前の週に大山南山稜尾根と蓑毛越えで大山を一周して来ましたが、今週は同じ大山でもヤビツ峠の県道70号線側からのバリルートを楽しもうと思い、朝5時半に家を出てゆっくりと下道を使い厚木の安いGS(ハイオク117円/ℓ)で満タンにしつつ、ヤビツ峠方面に向かいます。天気予報では朝から晩まで晴れマークでしたが、朝はもやが掛かっているのか、大山こそはっきり見えたものの、どうもスッキリしない感じです。ま、あとできれいに雲も消えてくれるでしょう。
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前の週に大山南山稜尾根と蓑毛越えで大山を一周して来ましたが、今週は同じ大山でもヤビツ峠の県道70号線側からのバリルートを楽しもうと思い、朝5時半に家を出てゆっくりと下道を使い厚木の安いGS(ハイオク117円/ℓ)で満タンにしつつ、ヤビツ峠方面に向かいます。天気予報では朝から晩まで晴れマークでしたが、朝はもやが掛かっているのか、大山こそはっきり見えたものの、どうもスッキリしない感じです。ま、あとできれいに雲も消えてくれるでしょう。
ヤビツ峠では気温は1.5℃程度でしたので路面凍結は全くなし。早朝でもこの気温なら日中は結構暖かくなりそう。途中で護摩屋敷の水で昼食の「出前山頂」用の水を汲んで常世橋を目指します。
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ヤビツ峠では気温は1.5℃程度でしたので路面凍結は全くなし。早朝でもこの気温なら日中は結構暖かくなりそう。途中で護摩屋敷の水で昼食の「出前山頂」用の水を汲んで常世橋を目指します。
7時45分頃に常世橋に到着。橋の周辺は諸戸山林事務所の管轄する駐車スペースしかないので、500mほど先に進んで二車線になったところの脇にある路側帯に駐車しました。道幅が広いところなので、すれ違い用の路側帯ではないので、問題ないでしょう。
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7時45分頃に常世橋に到着。橋の周辺は諸戸山林事務所の管轄する駐車スペースしかないので、500mほど先に進んで二車線になったところの脇にある路側帯に駐車しました。道幅が広いところなので、すれ違い用の路側帯ではないので、問題ないでしょう。
スタートは7時55分。舗装路をしばらく戻り、諸戸事務所右脇の鳥居をくぐって入ると小さな社があります。このためにここから始まるルートは金比羅尾根とも呼ばれますが、一般的には諸戸尾根と言うようです。
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スタートは7時55分。舗装路をしばらく戻り、諸戸事務所右脇の鳥居をくぐって入ると小さな社があります。このためにここから始まるルートは金比羅尾根とも呼ばれますが、一般的には諸戸尾根と言うようです。
諸戸尾根は『東丹沢登山詳細図』を見ると、神社の先ですぐに沢と分かれて右の尾根に進む感じになっていましたので、それを意識しましたが、見えるのは急な斜面の壁。少し沢沿いを進んでから分岐するようです。
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諸戸尾根は『東丹沢登山詳細図』を見ると、神社の先ですぐに沢と分かれて右の尾根に進む感じになっていましたので、それを意識しましたが、見えるのは急な斜面の壁。少し沢沿いを進んでから分岐するようです。
沢との分岐に鉄塔管理の標柱が立っていて「12号→ ←13号」となっていました。ここを12号方面に進むのが諸戸尾根です。
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沢との分岐に鉄塔管理の標柱が立っていて「12号→ ←13号」となっていました。ここを12号方面に進むのが諸戸尾根です。
諸戸尾根はかなりキツい登りが前半で続きますが、道自体は一本尾根ではっきりしていて道迷いポイントはありません。
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諸戸尾根はかなりキツい登りが前半で続きますが、道自体は一本尾根ではっきりしていて道迷いポイントはありません。
しばらく急勾配を登ると、やっと尾根の肩に出ます。画像では右からの尾根筋に合流して直進する形ですが、右は確認したところ道はありませんでした。
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しばらく急勾配を登ると、やっと尾根の肩に出ます。画像では右からの尾根筋に合流して直進する形ですが、右は確認したところ道はありませんでした。
その尾根に乗ってからは少しの間勾配も緩んで楽になります。途中、「諸戸」とだけ刻まれた木札が掛かっていました。
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その尾根に乗ってからは少しの間勾配も緩んで楽になります。途中、「諸戸」とだけ刻まれた木札が掛かっていました。
勾配が緩んだり強くなったりしながら進んで行くと、色々なところで目にする「水源の森」標柱があります。この標柱も道標なしのルートには有り難い目印になる場合が多いです。ちなみにこのルートにはリボンも結構あるので、道迷いはまずありません。一般ルートと言っても良い感じです。
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勾配が緩んだり強くなったりしながら進んで行くと、色々なところで目にする「水源の森」標柱があります。この標柱も道標なしのルートには有り難い目印になる場合が多いです。ちなみにこのルートにはリボンも結構あるので、道迷いはまずありません。一般ルートと言っても良い感じです。
途中木の切れ間から丹沢三峰方面がくっきり見えました。左に目をやると丹沢山や塔ノ岳も見えるのですが、1500m級の山では雲が山頂に掛かっていてイマイチでした。日差しは期待していたのに今一歩。でも、登りで体温が上がっているので気温は丁度良い感じでしたね。
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途中木の切れ間から丹沢三峰方面がくっきり見えました。左に目をやると丹沢山や塔ノ岳も見えるのですが、1500m級の山では雲が山頂に掛かっていてイマイチでした。日差しは期待していたのに今一歩。でも、登りで体温が上がっているので気温は丁度良い感じでしたね。
途中こんな岩場の狭くなった尾根もありますが、危険なところはほとんどなし。道標がないだけで、別段バリルートでも何でもない感じです。
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途中こんな岩場の狭くなった尾根もありますが、危険なところはほとんどなし。道標がないだけで、別段バリルートでも何でもない感じです。
真っ直ぐ大山方面に延びる道。ご覧の通り踏み跡もはっきりしていて問題ないし、この辺は勾配も厳しくないので歩きやすいです。
