春爛漫の雲取山 やはり、GW中は大混雑

2017年05月02日(火) 〜 2017年05月03日(水)

• GPS: 08:35
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,689m
• 下り: 1,682m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:49

8:14 丹波山村村営駐車場
8:18 8:18 小袖緑道あがり
9:33 9:33 堂所
10:07 10:11 七ッ石小屋下分岐
10:47 10:48 ブナ坂
11:20 11:20 奥多摩小屋
11:28 11:30 ヨモギノ頭
11:50 11:57 小雲取山
12:17 12:17 雲取山避難小屋
12:23 12:24 雲取山
12:37 12:38 雲取山避難小屋
12:51 12:51 小雲取山
13:11 13:12 ヨモギノ頭
13:17 13:22 奥多摩小屋
14:03 宿泊地

2日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:42

6:55 宿泊地
7:19 7:20 ブナ坂
7:45 7:45 七ッ石小屋下分岐
8:15 8:15 堂所
9:31 9:32 小袖緑道あがり
9:35 9:36 丹波山村村営駐車場
9:37 ゴール地点

小袖乗越（丹波山村村営）駐車場はトイレが設置された。
5/2(火)は朝6時に満車、5/3(祝)は朝3時半で満車になったそうだ。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口となる小袖乗越駐車場は、休前日は前泊か、早朝着でないと止められません。

