節分草自生地
- 杉ノ峠
- 大指バス停
- 牛首峠
- 馬上バス停
- 西奥の院
- 東奥の院
- あずまや山押留コース入口
- あずまや山ハイキングコース道鳥居山コース入口
- 日尾荊山遺蹟
- 福寿草園
- 観景亭(展望台) (361m)
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この記録へのコメント
投稿数: 1857
同じ日に四阿屋山に行かれたのですね。hirokさんはいつものロングコース
さすがです。自分は…やっぱりショートコースで終了してしまいました。
ところで、初めて節分草を見ましたが、あまりに小さいのではじめは全く
分かりませんでした。満開の時期になると、もっと自生地全体が白っぽく
見えるのでしょうか?
埼玉のchii
投稿数: 2798
節分草は咲き始めだったので、まだまばらな感じでしたね。
私も写真でしか見たことがないのですが、
満開になると一面白い絨毯のようになるようです。
是非一度見てみたいものです。
早春に人気のハナネコノメソウ、節分草より2回りぐらい小さいので、
さらに見つけづらいです。
見つけた時のうれしさは倍増ですので、是非トライしてみて下さい。
投稿数: 4108
いつも通る道だったが、こんな山&コースがあるとは知らなんだ
両神温泉近くで、アヤメを見た記憶しかないずら
R299を越え更に登坂するとは流石ずら
投稿数: 2798
なぜいつも通る道?と思いましたが、
雁坂トンネルを利用すれば、とても近いのですね。
東京からだと車で行っても電車で行っても遠いエリアです。
花好きには有名な四阿屋山ですが、kazuhagiさんのレコを拝見している限り、
花より団子といった感じでしょうか。
2月にこれだけの花が見れる山は貴重なので、
この日も高齢者の団体がメインですが、100名近くとあっているかと思います。
確かに花菖蒲園もありますね。
投稿数: 1884
連週の3連登、おつかれさまです。
最近さらにパワーアップですね。
御岳山から四阿屋山のルートは、いつ行こうか迷っていましたが、
福寿草とセツブンソウと、これだけあると、やはりこの時期なんでしょうね。
近々行くか、西武秩父の入浴施設がオープンしてから行くか、悩むところです。
いろいろ参考にさせていただきますが、
ツツジ新道の直角のクサリ場。写真でみるとびびってしまいますが、
乾徳山の山頂直下ぐらいでしょうか?
投稿数: 2558
こんにちは〜〜
花いっぱいレコかと思いきや、
33km の 上り下りそれぞれ2200mですか
私も 雲取からの赤線が、表参道経由で、
秩父御岳山まで繋がっておりますので、
その先を考えておりましたが、
バスの時間など考えると、
ここまでは ちょっと 難しそうですので、
四阿屋山行って薬師の湯までで 行ってみようかな、と
参考にさせて頂こうかなと 思っています。
でも、観音山、日尾城跡も 興味ありです
では、三峰口から歩いて、御岳山はやめといて、残りの二つというてもありますかね、
色々 妄想浮かぶレコでした。
お疲れ様でした。
tsui
投稿数: 3738
この辺りで歩いた経験、両神山しかありません
相変わらず、多地域に渡っての見識、流石ですよ。
今回の山業、何から何まで完璧ですね。
タイム制限がある中、トレラン系と違い、惚れ惚れとする写真の数々
個人的には、300拍手級に匹敵するレコだと思います
しかし、セツブンソウまで入れてこられるとは
当方、花はまだ皆無
その割には、既に花粉症で苦しんでいるのは何故?
今回も、お楽しみタイムまで完璧ですね
お好きな酒を飲みながらの読書、至福の一時ですね!
投稿数: 2798
観音山は城峯山から行くしかないと思っていましたが、
三峯表参道を歩いた後に地図を眺めていると、今回ルートが思い浮かびました。
視野を広く持たないとダメですね。
西武秩父駅の仲見世通りの工事はだいぶ進んでいました。
どんな施設ができるか楽しみです。
乾徳山直下の鎖場の印象が薄れつつあるのであまり参考にならないかもしれませんが、
距離は短いですが、斜度はきついような気がします。
といっても、鎖場の1〜2分手前に福寿草園地に繋がるトラバースの分岐があり
エスケープ可能なので、トライしてみてはいかがでしょうか。
投稿数: 2798
1つの山に登ると、完全に下まで下りないといけないので、
それなりの累積標高になったようです。
縦走が難しいエリアですね。
tsuiさんは私よりもスピードをもっているので、時間的には全然余裕かと。
朝、早起きできればor途中で
観音山は埼玉県にこんな未踏の山があったのかという感じで、お勧めです
武甲山の浦山口の橋立と似たような雰囲気ですが、
観音院までのアプローチも楽しめますし、
tsuiさんお得意の城跡も楽しめます。
個人的な感想ですが、いくら山城とはいえ、こんなに狭い城跡って珍しいのでは
是非、城博士の感想を聞かせていただきたいものです。
投稿数: 2798
梅は桜はいろいろな所で見られますが、四阿屋山は標高こそ低いですが、
埼玉が誇る?花の名山です
セツブンソウに食い付かれましたね
何と、自生地としては日本最大と書かれていました。
一度でいいので、真っ白な絨毯を見てみたいものです。
セツブンソウの色は何とも表現のしようのない美しさですね。
今回のルートは杉の木が多く、花粉症の方泣かせですが、
今年はあまり茶色くなっていないような気もします。
既に症状出てますか
鈍感な私は全く反応していませんが、さすが、繊細な方は違いますね
3時間半もあれば松本も余裕で行けてしまうのですが、
空いた電車で
投稿数: 6583
四阿屋山に観音山、つなげるならこのルートですね。
(お気に入りへ
この2つの山は長男がまだ小さい頃に一緒に登る候補にしていて
登る機会を作れず。。。ロング主体になると置いてしまっており
今に至ります
ですので、ふと思い出したりすることがあったのですが
ロングのコースは計画しておらず。。。いつかと思います。
sat4さんに同じく、お花の時期が良さそうですね。
投稿数: 2798
埼玉の四阿屋山未踏はちょっと意外です
よく考えるとロングをする人には短かすぎるので、納得ですが。
私も前回は琴平丘陵とセットで登りました
観音山は山腹に観音院があったり、城跡があったりと、
過程を含めて楽しめましたよ。
3つの山の中では秩父御岳山山頂が眺望ナンバー1でしたが、
見るものがたくさんあるのが観音山、
でも花の季節は四阿屋山といった感じでしょうか。
四阿屋山は岩場があったりルートに変化があるにもいいですね