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真っ直ぐ大山方面に延びる道。ご覧の通り踏み跡もはっきりしていて問題ないし、この辺は勾配も厳しくないので歩きやすいです。
頂上に近付くと雪が残っていました。大山は丹沢山塊では一番東南にあるので、雪は真っ先になくなりますので、軽アイゼンは持って行きませんでしたが、まさかの残雪は意外でした。木曜日の雨が山ではしっかりした雪になっていたんですね。
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頂上に近付くと雪が残っていました。大山は丹沢山塊では一番東南にあるので、雪は真っ先になくなりますので、軽アイゼンは持って行きませんでしたが、まさかの残雪は意外でした。木曜日の雨が山ではしっかりした雪になっていたんですね。
そのうち鹿柵のある脇を通り抜けると、いよいよ大山山頂の道に至ります。雪の斜面の登りはアイゼンこそなくても問題なかったですが、やはり凍っていて滑りやすいので、できる限り土や枯れ草が露出しているところを選んで歩きました。
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そのうち鹿柵のある脇を通り抜けると、いよいよ大山山頂の道に至ります。雪の斜面の登りはアイゼンこそなくても問題なかったですが、やはり凍っていて滑りやすいので、できる限り土や枯れ草が露出しているところを選んで歩きました。
大山の道と合流しましたが、こちらは本坂ではないので、初めて通りました。削れた段差に小さい梯子が掛かっています。
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大山の道と合流しましたが、こちらは本坂ではないので、初めて通りました。削れた段差に小さい梯子が掛かっています。
大山山頂の裏側の道はこんな具合に雪でびっしり。でも、おかげで泥ヌタにならずに済みましたが、まさかこんなに残っているとは思ってもみませんでした。
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大山山頂の裏側の道はこんな具合に雪でびっしり。でも、おかげで泥ヌタにならずに済みましたが、まさかこんなに残っているとは思ってもみませんでした。
ここから見る西側の景色は、残念ながら曇りがちで富士山は全く拝めずに残念でした。
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ここから見る西側の景色は、残念ながら曇りがちで富士山は全く拝めずに残念でした。
山頂の標柱には9時50分に到着。往路は2時間ほどでしたが、さーてまだ食事には早過ぎます。かと言って大山は独立峰ですから、他の山に進んでそこで昼食と言う訳にもいかないので、ここで一旦下山することにします。
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山頂の標柱には9時50分に到着。往路は2時間ほどでしたが、さーてまだ食事には早過ぎます。かと言って大山は独立峰ですから、他の山に進んでそこで昼食と言う訳にもいかないので、ここで一旦下山することにします。
大山山頂には土曜日ながら意外と人が少なく、合計でも5人くらいしかハイカーさんはいませんでした。売店も営業しておらず、山頂トイレも凍結のために使用禁止になっていましたが、ネコが一匹住み付いているようで、のんびり日向ぼっこしていました。
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大山山頂には土曜日ながら意外と人が少なく、合計でも5人くらいしかハイカーさんはいませんでした。売店も営業しておらず、山頂トイレも凍結のために使用禁止になっていましたが、ネコが一匹住み付いているようで、のんびり日向ぼっこしていました。
下山は大山北尾根を進み、途中から支線を西に折れて県道70号に出る予定です。一旦車に戻ってから、移動して別のお手軽な山に登って昼食にしようと考えていました。候補は菩提峠に駐車して、そこからまだ登ったことのない岳ノ台辺りが手頃かと思っていました。
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下山は大山北尾根を進み、途中から支線を西に折れて県道70号に出る予定です。一旦車に戻ってから、移動して別のお手軽な山に登って昼食にしようと考えていました。候補は菩提峠に駐車して、そこからまだ登ったことのない岳ノ台辺りが手頃かと思っていました。
大山山頂の電波塔裏の脚立を乗り越えて、雪の斜面を慎重に下ります。新しい踏み跡がありましたが、それもアイゼンを着けていた様子はなかったです。急勾配ならヤバイところですが、幸い雪があったのは緩い勾配の区間で問題ありませんでした。
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大山山頂の電波塔裏の脚立を乗り越えて、雪の斜面を慎重に下ります。新しい踏み跡がありましたが、それもアイゼンを着けていた様子はなかったです。急勾配ならヤバイところですが、幸い雪があったのは緩い勾配の区間で問題ありませんでした。
こんな具合に地滑り地点もありますが、雪の下に見えるように踏み跡のしっかりしたルートのようで、道標はもちろんリボンもありませんが、安心して歩けそうな道です。
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こんな具合に地滑り地点もありますが、雪の下に見えるように踏み跡のしっかりしたルートのようで、道標はもちろんリボンもありませんが、安心して歩けそうな道です。
踏み跡通りに尾根筋を下っていると、『東丹沢登山詳細図』に表記されていた「立ち入り禁止板」が立っています。それによると、ここを直進するのが北尾根で、左側に斜めに別れるのがカンスコロバシ沢方面になるとのことですが、見たところ尾根は1本で直進するしかないようです。それが北尾根だとして、カンスコロバシ沢右岸尾根はどこなのか良く分かりませんが、とにかく進めるところを進むことにします。
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踏み跡通りに尾根筋を下っていると、『東丹沢登山詳細図』に表記されていた「立ち入り禁止板」が立っています。それによると、ここを直進するのが北尾根で、左側に斜めに別れるのがカンスコロバシ沢方面になるとのことですが、見たところ尾根は1本で直進するしかないようです。それが北尾根だとして、カンスコロバシ沢右岸尾根はどこなのか良く分かりませんが、とにかく進めるところを進むことにします。
踏み跡通りに急な斜面を下って行くとモノレールと合流します。『詳細図』には北尾根にもカンスコロバシ沢方面にもモノレール表記がありますので、どちらかははっきりしないものの、北尾根にしては西に進み過ぎのように思います。
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踏み跡通りに急な斜面を下って行くとモノレールと合流します。『詳細図』には北尾根にもカンスコロバシ沢方面にもモノレール表記がありますので、どちらかははっきりしないものの、北尾根にしては西に進み過ぎのように思います。
