八紘嶺・七面山（山梨百名山）

2017年05月05日(金) [日帰り]

• GPS: 07:49
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,704m
• 下り: 1,696m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:47

4:40 八紘嶺登山道入口
5:06 5:06 富士見台
5:44 5:44 八紘沢の頭
5:58 6:12 八紘嶺
7:28 7:33 1964ｍ峰
7:34 7:39 いくむし山
8:24 8:25 希望峰
8:41 8:52 七面山（山頂標柱場所）
9:09 9:10 希望峰
9:50 9:54 いくむし山
9:56 9:56 1964ｍ峰
11:13 11:35 八紘嶺
11:47 11:47 八紘沢の頭
12:12 12:12 富士見台
12:27 八紘嶺登山道入口

【メモ】

・生き物はいずれ死にます。
　でも登山道で死にたくない。

写真

梅ヶ島林道の中腹にある登山口の近くにある駐車場。時間が早すぎて誰もいない。

こちらが登山口。

誰だっ、まといリス君のカンバンを倒したヤツはっ！

はい、おはよう。

ソロリソロリと出発。

傾斜はそれほどキツくないんですけど、早朝から何も食べずに登ってるので、早くもバテ気味。

ここで、安倍峠からの登山道と合流。

あれが八紘嶺でしょうか。

日が昇ってきました。だいぶ明るくなるのが早くなってきて、日帰りにはありがたい。

富士見台からの美しい富士山。早起きして登ったごほうびなのだ。

モルゲンロート。

富士見台から先は、ザレた急坂や足場の悪い場所もあるので、気をつけて歩いていきます。

すくすく育ち中バイケイソウ。

深南部っぽい雰囲気。

うおっ！登山道でシカがっ、シカがっっっっ！

無事、八紘嶺に到着。

三等三角点「白崩」。

朝ごはんを食べて元気モリモリで出発。

このカンバンをよく見かけましたが、45年も前のカンバンだというのに、ぜんぜんサビてないし色もキレイ。スゴイな、これ。

ここから一旦、200mほど高度を下げていきます。

疲れてアタマに来たのでチョップで叩き折る（ウソ）

八紘嶺から先は踏み跡がちょっと薄いんですが、基本的に稜線歩きなので迷うこともないと思います。ピンクテープをていねいに辿って歩きます。

鞍部となるインクラ跡。

こっからまた1,964m峰まで登り返し。この世で登り返しほどダリィことはない。

天気の良いのが何より。

コケがいい感じに育ってます。

バテバテになりながらなんとか1,964m峰に到着。

三等三角点「椹森」。

道中がなかなか長いな。

七面山に近い場所では窪地に雪が残っておりました。

希望峰に到着。

南アルプスのすばらしい展望に感激。ああ、来てよかった。

希望峰を過ぎれば七面山はもうすぐ。

予想よりもけっこう雪が残ってました。

静かで雰囲気のいい七面山の山頂直下。

無事、七面山に到着しました。

二等三角点「七面山」。

山座同定盤があるけど樹林帯で展望なし。1982年に設置したみたいなので、35年前には展望が良かったのかな。

ちょいとだけ休憩してサッサと帰る。

帰りはちょっとだけ気がラク。

希望峰で南アルプスの見納め。

ひたすら歩く。

まだまだ遠い八紘嶺。おなかが空きすぎて足が前に出ない。

八紘嶺への最後の登り返しがキツすぎる（たぶんシャリバテ）

八紘嶺まで無事戻ってきました。ちょっと早めのお昼ごはんをば。

今日は手軽にコンビニのり弁。山では何食べてもおいしいよね。

温度計ブッ壊れてるぞ、おいっ！

おなかもイッパイになったので、ゴキゲンに下山。

静岡市消防隊のみなさんが重装備で訓練中。「あのシカ一週間前から死んでましたよ」って、一週間前にも登ってんのか。

安倍奥の絶景。

大谷嶺と山伏方面。

行きには気づかなかった分かれ道。

奥へ進んでみたら、富士山の好展望地が。

八紘嶺〜富士見台の区間はザレた急坂なので、登りよりも下りのほうが危険です。転倒しないよう、注意深く歩きます。

富士見台から富士山の見納め。

富士見台を過ぎればあと少し。

今日もコケずに無事下山できました（未遂4回）

ただいま。

なんだかんだ言ってGW真っ最中なので、16人ほどの登山者に会いました。

新緑に染まる安倍奥。やっぱり好きですこの山域。

感想

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八紘嶺は訪れたことがあったのですが、
そこから七面山まで縦走したいと思っていたので、
今回チャレンジしてきました。

日帰り早出早帰り登山がモットーなので、
誰とも会わない静かな山歩きを楽しめました。

今日もシャリバテ気味になってしまい、
アップダウンで苦戦しましたが、
もうちょっと的確な栄養補給を考えなくてはと、
毎度ながら反省させられます。

道中、シカが死んでいましたが、よくよく考えてみれば、
シカたちはこの山域で産まれ、この山域で死んでいきます。

たまたま登山道で死んでいただけであって、
よく考えてみれば不思議なことではありませんし、
これが自然の姿なのだと痛感させられました。

安倍奥の山域は自然が豊かで、静かで、富士山の展望も良く、
いつ登っても楽しい山域なので大好きです。

次回は、ぜひ山梨側からの七面山にも挑戦してみたいものです。





おわり