記録ID: 1120452
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山滑走
剱・立山
薬師岳
2017年04月28日(金) 〜
2017年04月30日(日)
graveltrek
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 60:53
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 3,032m
- 下り
- 3,031m
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1日目
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 9:41
2日目
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 11:15
7:20
17分
宿泊地
18:35
ゴール地点
1日目2日目と成っていますが、28日〜30日の3日間です。29日は小屋で沈殿しGPSのスイッチすら入れていませんし、写真も撮っていません。
| 天候 | 28日晴れ 登山口→寺地山→北ノ俣岳→太郎平小屋 29日曇りのち雪一時雷 太郎平小屋にて停滞 30日晴れ 太郎平小屋→薬師岳→太郎平小屋→寺地山→登山口 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
集落外れの赤い橋（大規模林道）から通行止め。 例年は通行止めでも飛越トンネル近くまで車で乗り入れられる様ですが、和佐府の赤い橋を過ぎたすぐの所で雪崩で道が塞がれ通行できません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道上は雪がたっぷりあります。 足跡を見ての感想ですが、つぼ足でも十分歩けるような雪の締まり具合で、時々踏み抜く位の様です。スキーであれば全く潜る事なし。 北ノ俣の避難小屋は未確認ですが、噂によれば水はまだ出ていないとか。 |
写真
28日和佐府の集落を過ぎた所の赤い橋近辺に車を置いて、飛越トンネルまでの6，3kmを歩きます。
飛越トンネルが登山口ですから、ファイ規模林道歩きが余分ですね。
この時車は私の一台だけ、心細いです。
ここへ到着するまでに、双六川沿いを和佐府まで通ずる「山吹峠」を超えましたが、山の村へ入る所で鉄壁のゲートが有りやむなくUターン。
県道484号線に回り直し、1時間のロス。確認してない自分が悪いんですけど。
1
4/28 5:39
28日
和佐府の集落を過ぎた所の赤い橋近辺に車を置いて、飛越トンネルまでの6，3kmを歩きます。
飛越トンネルが登山口ですから、ファイ規模林道歩きが余分ですね。
この時車は私の一台だけ、心細いです。
ここへ到着するまでに、双六川沿いを和佐府まで通ずる「山吹峠」を超えましたが、山の村へ入る所で鉄壁のゲートが有りやむなくUターン。
県道484号線に回り直し、1時間のロス。確認してない自分が悪いんですけど。
和佐府の集落を過ぎた所の赤い橋近辺に車を置いて、飛越トンネルまでの6，3kmを歩きます。
飛越トンネルが登山口ですから、ファイ規模林道歩きが余分ですね。
この時車は私の一台だけ、心細いです。
ここへ到着するまでに、双六川沿いを和佐府まで通ずる「山吹峠」を超えましたが、山の村へ入る所で鉄壁のゲートが有りやむなくUターン。
県道484号線に回り直し、1時間のロス。確認してない自分が悪いんですけど。
「マ53」の標識がある電柱から雪が繋がり、重荷から解放されました。ちなみに帰りは融雪が進み、さらに上部の「マ66」の電柱で板を脱ぎました。
1
4/28 6:23
「マ53」の標識がある電柱から雪が繋がり、重荷から解放されました。
ちなみに帰りは融雪が進み、さらに上部の「マ66」の電柱で板を脱ぎました。
ちなみに帰りは融雪が進み、さらに上部の「マ66」の電柱で板を脱ぎました。
大規模雪崩は健在です。電柱番号「ミ04」番手前です。マの電柱は99番？まで有る様で、次はミが始まります。トンネルで終わる電柱はミ18番です。
4/28 7:24
大規模雪崩は健在です。