モノレールは基本的に急な下り区間が多いですが、その場合丁度良い手すりになってくれて助かります。また、狭い尾根上に通っていて、適宜歩ける側にまたいで移動して進む必要があります。そしてこのように一時的に登りになってまた急な下りになるところもあります。
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モノレールは基本的に急な下り区間が多いですが、その場合丁度良い手すりになってくれて助かります。また、狭い尾根上に通っていて、適宜歩ける側にまたいで移動して進む必要があります。そしてこのように一時的に登りになってまた急な下りになるところもあります。
幅の広い尾根では左に鹿柵があって脚立も立っているところがありましたが、そのままモノレール沿いを進みます。この辺は踏み跡がはっきりしませんが、モノレールが良い目印になってくれます。
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幅の広い尾根では左に鹿柵があって脚立も立っているところがありましたが、そのままモノレール沿いを進みます。この辺は踏み跡がはっきりしませんが、モノレールが良い目印になってくれます。
しばらくするとモノレールが尾根から右に逸れて下っていくところになります。しばらく手前から右には谷間を挟んで別の尾根があり、向こうが北尾根の方だと気付いていましたが、こちらがカンスコロバシ沢方面だとしたらこの先の尾根上に鉄塔があるはずですので、とにかく尾根から逸れないように真っ直ぐ下ることにします。
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しばらくするとモノレールが尾根から右に逸れて下っていくところになります。しばらく手前から右には谷間を挟んで別の尾根があり、向こうが北尾根の方だと気付いていましたが、こちらがカンスコロバシ沢方面だとしたらこの先の尾根上に鉄塔があるはずですので、とにかく尾根から逸れないように真っ直ぐ下ることにします。
幸いこの道にはところどころリボンがあるので心配ないですが、それにしてもあの「立ち入り禁止板」のところで直進するのが北尾根で、左に進むのがカンスコロバシ沢右岸尾根となっていた地図表記はどうも誤りみたいですね。北側に見える向こうの尾根とはもっと手前で分岐していたはずですから、どこで分かれるのか気になってきました。後から案内板の位置が変えられたのかな?
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幸いこの道にはところどころリボンがあるので心配ないですが、それにしてもあの「立ち入り禁止板」のところで直進するのが北尾根で、左に進むのがカンスコロバシ沢右岸尾根となっていた地図表記はどうも誤りみたいですね。北側に見える向こうの尾根とはもっと手前で分岐していたはずですから、どこで分かれるのか気になってきました。後から案内板の位置が変えられたのかな?
少し傾斜の緩いところを下っていると幅広尾根になり、右にリボンのある支尾根が見えましたが、ここは直進。踏み跡は不明瞭です。
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少し傾斜の緩いところを下っていると幅広尾根になり、右にリボンのある支尾根が見えましたが、ここは直進。踏み跡は不明瞭です。
そのうちちゃんと鉄塔13号が見えてきました。往路では諸戸尾根の途中から分かれるのが鉄塔12号方面でしたから、そちらは見ていませんでしたが、こちらは真下を抜けて下るルートになります。
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そのうちちゃんと鉄塔13号が見えてきました。往路では諸戸尾根の途中から分かれるのが鉄塔12号方面でしたから、そちらは見ていませんでしたが、こちらは真下を抜けて下るルートになります。
鉄塔下には左右に尾根が続いていてどちらも下に出られそうでしたが、左を見ると先に階段が見え、地図でも左にカーブしていましたのでそちらに進みます。
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鉄塔下には左右に尾根が続いていてどちらも下に出られそうでしたが、左を見ると先に階段が見え、地図でも左にカーブしていましたのでそちらに進みます。
ここの階段はプラスチックのような材質のものでした。東電の鉄塔管理用に設けられたものなのは間違いないですが、勾配が急なので助かりますね。
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ここの階段はプラスチックのような材質のものでした。東電の鉄塔管理用に設けられたものなのは間違いないですが、勾配が急なので助かりますね。
一旦階段が切れてもすぐに別の階段が長く続きます。しかし、こちらは細い角材形のプラスチックを同じ材質の杭で打ち込んで止めているタイプのもので、下の方では土が流れて杭だけが飛び出たものも多く見られました。
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一旦階段が切れてもすぐに別の階段が長く続きます。しかし、こちらは細い角材形のプラスチックを同じ材質の杭で打ち込んで止めているタイプのもので、下の方では土が流れて杭だけが飛び出たものも多く見られました。
しばらく下って行くと右側に道が見えるのに対し、左にはリボンの巻かれた鬱蒼としたところに進む道があります。この分岐の右側の道は、確かに進めばどこかに出られそうな雰囲気ですが、マーキングは見られません。左は暗く鬱蒼としているものの、リボンが複数あって、道も尾根の下りが続いています。沢は左に位置しますから、ここは左を選択して進みます。
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しばらく下って行くと右側に道が見えるのに対し、左にはリボンの巻かれた鬱蒼としたところに進む道があります。この分岐の右側の道は、確かに進めばどこかに出られそうな雰囲気ですが、マーキングは見られません。左は暗く鬱蒼としているものの、リボンが複数あって、道も尾根の下りが続いています。沢は左に位置しますから、ここは左を選択して進みます。
ほどなく斜面をつづら折れして下りますが、しっかり管理用のルートになっていました。こんな崩れた階段もありましたが、この辺は土質が軟らかく、結構足がじわーっと流れるのでトラバースする際は要注意です。
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ほどなく斜面をつづら折れして下りますが、しっかり管理用のルートになっていました。こんな崩れた階段もありましたが、この辺は土質が軟らかく、結構足がじわーっと流れるのでトラバースする際は要注意です。
こんな風にもう階段としての役目は終えていますが、ちゃんとジグザグに進めるように打ち込んであります。良い道標代わりになります。
