記録ID: 109083
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積雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
合戦尾根から燕岳(ついでに大天井岳も)
2011年05月03日(火) 〜
2011年05月04日(水)
kaz
- GPS
- 14:12
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,114m
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5/3 中房温泉登山口7:00-7:50第二ベンチ(アイゼン装着)8:00-9:20合戦小屋9:40-10:40燕山荘11:10-11:38燕岳11:48-(北燕岳近辺散策)-12:28燕岳12:38-13:00燕山荘
5/4 燕山荘6:26-7:20大下りの頭-8:27切通岩-9:12大天井岳9:30-(おやつ休憩10分)-11:15大下りの頭-12:13燕山荘(昼食)13:00-14:38中房温泉登山口
5/4 燕山荘6:26-7:20大下りの頭-8:27切通岩-9:12大天井岳9:30-(おやつ休憩10分)-11:15大下りの頭-12:13燕山荘(昼食)13:00-14:38中房温泉登山口
| 天候 | 5/3 薄曇、稜線上は高曇だったので、槍穂・表銀座・裏銀座・立山・後立山もバッチリ(夕方は一時小雪) 5/4 朝方は小雪・強風も、徐々に晴れ(風も徐々に落ち着いた) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
北穂高交差点から中房温泉まではかなり距離があります。夜中の山道運転に慣れていない人は穂高駅近辺の無料駐車場に置いて朝一番バスで入ったほうが賢明かも。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●合戦尾根 登山口から合戦小屋までは樹林帯です。北アルプス三大急登のひとつとして有名ですが、人気コースなので歩きやすい道です。細かいタイミングで第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと休憩できるベンチが整備されています。 冬季も夏道と同じルートを辿るようです(赤布の竿もバッチリ設置されている)。 ●合戦小屋 樹林帯から疎林に変わるポイントにあります。ビールや飲み物、カップヌードルなども販売していて、テーブル付ベンチもあるので、大休止にうってつけな場所です。 (夏は名物のスイカがおいしい) ●合戦小屋〜燕山荘 ここからは冬季ルートです。 まず合戦沢の頭まで疎林の中を標高差約100mを一気に登ります。たぶん一番苦しいところですが、合戦小屋での休憩明けなので元気なうちに通過できてしまいます。 合戦沢の頭まで登ると一気に眺望が開けます。あとは見上げる尾根の真正面に見える燕山荘まで尾根を真っ直ぐ進むのみです。赤布の差が沢山設置されているので、迷う心配はありません。 合戦沢の頭から少し登ったところからは大天井の右側にチョコッと槍の穂先が出てきます(最初はあれ、もしかして?? って感じで) この尾根ルートは意外と短く、雪山アイゼン&ピッケルを満喫する前に燕山荘に着いてしまいます(西穂山荘〜独標よりも短い)。 ●燕岳・北燕岳 ルートの半分はもう土が露出していました。北燕岳まで散策してみましたが、山頂部の巨大な雪庇が登路を塞いで登ることは出来ませんでした(岩部分から登るところを探したけど断念) ●燕山荘〜切通岩 殆どが花崗岩の道(ほぼ半分はザレ道が露出)ですが、大下りの頭の登下降以外はそれほど高低差のない槍穂・裏銀座の稜線を眺めながらの気持ちの良い道です。 蛙岩の通過は冬季は岩の真ん中(隙間)通過がルートなので要注意です。 (私は戻りでそれが蛙岩だったと気づかずに、ルートを探して10分以上迷ってしまいました) 切通岩のところには、ここから槍ヶ岳に続く東鎌尾根へのルート(喜作新道)を切り拓いた小林喜作さんのレリーフがあります。 ●切通岩〜大天井岳 切通岩からすぐの表銀座コースと東鎌コースの分岐標識から夏道は大天荘へのトラバース道ですが、冬季ルートはトラバースせずに直登します。急登なので前爪のあるアイゼンとピッケル必須です。でも直登で大天井山頂に立てるのは冬季だけなので、これは貴重な体験でした。もちろん下りも高度感アリアリです。 ◎下山後の温泉 今回は登山口にある温泉ではなく、登山口から歩いたら15分程度のところにある有明荘のお風呂に入ってきました。(日帰り入浴は am10〜pm5 600円 ※燕山荘泊なら100円割引) 内風呂はヒノキ造り(意外と熱い)、露天はとても広くて、なかなかオススメなお風呂です。 お食事処も併設されているし、登山者向けの相部屋宿泊なら素泊5,500円とリーズナブル。 |
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冬道は夏道と違って燕山荘の南側稜線に出ます。
向こうは大天井・槍穂・笠
向こうは大天井・槍穂・笠
噂に違わぬ人気��1の山小屋・燕山荘。スタッフの心遣いはピカイチでした。
夕刻の燕岳
ちょっと小雪が降ったので昼間よりも白い部分が多いですね。
ちょっと小雪が降ったので昼間よりも白い部分が多いですね。
正解はど真ん中(冬ルートのペンキ表記あり)の岩の狭い隙間をくぐります。
喜作新道と表銀座の分岐標識
大天井岳へはこの看板から左手に進み、広い雪面の右端から岩稜を伝って直登します
大天井岳へはこの看板から左手に進み、広い雪面の右端から岩稜を伝って直登します
大天井岳山頂から
東鎌・北鎌の尾根を拡げた槍を中心に南岳に続く稜線と西鎌尾根
東鎌・北鎌の尾根を拡げた槍を中心に南岳に続く稜線と西鎌尾根
大天井岳山頂から
裏銀座の山々(水晶・野口五郎・烏帽子)、立山連峰
裏銀座の山々(水晶・野口五郎・烏帽子)、立山連峰
帰りにルートが解らず10分以上ロスした蛙岩(不正解の東側雪斜面を下ってしまいました)
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