茨川から藤原岳西尾根周回

2017年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 8.7km
• 登り: 665m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:49

8:43 茨川
9:21 9:36 蛇谷出合
10:56 11:04 藤原岳
11:55 11:57 藤原岳山腹道分岐
12:15 12:21 迷い尾根
12:36 12:50 治田峠
13:28 13:29 茨川
13:32 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の茨川までは、国道421号線から林道茨川線で未舗装路を10km程走ります。バイクの場合はオフ車、車の場合は二駆でも良いので、最低地上高が高い車が無難でしょう。ただし、バイクでも車でも泥だらけになる覚悟は必要です。

コース状況／危険箇所等

茶屋川：危険個所は無いですが、何度も渡渉必要。増水時は川の中を歩く覚悟も必要。
藤原岳西尾根：茶屋川の取り付き箇所は「鈴鹿10座」の黄色テープや、少し上の方に藤原岳の標識があるので直ぐ分る。基本尾根を高い方へ登ればよいが、植林地帯が出てくる頃から新旧のテープが入り乱れ紛らわしい。
藤原岳展望丘〜治田峠：展望丘からの下りは急で滑りやすい。ルートはテープ頼み。途中、多志田南斜面をトラバースする箇所で道の崩壊個所もあり、気が抜けない。孫太尾根分岐以降は一般的な尾根道。迷い尾根もテープ、標識ありで迷う事無いでしょう。
治田峠〜茨川：所々標識はあるが、治田峠から暫くは廃道状態。ルートファインディング能力要求される。伊勢谷を何度も右、左と渡る必要あるが、岩が滑りやすいので要注意。後半、林道と合流してから茨川までは特に危険個所無し。

