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Yamareco

記録ID: 1073245
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰山〜リベンジ失敗

2017年02月25日(土) 〜 2017年02月26日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
19.7km
登り
1,674m
下り
1,674m

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
0:00
合計
5:10
12:05
67
13:12
13:12
3
13:15
13:15
162
15:57
15:57
52
16:49
16:49
26
2日目
山行
6:17
休憩
1:49
合計
8:06
7:05
79
8:24
8:24
17
8:41
8:41
17
8:58
9:11
4
9:15
9:37
16
9:53
9:53
54
10:47
12:01
66
13:07
13:07
44
13:51
13:51
50
14:41
14:41
1
14:42
14:42
29
15:11
ゴール地点
写真より手動入力
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜叉神峠駐車場(無料)より
コース状況/
危険箇所等
午後になると気温が上がって踏み抜きやすくなるので、登り下り共に雪が締まっている午前中に歩くのが吉です。
今回は午後から登山で下山も午後だったので、踏み抜き地獄で疲労困憊でした。
夜叉神峠駐車場から出発。
割と車は多めでした。
夜叉神峠駐車場から出発。
割と車は多めでした。
夜叉神峠ではピーカンの北岳がお出迎え。
1
夜叉神峠ではピーカンの北岳がお出迎え。
杖立峠。
まだまだこれから。
杖立峠。
まだまだこれから。
火事場跡。
かなり積もってます。
火事場跡。
かなり積もってます。
苺平。
ここまでくるとトレースを半歩ずれただけでも踏み抜きます。
特に気温の上がる午後は踏み抜き地獄。
苺平。
ここまでくるとトレースを半歩ずれただけでも踏み抜きます。
特に気温の上がる午後は踏み抜き地獄。
去年11月に来た時よりも、1.5倍もかかって小屋に到着。
ギリギリ日没に間に合いました。
2
去年11月に来た時よりも、1.5倍もかかって小屋に到着。
ギリギリ日没に間に合いました。
今回の新兵器。
ダイソーのステンレスのストレーナ、たわし、茶漉しで作った遠赤外線ヒーター。
外気温は-16度ですが、テント内は3度まで上がりました。
5
今回の新兵器。
ダイソーのステンレスのストレーナ、たわし、茶漉しで作った遠赤外線ヒーター。
外気温は-16度ですが、テント内は3度まで上がりました。
今回の新兵器2。
シュラフ2枚重ね。
モンベルの#2にインナーで#5を入れて、朝までぬくぬくでした。
しかし完全に寝坊!(6:30)
2
今回の新兵器2。
シュラフ2枚重ね。
モンベルの#2にインナーで#5を入れて、朝までぬくぬくでした。
しかし完全に寝坊!(6:30)
薬師岳でご来光見るはずが、すっかり日が高くなってしまいました。急いで登ります。
薬師岳でご来光見るはずが、すっかり日が高くなってしまいました。急いで登ります。
鳳凰三山の稜線がもうすぐ!
鳳凰三山の稜線がもうすぐ!
砂払いの頭から富士山ドーン!
すっかり太陽が高いです。
この時すでに8:30。
3
砂払いの頭から富士山ドーン!
すっかり太陽が高いです。
この時すでに8:30。
砂払いと薬師のコルから北岳ドーン!
雪が風で飛ばされています。
4
砂払いと薬師のコルから北岳ドーン!
雪が風で飛ばされています。
薬師岳にて。
ここまでは去年11月に来た場所なので、こっから先が本当のリベンジ...
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薬師岳にて。
ここまでは去年11月に来た場所なので、こっから先が本当のリベンジ...
目指すは観音岳。
素晴らしい稜線に心は弾みますが、心とは裏腹?に腹の調子が良くありません。
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目指すは観音岳。
素晴らしい稜線に心は弾みますが、心とは裏腹?に腹の調子が良くありません。
観音岳右手に見えるは、前週に登った八ヶ岳。
赤岳のとんがり具合が良くわかります。
観音岳中間点の鞍部まで下りて来て、腹の調子も激下り中...
このまま行けば逃げ場のない稜線。今から引き返せば、中道ルートの樹林帯か薬師小屋にエスケープできる可能性。
さあどうする?
観音岳右手に見えるは、前週に登った八ヶ岳。
赤岳のとんがり具合が良くわかります。
観音岳中間点の鞍部まで下りて来て、腹の調子も激下り中...
このまま行けば逃げ場のない稜線。今から引き返せば、中道ルートの樹林帯か薬師小屋にエスケープできる可能性。
さあどうする?
..."(-""-)"
と、言うわけで、観音岳を諦めてテン場到着。
間に合ったのかって?
ゴソウゾウにお任せします。(--;
かくして去年11月の観音岳リベンジは果たせず...(TT
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と、言うわけで、観音岳を諦めてテン場到着。
間に合ったのかって?
ゴソウゾウにお任せします。(--;
かくして去年11月の観音岳リベンジは果たせず...(TT
帰りの夜叉神峠〜夜叉神駐車場の下り道に凍結個所があるので、最後までアイゼンは外さない方が良いです。
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帰りの夜叉神峠〜夜叉神駐車場の下り道に凍結個所があるので、最後までアイゼンは外さない方が良いです。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ シュラフ 調理用食材 食器 調理器具 ポール テント テントマット アイゼン ピッケル