電柱番号「ミ04」番手前です。マの電柱は99番？まで有る様で、次はミが始まります。トンネルで終わる電柱はミ18番です。
電柱番号「ミ04」番手前です。マの電柱は99番？まで有る様で、次はミが始まります。トンネルで終わる電柱はミ18番です。
30分かかって尾根上の鉄塔に到着。
後ろを振り返りますが誰もいません、今日も一人旅です。
でも、良い天気です。
後ろを振り返りますが誰もいません、今日も一人旅です。
でも、良い天気です。
貸し切りの登山道は、2日前の降雪でリセットされ、うっすらトレースが見えるだけ。
北ノ俣岳
5日前には、右肩の稜線が黒く見えましたが、今日は真っ白にお化粧直し。
5日前には、右肩の稜線が黒く見えましたが、今日は真っ白にお化粧直し。
北ノ俣の斜面を登る前に腹ごしらえ＝チキンラーメン
小屋泊まりですが、コッヘルとバーナーを担いで来ました。
小屋泊まりですが、コッヘルとバーナーを担いで来ました。
北ノ俣からは太郎小屋を目指して滑り降りましたが、緩んだ雪がターンをさせてくれず転びまくり、さらに太郎山の登ろ返しが結構きつく、小屋に着いた時は廃人状態。
2
4/28 16:25
北ノ俣からは太郎小屋を目指して滑り降りましたが、緩んだ雪がターンをさせてくれず転びまくり、さらに太郎山の登ろ返しが結構きつく、小屋に着いた時は廃人状態。
4月30日夜明け前に太郎平小屋の前から富山市内の夜景が見えました。
4月29日は、上空に寒気が入り悪天のため一日中小屋でゴロゴロ、これでもかと言うほど寝ました。
4/30 4:29
4月30日
夜明け前に太郎平小屋の前から富山市内の夜景が見えました。
4月29日は、上空に寒気が入り悪天のため一日中小屋でゴロゴロ、これでもかと言うほど寝ました。
夜明け前に太郎平小屋の前から富山市内の夜景が見えました。
4月29日は、上空に寒気が入り悪天のため一日中小屋でゴロゴロ、これでもかと言うほど寝ました。
黒部五郎は朝日が当たってます。
今日（4月30日）は最高の天気に成りそうです。
今日（4月30日）は最高の天気に成りそうです。
が、太郎小屋は北東の山の関係で、かなり遅い時間に日の出を迎えます。
朝ご飯を食べた後、ゆっくり出発。明日5月1日は、再び寒気の流入で悪天予報。朝から雨が降るとの事です。一日日程を短くして今日の昼には（遅くとも）下山する事にしました。
1
4/30 7:20
朝ご飯を食べた後、ゆっくり出発。
明日5月1日は、再び寒気の流入で悪天予報。朝から雨が降るとの事です。一日日程を短くして今日の昼には（遅くとも）下山する事にしました。
明日5月1日は、再び寒気の流入で悪天予報。朝から雨が降るとの事です。一日日程を短くして今日の昼には（遅くとも）下山する事にしました。
薬師峠。
昨年夏にキャンプしましたが、ま雪に埋もれて全く面影なし。
向こうに見える山の先に太郎平小屋がある。
昨年夏にキャンプしましたが、ま雪に埋もれて全く面影なし。
向こうに見える山の先に太郎平小屋がある。
お二人は、薬師頂上から中央カールを滑降し、黒部川を渡渉し高天原で雪に埋まった温泉を掘り起こし、それに浸かるのだそうです。エキストリームな人たちです。
1
4/30 8:44
お二人は、薬師頂上から中央カールを滑降し、黒部川を渡渉し高天原で雪に埋まった温泉を掘り起こし、それに浸かるのだそうです。エキストリームな人たちです。
「はい、シャッターチャンス」って気軽に笑顔で応えてくれました。
エキスリーマーに写してもらいました。
ユニクロの安物ダウンジャケットで丁度の寒さ？いや暖かさですが、稜線の風は強かった。
ユニクロの安物ダウンジャケットで丁度の寒さ？いや暖かさですが、稜線の風は強かった。
同じ日程で薬師に来た関東のベテランの方。この方はこの後、黒部五郎→雲の平→高天原→水晶→湯俣へと縦走され、下山は五月7日の予定だそうで、恐れ入ります。
4/30 10:56
同じ日程で薬師に来た関東のベテランの方。
この方はこの後、黒部五郎→雲の平→高天原→水晶→湯俣へと縦走され、下山は五月7日の予定だそうで、恐れ入ります。
この方はこの後、黒部五郎→雲の平→高天原→水晶→湯俣へと縦走され、下山は五月7日の予定だそうで、恐れ入ります。
薬師から1時間半近くかかって小屋に帰り、預けていた荷物をパッキングしなおし、急いで出発しますがもうお昼12時近いです。日没前に車に戻れるか既に心配です。
1
4/30 11:52
