記録ID: 1075024
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雪山ハイキング
甲信越
守門岳 〔大岳・中津又岳周回〕 風紋と大雪庇
2017年03月01日(水) [日帰り]
新潟県
Forest21
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:42
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,130m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●ルート上、特に危険を感じる場所はありませんでした。ただ、主稜線上の雪庇への近づきすぎには十分ご注意下さい。 ●大岳ピーク上、巨大なクラックが横切っています。 ●大岳→中津又岳区間にて、大岳から下る斜面の途中にクラストしている箇所がありました。ワカンの歯がたちませんでした。 ●この時期の大岳に登るのはこれで5度目でしたが、ピークではいつも冷たい暴風が吹いていました。服装は1枚多めに持っていくことをオススメいたします。 ●この時期は大岳をピストンされる方が多いのですが、中津又岳から見た大岳方面の展望がすばらしい。中津又岳ピーク周辺では、足元に広がるシュカブラ、グランドキャニオンのごとき大雪庇、その奥に見える守門岳北面が美しく、本コース最大の見どころです。 |
写真
5時42分、道の駅「R290とちお」付近を走行。国道290号線を南下し、魚沼市・二分集落に向かいます。刈谷田川が静かに流れています。
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3/1 5:42
5時42分、道の駅「R290とちお」付近を走行。国道290号線を南下し、魚沼市・二分集落に向かいます。刈谷田川が静かに流れています。
長岡市側から石峠第2スノーシェッドを通過するとすぐに左折、二分集落に入ります。
二分集落・西川沿いを東に走行。道路の除雪は完璧。奥に守門岳が姿を現します。「おぉ、見えてきた…」
【二分・除雪終了地点】6時08分、二分集落の除雪終了地点に到着。駐車スペースは8台ほど。さらに路肩もスペースあり。「誰もいませんね…」
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3/1 6:08
【二分・除雪終了地点】
6時08分、二分集落の除雪終了地点に到着。駐車スペースは8台ほど。さらに路肩もスペースあり。「誰もいませんね…」
6時08分、二分集落の除雪終了地点に到着。駐車スペースは8台ほど。さらに路肩もスペースあり。「誰もいませんね…」
【本日の持ち物】支度をしていると車が2台ほど到着。バックカントリーの人たちでした。私の本日の持ち物はダブルストック・ワカン・6本爪アイゼンです。
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3/1 6:17
【本日の持ち物】
支度をしていると車が2台ほど到着。バックカントリーの人たちでした。私の本日の持ち物はダブルストック・ワカン・6本爪アイゼンです。
支度をしていると車が2台ほど到着。バックカントリーの人たちでした。私の本日の持ち物はダブルストック・ワカン・6本爪アイゼンです。
【守門岳・登山開始】6時18分、除雪終了地点の奥、雪の壁を登って登山開始。「お先に。後で私を追い越して下さい…」とバックカントリーの男性にご挨拶。
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3/1 6:18
【守門岳・登山開始】
6時18分、除雪終了地点の奥、雪の壁を登って登山開始。「お先に。後で私を追い越して下さい…」とバックカントリーの男性にご挨拶。
6時18分、除雪終了地点の奥、雪の壁を登って登山開始。「お先に。後で私を追い越して下さい…」とバックカントリーの男性にご挨拶。
雪面は固く、足は全く沈みません。歩くには絶好のコンディション。「おぉ！これならラクに登れそうです…」
西川の左岸沿いを歩きます。奥に見える「大岳」ピーク付近はガスで覆われています。
「天気予報は晴れだけど、大丈夫かなぁ…」
「天気予報は晴れだけど、大丈夫かなぁ…」
【大平橋・西川を渡る� �
6時26分、「大平橋」にて西川を渡ります。橋を渡るとすぐに左に折れ、ゆるい斜面を登ります。
6時26分、「大平橋」にて西川を渡ります。橋を渡るとすぐに左に折れ、ゆるい斜面を登ります。
【大平橋・西川を渡る�◆�
「大平橋」を渡りながら、西川上流を眺めます。「何か、寒々としているなぁ…」
「大平橋」を渡りながら、西川上流を眺めます。「何か、寒々としているなぁ…」
【尾根末端に取り付き】
6時33分、杉林を過ぎて尾根末端に取り付きます。
