鳥海山ー憧れの鳥海山で親子スキー滑走ー
nao_soma
souma
体力度について
- GPS
- 05:46
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,068m
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| 天候 | 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
拍手17時半着で駐車場は8割埋まっていた。周りでは宴会が始まっていた！
私はついていけない・・・。写真撮る余裕もない。
感想
鳥海山。
山登りを始める遥か前。学生の頃に東北一周した時にその姿に心奪われた山。
登山を始めてからは北海道へ向かうフェリーの上から見た青空に映えるその山容にまたしても心奪われる。
長男が小学校2年生の頃、東北の山々を巡ったが体力的に鳥海山は難しかった。そして山スキーを始めた今、鳥海山はスキー滑走ができる山と知る。
昨年のGW。鳥海山BCを計画するも、天候が悪い予報で断念。この時期、鳥海山は強風が吹いたりなどタイミングが合わないと厳しい。
そして今年。最高の天気予報。今回行かなくていつ行くんだ！
前日の月山スキーから日本海沿いを北上。祓川ヒュッテを目指した。どこから見てもかっこいい鳥海山を眺めながらのドライブ。
災害による交通規制によって思うように到着できず、ぐるっと回ってヒュッテ駐車場に到着。駐車所は8割方埋まっていて、すでに宴会が始まっていた。
夕日にうっすらそまった鳥海山を眺め、缶ビールを飲み干すと、前日から寝不足だった私はあっという間に眠りに落ちた。
翌朝、四時過ぎに起床。
長男はまだ寝ていたが、朝食、スキー、ザックの準備などを行う。するとご来光の時間がやってきた。丁度、岩手の名峰・早池峰山の上から日が登る。なんともいえない至福の時間。
早めに起きたものの、長男を起こし、食事をとらせ、トイレに行かせると、あっというまに5時を回る。
周りもすでに出発し始めている。我々も急いで出発。青空のもと、鳥海山の美しいシルエットが浮かんでいる。
昨日と同じように長男は登山靴にアイゼン・ストック。
私はシール登行であるが、ザックの中に長男のスキーブーツ、外側にスキーを取り付ける。ちなみに昨日、ポールの一本を無くしたので、片手ポールである。
さらに、昼食の食材、お湯などをザックに入れてかなり重い。このテント泊並の重量が体にこたえる。
スタートするとすぐに小学生のお子さんとお父さんらしき二人連れが抜いていく。
お父さんはスキー登行でザックに子供さんのスキーを担いでいるので、我が家と同じパターンか。
しかも子供さんはたぶん小学生なのでうちの長男よりも年下。
その親子の方は常に我々の前を歩いており、長男と二人で凄いなーと感心する。
さて、鳥海山の登りルート。
目印の旗が立ててあるが、天気が良い日なら、山頂にめがけて色々なルートで登れる。山全体が雪で覆われているのである。
山頂まではずっと登りである。
独立峰の火山。富士山のように裾野から山頂に向けて標高を上げていく山なのである。
一歩一歩、歩みを進めていく。
いつの間にか駐車場が眼下に小さく見える。そしてその向こうには広大なこの山の裾野が広がっている。
さらに高度をあげる長男が指を指す。「日本海が見える！」。
スタートして二時間。
常に私が先行して、長男が後ろからついてくる。
それが、2時間たったころ、形勢逆転。
長男のスピードについていけなくなる。
とにかく荷物が重くて数歩歩いては休憩の連続となってしまう。
山頂まで残り100m。体力の限界が来た。もう一歩づつ歩くしかない。
長男は先に直登し、私があがってくるのを待っている。
最後の斜面が急であったこともあるが、足・腰の筋肉が限界で今にもつりそう。
10分であがれるような距離が30分かかる。長男はすでに山頂（七�盪魁砲謀�着し、上から心配そうに私を見ている。
何とか七�盪海謀个辰浸筺�しかし、鳥海山の最高峰は外輪山である七�盪海�ら一旦火口部に降りて登り返す新山なのである。
「（最高峰の）新山は登るの？」と聞く長男。
「無理」と私。
まずはザックからお湯とフリーズドライを出して昼食。
さすがに山頂付近は風が強くて寒さを感じたので長男にはダウンを着せる。
腹ごしらえした後は、いよいよ滑走である。
しかし、すでに疲労困憊の私は滑走にワクワクすることもなく、なんとか無事に滑り降りようそれだけである。
といいつつも、滑り降りるルートを考えながら思ったのは、本当に鳥海山は天然のゲレンデだということ。そのルートも大きな斜面が広がっており、また、斜度もさまざまであり、バックカントリーの人たちが好む山であるというのがすぐにわかった。
ある程度まで滑り下りて、どのコースへ降りようか考える。
ゲレンデ滑走中心の私には新鮮な体験。
長男も私についてきて降りてくる。中学校1年生でこんな経験なんてなかなかできないよな。
きついも楽しいも憧れの鳥海山の魅力を体で感じた。
決して忘れらない山行となった鳥海山。
鳥海山下山後は翌日の会津駒ヶ岳登山のため南下する。
夕ごはんに親子で米沢牛！
明日に備えてエネルギー注入です！
■鳥海山 百名山60座目、長男(中1)59座目
※ただし、最高峰の新山は登頂していません。
・2017GW第1弾5月3日月山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1128509.html
・2017GW第3弾5月5日会津駒ケ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1129142.html
鳥海山も月山のように雪に覆われた山でした。鳥海山は独立峰らしい急な登りが続きました。特に最後の一時間はきつくて、進んでは止まり進んでは止まりの繰り返しが続きました。そして何とか登り切った時には、「登ることができた」という達成感を味わうことができました。
そこからの滑走はあっという間で、登ってきた時間に比べればほんの一瞬でした。それほど楽しく滑ることができました。同じ方向に向かっていても様々なコースを行けるので、良いBCの山だとわかりました。
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nao_somaさん、souma君こんにちは。
まさかのニアミスでしたね！
しかも祓川からとは…新山まで来てくれたら会えてたかも？
お二人のコメントにはまさに同感で、鳥海山は山スキーのための山だとしみじみの感じました。
親子で登山ならずBCまで一緒に楽しめるのは羨ましい限りです。
次は是非白山でお会いしましょう！
本当に惜しかったですねー。
新山は近くて遠かった（笑）
冬はゲレンデ滑走メインなので、BCは春スキーといった感じですが徐々に経験を積みたいと思います。
今年こそは白山！（毎年言っている気がする・・・）
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