子連れ 雲取山


- GPS
- 14:49
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,652m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | のめこいの湯 PM4時時点で入庫4台待ち |
装備
備考 | 奥多摩小屋到着時、テント設置場所はゆとりがあったにも関わらず トイレと水場までの階段が近い場所をと欲張り、斜面に設営したことが大きな間違いだった。就寝時、どの方角を向いても、スーッと身体が滑ってしまい、まともに寝れなかった。 |
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感想
今回は春に入学した次男のテン泊デビュー山行。
長男の「雲取山では雲がほんとうに食べられるよ」というネタ話を真に受けた次男は「たべたらべたべたするのかな」「やわらかいところがいい」などと相当楽しみにしている様子。0時に自宅を出発し東名とかつかって奥多摩を目指す。
丹波山村村営駐車場(旧小袖乗越)は3時の時点で車がいっぱいで、駐車スペースにテントたててる人なんかもいたり、起きてる人もたくさんいてイベントみたいだった。
路肩のくぼみに停め仮眠と朝食をとり、クーラーボックスから取り出した冷凍食材や氷など詰め込み出発。
一昨年GWの三条の湯までの小学生2人連れ山行以来2年ぶり、更にアラフォー突入体力の衰え加速ということで、歩きはじめて間もなく息がざあざあいってきたが、しばらくすると慣れてきた。
早くもトラブル発生。デジタル一眼レフカメラのSDカードを自宅に置き忘れた。SDカードが入ってないデジイチは文鎮にしか使えない。10分かけて車まで置きに戻る
眼下の車道がみるみる遠ざかる様子や廃屋の不気味さ、苔むした倒木群にキャッキャはしゃぐ息子たちだが、なんせ休憩要求が多い。機嫌悪くなっても困るので、最初のうちは優しく対応していたのだが、10分経たないうちに「もうダメだ」「足がいたい」「もう歩けない」など弱音を連発してくるので、こっちもだんだんイライラして語調が強まり、休憩時間も2分とか3分とか極端に短くなる。そんな父のイライラを察してか息子らはしぶしぶペースをあげる。こうなるとどっちが大人なのかわからなくなる。
七ツ石小屋手前、ブナ坂に至るまでの分岐から見えるのが崩落地点に架けられた橋。既に渡ったことのある長男と、未経験の次男で意見が割れるも「橋は帰りに通ったほうがたのしい」という兄の意見をのむ形で七ツ石小屋ルートを進む。小屋では1杯の甘酒を3人で飲み、ちょっと長めの休憩。小屋番の方たちはとても気さくで、子どもたちにも優しく話しかけてくれました。小屋を発つ際、次男が平地で前のめりに転倒。ザックを背負う前だったので胸を擦りむく程度でおさまった。水場を過ぎて次第に勾配がきつくなる。弱音をこぼす息子たちを励ましながら、なんとかブナ坂到着。
隣で休憩していた外国の方が子どもたちのザックをみて「キミタチ イイ バックパック ネ」と褒めてくれたりしてテンション回復。ありがたやありがたや。
バックパックという響きの良さから、山行中はザックあらためバックパックと呼ぶようになる。
ブナ坂から景色が変わり気分も高まり、もうすぐゴローンできるなぁとウキウキ。子どもたちに「もうすぐ」と「あとちょっと」の効果の薄い魔法を唱えながら、ヘリポート手前、ちいさな丘みたいのを巻くと、見えたテント場!何回来てもこの瞬間が大好き。三条の湯到着の次に好き。
テント場到着は14時前。小屋で支払いを済ませて設置場所を物色。
水場案内の小さな看板のそばが好き。でもトイレ近くはイヤ。うちのテントはモンベルの4型。1型に2人で寝てた頃と比べると、占領スペースが格段に広く、設営場所が限られる。ヘリポートの近くは平らなところもガラガラだったけど、やっぱり水場にくだるところのそばにしよう。林側の若干斜面になってるところが広めに空いている。寝るときは足を傾斜に向ければ問題ないでしょ。
いつものことだけど、子どもたちにテント設営を手伝わせると労力と時間が3倍も4倍もかかる。早くゴローンしたい父としては、チャッチャとひとりでたてたいところだが、せっかくだし経験させといたほうがいいのかなと、ロッドのカチカチと、ペグ打ち込みをお願いした。すると子どもたちが「ペグいっぱいみつけた」と、真新しいものから曲がってるものまで5本くらい持ってきた。みると地面にまだいくつか刺さってる。忘れ物?まぁいいか抜いとこ。さて、まだ手伝いたいカオした子どもたちに次なるお仕事、水汲みを依頼。プラティパスを手渡すと、2人でトコトコおりてった。
しばらくすると8分目くらいまで汲んできたのでしっかり褒める。
目を輝かせて仕事を求めてくるので、買ったばかりのなんちゃってチェアワンの組み立てを任せることに。これまたロッドのカチカチが子ども心をくすぐるのだ。シート張りはさすがに力が足りず任せられないけどね。ちなみにこのなんちゃってチェアワンだが、実際に2日間使ってみたが、座り心地バッチリでコスパ含め大満足。もう一脚追加注文しよう。
環境が整ってくると、当然、手伝いはなくなってくる。かと言って、テント場に放牧するにはたちの悪い2人だし、どうしましょ。と、悩むも早速切り札"肥後守"を投入。
実はコレ、子どもたちの保育園では日常的に遊びのツールとして使われているもので、卒園時に園長から贈られるもの。
これ1本で子どもたちは数時間、木工を楽しむことができる。寒くなったら、ソロストーブを出して暖をとる。
眠、
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