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こんな風にもう階段としての役目は終えていますが、ちゃんとジグザグに進めるように打ち込んであります。良い道標代わりになります。
そして道は平坦な一本尾根になって歩きやすくなります。少し先で登りに転じますが、すぐにまた下りになります。
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そして道は平坦な一本尾根になって歩きやすくなります。少し先で登りに転じますが、すぐにまた下りになります。
その下りになったところでこんなところに出ます。見るからに右側が尾根筋の道のようですが、ふと見ると左の草に隠れた方にも尾根道があり、そちらにリボンがあります。ここも沢は左ですから左に進むことにします。
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その下りになったところでこんなところに出ます。見るからに右側が尾根筋の道のようですが、ふと見ると左の草に隠れた方にも尾根道があり、そちらにリボンがあります。ここも沢は左ですから左に進むことにします。
するとまた階段が埋め込まれたところを下りつつ、左側に沢が見えてきました。やはり上の分岐は左に折れて正解でしたが、多分右の尾根も先でちゃんと下に出られそうな感じでした。
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するとまた階段が埋め込まれたところを下りつつ、左側に沢が見えてきました。やはり上の分岐は左に折れて正解でしたが、多分右の尾根も先でちゃんと下に出られそうな感じでした。
沢に設けられた堰を横目に下ると、鉄塔管理標柱が立っていました。この道を登りで使う場合、この尾根を登って13号鉄塔の下に出られれば問題なしです。
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沢に設けられた堰を横目に下ると、鉄塔管理標柱が立っていました。この道を登りで使う場合、この尾根を登って13号鉄塔の下に出られれば問題なしです。
県道にはまだもう少し歩きますが、途中こんな木が。何でこんなヘンテコな状態で根が半分出てしまったんでしょうね。
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県道にはまだもう少し歩きますが、途中こんな木が。何でこんなヘンテコな状態で根が半分出てしまったんでしょうね。
地図では沢を渡るのか諸戸尾根と合流して県道に出るようになっていましたが、普通に右岸を進むことができますので、そのまま歩くと、キャンプ場のバンガローと思われる建物の横を抜けて門のところに出ました。これで大山周辺の未踏の4ルートのうち、2つを消化できました(^∇^)v
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地図では沢を渡るのか諸戸尾根と合流して県道に出るようになっていましたが、普通に右岸を進むことができますので、そのまま歩くと、キャンプ場のバンガローと思われる建物の横を抜けて門のところに出ました。これで大山周辺の未踏の4ルートのうち、2つを消化できました(^∇^)v
そのまま県道を下り車に到着したのが11時55分頃。まだ正午ですから歩きながら考えていた岳ノ台はあまりに近いのでつまらなさそうです。ここはいっちょ、北尾根とカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐をしっかり確かめておこうと、イケイケの気分でもう一度大山登頂をすることにしました。
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そのまま県道を下り車に到着したのが11時55分頃。まだ正午ですから歩きながら考えていた岳ノ台はあまりに近いのでつまらなさそうです。ここはいっちょ、北尾根とカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐をしっかり確かめておこうと、イケイケの気分でもう一度大山登頂をすることにしました。
常世橋から1.6kmほど下って地獄沢橋に車で移動し、そこから北尾根支線を使って登ります。入口にはこのような案内板があって分かりやすいですが、なぜバリルートなのかなとこの時点では思っていました。ちなみに、別の表示板には70分で分岐に出て、左の一ノ沢峠にはそこから40分、右の大山までは120分と書き込まれていました。となると190分・3時間10分掛かることになります。正午から登り始めるので、3時10分頃に山頂に着いて、「出前山頂」タイムに30分、下山に1時間と見て、何とか暗くなる前に山を下れそうです。
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常世橋から1.6kmほど下って地獄沢橋に車で移動し、そこから北尾根支線を使って登ります。入口にはこのような案内板があって分かりやすいですが、なぜバリルートなのかなとこの時点では思っていました。ちなみに、別の表示板には70分で分岐に出て、左の一ノ沢峠にはそこから40分、右の大山までは120分と書き込まれていました。となると190分・3時間10分掛かることになります。正午から登り始めるので、3時10分頃に山頂に着いて、「出前山頂」タイムに30分、下山に1時間と見て、何とか暗くなる前に山を下れそうです。
北尾根支線の入口から少しの区間はご覧のようなミツマタの群生地です。丹沢にはミツマタが多く根を張ったところが結構見られますが、この花、実は結構お気に入りなんです(^∇^)b
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北尾根支線の入口から少しの区間はご覧のようなミツマタの群生地です。丹沢にはミツマタが多く根を張ったところが結構見られますが、この花、実は結構お気に入りなんです(^∇^)b
まだつぼみの状態ですが、一部花が開き始めたものもありました。今月の半ば以降から来月半ばまでが見頃になりそうですから、月末にミツバ岳の方にでも登っておきたいです。
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まだつぼみの状態ですが、一部花が開き始めたものもありました。今月の半ば以降から来月半ばまでが見頃になりそうですから、月末にミツバ岳の方にでも登っておきたいです。
最初の登り区間はここも結構厳しい斜面でしたが、ジグザグになっていてまだマシでした。ほどなく小ピークに到達しましたが、一応山頂表記の札が掛かっていて、かなり色褪せていましたが、「上野ノ頭」(?)と書かれているようでした。667mのピークです。
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最初の登り区間はここも結構厳しい斜面でしたが、ジグザグになっていてまだマシでした。ほどなく小ピークに到達しましたが、一応山頂表記の札が掛かっていて、かなり色褪せていましたが、「上野ノ頭」(?)と書かれているようでした。667mのピークです。
