羅臼岳 岩尾別温泉から
- GPS
- 08:31
- 距離
- 15.1km
- 上り
- 1,545m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木下小屋から尾根上部まで雪はほとんどありません。アプローチシューズ必要。下山時の沢は標高360m付近までは雪がありスキーで降下できました。そこからは川になっていますが、足が濡れてもよければ木下小屋まで歩けます。 |
写真
感想
ゴールデンウイーク北海道遠征の二山目として羅臼岳に、岩尾別温泉は木下小屋の登山口から歩き始める。雪はほとんどないので、スキーとブーツは背負って、アプローチシューズで急斜面を直登していく。雪のある所はトレースもあるので拾いながら高度を上げていくが、ちょっと大変。みんな苦労して登っているようだ。尾根上部でやっとシール歩行になるが、しばらくすると薮のトラバースが待ち構えていた。先行している方々は突破して正面の斜面を登っている。しょうがない行くか。薮を突破すると先行の皆さんは地図上の夏道ではなく、向かって正面の斜面を直線的に登っているようだ。自分も特に意見はないので、素直に従って後を追う。
斜面を登りきったところで先行の皆さんは正面のごつごつ羅王顔の斜面を直登するという。スキーで先行していた方も直登している。当然スキーを履いたままでは無理だ。自分は夏道方面に回り込んで頂上までスキーで行くことにする。羅臼平から少し行くと素敵な斜面が見えてきた、こうこなくちゃね。また、登りながら少し進むと、山頂直下の素敵な一枚バーンがあらわれる。雪の緩み具合も良いし、シールにクトーで登っていく。快適な登行をつづけて、山頂ドームの基部に到着。ここからはすこしだがアイゼン歩行で頂上まで行くことにするが、トレースがついているので問題はない。サクサクと頂上到着、先行のお二人が休憩しているところだった。写真を撮っていただく、ありがとうございました。
頂上は今日も360度の大パノラマ、ちょっと霞んでいるが、国後島や明日行く予定の斜里岳も見えている。やっぱり頂上に来なくちゃね、見れない景色は確実にある。
さて、お楽しみの滑降だ。山頂直下からスキーで滑り出す、斜度もザラメ加減もいい感じだ。気持ちよくターンを刻んでいく。トラバースしながら隣の急斜面も一本いただく。羅臼平を夏道に従って進んで三峰との間の谷に滑り込むが、ここも超快適で自然の大きなハーフパイプだ。ハーフパイプ下部から極楽平方面に進んで、極楽平への斜面をもう一本、ここも素敵なザラメ斜面だ。極楽平を進むと来た時に苦労した薮へ突入だ、うんざりするが仕方がない、帰らないといけないからね。
薮を突破してから夏道からは外れて、右側の谷を降りることにした。雪がどこまであるかわからないが、滝はないとのことなので大丈夫だろう。滑り出しは薮が少しうるさいが、少し降りるとまたまた、自然のハーフパイプだ。少し狭いが割と快適に標高360m付近まで雪が続いていた。ここでスキーとブーツを再度背負って、アプローチシューズで沢歩きだが、土が滑りやすくて歩きにくい。すったもんだ格闘しているうちにストックの先っちょが折れてなくなってしまった。あ〜あ〜やけくそだとジャブジャブ川の中を歩いてみると意外に快適、ゴールまでもう少しだしね。ジャブジャブしていると堰堤が出てくるが、脇に親切にも?お助けワイヤーがぶら下がっている、工事用のネットの端をのばしておいてくれたのだろうか?ありがたく使わせていただき降りて、すぐ二つ目の堰堤があり、ここは降りずに上に少し登るとすぐに登山口だった。
いろいろあったが、変化にとんだ素敵な一日になりました。お会いした方々、いろいろお世話になりました。一人ではうまくいかなかったでしょう。ありがとうございました。
最高の山行ですね。残りを楽しんで下さい。
zoeさん、ありがとうございます。翌日、斜里岳も登頂できました。奇跡的にずっと晴天で北海道を満喫しました。これからフェリーで帰ります。お世話になりました。次回があれば?十勝を中心に山スキーをしたいと思いました。
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