眺望の浜石岳と由比桜えびまつり
- GPS
- 07:27
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 960m
- 下り
- 958m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部両側が切れた尾根道もありますが、普通に歩いていれば問題はありません。 中部電力の保安路が交差しているところが多いため、間違って脇道に入り込まないように注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 東海道線を由比駅から各駅停車で東京方面に向かい、乗り換え駅の熱海駅で、駅前にある公衆浴場(500円也)に立ち寄りました。 |
写真
装備
備考 | これからの季節は暑さ対策が必要です。木陰は涼しいですが、脱ぎ着できる服装が理想です。帽子も必須でしょう。 |
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感想
今年の大型連休、遠征の地に選んだのは静岡県の浜石岳。眺望のいい山として以前から気になっていたのですが、先週末にardisiaさんが登り、桜えびが旬だということをレコで教えてもらったので、この機会にとはるばる足を伸ばしてみました。
始発の新幹線で地元を出発し、途中の新横浜からは都心の山仲間とも合流。連休中とはいえ、各駅停車のこだま号は案外平和で、のんびりと景色を愛でながら西に向かいます。三島で東海道線各駅停車に乗り継ぎ、ちょっとウトウトしたら興津駅。
東海道の宿場町だった興津と由比を繋ぐ道はウォーキングの人たちで賑わっており、興津駅からは小リュックを背負ったご夫婦が三々五々歩き出します。街道の歴史を勉強しながらのんびりと峠に着くと、そこには雄大な富士山と大海原が広がります。
よく台風のときや大渋滞のときにテレビで写るライブカメラはこの薩埵峠にあって、広重の浮世絵と同じような構図の景色を拝むことが出来ます。視界を海に移すと、愛鷹山、箱根山、沼津アルプスから伊豆半島まで一つながりに取り囲んでいます。
峠ではミカンを買ったり、写真撮りまくったりして時間を大量に消費。浜石岳へ向かう道は先ほどの峠道とは打って変わって人がおらず、暑さも加わって足取り重く、薄暗い針葉樹林帯を進みます。途中のシュンランだけが唯一の慰めでした。
そしてお腹も空く頃に新緑の急坂に差し掛かり、低木のカヤト原を抜けると唐突に巨大な富士山が姿を現しました。それも足下から丸見え。右手には駿河湾が広がり、左手には南アルプスが望める、標高では語れないような絶景がそこにはありました。
山頂では大休憩ののち、主に車道を伝って由比駅へ。途中では花を愛で、富士山を拝み、新幹線を撮り鉄し、直売所でミカンを試食・購入するなどやりたい放題。由比駅に着く頃は日も陰り、売り切れの桜えび屋さんに絶望しながらも近くの寿司屋へ。
飛び込みで入ったその店は、大将がひとりで切り盛りする店。先客の対応で放置されること30分、ようやく出てきた桜えびのお刺身は新鮮で、天ぷらも最高。地魚も素の状態のものと手の込んだものが混じり、銀シャリも店主の拘りが伝わってきました。
大喜びで店を後にし、各駅停車で向かった熱海で昭和レトロな駅前温泉に浸かり、やり残した感がまったくない、充実の山歩きとなりました。午後6時半過ぎに由比駅を出て、鈍行乗り継ぎ高崎着が午前1時。こんな破天荒できるGWって最高っす。
コメント
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高崎から清水へ、電車での日帰り山行が可能なのですね!
少し驚きました。
富士山、東名高速&海の絶景が見られるのはここからだったのですね!
何か見た事がありますよ。
大きな富士山と青い海が終始、見られて良い山ですね!
なかなか行けない山域ですが、楽しませて頂きました♪
生桜海老、美味しかったでしょうねぇ〜!
お疲れさまでした。
アヤモエさん、こんにちわ。
高崎発の静岡市内山歩き、始発の新幹線使えばギリギリ可能でした。
帰路も素直に新幹線使って風呂入らずに帰れば、午前様は回避可。
よく見る構図の富士山も、遮るものなくくっきり見えて感動しました。
滅多に行ける場所ではないですが、海と寄り添う山っていいですね。
海の幸も満喫できる静岡の山歩き、また行きたいです。
yamaonseさん、おはようございます。
駿河湾、富士山、桜エビなどの海の幸、新幹線利用での静岡への山行は日帰りとは言え8時間もの走行時間でGWの休日の一日を十二分に楽しまれましたね。
110枚目は吊花 25枚目はマルバウツギの様な気がしました。
Landsberg
Landsbergさん、こんにちわ。早ければ5時間以内で歩ける距離のようですが、あちこちで時間を散財し、8時間も掛かって麓まで戻ってきました。絶景ポイントのある山や、花盛りの山は、タイムスケジュール気にせず登りたいですね。
そして花の名前、自分が普段行く場所とは微妙に花の種類が違っていて、迷いました。ツリバナはニシキギ科のようですが、マユミとかも似ていて分かりにくいですね。ウツギも種類があって、同定が難しく、都度勉強になります
yamaonseさん、おはようございます(^o^)
奇遇にも遠征、静岡で同じでしたね(^o^)
桜えびをほしてピンク色になる風景を見たくて、去年、計画したんですが計画倒れになってしまいました。
峠からみた富士山綺麗ですね(^o^)
近くで見れるとハイテンションになりませんでしたか?
