穏やかな春の陽気の西穂高岳(*'▽')
- GPS
- 06:10
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 864m
- 下り
- 862m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※この時期のコース状況は後日の天気次第で大きく変わりますので、必ず直前の情報を参照してください。 ロープウェイ乗り場〜西穂山荘 トレースもしっかりついていて歩きやすいです。前半は小さいアップダウンで後半から登り始めます。登りは一応ノーアイゼンで登れますが帰り道ではアイゼン必要です。 西穂山荘〜丸山〜独標 山荘から丸山までは天気が安定していれば特に問題ありません。独標手前に急な箇所があるので気を付けてください。 独標〜ピラミッドピーク〜西穂高岳 ピークの度に急な場所があります。基本飛騨側のトラバース道で幅も細いので丁寧に歩く&すれ違いのポイントなど抑える部分はしっかりと。下りは難しいようならクライムダウンで三点支持を守って降りるほうが楽です |
その他周辺情報 | ひらゆの森(500円)はとても良いお湯でした |
写真
感想
今回は西穂高です♪( ´▽`)
今冬のチャレンジ登山として甲斐駒ヶ岳黒戸尾根と南八ヶ岳の硫黄〜阿弥陀と西穂高を計画していて、いよいよ最後の大一番でした
1月後半から計画していて、実際に登ることができたのは3月後半でした
その理由は高気圧に覆われて安定していることと連休最終日で泊まり組のトレースが期待出来ることの二つ
雪庇の形成や飛騨側トラバースの細さを考慮して自分が行ける条件を設定したらこんな感じになります
登れる条件が揃うまで見送って、ようやくチャレンジする機会をいただいたので行ってきました!
西穂山荘までは樹林帯の道をわいわいと登り、丸山を越えてあたりから気持ちがピリッとしてきます。
独標手前は鎖が出てるので、それも利用して安定確保して独標へ。先には見える西穂高まで幾つかのピークが待ち受けてます
独標からの下りは最初の急な下りとなるので緊張しました。無理そうならクライムダウンの体制を取って安全に降ります。
同じようなことをピラミッドピークでもしましたし、その他の小ピークも無理そうならクライムダウン。三点支持を崩さないで確実に進みます
それって結局いつもと同じことの繰り返しなんです。足の出し方を気をつけて、ピッケルを使いながら上体がブレる事がないように力を入れる、急な下りは無理せずにクライムダウンする。
守るべきを守って、丁寧に慎重に進んだ先に西穂高の山頂がありました。振り返ると歩いてきたピークの連なりが眼下に見えます。
ここを歩くのだと思うと思わず震えてしまう思いもありました。
それでもここまで来る事が出来ました。
無理はしない。確実に歩く。諦めないという事を諦める。そう自分に言い聞かせてここまで歩いた結果がこの山頂だと思います。
眼前に見える穂高連峰や槍ヶ岳に連なる峰々、笠ヶ岳から立山方向に伸びる真っ白な山々全てが美しく輝いてみえた山頂でした。
写真を撮って、山頂でご一緒した方々と笑いあい素敵な時間を過ごします。
下りはより一層慎重に歩きました。
クライムダウンする回数も当然増えます。少しでも無理だなって感じたら、山にお腹を向けて三点で降りました。
無事に山荘まで降りてきて、最後のロープウェイまでの道はいくらか気楽に歩きます。歩きたかった道を歩けたので満足の山行となりました。
直前に悲しい訃報を聞きました。
安全に登って、安全に降りてくるということは当たり前のこと。それをいつまでも当たり前と言えるようにしていきたいです。
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