感想

前週に厳冬期赤岳登頂という目標を達成したので(思い付いたのは前日ですが...(*^^*)残り少ない厳冬期(〜2月)にテン泊に行ってみたいと、今度は当日朝に思い付き。
当日でもなんとかなってしまうのが、東京西方面に住んでいる我が家のメリット。
八ヶ岳(赤岳)は前週に登ったばかりなので、どこにテン泊行こうか考えたら、鳳凰山が思い付きました。
去年11月に新雪が降った鳳凰山で南御室小屋からご来光求めて夜明け前から登ったのですが、夏装備のままで登ったので、薬師岳の頂上で凍死寸前になって観音岳を諦めた苦い思い出の山。
今回は12本アイゼン、冬靴、ピッケルと装備は揃っているので、雪山準備は万全です。
行き先は鳳凰山にリベンジ決定!

モンベルの45Lザックに雪山テン泊装備を詰め込んで(かなりギリギリ)、朝9時に家を出発。高速飛ばして、11時半には夜叉神峠に到着。
コンビニで適当に買ってきた、カップラーメンやビール(1L!!!無駄に重い)をパッキングして、12時登山開始。
11月に来た時はUL意識したファストパッキングだったので小屋まで3.5時間だったのですが、今回はかなり道(前回積雪10cm⇒1m超)の条件と装備重量(9⇒15kg)読み間違えていました。
しかも、午後からの登山なので、気温が上がって踏み抜き地獄。
トレースから半歩ずれると、腰までズボっとハマります。
狭いトレースにアイゼンをスパッツにひっかけながら、5時間かかってようやく小屋に到着
テン場は木金に降った雪で期待していた整地跡がすっかり消えてしまい、足踏みで整地するも凸凹だらけ。
テント設営する頃にはすっかり日が暮れてしまいました。
夏のCTよりもかなり余裕持たないといけませんね。大反省。

テントでこのために自作した遠赤外線ストーブで暖を取りながら、スマホで読書。
22時に就寝するも、夜中に突風が何度か吹いて、その度にテント内の霜が剥がれて顔に落ちて来ます。うざいので、バラクラバとゴーブル付けてそのまま寝ちゃいました。
翌朝は4:30に一度起床したものの、二度寝してしまい、目が覚めたら6:30!!!
急いで身支度を整えて、稜線に出発するも砂払岳に到着したときにはすっかり日が高くなっていました。
それでも快晴微風で楽しみにしていた稜線歩きを堪能...のはずが、朝からどうも腹の調子が悪いです。
前日小屋までの登りが暑かったので、サーモス(0.8L)に入れた水が底を付き、そのへんの雪をほおばって渇きを抑えていたのですが、生水(雪)に当たったのかも?
薬師岳を通り過ぎて、観音岳に向かう途中で、かなり腹がヤバい事になってきました。
このまま行くとなると逃げ場の無い稜線。今から引き返せば樹林帯か、薬師小屋に逃げ込めるなどと焦りながら決断。ある意味、これが今回の核心部。。。

そして、なんとか無事に核心部?をやり過ごした後に、観音岳までの往復時間と、テントの撤収と下山時間を冬時間で計算すると、日没前に下山出来ない事が判明。
かくしてまたもや観音岳のリベンジに失敗するのでありました。

小屋に戻って昼飯食ったらテント撤収して、下山。午後から気温が上がってまたもや踏み抜き地獄。
抜く度に絶叫してました。『チキショー!!!』

とりあえず、厳冬期の南アルプスでテン泊という目標は達成しましたが、いろんな意味で準備不足や計算違い。

当日の思い付きで気軽に行けるほど、雪山テン泊は甘くないと反省点の多い山行でした。

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体力レベル
4/5

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