薬師から1時間半近くかかって小屋に帰り、預けていた荷物をパッキングしなおし、急いで出発しますがもうお昼12時近いです。日没前に車に戻れるか既に心配です。
と、思いつつも景色の良さに写真を撮りまくり。なかなか前に進めません、もっとも脚も遅いんですが。
やっと飛越トンネル上の鉄塔。驚いたことに、この1時間ほどで7〜8名の入山者に会いました。どう考えても北ノ俣避難小屋に到着するのも危うそうな時間帯です。
寺地山への登り返しでシールを貼ったきり、ここまで一度もシールを剝がす事なく滑る？と言うより歩いて降りてきました。
4/30 16:28
やっと飛越トンネル上の鉄塔。
驚いたことに、この1時間ほどで7〜8名の入山者に会いました。どう考えても北ノ俣避難小屋に到着するのも危うそうな時間帯です。
寺地山への登り返しでシールを貼ったきり、ここまで一度もシールを剝がす事なく滑る？と言うより歩いて降りてきました。
驚いたことに、この1時間ほどで7〜8名の入山者に会いました。どう考えても北ノ俣避難小屋に到着するのも危うそうな時間帯です。
寺地山への登り返しでシールを貼ったきり、ここまで一度もシールを剝がす事なく滑る？と言うより歩いて降りてきました。
やっぱり2時間近くかかって車まで戻りました。登山者の車は、私のも含めて8台でした。もっとトンネル近くまで車で入れる例年は、100台近くの駐車が見られるそうですから、異例の少なさなんでしょう。
もっとも、そうのほうが静かな山を楽しめて私には好都合です。
でも・・・ほんっと疲れました。
2
4/30 18:33
やっぱり2時間近くかかって車まで戻りました。
登山者の車は、私のも含めて8台でした。もっとトンネル近くまで車で入れる例年は、100台近くの駐車が見られるそうですから、異例の少なさなんでしょう。
もっとも、そうのほうが静かな山を楽しめて私には好都合です。
でも・・・ほんっと疲れました。
登山者の車は、私のも含めて8台でした。もっとトンネル近くまで車で入れる例年は、100台近くの駐車が見られるそうですから、異例の少なさなんでしょう。
もっとも、そうのほうが静かな山を楽しめて私には好都合です。
でも・・・ほんっと疲れました。
感想
この山行の10日ほど前から、GWは天候が良いと言われていたので、楽しみにしていた。
しかし、日ごろの行いの悪さからか、29日の天候はかなりの荒れ模様との予報に変わった。
4月28日に入山し、29日と30日を薬師岳周辺で遊び、5月1日に下山する小屋泊まりの3泊4日の豪華な山旅としたが、あいにく5月1日は再び悪天予報。
仕方なしに30日に下山する2泊3日にする事にしたが、結果薬師岳に登頂しただけで終わってしまったのは、少し残念だった。まぁ・・翌年また行く口実が出来たのでヨシとしますか。
雪をまとった薬師岳に登頂するのは初めてでしたので、喜びはひとしおでした。
GWの薬師は、天候に恵まれたこの日、気温も低くもなく快適な環境でしたが、天候によっては厳冬期並みの厳しさに成ると思え有れます。
滑走も十分にできないスキー初心者（経験2シーズン）が薬師なんて行けるのかと心配しましたが、怪我しそうな所はスキーを担ぐという離れ業を使い、無事に帰ってこれました。・・・＜撃沈
追記・・・
4月30日は朝のうち陽が差していましたが、午後から雲が覆いつくしてアラレが降り始め、私には聞こえませんでしたが、雷鳴が2度3度と聞こえたそうです。
夜には星が見える天気に戻っていました。
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初日頑張って歩きましたね。長い距離は心折れそうになるのですが、お天気がグラヴェルトレックさんの味方なんですね。私には出来ません。
yousakuさんコメントありがとうございました。
この季節、登山道にある雪は踏み抜き多発で、ひどい時には股まで刺さりますよね。それが嫌で嫌で仕方なかったので、山スキーに頼りました。
現在の私の場合、ツボ脚アイゼンの方が速い気がしますが、スキーの修行から逃げ出す訳には行きませんので、心が折れそうになろうとも歩き倒してやろうかと・・・わはは
今日は白山に行ってきましたので、よかったらそちらのレコもご覧ください。
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