「ココ、意外に急斜面なんですよね…」
6時33分、杉林を過ぎて尾根末端に取り付きます。
「ココ、意外に急斜面なんですよね…」
尾根に取り付いた後、杉林を通過。さらに枝沢沿いを歩きます。足元にはところどころに小さな穴アリ。チョロチョロと沢水が流れる音が聞こえてきます。
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3/1 6:55
尾根に取り付いた後、杉林を通過。さらに枝沢沿いを歩きます。足元にはところどころに小さな穴アリ。チョロチョロと沢水が流れる音が聞こえてきます。
枝沢を過ぎると、杉林のやや急な斜面が現れます。トレースは有り余るほどあります。迷う余地ナシ。
【長峰を通過】7時19分、傾斜がグッとゆるくなり「長峰(704.7m)」を通過。ここから保久礼小屋手前まで、展望の利いた尾根歩き♪
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3/1 7:19
【長峰を通過】
7時19分、傾斜がグッとゆるくなり「長峰(704.7m)」を通過。ここから保久礼小屋手前まで、展望の利いた尾根歩き♪
7時19分、傾斜がグッとゆるくなり「長峰(704.7m)」を通過。ここから保久礼小屋手前まで、展望の利いた尾根歩き♪
保久礼小屋手前に来ました。ここから鞍部へ下って小屋を通過し、そのあとはひたすらの登り。矢印の先は「不動平(1340m)」、さらにその先が目指す「大岳」。
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保久礼小屋手前に来ました。ここから鞍部へ下って小屋を通過し、そのあとはひたすらの登り。矢印の先は「不動平(1340m)」、さらにその先が目指す「大岳」。
【保久礼小屋を通過】
7時37分、斜面を下って「保久礼小屋」を通過。「屋根に積もる雪から、この辺りの積雪量が推測できますね…」
7時37分、斜面を下って「保久礼小屋」を通過。「屋根に積もる雪から、この辺りの積雪量が推測できますね…」
【本格的な登りが始まる】
保久礼小屋を通過後、急登が始まります。ここからがいよいよ本格的な登りになります(*_*)
保久礼小屋を通過後、急登が始まります。ここからがいよいよ本格的な登りになります(*_*)
この急登ですが、夏道では階段となっている場所。ツボ足のまま、粘り強く登り続けます。「今日は大雪庇を絶対に見るのだ…」
細いブナ林を縫うようにして、急斜面を登り続けます。高度890m付近だけ傾斜がゆるみ、進行方向の展望も一時的に開けます。
ここから再度ブナ林に入り、中腹のキビタキ小屋を通過します。矢印の先、「不動平(1340m)」がちょこんと見えます。
【キビタキ小屋を通過� �
8時08分、「キビタキ小屋」前を通過します。写真右下、三角屋根がわずかに顔を覗かせています(^^)
8時08分、「キビタキ小屋」前を通過します。写真右下、三角屋根がわずかに顔を覗かせています(^^)
【キビタキ小屋を通過�◆�小屋の上では数多くのヤドリギを目にしました。「ヤドリギは健康食品と聞いたけど、ホントにあんなの食べれるんですかね？」
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3/1 8:08
【キビタキ小屋を通過�◆�
小屋の上では数多くのヤドリギを目にしました。「ヤドリギは健康食品と聞いたけど、ホントにあんなの食べれるんですかね？」
小屋の上では数多くのヤドリギを目にしました。「ヤドリギは健康食品と聞いたけど、ホントにあんなの食べれるんですかね？」
【霧氷・残念ながら小規模】「キビタキ小屋→不動平」区間は霧氷地帯。ただこの日は気温が高かったせいか、霧氷は小規模でした(;_;)
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3/1 8:14
【霧氷・残念ながら小規模】
「キビタキ小屋→不動平」区間は霧氷地帯。ただこの日は気温が高かったせいか、霧氷は小規模でした(;_;)
「キビタキ小屋→不動平」区間は霧氷地帯。ただこの日は気温が高かったせいか、霧氷は小規模でした(;_;)
霧氷地帯を抜け、「不動平」直下の登りとなります。しだいに展望が開けてきます。
「不動平」手前で後方を振り返ります。歩き初めてから、こんな感じで登ってきました(^^)/
【霞む越後裏三山】
右手側、ずっと奥に越後裏三山が見える。左から順に「荒沢岳」「越後駒ヶ岳」「八海山」。
右手側、ずっと奥に越後裏三山が見える。左から順に「荒沢岳」「越後駒ヶ岳」「八海山」。
周囲は神秘的な世界へ変貌。
「月世界にいるようだ…」
(＊ちなみに行った経験ナシ)
「月世界にいるようだ…」
(＊ちなみに行った経験ナシ)
長い斜面の登りが続きます。時々足を止め、後方を振り、自分の影を確認。そしてまた登ります。