小ピークからもまだまだ厳しい登りが続きます。先ほどの鉄塔13号下の階段がここにもありますが、地図を見るとこのルートも元は鉄塔管理ルートのようで、先に16番鉄塔があるようです。それにしてもこの階段、かえって歩きづらいんですけど。
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小ピークからもまだまだ厳しい登りが続きます。先ほどの鉄塔13号下の階段がここにもありますが、地図を見るとこのルートも元は鉄塔管理ルートのようで、先に16番鉄塔があるようです。それにしてもこの階段、かえって歩きづらいんですけど。
少しすると左側に丹沢山の丸い頭が見えてきました。午前中は雲が掛かって頂上がはっきりしませんでしたが、この時間は晴れ間が出ていました。
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少しすると左側に丹沢山の丸い頭が見えてきました。午前中は雲が掛かって頂上がはっきりしませんでしたが、この時間は晴れ間が出ていました。
今度はこのタイプの階段がかなり長く続いていました。傾斜が結構急なので設けているんでしょうが、このタイプは崩れないので歩きやすいですね。でも、やはり階段は疲れますね。
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今度はこのタイプの階段がかなり長く続いていました。傾斜が結構急なので設けているんでしょうが、このタイプは崩れないので歩きやすいですね。でも、やはり階段は疲れますね。
長い階段が終わってもまたさっきと同じ杭打ち式の階段が歩きづらくずっと続いていました。本当に歩きづらいので、途中から無視して脇を抜けて進みましたが、かなり勾配がキツくて土質が軟らかいので足が流れやすいです。
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長い階段が終わってもまたさっきと同じ杭打ち式の階段が歩きづらくずっと続いていました。本当に歩きづらいので、途中から無視して脇を抜けて進みましたが、かなり勾配がキツくて土質が軟らかいので足が流れやすいです。
やっと次のピークが見えてきました。既に結構歩いていたので、ここの登りはかなりきつくて、大山山頂まで進まずに北尾根分岐を一ノ沢峠に折れて下ってしまおうかとも思いましたが、上のカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐がどこなのかが気になったことと、一ノ沢峠に下りると県道を車のある地獄沢橋まで登らねばならず、それも疲れるのでパス。とにかく上を目指します。
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やっと次のピークが見えてきました。既に結構歩いていたので、ここの登りはかなりきつくて、大山山頂まで進まずに北尾根分岐を一ノ沢峠に折れて下ってしまおうかとも思いましたが、上のカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐がどこなのかが気になったことと、一ノ沢峠に下りると県道を車のある地獄沢橋まで登らねばならず、それも疲れるのでパス。とにかく上を目指します。
ここが一ノ沢峠方面の分岐。県道側から登ってきまして、左に折れるのが北尾根の北側のルートです。直進するのが大山方面です。ここまでが70分、ここからが120分掛かると書かれていましたが、とりあえず入口から67分掛かりましたので、ほぼ正確な時間表示ですね。
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ここが一ノ沢峠方面の分岐。県道側から登ってきまして、左に折れるのが北尾根の北側のルートです。直進するのが大山方面です。ここまでが70分、ここからが120分掛かると書かれていましたが、とりあえず入口から67分掛かりましたので、ほぼ正確な時間表示ですね。
そしてすぐ先にこのピークの三角点があります。ここの名前は境沢ノ頭と言いますが、このルートの他のピークのように木札の山名表示はありませんでした。標高はまだ900mちょっとです。
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そしてすぐ先にこのピークの三角点があります。ここの名前は境沢ノ頭と言いますが、このルートの他のピークのように木札の山名表示はありませんでした。標高はまだ900mちょっとです。
その先には目の前に鉄塔16号があります。時間的にこの辺で昼食を取るかと思いましたが、実はこの少し前から風が強くなっていて、この尾根筋では風の通り道になっていてとても火を焚ける情況ではなかったので、先のピークでどうなのか考えることにしました。
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その先には目の前に鉄塔16号があります。時間的にこの辺で昼食を取るかと思いましたが、実はこの少し前から風が強くなっていて、この尾根筋では風の通り道になっていてとても火を焚ける情況ではなかったので、先のピークでどうなのか考えることにしました。
次のピークまでは800m近くあるようですが、途中こんなヤセ尾根区間も出てきます。ただし、大山三峰の周辺のように危険な感じではありませんが、もちろん慎重に歩かないといけません。
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次のピークまでは800m近くあるようですが、途中こんなヤセ尾根区間も出てきます。ただし、大山三峰の周辺のように危険な感じではありませんが、もちろん慎重に歩かないといけません。
その後尾根は普通の広さになりますが、こんな岩が重なるところがあります。ここは左に巻くようにする踏み跡がありましたが、そのまま岩の上を進むこともできます。
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その後尾根は普通の広さになりますが、こんな岩が重なるところがあります。ここは左に巻くようにする踏み跡がありましたが、そのまま岩の上を進むこともできます。
その先では視界が開けて地滑りポイントが現れます。ここで写真を撮っていたら、向こう側の崩落地点の上で赤色っぽいものが動いていたので良く見たら、今回の山行で大山山頂以外で初めて他のハイカーさんと出会いました。
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その先では視界が開けて地滑りポイントが現れます。ここで写真を撮っていたら、向こう側の崩落地点の上で赤色っぽいものが動いていたので良く見たら、今回の山行で大山山頂以外で初めて他のハイカーさんと出会いました。
先の崩落地点から見たのがこちら。今抜けてきたピークを手前に、丹沢三峰から塔ノ岳〜三ノ塔まで一望できました。方向的に蛭ヶ岳は丹沢山に隠れちゃってますね。しかし、どのみち雲が奥にあって富士山は最後まで見えませんでした。