その他周辺情報

国道421を東近江方面に少し下ったら、道の駅　奥永源寺の里あり。ただ、休日は混んでいます。

写真

5/4 8:06

林道茨川線入口

5/4 8:07

この先、直ぐダートが始まります。約10km

5/4 8:35

林道終点。バイクとめます。

5/4 8:43

出発！この少し先で渡渉しました。

5/4 8:45

高校の山岳部の山小屋らしい。

5/4 8:46

5/4 8:46

茶屋川は土砂に埋まっています。

5/4 8:48

神社の鳥居も埋まって低くなっています。

5/4 8:49

川面に山桜の花弁が綺麗。

5/4 8:52

所々、荒れています。ここの流木は川端からう回しました。

5/4 8:55

新緑が綺麗ですが、渡渉繰り返さないと前に進めません。

5/4 8:56

川を渡る最中にパチリ。

5/4 9:04

5/4 9:04

5/4 9:06

5/4 9:12

5/4 9:16

5/4 9:20

ここは岩の上を越えました。

5/4 9:21

西尾根取り付きに着きました。

5/4 9:22

対岸の茂みには鈴鹿10座のテープも。

5/4 9:22

取り付き点対岸の島には鈴鹿10座のテープが何か所か貼っていました。

5/4 9:23

藤原岳の看板も見えます。

5/4 9:27

5/4 9:34

5/4 9:36

イワウチワ

5/4 9:38

登山道に花弁が散らされたいました。

5/4 9:43

赤、ピンクテープが目印です。

5/4 9:52

植林地帯が出てきました。ここで、空身で明県側から登って来た人に会ってビックリ。

5/4 9:58

尾根上をテープを探して登ります。

5/4 10:04

5/4 10:06

893mピーク

5/4 10:08

カタクリの花。残念ながら花開いていませんが。

5/4 10:09

ヤマザクラもまだ残っています。

5/4 10:12

5/4 10:17

スミレも多く咲いています。

5/4 10:20

5/4 10:21

ニシキゴロモ。この後いっぱい咲いていました。

5/4 10:21

またカタクリ。

5/4 10:24

5/4 10:30

5/4 10:30

このカタクリも花閉じています。

5/4 10:31

5/4 10:31

5/4 10:32

小野田セメントの石柱。実は、藤原岳って、小野田セメントの土地？

5/4 10:34

遠くに日本コバが見えます

5/4 10:36

藤原展望丘は少しガスっていました。

5/4 10:36

四日市方面は天気良さそう。

5/4 10:37

左へ行けば藤原山荘でしたが、このまま尾根伝いに展望丘を目指します。

5/4 10:38

山の斜面にヤマザクラがちらほら残っていました。

5/4 10:43

5/4 10:44

5/4 10:54

ここでもテープ頼り。

5/4 10:55

カルストっぽい地形になってきました。

5/4 10:57

藤原岳頂上台地と天狗岩

5/4 10:57

藤原山荘の向こうに養老山地。

5/4 10:57

今日初めてまともに咲いているカタクリ発見！

5/4 11:01

藤原岳展望丘到着！

5/4 11:03

昔、何かを祀っていたのかな？

5/4 11:03

藤原岳天狗岩の向こうに御池のテーブルランド。

5/4 11:05

日本コバ（左）と天狗堂（右）

5/4 11:06

展望丘にはどんどん人が来るので落ち着きません。

5/4 11:06

袴腰ではショベルカーが作業していました。

5/4 11:10

すこし、南に移動して昼食にしました。

5/4 11:25

気温10度強。寒かった。

5/4 11:30

袴腰と採石場

5/4 11:32

これから咲こうとしているニリンソウ？

5/4 11:33

5/4 11:37

ヤマルリソウ

5/4 11:41

バイケイソウいっぱいの急斜面を用心しながら降りて行きます。

5/4 11:43

このルートは番号案内あります。

5/4 11:48

多志田山斜面をトラバースします。

5/4 11:50

テープが無いとルート判り難い。

5/4 11:51

ニシキゴロモとスミレ。

5/4 11:56

孫太尾根出合い。ここから尾根道でホッとします。

5/4 11:58

竜ヶ岳。斜面に雪が残っています。

5/4 12:02

5/4 12:07

旧蛇谷分岐。

5/4 12:08

このカタクリの花も開いていません。

5/4 12:11

5/4 12:12

5/4 12:15

迷い尾根付近。これでもか！という位テープありました。

5/4 12:18

迷い尾根の茨川分岐。機会があったらここから茨川に抜けてみたい。

5/4 12:27

5/4 12:34

藤原岳方面を振りかえります。見えているのは天狗岩（左）と多志田山（右）

5/4 12:36

アセビの仲間。

5/4 12:36

5/4 12:36

5/4 12:38

治田峠到着。

5/4 12:38

何時になったら青川に降りる事出来るのかな？

5/4 12:39

ここにも鈴鹿10座

5/4 12:50

治田峠に降りて行きます。

5/4 12:51

倒木が道ふさいでいます！

5/4 12:54

もう廃道状態です。

5/4 12:56

でも、このテープはあります。

5/4 12:56

案内版もあり。

5/4 12:56

治田峠と書いていますが、これ登るの大変そう。

5/4 12:57

かなり荒れています。

5/4 12:58

5/4 12:59

5/4 13:02

ほぼ廃道状態。何度もの川渡が大変でした。

5/4 13:09

5/4 13:10

一旦広い道になりますが…。

5/4 13:14

また道無くなり、川をどう越えるか悩む事に。

5/4 13:19

5/4 13:20

ネコノメソウ

5/4 13:20

5/4 13:20

小さい堰堤に出ました。

5/4 13:21

護岸しています。

5/4 13:23

5/4 13:23

5/4 13:23

立派な堰堤。ここから林道となります。

5/4 13:25

5/4 13:26

歩き易い林道。

5/4 13:29

茨川に帰ってきました。後は川を渡るだけ。

5/4 13:30

林道終点まで帰ってきました。車増えていました。お疲れさま。

撮影機器：

LUMIX DMC-LX5 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ ヒル下がりのジョニー アクアシューズ（川渡用）･･･未使用

感想

yamanyanco

今年3回目の藤原岳です。初めて滋賀県側から登頂しました。昨年より、何度も茨川に下見に行って、茶屋川遡行の予行演習もして、やっと念願かないました。
　で、感想ですが、茶屋川遡行は最近のレコを読んで、川の中を歩くと思い、アクアシューズ持参したのですが、なんとか、川面を跳んで渡る事が出来たので、活躍する事無くで助かりました。蛇谷出合（西尾根取付）についても、判りにくそうな事を読んでいたのですが、行ってみると、「鈴鹿10座」のテープはベタベタ貼っているし、斜面見上げると直ぐに藤原岳の看板も見つかり、ここも難なくクリアしました。
　西尾根では面白い出会いがありました。1回目は登り始めて、最初の急登が穏やかになった頃、目の前から荷物一切持たない運動靴の年配の男性が降りて来てビックリしました。話聞くと、三重県の裏道から登って、西尾根を下り、茶屋川を遡って真の谷まで行って、白船峠から降りて戻るとの事。本当に脱帽です。自分は到底体力がもちません。2回目は藤原岳展望丘まで後10分くらいのところで、大きいリュックを背負った男性が降りてきて、御在所まで縦走したいので、この道で良いかと聞いてきました。地図のコピーしか持ってなかった様なので、間違っている事と、この道降りての道標不備大変ですよと話し、一緒に展望丘まで言って、県境尾根の方向と、道を教えました。
　山頂は風が強く、曇りで寒かったですが、それでもどんどん人が登ってくるので、少し尾根を南に降りたところで昼食を摂りました。
　南斜面の急坂を怖々降りた以降は順調に治田峠に到着。後、1時間もかからないと油断していましたが、そこからの下りが、今日一番の難所。急な降り道も倒木で遮られるは、河原に降りても、余りに荒れ、（恐らく谷沿いの木も倒れて、テープマーキングも殆ど無くなり）ルートを見つけるのが大変でした（1回転びもしました）。でも、それも20分少々で終わってホッとしました。
　茨川起点に山に登るのは初めてでしたが、それなりに楽しめました（ただ、人に勧める気はしませんが）。次回は三筋の滝を越えて御池岳にも行ってみたいと思います。