【不動平に到着】8時47分、だだっ広い「不動平(1340m)」に到着。前方「大岳1432.4m)」がもう目前です。右奥には最高峰「袴岳」も見えてきました。
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3/1 8:47
【不動平に到着】
8時47分、だだっ広い「不動平(1340m)」に到着。前方「大岳1432.4m)」がもう目前です。右奥には最高峰「袴岳」も見えてきました。
8時47分、だだっ広い「不動平(1340m)」に到着。前方「大岳1432.4m)」がもう目前です。右奥には最高峰「袴岳」も見えてきました。
【大岳まですべてツボ足】「大岳」へ向かって歩き続けます。雪面はクラストしているわけでもなく、足が沈むわけでもなく。結局はツボ足のまま大岳まで登りました。
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3/1 8:49
【大岳まですべてツボ足】
「大岳」へ向かって歩き続けます。雪面はクラストしているわけでもなく、足が沈むわけでもなく。結局はツボ足のまま大岳まで登りました。
「大岳」へ向かって歩き続けます。雪面はクラストしているわけでもなく、足が沈むわけでもなく。結局はツボ足のまま大岳まで登りました。
大岳ピーク付近では暴風が吹き荒れています。じっとしていたら体温を奪われてしまうでしょう(*_*)
【燧ヶ岳の展望】
右手側の奥、尾瀬の「燧ヶ岳」が見えてきました。本コースで燧ヶ岳が見れるのは、大岳ピーク手前からです(^^)
右手側の奥、尾瀬の「燧ヶ岳」が見えてきました。本コースで燧ヶ岳が見れるのは、大岳ピーク手前からです(^^)
【大岳に到着� �9時10分、強風に耐えながら「大岳(1432.4m)」に到着です！広々とした山頂。奥には守門岳北面が見えます(^^)/
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3/1 9:10
【大岳に到着� �
9時10分、強風に耐えながら「大岳(1432.4m)」に到着です！広々とした山頂。奥には守門岳北面が見えます(^^)/
9時10分、強風に耐えながら「大岳(1432.4m)」に到着です！広々とした山頂。奥には守門岳北面が見えます(^^)/
【大岳に到着�◆�
大岳ピークには巨大なクラックが横切っていました。奥をのぞき込みましたが、深すぎて下まで見えませんでした。
大岳ピークには巨大なクラックが横切っていました。奥をのぞき込みましたが、深すぎて下まで見えませんでした。
【大岳に到着��】
後方からバックカントリーの男性も到着。お願いして記念撮影。「守門岳北面は、雪の屏風が美しいよー！」
後方からバックカントリーの男性も到着。お願いして記念撮影。「守門岳北面は、雪の屏風が美しいよー！」
「いや〜、ありがとうございました。今日はバッチリの晴れですね！」バックカントリーの男性にお礼を言い、しばらく言葉を交わしました(^^)
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3/1 9:16
「いや〜、ありがとうございました。今日はバッチリの晴れですね！」
バックカントリーの男性にお礼を言い、しばらく言葉を交わしました(^^)
バックカントリーの男性にお礼を言い、しばらく言葉を交わしました(^^)
【北面の撮影ポイントへ】さて、最高峰「袴岳」への縦走路方面に向かいます。袴岳には登りませんが、絶好の撮影ポイントがあるのです(°Д°υ)
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3/1 9:18
【北面の撮影ポイントへ】
さて、最高峰「袴岳」への縦走路方面に向かいます。袴岳には登りませんが、絶好の撮影ポイントがあるのです(°Д°υ)
さて、最高峰「袴岳」への縦走路方面に向かいます。袴岳には登りませんが、絶好の撮影ポイントがあるのです(°Д°υ)
大岳から鞍部へと少し下ります。こちらにはスキーのトレースが2つ3つあるだけ。
「うん、この辺りからがいいかな…」
「うん、この辺りからがいいかな…」
縦走路をズーム。まるで雪の断崖のごとき様相。「転落したら確実に死にますね…」
自撮りにて記念撮影。
「人相悪くてゴメンちゃい。Forest21です♪いえいえ、山賊ではありませんです…」
「人相悪くてゴメンちゃい。Forest21です♪いえいえ、山賊ではありませんです…」
「ゴーーーッ！」と暴風の轟音が鳴り響く中、足を止めて「これぞ守門岳」という眺めを楽しみました。
大岳ピークに戻り、さらに中津又岳方面へ向かいます。若い男性登山者とスライド。守門岳は初めてとのことでした。
若者の背中を撮影。守門岳北面、そして越後の山々のダイナミックな展望に圧倒され、立ち尽くす後ろ姿が印象に残りました。
