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Yamareco

記録ID: 1078710
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白銀の爺ヶ岳 東尾根

2017年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:50
距離
16.3km
登り
1,966m
下り
1,963m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
0:14
合計
10:44
6:58
316
スタート地点
12:14
12:28
314
17:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
325号線 爺ヶ岳スキー場を過ぎてしばらく行くと左手に駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
駐車場の車の台数、おばばの碑周辺の状況からトレースありと判断
P2からのリッジはドキドキ
P1矢沢の頭からしばらく進んだところにクラックあり 落ちるとやばい
P1-頂上は風が凄いです
P1矢沢の頭から下山時に視界が悪いときは方向要確認
1,476mあたりから下山時方向要確認
1,200mあたりからの急斜面の下山が地味に大変
雪質によっては悪戦苦闘します

鹿島部落に至るの看板から下は
赤布、テープがやたらに沢山ありましたが、増えてる?

ラッセルありの場合は何倍も時間がかかります。
満員御礼
鹿島山荘からスタートです。家の前まで除雪車が入ってます。
鹿島山荘からスタートです。家の前まで除雪車が入ってます。
ばっちりすぎるトレース
ばっちりすぎるトレース
先週のレコにもあった立派な幕営跡
先週のレコにもあった立派な幕営跡
鹿島槍ヶ岳
JPから先のこの雪庇 好きです
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JPから先のこの雪庇 好きです
道のりは長いです 歯ごたえのある登り
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道のりは長いです 歯ごたえのある登り
前来たとき、こんな急斜面登ったっけ 軽い記憶喪失 笑
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前来たとき、こんな急斜面登ったっけ 軽い記憶喪失 笑
こういう穴が多数あります
こういう穴が多数あります
どきどきリッジが近づいてきました
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どきどきリッジが近づいてきました
キラキラ
先行者が見えます
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先行者が見えます
雪庇をぐいっと乗り越えます
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雪庇をぐいっと乗り越えます
P1 矢沢の頭 あとちょっとのようで、ここからが結構長い
1
P1 矢沢の頭 あとちょっとのようで、ここからが結構長い
ものっすごい顔に見える針ノ木岳
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ものっすごい顔に見える針ノ木岳
針ノ木岳
頸城の山々
この先にクラックあり 先週のレコに書いてあった時より大きくなってるようです
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この先にクラックあり 先週のレコに書いてあった時より大きくなってるようです
登頂です 風びゅーびゅーです。一刻も早く下山したいです。笑
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登頂です 風びゅーびゅーです。一刻も早く下山したいです。笑
絶景です
山スキーヤー かっこいいです
山スキーヤー かっこいいです
矢沢を滑走するのでしょう
矢沢を滑走するのでしょう
青空がなくなってコントラストが下がった画もかっこいいですね
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青空がなくなってコントラストが下がった画もかっこいいですね
雪庇を下るのが地味に怖い
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雪庇を下るのが地味に怖い
大町市内
JPにイグルー出現
JPにイグルー出現
イグルー内部
さようなら爺ヶ岳
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さようなら爺ヶ岳
ここからの下りが地味にキツイです
ここからの下りが地味にキツイです
無事に帰ってきました
無事に帰ってきました

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 携帯 サングラス ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

 何度行っても感激します。東尾根をつめていくと目の前のドーンと現れる爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳。大迫力です。美しいです。言葉になりません。やっぱり冬山はいいですね。

 本当は2月中(厳冬期プレミア?)に登りたかったのですが、先週の土日は流行にもれなく乗ってインフルエンザでアウト。もう3月です。ちょっとした春です。今回は休みが一日しかありません。朝寝坊してしまいスタートが予定より遅れてしまいました。日曜でスタートが遅いとなると絶対に先行者が沢山だろうなと思っていましたが案の定、駐車場は車でいっぱいです。新雪ノートレースを楽しめるはずもなく、ばっちりトレースで気が抜ける程すいすい進んで、P2くらいまで行ければいいかなと予定をしていましたが、なんと登頂です。しかし、本格登山は1年以上ブランクがあったため体力が激落ちで帰りは強烈にスローダウン。日没には間に合ったのでよかったです。

 ほぼほぼラッセル無しの雪山とはいえ、さすがに残雪期とは違います。雪はたっぷりで一昨年の4月に来たときは露になっていた藪が雪に覆われています。P1矢沢の頭からは強烈な風が吹いていて冬山を感じることができました。登頂後あたりから空が黒くなってきてさらに風が強くなってきて、体が押されるくらいになってきました。立ったままだと雪庇のほうへぐいぐい押されるので風が弱まる瞬間まで耐風姿勢でしのぎました。八ヶ岳の硫黄岳の爆風を思い出しました。

P2P1間のリッジは前に登ったときの藪が出ているより全面雪におおわれている方がドキドキ感アップです。どこからが雪庇で、どこまでが下に地面があるところなのかよくよく確認が必要です。

 前はJPに人影があるのかと思ったら熊でしたが、今回は白い物体が。行きには無かったものがある。テント?近づいてみるとなんとイグルー。さっきの先行パーティーが作ったのでしょうか。あっという間にすごいです。いつも何かがおこる楽しいJPなのでした。


 スキーで下れるなんて最高ですね。しかし、歩いての下山も標高を下げると腐れ雪で悪戦苦闘しましたが、スキーも大変そうです。


 

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コメント

お疲れ様でした
はじめまして、ANZNと申します。

爺ヶ岳東尾根のイグルー、製作者のひとりです。
前々からイグルー作成に興味があったので、雪が多くて比較的人が少なくて楽に取り付けそうな東尾根で作ってみることにしました。
あの日は朝起きるのが遅かった&同行者の意向で山頂は踏まず、イグルーだけ作って、中でお茶した後に下りてきました。
イグルー内の床が汚かったのはコーヒーをこぼしたからです(笑)
2017/3/9 16:16
Re: お疲れ様でした
はじめまして。
爺ヶ岳東尾根でイグルーを作ってお茶して帰るとは贅沢ですね〜。
この日は雪もお天気も最高のコンディションでしたね。

謎が解けてすっきりです。
他にすれ違った人がいなかったので、先行の人達が作ったのかなと。
それにしても、あまりの早業+スタミナありすぎ でどういうこと??と思っていました。
そういうことだったのですか。納得です。

イグルーとても立派でした。中も素敵な空間でしたが勝手にお茶するわけにも
いかず眺めるのみでしたが、使っても大丈夫だったんですね。(笑)
私も作ってみたくなりました!
2017/3/13 12:08
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爺ヶ岳東尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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