雲取山(三条の湯で初のテント泊)


- GPS
- 27:39
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,615m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:06
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西東京バス「親川バス停」JR青梅線「奥多摩駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
お祭から三条の湯 登山口から8.5kmほど林道を進みます。 塩沢橋の先を左に行くと三条の湯方面です。 (右はヨモギ尾根から雲取山) 林道終点部から登山道に入り、歩きやすい道を2kmほど進むと三条の湯です。 三条の湯から雲取山 三条の湯から少し急な道を進み青岩鍾乳洞分岐から少しなだらかになります。 (青岩鍾乳洞へは通行止めです。) 途中、登山道が崩落している場所があり注意が必要です。 山と高原地図にある水無尾根の水場は地図の場所よりも雲取山寄りです。 三条ダルミから1kmほどの距離で約340mの標高差を登ると雲取山です。 同じルートで三条の湯に戻りました。 三条の湯から親川 三条の湯からは、なだらかに登りながらサオラ峠に向かいます。 途中沢に下りる場所もあり何度か登り返します。 ここにも崩落している場所があります。 サオラ峠からは広い天平尾根を歩いていきます。 尾根が広いので道を見失いそうになりますが、ピンクテープや道標もあります。 尾根から下りると集落跡に入ります。 ここも崩落している場所があります。 集落跡を抜けると九十九折の登山道を下り最後は民家の横を抜け親川バス停に出ます。 |
その他周辺情報 | 三条の湯 テント:600円 入浴料:300円(テント泊) 日帰り入浴:600円 |
写真
感想
ついに購入してしまったマイホーム(テント)
まず最初の土地(テン場)は三条の湯にしました。
先週、テント装備を背負って六ツ石山へ行ってきてめちゃくちゃ大変だったので第一回目の本番はなだらかな道で行ける三条の湯へ行くことにしました。
約10kgのリュックを背負い奥多摩駅からバスに乗りお祭のバス停で降りました。
ここからは約8.5km林道を歩いていきます。
途中にはヤマブキやヤマザクラ、ツツジが咲いていて道沿いの沢には小さな滝やワサビ田などもあり林道歩きでも飽きませんでした。
片倉橋のゲート手前には駐車スペースがありますがすでに登山者や釣り人の車でいっぱいになっていて、ちょうど車から自転車を出して先へ進む人もいました。
ゲートを越えさらに林道を進むと塩沢橋に着きます。
塩沢橋の先で道が分岐し左が本日向かう三条の湯方面、右はヨモギ尾根を通って石尾根の奥多摩小屋近くに出る道です。
今度は、右側の道で雲取山へ行ってみたいです。
林道の終点までくるとここから道は登山道になり三条の湯へ向かいますが、この途中にも釣りをしている人たちがいました。
前回三条の湯に泊まった時にこのあたりでもヤマメがよく釣れると聞いていたのですが、今回は荷物になるので持ってきませんでした。
三条の湯では昨晩泊まった人たちがまだ撤収をしているところで本日の宿泊は一番乗りだったようです。
こちらの土地はマイホーム(テント)1区画600円に温泉が300円でつけられます。
早速、土地探しですがどこも選び放題なので丸太のテーブルといすの近くに建てることにしました。
風も吹いていなかったので家で練習したように10分もかからずに建てることができました。
テントの中には細引きを張るループがあるのでここには100円ショップで見つけたひも付きの洗濯ネットを取り付け小物置きにしました。
荷物を整理した後、布製のカメラバックに必要そうなものだけ入れて雲取山へ向かいました。
三条の湯からは少し急な道を登っていきますが、途中には崩落した登山道もあり慎重に通ってもさらさらと砂が落ちていきました。
約4Kmほど進むと三条ダルミという雲取山の直下の鞍部に出ました。
ここからは一気に350mほど標高を上げる登りなのでいったん休憩をしてから登り始めましたが荷物が軽くてもここの登りはつらいです。
やっと山頂まで登りきるとすでに多くの人たちがいました。
下で休憩をしてきたのは正解だったようです。
山頂からは富士山は少し雲がかかっていましたが南アルプスなどもよく見え石尾根も気持ちよさそうだったので今度は奥多摩小屋でもテントを張ってみたいです。
山頂から再び三条ダルミへ戻ると鹿の群れがいましたがさすがに近づくと逃げ出してしまいました。
前回見たニホンカモシカは少し近づいても逃げませんでしたが警戒心が違うのでしょうか?