【中津又岳へのルート】大岳から中津又岳を展望します。ここから雪庇に沿って中津又岳ピークに登り、そのあと左の尾根を下って保久礼小屋まで下山します。
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3/3 10:18
【中津又岳へのルート】
大岳から中津又岳を展望します。ここから雪庇に沿って中津又岳ピークに登り、そのあと左の尾根を下って保久礼小屋まで下山します。
大岳から中津又岳を展望します。ここから雪庇に沿って中津又岳ピークに登り、そのあと左の尾根を下って保久礼小屋まで下山します。
【ワカンを装着】中津又岳方面にはトレースがスノーシュー1つ、スキーが2つだけ。少し踏み出してみたところ、ツボ足では沈みます。ここからワカン装着。
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3/1 9:48
【ワカンを装着】
中津又岳方面にはトレースがスノーシュー1つ、スキーが2つだけ。少し踏み出してみたところ、ツボ足では沈みます。ここからワカン装着。
中津又岳方面にはトレースがスノーシュー1つ、スキーが2つだけ。少し踏み出してみたところ、ツボ足では沈みます。ここからワカン装着。
【中津又岳へ向かう】
大岳から中津又岳へと歩き出します。大岳の斜面を下る途中、一部クラストしている箇所アリ。
大岳から中津又岳へと歩き出します。大岳の斜面を下る途中、一部クラストしている箇所アリ。
つららの下がった巨大な雪庇。その際どいギリギリのラインに、何かの動物の足跡が続いています。「ムムム、攻めてるなぁ、あの動物…」
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3/1 9:55
つららの下がった巨大な雪庇。その際どいギリギリのラインに、何かの動物の足跡が続いています。「ムムム、攻めてるなぁ、あの動物…」
【雪庇・過去の苦い経験】一方、私は雪庇から距離を置き、安全な場所を歩行。「過去、浅草岳で雪庇を踏み抜き、雪面にしがみついて逃れた苦い経験があるのです…」
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3/1 10:01
【雪庇・過去の苦い経験】
一方、私は雪庇から距離を置き、安全な場所を歩行。「過去、浅草岳で雪庇を踏み抜き、雪面にしがみついて逃れた苦い経験があるのです…」
一方、私は雪庇から距離を置き、安全な場所を歩行。「過去、浅草岳で雪庇を踏み抜き、雪面にしがみついて逃れた苦い経験があるのです…」
雪を踏むワカンからは「シャカン、シャカン…」と無機質な金属音が響き、その向こうには川内山塊の山々が広がります。
日差しが強くなってきましたが、相変わらず稜線上は暴風が吹き荒れる。まぁ、その暴風のおかげで、すばらしい雪庇が形成される訳ですが…
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3/1 9:50
日差しが強くなってきましたが、相変わらず稜線上は暴風が吹き荒れる。まぁ、その暴風のおかげで、すばらしい雪庇が形成される訳ですが…
中津又岳が近づいてきました。ピーク周辺ではどこまで雪庇に近づけるかを見定めます。「ふむふむ…」
【雪庇・おっかなビックリ】でも実際にピークに来ると、どこまでが安全なのかは皆目見当もつきません。おっかなビックリで近づきます(^^;)
「ハハハ、ムダでしたね…」
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3/1 10:12
【雪庇・おっかなビックリ】
でも実際にピークに来ると、どこまでが安全なのかは皆目見当もつきません。おっかなビックリで近づきます(^^;)
「ハハハ、ムダでしたね…」
でも実際にピークに来ると、どこまでが安全なのかは皆目見当もつきません。おっかなビックリで近づきます(^^;)
「ハハハ、ムダでしたね…」
【中津又岳に到着】10時12分、広々した頂の適当な場所にて「中津又岳(1388m)」到着。ここからも守門岳北面がよく見えます(^^)/
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3/1 10:12
【中津又岳に到着】
10時12分、広々した頂の適当な場所にて「中津又岳(1388m)」到着。ここからも守門岳北面がよく見えます(^^)/
10時12分、広々した頂の適当な場所にて「中津又岳(1388m)」到着。ここからも守門岳北面がよく見えます(^^)/
歩いてきた雪庇の断崖をズーム。「アソコを誰かが歩いていたら、もっと迫力ある写真が撮れるのに…」
辺りには誰もいません。「だぁーれもいない。周囲には生命を感じるものナシ。Nothing、Nothingだ…」
【中津又岳・美しい風紋】
中津又岳ピーク周辺では、あちこちに美しいシュカブラ（風紋）を目にします(^^)