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先の崩落地点から見たのがこちら。今抜けてきたピークを手前に、丹沢三峰から塔ノ岳〜三ノ塔まで一望できました。方向的に蛭ヶ岳は丹沢山に隠れちゃってますね。しかし、どのみち雲が奥にあって富士山は最後まで見えませんでした。
そしてこの崩落地点がピークで、ミズヒノ頭と言います。標高は1050mほどですが、調べても正確な情報はありません。ここから次の西沢ノ頭までは600m弱のようですが、目の前に高くなったコブが立ちはだかるようで、何か結構疲れそうでした。
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そしてこの崩落地点がピークで、ミズヒノ頭と言います。標高は1050mほどですが、調べても正確な情報はありません。ここから次の西沢ノ頭までは600m弱のようですが、目の前に高くなったコブが立ちはだかるようで、何か結構疲れそうでした。
ミズヒノ頭から先は踏み跡は不明瞭になり、ご覧のような木々が辺り一面に生えているようなところになります。自分なりに歩きやすいところを見付けて進みます。
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ミズヒノ頭から先は踏み跡は不明瞭になり、ご覧のような木々が辺り一面に生えているようなところになります。自分なりに歩きやすいところを見付けて進みます。
しかし、手前から見ていたいかにもきつそうなおむすび形ピークは思いの他あっさり登れました。もうかなり距離が嵩んでいますから、太ももの膝の内側の筋肉が攣りそうになってきましたが、結構疲れているのが分かります。
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しかし、手前から見ていたいかにもきつそうなおむすび形ピークは思いの他あっさり登れました。もうかなり距離が嵩んでいますから、太ももの膝の内側の筋肉が攣りそうになってきましたが、結構疲れているのが分かります。
そしてこのピークにもしっかり木札が掛かっていました。標高は1094mですから、大山へは150mちょっと登ることになります。
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そしてこのピークにもしっかり木札が掛かっていました。標高は1094mですから、大山へは150mちょっと登ることになります。
西沢ノ頭からはまた尾根が細くなってきましたが、丁度通るところには木がなくて歩きやすいです。そんなに起伏もなくて、下りも楽でした。
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西沢ノ頭からはまた尾根が細くなってきましたが、丁度通るところには木がなくて歩きやすいです。そんなに起伏もなくて、下りも楽でした。
いよいよ最後ののぼりに転じます。やはり勾配はキツくなっていましたが、右にモノレールが見え始めました。これが朝見たモノレールなんだろうなと思い、それとどの辺で道が合流するのか良く見定めておこうと思いました。
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いよいよ最後ののぼりに転じます。やはり勾配はキツくなっていましたが、右にモノレールが見え始めました。これが朝見たモノレールなんだろうなと思い、それとどの辺で道が合流するのか良く見定めておこうと思いました。
しばらくすると道がモノレール沿いにくっ付きます。「おっここだな!」と思って周囲を見渡しますが、朝見た&地図に表記のある「立ち入り禁止」板は見当たりませんし、景色がそもそも異なります。
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しばらくすると道がモノレール沿いにくっ付きます。「おっここだな!」と思って周囲を見渡しますが、朝見た&地図に表記のある「立ち入り禁止」板は見当たりませんし、景色がそもそも異なります。
とにかく振り返ってどこで分岐するのか画像に留めておこうとして撮りましたが、真ん中の木の右側から出てきました。踏み跡はモノレール沿いにもありますから、朝はそっちを進んだのかなと思いながらナンだか判然としないまま先を急ぎます。
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とにかく振り返ってどこで分岐するのか画像に留めておこうとして撮りましたが、真ん中の木の右側から出てきました。踏み跡はモノレール沿いにもありますから、朝はそっちを進んだのかなと思いながらナンだか判然としないまま先を急ぎます。
すると今度は朝見なかったモノレールの分岐点に出ました。地図には「モノレール分岐」とありますが、朝見た時はそんなものはなかったので、「道がモノレールと分岐することなのかな」みたいに思うようにしました。しかし、こうしてしっかりモノレール自体の二又分岐があったんですね。ここを画像で左に折れて下るのがネクタイ尾根と言うルートです。
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すると今度は朝見なかったモノレールの分岐点に出ました。地図には「モノレール分岐」とありますが、朝見た時はそんなものはなかったので、「道がモノレールと分岐することなのかな」みたいに思うようにしました。しかし、こうしてしっかりモノレール自体の二又分岐があったんですね。ここを画像で左に折れて下るのがネクタイ尾根と言うルートです。
そして少し進んで右側を見ると、こちらの尾根の斜面に地滑り防止か何かの柵が備えられたところがあり、朝ここを向こう側の尾根から見ていたのを思い出しました。あの尾根と上のどの辺で合流するかが分岐のポイントになります。
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そして少し進んで右側を見ると、こちらの尾根の斜面に地滑り防止か何かの柵が備えられたところがあり、朝ここを向こう側の尾根から見ていたのを思い出しました。あの尾根と上のどの辺で合流するかが分岐のポイントになります。
道はそのままモノレールに沿ってしばらく進みます。右に鹿柵が出てきました。そして、先にはいよいよ大山山頂が近付いてきました。
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道はそのままモノレールに沿ってしばらく進みます。右に鹿柵が出てきました。そして、先にはいよいよ大山山頂が近付いてきました。
尾根の真ん中を歩くうちに、モノレールは右に逸れていき、間に小さな谷間ができました。尾根道はご覧のように木々でもじゃもじゃになり、踏み跡も見えなくなりましたので、モノレールから離れないで進むのが一般的なルートなのかもしれません。
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尾根の真ん中を歩くうちに、モノレールは右に逸れていき、間に小さな谷間ができました。尾根道はご覧のように木々でもじゃもじゃになり、踏み跡も見えなくなりましたので、モノレールから離れないで進むのが一般的なルートなのかもしれません。
