燕岳
- GPS
- 10:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 10:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第一ベンチ以降は、雪あり。 午後の下山道は、下るにつれて泥んこに。 ※GPSログが一部おかしいです。燕山荘内にいた際、飛んでいるようです。修正の仕方が分かりませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
米っちょと燕岳へ。
快晴。絶景。
とにかく素晴らしかった。
来年のGWは泊まりで来よう。
唯一残念だったのは、自分の体調。
どうやら風邪をひいていたようで、元気が出ない。
いつもは楽しくおしゃべりしながら歩くところ、ひたすらトボトボと。
米っちょにはホントに申し訳なかった。おそらく、登山そのものよりも、ぼくとの小粋なトークを楽しみにしていたはずなのに…。
大人気の燕岳。山小屋も大勢の人で賑わっている。
いつものことではあるけれど、米っちょは、近くの人に話しかけて、いつの間にか仲良くなっている。この日も、東海地方からやってきたという2人の青年と盛り上がっている。
米っちょのそういうところを、ぼくは尊敬している。
ぼくもその楽しげな輪に混ざりたかったけれど、発熱していたのだろう。暖かな日だったにもかかわらず、山小屋のストーブの前で凍えていた。
燕山荘から山頂まで、まだ少し距離がある。
一瞬、登頂をためらう。
しかし、この絶好の天気で登らないなど、やはり考えられない。
トボトボと登ってきた。
行って良かった。素晴らしかった。
下山の途中で、クスリが効いてくる。
元気になるわけではないけれど、つらさはだいぶ薄まる。
そんなタイミングで、山小屋で出会った青年の一人が下からすごい勢いで登ってくるのに出くわした。ぼくらが山頂を目指すタイミングで、下山したはずなのに。
「えええっ、どうしたの?」
「アイゼン落としちゃって」
「あっ、さっき落ちてたよ」
「はい。行ってきます」
しばらくの後、アイゼンを回収した青年に追いつかれる。
合流して話をしながら下山。
なんとなく、かみ合わない。
よくよく聞いてみると、友人が落としたアイゼンを、その青年が取りに戻ったというのだ。
驚いた。なんという麗しい友情だろう。
バスに乗り遅れた二人を、クルマに乗せていってあげようという提案は、ぼくからのささやかな贈り物だ。友情に乾杯。
ぼくも、米っちょにそっと尋ねてみる。
「ねぇ、米っちょ」
「ん?」
「もしぼくがアイゼン落としたら、米っちょ、拾いに行ってくれる?」
「えっ、亀ちゃん新しいの買いなよ」
「えぇぇ」
「お金あるじゃん。買いな」
「いや、これは銭金の問題じゃないでしょ」
「自分のじゃなくて亀ちゃんのだよね?いやー、そーねー(笑)」
「ぐぬぬ…」
場所は燕岳合戦尾根。
第一次燕合戦、勃発。
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