写真

5/2 8:16

テン泊するので65Lザックで出発！

5/2 8:18

GW中の平日といえども、小袖乗越駐車場は朝6時で満車状態。

5/2 8:18

林道片側にも駐車車両の列。

5/2 8:22

ここから登山道。熊出没注意の看板がずっと掛かりっぱなしなので、熊鈴を付けている人がすごい多い。

5/2 8:23

雲取山麓の新緑は美しい。

5/2 8:30

整然とした木々の中を黙々と歩いて行く。

5/2 8:32

グリーンシャワー！

5/2 8:33

ずっと、こんな緑の木々の中を歩きます。

5/2 8:45

小さな祠。登山の安全を祈りましょう。

5/2 8:55

緑の中に、右上に咲き遅れたサクラ？

5/2 8:55

雲取山の山道は、距離や時間の表示が無いのがミソ。ある意味不親切かも…。

5/2 9:05

間伐されて整然と並ぶ林。

5/2 9:19

堂平は葉は小さいが新緑がきらめく。

5/2 9:20

堂平あたりの新緑。休憩に最適なスペースあり。

5/2 9:22

黄緑色の絵具で塗ったような新緑。

5/2 9:52

ここで尾根を外れて右へ90度曲がります。

5/2 9:52

やっと富士が顔を出しました。このときは雲がかかってなかったんですけどね…。

5/2 10:13

七ツ石山分岐。どちらに行っても雲取山なので、ここで迷う人が多い。ラクしたい人は左のブナ坂方面へ。

5/2 10:18

七ツ石山分岐を過ぎると新緑とはおさらば。

5/2 10:36

なだらかな上り坂が続きます。

5/2 10:52

ブナ坂分岐の十字路。

5/2 10:56

ここからは広々とした広い尾根道が続く。

5/2 10:59

南アルプス連山が見事。

5/2 11:03

おなじみのS字の木。

5/2 11:20

ヘリポートに到着。ここからの見晴らしが素晴らしい。このちょっと先に奥多摩小屋・キャンプ場がある。

5/2 11:57

奥多摩小屋を過ぎると笹原が広がる。

5/2 12:05

雲取山山頂の避難小屋が見えてきた。

5/2 12:28

雲取山山頂に到着。こんな立派な山頂碑が立っていた。ただ、あまりカッコ良くない。

5/2 12:32

高度計を見ると2018m（雲取山：2017m）。バリゴ製高度計は正確！※小袖乗越駐車場で760mに設定している。

5/2 12:30

雲取山山頂の賑わい。

5/2 12:36

雲取山南峰（避難小屋）からの眺望は広大。

5/2 12:37

富士山頂部は雲に覆われてしまった。

5/2 12:38

さあ、今日の宿泊地は奥多摩小屋キャンプ場なので、とっとと下山します。

5/2 13:03

カラ松の間の笹原を歩く。

5/2 13:24

まだ、昼過ぎなのにいい場所は既に押さえられていた。

5/2 14:43

今回も希少なオクトス製テントを発見（手前）。奥が私のオクトス製テント。

5/2 15:09

テントの中の温度計は25℃。初夏のような暑さだ。しかし、夜になると10℃にまで下がった。

5/2 15:11

さあ、今のうちにビールを冷やしておこう。既に1本飲んでしまったが…。奥多摩小屋で、スーパードライが500円で販売してます。

5/2 18:19

いつもなら慌てて下山するのですが、日没をのんびり眺めてられます。

5/2 18:20

さあ、空が真っ赤に染まらないかな…。

5/2 18:22

みんな、空が染まるのを楽しみに眺めています。

5/2 18:22

岩の上で、じっと空を眺める人。

5/2 18:24

染まらないなぁ~。

5/2 18:35

結局染まらずに、飛行機雲で終了。

5/2 19:01

夜空の月が寂しげ。

5/2 19:07

五目めしだけでは味気ないので、ツナ缶もセットで…。

5/3 5:29

翌日。いつの間にか日は昇っていた。寝過ぎた。。。

5/3 5:29

まだ、5時半だが既に半分近くのテントは無くなっていた。

5/3 5:41

やはり、朝の遠望は素晴らしい。

5/3 5:41

富士山もお見事。その手前は、雁ヶ腹摺山と三つ峠山。山梨の名峰です。

5/3 5:42

大菩薩から南アルプス連山。朝の遠望は清々しい。

5/3 7:06

富士山より南側(左側）奥方は御正体山、大室山、蛭ヶ岳といった丹沢・道志の名峰が並ぶ。

5/3 7:06

7時過ぎ、既に下山している人たち。

5/3 7:11

私がいつも登っている北丹沢の蛭ヶ岳、大室山。100kmほど離れているが、雄大に見えます。

5/3 7:19

大きなザックを背負ったテン泊軍団は、下山の途に向かう。

5/3 7:25

ブナ坂分岐。いつ何時も、ここには立ち止まっている人がいる。

5/3 8:27

登ってくる人を譲りながら、のんびり下山。

5/3 8:32

早朝の登山は清々しい。

5/3 9:32

4枚の葉に覆われた花、その花の名は…。

5/3 9:32

ヒトリシズカ！こんな風に葉が開いて、ブラシみたいな花が出てくる。

5/3 9:41

今日は5/3祭日。駐車場は当然満車。私のように5/1深夜から止めている人もいるからね…。

撮影機器：

FUJIFILM X-A1 ボディ 富士フイルム

感想

shingen

GWの中日(平日)を狙って雲取山を目指した。天気予報は晴れ。平日といっても混むことは予想できるので前日移動だ。5/1(月)23時過ぎに小袖乗越駐車場に到着した。空きは5台ほどしかない。
半年ぶりに65Lザックを背負う。前回はその重量が27kgにもなり、途中でバテテしまったため、極力荷物を減らしたがそれでも20kgある。担ぎ慣れないとちょっとした上り坂でバテそうだ。ただ、雲取山はキツイ上り坂が無いので、テントを担ぐ練習にはもってこいだ。重量級のザックを背負った若い女性もたくさんいるくらいだ。また、私を含めメタボ系のオジサンも多い。
奥多摩小屋に着いたのは昼前だったが、テントサイト一等地はすべて既に張られていた。焦ってもしょうがないので、まずは雲取山山頂を目指した。これだけ気軽に2000M級の山に登れるのはありがたい。とはいえ、荷物のせいで4時間かかった。山頂には新しい石製の山頂碑が立っていた。な~んでこんなセンスのないものにしたんだろうか？山頂には木製の看板が似合うと思う。また、不思議に思ったのが、登山口から山頂までに1つもテーブルもベンチもないのだ。くつろげそうないい場所がいっぱいあるのに…。
奥多摩小屋に戻って、テン場を探すとなぜかぽっかりといい場所が1つあった。テントを張った後、その理由は分かった。私の隣とその隣の男性の会話が大声で、昼過ぎだというのに酒をくらって、既に出来上がっていたのた。バカでかい声でくだらない話を続けている。周りの人たちがヘッドホンをしているくらいだ。酔っ払いに注意を促しても仕方が無い。私も静かに自分の世界に入るしかない。テントの中は25℃もあり蒸し暑かったが、日没とともに10℃まで下がり寒いくらいだ。串田孫一氏の本を読んで暗くなるのを待った。周りの人は日没前に夕食を済ませ、8時前にはほとんどのテントの灯りは消えていた。しかしそんな中、隣の住人のいびきがすごいこと！最後の最後まで迷惑をかける山男であった。こういう人が山小屋で隣に寝てたら殺意を抱きそうなくらいだ（半分冗談です）。
翌朝4時ごろには薄明かりとともに、テントをたたむ人たちでざわついていた。私は5時半に起きたが、既に半数近くのテントは無くなっていた。私は下山するのみなので急ぐ必要はない。のんびり行こう！
それにしても、雲取山の登山者はあいさつと道の譲り合いが良くできていて、気持ち良い登山ができた。