遠征お疲れ様でした(^o^)
robakunさん、こんにちわ。本当は新潟で花三昧?とか思いましたが、同行者が富士山と桜エビ祭りに魅了され、行き先が静岡へ変更となりました。桜えびを海岸で干す光景、そういえば有名ですよね。食べることしか頭になかったです
峠からの富士山、最高ですね。関東圏からの富士山は逆光でこうはくっきり見えません。沢筋の雪も、剣が峰の建物も見えるし、なんといっても山が青いのがうれしいです。ハイテンションになった結果、登山口行くまで1時間半も掛かりました
yamaonseさん、こんばんは!
GW、遠征でしたか!
連休中の新幹線は激込みかと思いきや各駅停車の「こだま」は意外とそれほどでも無いんですね。
実は12月のおすすめルート「浜石岳」。2月頃お邪魔しようと企んでいたのですが、今もって叶わずです
空気の澄んだ冬場が魅力的の様ですが、桜えびの今が旬の山の様ですね。
薩埵峠からの富士山、憧れの景色です
途中下車の昭和チックな「駅前温泉」、何ともいい感じ。
旅愁漂うようヤマレコでしたね
お疲れさまでした
teru-3さん、こんばんわ。GW遠征、車を使わず行ける場所として、新潟か静岡へ行こう、と都心方面の山友だちと話していたのですが、富士山見たい、桜えび食べたい、ということで、浜石岳となりました。こだまも空いていたし、結果とすると最高の山行となりました。
この山は冬場に登られることが多いようですが、登りの人工林はいい具合に日射しを遮ってくれるので夏も行けそう。桜えびの春、ヤマユリの初夏、広葉樹地帯もあったので紅葉の秋、とフルシーズンで楽しめそうです。市民憩いの山はどこも懐が広いですね。
東海道をちょろっと歩いたので、またまた街道歩きの欲求が増してきました。史跡多い東海道は残念ながら遠いので、中仙道・・・と思いつつ、なかなか実現しません。やはり、温泉や海、美味しいモノや古いモノと揃った東海道は魅力的ですね(^^)
yamaonseさん、こんばんは。
まず、私の拙いレコがお役に立てたようで良かったです。
爽やかな青い空に、まだ雪の残る富士山が浮き上がるような景色が素晴らしいですね。
富士山の景色があまりにも良いので、駿河湾の大展望がオマケみたいになってるのが凄いです。
私は数日前に行ったばかりですが、また行きたくなってきました(笑)
また、「あおぞら」は売り切れだったようですが、代わりに寿司屋で桜えびの刺身や地魚の握りを堪能できたようで一安心しました。
さすがに由比まで行って、桜エビを食べられずに「空振り」は悲しすぎますからね・・・
ardisiaさん、こんばんわ!レコ見て行きたくなり、友だち誘って出掛けてきてしまいました。やはり、桜エビ祭りの訴求力は強いようで、友だちも即決でした(爆)富士山も最高で、大海原も凄いのに、たしかにおまけみたいになってしまってますね(笑)
麓のあおぞら目指して下山して、閉まっているのを見つけたときは絶句しましたが、飛び込みで入った寿司屋さんは思いの外よくて、桜えびのほか、地場港に上がった魚を頂けました。海無し県住みなので、海沿いに行ったときは魚料理がないと行く価値半減です(爆)
yamaonseさん こんばんは
冬しか訪れた事のない浜石岳、初夏はいろいろな花が咲いているのですね。
暑がりなワタクシは下山後、駆け付け
になってしまいます
初夏の富士山もなかなかいいです。南も見えたようで楽しい一日
テンさん、こんばんわ!冬に歩かれることの多い浜石岳ですが、今が旬の桜えびに誘われて、こんな時期に歩いてみました。海に近いせいなのか、季節感が関東圏の山とはちょっと違っている印象で、早春のシュンランから、スクスク育っている初夏のヤマユリまで、幅広くあるのが印象的でした。
標高は低く歩き出しは暑かったですが、樹林帯は日影で、山頂は風が心地よかったです。やはり、海沿いは日射しは暑くてもからっとしているのかも。下山後の寿司食べながらビール 飲みたかったなぁ。大海原見下ろすのもいいし、残雪の富士山、南アも雄大でいうことなしですね。
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