木の枝がウザいところを抜けると隣りの尾根と合流しました。振り返って出てきたところを確認しますと、ストックで指している鬱蒼とした方から出てきました。それに対し、午前中は上から左側の方を進んでいたようです。何も目印はないし、踏み跡もはっきりしないので、ここは下りでは道迷いしやすいはずです。あとで分かりましたが、ここでモノレール沿いに進むルートと尾根沿いに進むルートの2つがあるようです。
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木の枝がウザいところを抜けると隣りの尾根と合流しました。振り返って出てきたところを確認しますと、ストックで指している鬱蒼とした方から出てきました。それに対し、午前中は上から左側の方を進んでいたようです。何も目印はないし、踏み跡もはっきりしないので、ここは下りでは道迷いしやすいはずです。あとで分かりましたが、ここでモノレール沿いに進むルートと尾根沿いに進むルートの2つがあるようです。
先を進むと踏み跡がはっきりしてきて、朝通った崩落地の脇を抜けます。18枚目の画像がそれですが、この時間になると日中の日差しや気温でかなり雪が消えていますね。
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先を進むと踏み跡がはっきりしてきて、朝通った崩落地の脇を抜けます。18枚目の画像がそれですが、この時間になると日中の日差しや気温でかなり雪が消えていますね。
いよいよ大山山頂の柵の脚立を越えて目的地に到着です。ここもかなり雪が消えていますね。
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いよいよ大山山頂の柵の脚立を越えて目的地に到着です。ここもかなり雪が消えていますね。
2度目の山頂到着は午後3時25分頃。途中、足が引き攣りそうになるものの、何とか時間通りに登り切ることができました。ここで遅い「出前山頂」タイムにします。
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2度目の山頂到着は午後3時25分頃。途中、足が引き攣りそうになるものの、何とか時間通りに登り切ることができました。ここで遅い「出前山頂」タイムにします。
山頂にはもう時間的に遅いこともあるでしょうが、だ〜れもいませんで、一人で独占状態でした。風が強いので建物の風下になるところを選んで、先週と同じベンチに腰掛けてラーメンを作っていると、いつの間にか午前中に見たネコが近くに寄ってきてこっちを見つめています。
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山頂にはもう時間的に遅いこともあるでしょうが、だ〜れもいませんで、一人で独占状態でした。風が強いので建物の風下になるところを選んで、先週と同じベンチに腰掛けてラーメンを作っていると、いつの間にか午前中に見たネコが近くに寄ってきてこっちを見つめています。
山頂のネコと言えば塔ノ岳の白いネコが有名ですが、大山にもアイドル登場のようです。仕方ないので、煮込んだ具材のチャーシュー(と言ってもハムみたいなやつ)をつまみ出して2つやると、まだ人を警戒するところもあって一瞬逃げるようなそぶりを見せますが、すぐにチャーシューを手でちょんちょん触って確かめてからぺロリ! すぐにまたこっちをじっと見つめてもの欲しそうにしているので、仕方なしにまたチャーシューをつまみ出してやりました。
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山頂のネコと言えば塔ノ岳の白いネコが有名ですが、大山にもアイドル登場のようです。仕方ないので、煮込んだ具材のチャーシュー(と言ってもハムみたいなやつ)をつまみ出して2つやると、まだ人を警戒するところもあって一瞬逃げるようなそぶりを見せますが、すぐにチャーシューを手でちょんちょん触って確かめてからぺロリ! すぐにまたこっちをじっと見つめてもの欲しそうにしているので、仕方なしにまたチャーシューをつまみ出してやりました。
このネコ、人が餌をくれることをちゃんと知っていて、微妙に距離を置いて近付いてきてニャーと鳴きます。おかげで、具材に持って行ったチャーシューのぶつ切りをほとんど奪われちゃいまして、せっかくの出前山頂が野菜ラーメン状態になりました(笑。塔ノ岳のネコより若いのか、どことなくチャーミングですね。今後「オオヤマネコ」とあえてカナ書きして呼ぶことにします(^∇^)v
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このネコ、人が餌をくれることをちゃんと知っていて、微妙に距離を置いて近付いてきてニャーと鳴きます。おかげで、具材に持って行ったチャーシューのぶつ切りをほとんど奪われちゃいまして、せっかくの出前山頂が野菜ラーメン状態になりました(笑。塔ノ岳のネコより若いのか、どことなくチャーミングですね。今後「オオヤマネコ」とあえてカナ書きして呼ぶことにします(^∇^)v
さて、山頂からの景色は雲が多めで東側さえも霞んでいたので、もうさっさと下山することにしました。この時点で午後4時5分ですが、帰路は一番楽なイタツミ尾根を使ってヤビツ峠に出ます。高低差が最も少ない道なので、距離は2kmちょっとですが、1時間あれば下れるはずです。そうすれば後は県道を歩く訳ですから、多少暗くなっても安全です。
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さて、山頂からの景色は雲が多めで東側さえも霞んでいたので、もうさっさと下山することにしました。この時点で午後4時5分ですが、帰路は一番楽なイタツミ尾根を使ってヤビツ峠に出ます。高低差が最も少ない道なので、距離は2kmちょっとですが、1時間あれば下れるはずです。そうすれば後は県道を歩く訳ですから、多少暗くなっても安全です。
大山山頂付近はすっかり雪が解けて、泥ヌタだらけ。とにかく滑りやすいので、すたすた歩けないのが問題ですが、右に朝登って出てきた分岐を横目に下ります。
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大山山頂付近はすっかり雪が解けて、泥ヌタだらけ。とにかく滑りやすいので、すたすた歩けないのが問題ですが、右に朝登って出てきた分岐を横目に下ります。
そしてもう少し先に進むと道標のある分岐をヤビツ峠方面に下ります。ここから2.1kmとあります。足は疲れているはずですが、登りで感じた筋肉疲労はほとんど感じませんでしたので、スピードアップして下ります。
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そしてもう少し先に進むと道標のある分岐をヤビツ峠方面に下ります。ここから2.1kmとあります。足は疲れているはずですが、登りで感じた筋肉疲労はほとんど感じませんでしたので、スピードアップして下ります。
この道が泥ヌタで滑りやすくなるのは山頂と全く変わりませんが、木道が敷かれた区間が長く、快適に歩けます。ただ、仮に休日の人が多い時間に歩いていたとして、反対側から人がやって来たら、ちょっと面倒な道幅ですね。