中津又岳ピーク周辺では、あちこちに美しいシュカブラ（風紋）を目にします(^^)
【中津又岳・下山開始】10時25分、中津又岳を後にして下山開始。出だしは「赤花コース」を歩きますが、途中からコースを外れます。
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3/1 10:25
【中津又岳・下山開始】
10時25分、中津又岳を後にして下山開始。出だしは「赤花コース」を歩きますが、途中からコースを外れます。
10時25分、中津又岳を後にして下山開始。出だしは「赤花コース」を歩きますが、途中からコースを外れます。
後方、「大岳」がしだいに遠のいていきます。トレースが少ない上に雪面がゆるみ、ワカンなしでは足が沈んだことでしょう。
波打つ雪面を眺めながら、軽快に下り続けます。下山路、特に危険な箇所はありませんでした。
進行方向、尾根が2方向に分かれます。「×」方向は赤花コース、私は「○」方向の保久礼小屋へと進むことになります。
赤花コースと分かれた後は、こんな感じでブナ林の尾根を下ります。矢印の先あたりに「保久礼小屋」アリ。
【赤花コースと分かれる】
11時10分、赤花コースの尾根と別れ、ブナ林に入ります。前日のスノーシューのトレースを辿ります。
11時10分、赤花コースの尾根と別れ、ブナ林に入ります。前日のスノーシューのトレースを辿ります。
ところどころに目にするピンクテープが、保久礼小屋手前まで続きました。
美しいブナ林を歩きます。この辺りまで下りてくると風もやみ、実に静かです(^^)
11時36分、尾根を外れてやや急な斜面を下ります。奥の正面には「長峰」周辺が見えます。
【下山・保久礼小屋を通過】
11時48分、斜面を下りきった先で橋を渡り、「保久礼小屋」まで戻ってきました。
11時48分、斜面を下りきった先で橋を渡り、「保久礼小屋」まで戻ってきました。
保久礼小屋から少し斜面を登った後、後方を振り返ります。こんな感じで尾根を外れました。赤線の中央辺りに「保久礼小屋」、右奥のピークが「大岳」です。
5
保久礼小屋から少し斜面を登った後、後方を振り返ります。こんな感じで尾根を外れました。赤線の中央辺りに「保久礼小屋」、右奥のピークが「大岳」です。
保久礼小屋を過ぎたところで、ワカンを外します。
「今日もありがとう、おかげで助かったよ…」
「今日もありがとう、おかげで助かったよ…」
12時14分、下山「長峰」を通過。杉林を下ります。この付近から駐車場まで、4名の単独の方とスライドしました。
12時46分、「大平橋」にて西川を渡ります。空がすっかり雲に覆われてきました。「雪の状態がよかったおかげで、今日はけっこう早く帰って来れましたね…」
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3/1 12:46
12時46分、「大平橋」にて西川を渡ります。空がすっかり雲に覆われてきました。「雪の状態がよかったおかげで、今日はけっこう早く帰って来れましたね…」
【守門岳・下山終了】
12時53分、除雪終了地点の駐車場に到着。時間が早いせいか、まだ7台駐車してありました。
12時53分、除雪終了地点の駐車場に到着。時間が早いせいか、まだ7台駐車してありました。
【バックショット】2年ぶりに訪れた守門岳。雪の屏風や大雪庇、そして波打つ風紋の美しさを再認識できた山旅でした。それでは、また(^_^)/~
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3/1 9:21
【バックショット】
2年ぶりに訪れた守門岳。雪の屏風や大雪庇、そして波打つ風紋の美しさを再認識できた山旅でした。それでは、また(^_^)/~
2年ぶりに訪れた守門岳。雪の屏風や大雪庇、そして波打つ風紋の美しさを再認識できた山旅でした。それでは、また(^_^)/~
装備
| 個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
防寒着
ネックウォーマー
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
職場に向かう途中、いつも見える山が2つあった。
それは「粟ヶ岳」と「守門岳」だった。
特に「守門岳」は、卒業した中学と高校の校歌にも出てくるほど、
私にとってはなじみ深い山だった。
今回はその「守門岳」に2年ぶりに登ることになった。
春を迎え、日に日に強くなってくる日差しの下、
青い光を放つ守門岳北面、大岳から中津又岳へと続く大雪庇、
そして雪面に刻まれるシュカブラは
打ち寄せ、迫り来る真っ白な波のようで
この上なく美しかった。
（参考文献）
・「越後の山旅」藤島玄 著 富士波出版社
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