鳳凰山〜リベンジ失敗
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:10
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
午後になると気温が上がって踏み抜きやすくなるので、登り下り共に雪が締まっている午前中に歩くのが吉です。 今回は午後から登山で下山も午後だったので、踏み抜き地獄で疲労困憊でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シュラフ
調理用食材
食器
調理器具
ポール
テント
テントマット
アイゼン
ピッケル
|
---|
感想
前週に厳冬期赤岳登頂という目標を達成したので(思い付いたのは前日ですが...(*^^*)残り少ない厳冬期(〜2月)にテン泊に行ってみたいと、今度は当日朝に思い付き。
当日でもなんとかなってしまうのが、東京西方面に住んでいる我が家のメリット。
八ヶ岳(赤岳)は前週に登ったばかりなので、どこにテン泊行こうか考えたら、鳳凰山が思い付きました。
去年11月に新雪が降った鳳凰山で南御室小屋からご来光求めて夜明け前から登ったのですが、夏装備のままで登ったので、薬師岳の頂上で凍死寸前になって観音岳を諦めた苦い思い出の山。
今回は12本アイゼン、冬靴、ピッケルと装備は揃っているので、雪山準備は万全です。
行き先は鳳凰山にリベンジ決定!
モンベルの45Lザックに雪山テン泊装備を詰め込んで(かなりギリギリ)、朝9時に家を出発。高速飛ばして、11時半には夜叉神峠に到着。
コンビニで適当に買ってきた、カップラーメンやビール(1L!!!無駄に重い)をパッキングして、12時登山開始。
11月に来た時はUL意識したファストパッキングだったので小屋まで3.5時間だったのですが、今回はかなり道(前回積雪10cm⇒1m超)の条件と装備重量(9⇒15kg)読み間違えていました。
しかも、午後からの登山なので、気温が上がって踏み抜き地獄。
トレースから半歩ずれると、腰までズボっとハマります。
狭いトレースにアイゼンをスパッツにひっかけながら、5時間かかってようやく小屋に到着
テン場は木金に降った雪で期待していた整地跡がすっかり消えてしまい、足踏みで整地するも凸凹だらけ。
テント設営する頃にはすっかり日が暮れてしまいました。
夏のCTよりもかなり余裕持たないといけませんね。大反省。
テントでこのために自作した遠赤外線ストーブで暖を取りながら、スマホで読書。
22時に就寝するも、夜中に突風が何度か吹いて、その度にテント内の霜が剥がれて顔に落ちて来ます。うざいので、バラクラバとゴーブル付けてそのまま寝ちゃいました。
翌朝は4:30に一度起床したものの、二度寝してしまい、目が覚めたら6:30!!!
急いで身支度を整えて、稜線に出発するも砂払岳に到着したときにはすっかり日が高くなっていました。
それでも快晴微風で楽しみにしていた稜線歩きを堪能...のはずが、朝からどうも腹の調子が悪いです。
前日小屋までの登りが暑かったので、サーモス(0.8L)に入れた水が底を付き、そのへんの雪をほおばって渇きを抑えていたのですが、生水(雪)に当たったのかも?
薬師岳を通り過ぎて、観音岳に向かう途中で、かなり腹がヤバい事になってきました。
このまま行くとなると逃げ場の無い稜線。今から引き返せば樹林帯か、薬師小屋に逃げ込めるなどと焦りながら決断。ある意味、これが今回の核心部。。。
そして、なんとか無事に核心部?をやり過ごした後に、観音岳までの往復時間と、テントの撤収と下山時間を冬時間で計算すると、日没前に下山出来ない事が判明。
かくしてまたもや観音岳のリベンジに失敗するのでありました。
小屋に戻って昼飯食ったらテント撤収して、下山。午後から気温が上がってまたもや踏み抜き地獄。
抜く度に絶叫してました。『チキショー!!!』
とりあえず、厳冬期の南アルプスでテン泊という目標は達成しましたが、いろんな意味で準備不足や計算違い。
当日の思い付きで気軽に行けるほど、雪山テン泊は甘くないと反省点の多い山行でした。
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