四国へ遠征。剣山・石鎚山の2峰
徳島県
愛媛県
Casei
- GPS
- 112:00
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 3,175m
- 下り
- 3,174m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 0:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:50
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
車で見ノ越まで。貞光からの細い舗装路を1時間半くらい。すれ違い可能な箇所は限られているので注意 ・石鎚山 車で石鎚山ロープウェー下谷駅まで。こちらは細い道はそれほど多くないですが、細い洞門のようなところを通るので注意。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・剣山 見ノ越から山頂まで、山頂から丸石までは危険な箇所はなし。丸石から国道へ下る道は、沢に出てからが注意が必要です。沢沿いのほとんど崖みたいな道を進み、一部渡渉するような箇所あり。足を滑らせると沢まで滑落しそうな場所です。 ・石鎚山 弥山山頂までの道のり、鎖場以外はとくに危険なし。鎖場は試しの鎖の後半、下りに架けられた鎖のところが、足場が見つからず難しい印象でした。 弥山から天狗岳までの箇所は鎖ありナイフリッジありで割と難易度が高めです。 |
写真
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スペース5か所くらいで15張くらいは置けるかな？
ずっと登り坂でくたくたでした。
歩いたら2時間半かかる所ですから、ありがたく使用します。
ここまでが観光エリア。
でも本当に怖いのはこの先の下りの鎖でした。
感想
GWの遠征として、剣山と石鎚山へ登ってきました。
どちらも登山口までのアクセスが大変で、公共交通機関ではなかなか難しいところ。
車で行くとしても登山口までの道のりは大変に細い山道を走っていかなくてはならないので、神経使います。
始めに向かったのが剣山の登山口である見ノ越。
ここからリフトで西島まで上がれますが、歩いて登っても50分そこらなので足慣らしに歩いてもOKでしょう。西島にはキャンプ場がありテントが張れますが、ここでテント張る人は珍しいらしく、自分以外には1張りあったのみ。
このテン場は西に開けているので夕日や星空を眺めるにはもってこいなところでした。
さて翌朝、尾根ルートから山頂を目指して進み、ほどなく山頂へ。ここは木道で舗装された緩やかな広い山頂で全方向に視界が開けています。写真撮影もそこそこに次郎笈に向かうと急な下りののちすぐに同じような勾配で登り始めます。なかなか足に来る。次郎笈から振り向くと先ほどとはまた違った趣の剣山の姿。これはこれで一興。
次郎笈から先のルートは緩やかな広い尾根のアップダウンで歩きやすい。丸石まで登るとその先の三嶺までの峰々が視認できますが、三嶺まで行ってしまっては帰ってこれないので、丸石避難小屋の先にある分岐から国道へ。歩きやすい道と地図には書いてあったものの、沢沿いのコースはすでに荒れているようでなかなか神経を使いました。谷側へ引き込まれるようなトラバース路や、かつては橋があったのになくなったのでは？と疑いたくなるような崩落斜面の通過、滑る石を踏んでわたる急流の渡渉など。かずら橋まで無事に歩けたときは安堵しました。
（ただしかずら橋から見ノ越までの車道歩きは距離7km 標高500mアップでとても堪えました）
さて、2日目はそのまま石鎚の登山口まで移動しまして、翌朝のロープウェイ始発に乗って石鎚山へ。こちらも信仰の山らしくよく整備されていて歩きやすいところ。試しの鎖までは難所らしいところはありません。試しの鎖も登りは大したことはないのですが、最高地点からの下りは足場が見えづらいことから思うように進めません。
なお鎖場の鎖は通常よりかなり大柄で一つ一つに寄進者の名前が掘りつけられています。鎖自体に体を預けても振り回されないくらいの頑健さなので、鎖を梯子のように使ってしまってもいいでしょう。もちろん鎖場は苦手という方のために、すべての鎖場に迂回路が用意されています。
弥山山頂はお堂がありいかにもな山頂の雰囲気。休憩にも場所に困らないくらいの広さがあります。ただ、最高地点に達したいという場合は天狗岳に立ち寄らなければならないわけでこれは結構な難路です。岩稜を伝って隣のピークに向かうのですが、この岩稜はやせにやせた尾根なのでバランスを取らないと万一の事態になりかねません。幸い、岩質は滑りにくい感じでしたので無理な姿勢にならなければ苦戦はせずに通れそうです。
下山は鎖場を使わずに下り、わりとスムーズに登下山できましたがそれでも往復5時間はかかる道のりでした。鎖場にかかる人数によっては渋滞も覚悟しなくてはなりませんし、下りのロープウェイ最終時間も考慮しなくちゃいけないので、可能な限り早めのスタートがオススメです。
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