途中の水場では石の隙間にストックが引っかかったのを気づかずそのまま進んでしまい、ピシッと音がして引っかかった事に気付きました。
どうやらカーボンの部分が割れてしまったようで、中のアルミが見えていました。
いくらカーボンと言っても中心部分はアルミが使われているんですね。
とりあえず、折れてはいなかったのでそのまま
来た道をたどり三条の湯へ戻るとテントの数は10張りぐらいに増えていました。
近くにいた人は、最初は奥多摩小屋にしようと思って小袖の駐車場まで行ったけど、すごい車の量だったのでこちらへ来たと言っていました。
テントに入る前にストックを縮めようとすると先ほど割れた部分が引っかかり中へ入らなくなっていました。
テントの近くで少しのんびりした後、三条の湯名物の温泉へ行きました。
湯船は2か所ありその日の人数で男女が分かれたり交互に入るようになりますが、今日は2か所とも沸かしてあり男女別でした。
ここの温泉は湧きだす温度が低いので沸かしなおしていますが、少しぬるっとした温泉ですごく温まります。
温まった後、テントに戻り少し早いですが夕飯を作りました。
今回は調理は全くせず、お湯で戻すアルファ米とコンビニのレトルトのハンバーグで超簡単に済ませました。
アルファ米は思ったよりおいしくお腹もいっぱいになりました。
その後、近くのテントの人と話をしていると風のない樹林帯のテン場ではフライの張り綱はしなくても大丈夫だとも言われました。
私は説明書通りにすべて張っていましたが、半分ぐらいの人は張っていませんでした。
暗くなってくると徐々にテントに帰って行ったので私もテントに入りました。
重くなるのが嫌で本なども持ってこなかったので、することもなく中で横になっていると疲れていたのか眠ってしまい寒くて目が覚めました。
時計を見るとまだ20時でしたが周りも静まり返っているので静かにトイレに行くと小屋の近くの開けた場所では頭上に北斗七星やしし座が輝いていました。
月も出ていたのでそれほど暗い星までは見られませんでしたが久しぶりに多くの星を見ました。
その後、何度か目が覚めながらも初めてのテントではそれなりに快適に寝られたようです。
あたりが明るくなり始めると周りでテントを片付け始める音が聞こえてきました。
私も6時30分ごろに起きだし、朝ごはんは簡単にパンで済ませ、撤収にかかります。
撤収の時には思ったように畳めず袋になかなかしまえなくて20分近くかかってしまいました。
もう少し早くきれいに畳めるようにならないといけないですね。
2日目はテントを背負いサオラ峠から丹波天平を目指します。
三条の湯からサオラ峠まではなだらかな道を進み途中何度か橋のかかった沢を渡っていきますが、ここでも釣りができそうな場所が何か所かありました。
サオラ峠からは広い天平尾根を進んでいきますが、この道は広くてとても気持ちがよくいくらでも歩ける気がしました。
丹波天平を越えてしばらく行くと落ち葉が多くなり道が不明瞭になりますが、ポイントごとに道標があったり道の脇にピンクテープがあるのでこれを確認しながら進みました。
尾根から下ると集落跡に入りますが、樹林帯のトラバース道が崩落していてここも歩くとさらさらと崩れていくような場所がありました。
集落跡を抜けると広葉樹の樹林帯になり、青梅街道を通る車の音が聞こえてきました。
途中から舗装路になり住宅の裏を抜けるとすぐに青梅街道に出て、少し山梨側に進むと親川のバス停です。
次のバスまで40分ほどあったのでバス停で待っていましたが、時間を過ぎても来ず、10分ほど遅れて到着しました。
バスがお祭、鴨沢と登山口のあるバス停に停まるたびどんどん乗客が増え奥多摩湖のバス停でついにぎゅうぎゅうの満員になり、奥多摩湖から別のバスも出たためそのまま奥多摩駅まで停まらず向かいました。
今回は初めてのテント泊で不安もありましたが、どうにか無事に帰ってこれてテントでの宿泊も楽しかったのでとても良かったです。
Chilicaさんのマイホームなのに、テン泊された姿を見ると嬉しくなりますね。
上からマイホーム眺めるの、凄く嬉しかったのでは^_^
綺麗な水色で素敵です。
今回は実践のテン泊トレーニングですね。
実践の山行はいかがでしたか?
これから徐々にご飯の楽しみ、星空観察も追加されて、素敵なマイホームでの楽しみも広がりますね。
テントが凄く誇らしげに見えました(^ ^)
テン泊山行、無事に下山お疲れ様でした。
※Chilicaさんのレコにもヤマブキ、アップされてましたね(^ ^)
myu7さんこんにちは。
初めてのテン泊は急な登りのない場所にしようと思い三条の湯にしました。
テントも迷わず張ることができ、中も快適でした。
色もお気に入りです。
ご飯も周りでは色々調理している人もいて私も出来るようになればさらに楽しいだろうと思いました。
山のお花は気になった物を写真に収めて帰ってから調べています。
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