北八ヶ岳縦走(蓼科山>北横岳)


- GPS
- 09:04
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 844m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:38
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:26
天候 | 晴れ>くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓼科登山口はしっかり踏み固められています。蓼科山から蓼科山荘まではトレースはあれど雪は柔らかいです。天祥寺原ではトレースを見失わないように(将軍平から進んで竜原橋方面か、大河原峠・北八ヶ岳方面か)尚、大河原峠から天祥寺原方面へのトレースはありませんでした。(今日すれ違った団体方がラッセルされた可能性はあります) 亀甲池から北横岳までの急坂はかなり踏み抜きやすいです。かなりの急坂なのでワカンやスノーシューでは登りづらいと思います。(私はストックで登りました) |
その他周辺情報 | 茅野駅の立ち食いそば、とってもおいしいのでぜひ! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
年末年始に八ヶ岳へ行って以来、この冬は仕事が忙しくて山に行けませんでした。ようやく仕事がひと段落したので連休をいただき冬の中央アルプスと北八ヶ岳へ行くことにしました。これはその北八ヶ岳編です。
(3月18日)中央アルプスから北八ヶ岳へ
失敗でした。駒ヶ根に泊まるんじゃなかった。。。
17日、中央アルプスに登った後、安いからとそのまま駒ヶ根温泉ホテルに泊まったのですが、北八ヶ岳にはどうしても午前中に登り始めたかったものの、駅までのバスを待っていると間に合わないので、ホテルから駅まで徒歩で5kmほど徒歩で移動することに。8時前初の岡谷行き電車に乗り、乗り継いで茅野駅へ。すでに多くの方が北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスを待っていました。
私が目指すのは女乃神(読みはめがみ?)茶屋の蓼科登山口。しかし冬場はバスが走っていないので、石臼台別荘地駅で降りて、約45分ほどの徒歩で向かいます。
登山口に着くと、駐車場にはマイカー登山者方の車でいっぱいです。冬も人気ですね、蓼科山。アイゼンとストックを装備して登山開始です。すでに降りてきた登山者方が(今から登るの?)という雰囲気で見てきます。ふふふ、今日は蓼科山荘が臨時営業しているのだよヤマト諸君!…など心の奥底で思いながら蓼科山へつづく登坂を進みます。
途中、木の切れ目から八ヶ岳の山々を横串にして見ることができました。個人的には、この風景こそが八ヶ岳最北に位置する蓼科山最大の魅力ではないかと思いました。
ひたすら急こう配を登ります。しかし前日に経験した千畳敷の足場に比べると、硬く踏み固められた山道は苦に感じませんでした。やがて森林限界を超えると岩肌が露呈し、山頂まじかとなります。
15時ごろ、山頂に着くと誰もおりませんので、360度一望できる山頂を独り占め^^
…冷えるとわかっていながらコーヒータイム。ウイスキーを入れていただきます。
蓼科山荘はすぐそこ。山頂から将軍平への道を一気に下ります。
山荘に入るとウェルカムメッセージカードもご用意くださり、温かく迎えてくださいました。私含め6名ほどのお客さま。夕食時はサービスでワインと日本酒をご用意くださり、酔いしれてそのまま床につきました。
(3月19日)北横岳へ
早朝、少しガスったので日の出を見ることはできませんでした。朝食をいただき7時頃、北横岳を目指します。コースは天祥寺原を越えていくコースです。この時期あまり北横岳と蓼科山間は登山者が少ないのでトレースはないかもしれないと、もしそのようなら竜原橋の方へ抜けようと思っていましたが、ちゃんとトレースもあったので、そのまま北横岳を目指します。
亀甲池で北横岳から降りてきた団体様とすれ違いました。その方々は大河原峠経由で蓼科山を目指すそうで、天祥寺原から大河原峠までのトレースはなかった事をお伝えすると、ラッセルしていくとおっしゃっていました。
人の心配をしている余裕はなく、私もこれから北横岳への急こう配へ。
トレースはあるものの踏み固まっているわけではなく、ときどき吹き溜めに足を取られます。装備は迷ったのですが、アイゼンとストックで登りました。
標高あと100mほどのところで本日のコーヒータイム。静かな林に一人、木漏れ日と木の切れ間から見える大河原峠を見ながら、寒さも含め自然を大満喫できました^^
ピッケルの方が登りやすいかな?と思ってストックから持ち替えたのですが、急こう配はすぐに終わってしまい、そのままストックで歩けばよかったと後悔。へたりながらノロノロ登っていくとようやく北横岳の山頂に到着。今回の登山旅すべてを振り返りながら、無事ここへ到着できた自分を誇らしげに感じることができました。
山頂はロープウェイから登られた登山者方でにぎわっておりました。標識は写真待ち。私はピッケルを片付け、達成感のハイテンションに任せて足早にロープウェイ乗り場へ向かいました。
駅に着くと、これまでの気力が一気にクールダウン。なし終えたんだという満足感をかみしめながら帰り支度し、ロープウェイで下山して帰路へ。
この冬旅は私にとって大きな自信になりました。また普段の生活から離れることでとってもリフレッシュしたので、週明けからまた仕事に打ち込めそうです。
そしてまた、お金と時間ができれば山路へ行こうと思います。
コメント
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はじめまして。
3/20に北横岳から蓼科山まで往復しようと考えていたのですが、前日に縞枯山荘の主人に相談したところ、北横岳から先はトレースがないのでやめときなとのアドバイスを頂き、三ツ岳〜雨池山〜雨池縦走にルート変更しました。
写真を見る限り、トレースは明確にあったようで、北横岳から蓼科山へも行けたように思えます。
ストックやワカンがなくても、行けるレベルでしょうか?
今後の参考のために、お聞かせ頂けると助かります。
Masagoto103
途中ワカンがないと、ラッセルになりますか?
状態歩けないぐらいでしたでしょうか?
コメントありがとうございます。
初心者意見ですが、よろしければご参考ください。
その日のコンディションですが、
北横岳〉天祥寺原〉将軍平ルートはトレースがあり、それを辿って縦走できました。
ワカンは使いませんでしたがストックは使いました。蓼科山荘から天祥寺原へ抜ける森林帯はほぼ獣道、天祥寺原から北横岳への急勾配では吹き溜まりにハマって抜け出すのに役立ちました。
しかしながら、ロープウェー〉北横岳間に比べ登山者はほぼおらず、すれ違ったのは二組だけでした。
日によってはトレースがなかったり、或いはワカンも必要になるかも知れませんので、安全装備をオススメいたします。
どうぞ、安全な山登りを。
shaun 2981さん
早速の情報、ありがとうございました‼
人が少ないこと、トレースに期待出来ないこと、充分な計画と装備も必要ですね。
機会があれば、春山か夏山で経験を積んでから、来年の残雪期でトライしたいと思います。
貴重な情報ありがとうございました。
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