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この道が泥ヌタで滑りやすくなるのは山頂と全く変わりませんが、木道が敷かれた区間が長く、快適に歩けます。ただ、仮に休日の人が多い時間に歩いていたとして、反対側から人がやって来たら、ちょっと面倒な道幅ですね。
木道&丸木階段の区間で一気に下るとスリッピーなところはなくなります。普通の登山道の下りっぽくなりますが、ごく一部鎖場もあります。ただし、そこも別段鎖など不要の段差でした。
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木道&丸木階段の区間で一気に下るとスリッピーなところはなくなります。普通の登山道の下りっぽくなりますが、ごく一部鎖場もあります。ただし、そこも別段鎖など不要の段差でした。
途中からは勾配の緩い区間がしばらく続きます。階段もわざわざ設けられていても、これは段差が厳しいものではなく、泥ヌタでスリップを防止するのが目的のようです。
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途中からは勾配の緩い区間がしばらく続きます。階段もわざわざ設けられていても、これは段差が厳しいものではなく、泥ヌタでスリップを防止するのが目的のようです。
途中左の斜面でがさがさっと音がして動物が走り去りましたが、やはり鹿でした。少し先で止まってこちらを見つめていますが、やつらが活発に活動する時間になってきたようです。
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途中左の斜面でがさがさっと音がして動物が走り去りましたが、やはり鹿でした。少し先で止まってこちらを見つめていますが、やつらが活発に活動する時間になってきたようです。
もうかなり下っていると、5時を伝える蓑毛の集落の放送が聞こえてきました。この階段には大きな石が埋め込まれていて、滑り防止になっていながら、この凹凸がかえって歩きづらさにつながっていますね。
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もうかなり下っていると、5時を伝える蓑毛の集落の放送が聞こえてきました。この階段には大きな石が埋め込まれていて、滑り防止になっていながら、この凹凸がかえって歩きづらさにつながっていますね。
下の方には2箇所の休憩用のベンチが設けられたスペースがありましたが、もちろん誰も休んでいません。そしてやっと峠のバスターミナルが見えました。駐車場にあった車はほとんどいなくなっていましたが、それでもまだ2台止まっていました。
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下の方には2箇所の休憩用のベンチが設けられたスペースがありましたが、もちろん誰も休んでいません。そしてやっと峠のバスターミナルが見えました。駐車場にあった車はほとんどいなくなっていましたが、それでもまだ2台止まっていました。
峠に到着したのは午後5時5分。山頂からぴったり1時間でしたが、まだ日没まではしばらくありますから、明るいうちに距離を稼いでおかねばなりません。何しろここから車を止めた地獄沢橋までは3km以上ありますからね。
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峠に到着したのは午後5時5分。山頂からぴったり1時間でしたが、まだ日没まではしばらくありますから、明るいうちに距離を稼いでおかねばなりません。何しろここから車を止めた地獄沢橋までは3km以上ありますからね。
ヤビツ峠の様子。まだ日が沈む前とはいえ、もうかなり暗くなってきていますね。
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ヤビツ峠の様子。まだ日が沈む前とはいえ、もうかなり暗くなってきていますね。
さすがに疲れているので早足と言う訳にはいきませんが、下りなのですたすた歩いていると、峠からちょっとのところで上からバイクの排気音が聞こえたと思ったら、急に消えて「ゴン! ゴガガガ!」と音が聞こえてきて、ついさっき下から上がってきた車と事故ったことがすぐに分かりました。
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さすがに疲れているので早足と言う訳にはいきませんが、下りなのですたすた歩いていると、峠からちょっとのところで上からバイクの排気音が聞こえたと思ったら、急に消えて「ゴン! ゴガガガ!」と音が聞こえてきて、ついさっき下から上がってきた車と事故ったことがすぐに分かりました。
薄暗い中、常世橋を抜けて上の画像のつづら折れをショートカットして進むと、かなり暗くなってきたのでヘッドランプを取り出して点灯して歩いていましたが、まだランプなしでも歩ける薄明かりでした。車に到着したのは6時15分頃。靴を履き替えてUターンしてヤビツ峠に戻ると、途中でやはり事故の後処理をしていました。ヤビツは今でこそ県道ですが、以前は「丹沢林道」と言うロングダートのタイトなハードルートでした。今でも一部道が広がってますが、基本的にはタイトなままですから、キープレフトとブラインドでのスピードダウンは必須ですね。それにしても、まさか1日で2回同じ山に登るとは思いもしませんでしたが、やればできるもんですね。疲れましたが充実した1日でした。
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薄暗い中、常世橋を抜けて上の画像のつづら折れをショートカットして進むと、かなり暗くなってきたのでヘッドランプを取り出して点灯して歩いていましたが、まだランプなしでも歩ける薄明かりでした。車に到着したのは6時15分頃。靴を履き替えてUターンしてヤビツ峠に戻ると、途中でやはり事故の後処理をしていました。ヤビツは今でこそ県道ですが、以前は「丹沢林道」と言うロングダートのタイトなハードルートでした。今でも一部道が広がってますが、基本的にはタイトなままですから、キープレフトとブラインドでのスピードダウンは必須ですね。それにしても、まさか1日で2回同じ山に登るとは思いもしませんでしたが、やればできるもんですね。疲れましたが充実した1日でした。
お疲れ様です。
1日で2回も大山登頂するとは(゚д゚)!
諸戸尾根、カンスコロバシ沢右岸尾根、どちらも気になりますね〜
自分もヒルが出る前にチャレンジしたいです!
またレコを参考にさせてもらいます(^.^)
you649さん、こんにちは!
いえいえ、バカ尾根から雪の蛭まで一気に往復してしまうyouさんの健脚ぶりからすると、まるで高速道路を颯爽と飛ばすリッターバイク対廃道寸前の行き止ま林道をヨレヨレ走る250オフ車みたいなもんですよ。
多分、youさんならずっと北の北尾根末端ルートから大山まで来て、帰路はネクタイ尾根で唐沢峠に出て、大山三峰を縦走して物見峠から唐沢林道で一ノ沢峠に戻り、そのまま一周しちゃいそうなパワーがありますからね。
諸戸とカンスは意外とあっさり終わっちゃいますよ。
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