袖平山・犬越路：丹沢有数の激坂に四苦八苦、半袖隊長、山渓神奈川県の山2015年版も完登
神奈川県
半袖隊長👕
体力度について
- GPS
- 08:07
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,818m
- 下り
- 1,625m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:07
★EK度数：45.525=18.59+(1843÷100)+(1701÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数＝合計距離＋（累積標高上り÷100）＋（累積標高下り÷100÷2）
（標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用）
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離： 18.59km / 最高点の標高： 1423m / 最低点の標高： 351m
累積標高（上り）： 1843m / 累積標高（下り）： 1701m
【参考文献】新・分県ガイド 神奈川県の山（山と渓谷社2015年版）
5）檜洞丸�（儔修里△觴�然いっぱいの登山
6）檜洞丸�⊇蕾討魯轡蹈筌轡�、秋は原生林の紅葉
（注）但し今回歩いたコースとは、ほとんど重なっていません_(._.)_
| 天候 |  曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
 05:33町田駅05:4606:01橋本駅／橋本駅北口06:20 06:51三ヶ木BS06:5507:33音久和BS（ 混み具合）三ヶ木行き・月夜野行きバスとも全員着席焼山登山口で8名、平丸で3名、音久和で2名下車 【復路】西丹沢ビジターセンター15:48 16:53新松田駅16:5518時ころ地元駅（ 混み具合）新松田駅行きバスは1台運行で全員着席本来は西丹15:40発なのになぜか遅れており、運好く乗れた |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般   】●全長18.5kmのうち、最初の3km（音久和BS〜八丁坂ノ頭分岐）までは一般道路及び林道歩き。 ●個人的趣向により音久和BSにて下車したが、東野BSで下車する方が断然近い 【鋤柄山登山口駐車場〜姫次】 単純標高差は約1000mだが一方的な登りが続き危険箇所なし 林道作業用モノレールを潜った後、標高1200〜1350mにかけてが急坂で辛い 【姫次〜鋤柄山〜風巻ノ頭〜神ノ川（日陰沢橋）】 姫次から鋤柄山へは平穏な尾根道だが、日陰沢橋に下る風巻尾根は水平距離3.3kmで約900mの標高差をもつ丹沢山塊の中でも屈指の急傾斜 特に風巻ノ頭から神ノ川橋までは水平距離1.3kmで約520mの標高差のため、本コース中で最難関 特段の危険箇所があるわけでないが、滑落等で谷に吸い込まれないよう要注意 【神ノ川（日陰沢橋）〜犬越路〜用木沢出合〜西丹沢ビジターセンター】 日陰沢（神ノ川ヒュッテ）から犬越路までは単純標高差約500mの登り返し 途中から枯れた沢沿いとなってガレ場の悪路が続くが、橋やロープなどの設置状況は万全だ 落石や踏み外しによる転倒に注意しながら歩くベし 犬越路からの下りは、最初は急だが次第に緩んでくるので、特段の危険箇所はない ★水場  ：西丹沢の森に近い林道の法面から流れ出ている水は飲めそうだ★渡渉箇所  ：なし★残雪状況  ：なし★泥濘状況 ：なし☆半袖  タイム：最初から最後まで★半袖 出会い指数：あり☆半袖 驚かれ指数：なし★入山者  ： 姫次：3組4人（男性ソロ2＋女性2人組） 袖平山〜神ノ川ヒュッテ：男性ソロ2人（北丹トレラン大会の下見） 犬越路：男性2人組 |
| その他周辺情報 | ★登山ポスト ：神ノ川ヒュッテ★トイレ  ：日陰沢橋（神ノ川ヒュッテ手前）、西丹沢ビジターセンター★駐車場  ：袖平山登山口（詰めても３〜４台程度）★食事処  ：なし★コンビニ  ：橋本駅北口バス乗り場近くにローソン★商店  ：なし★携帯  ：途中、かなりの地帯で圏外★温泉  ：寄らず★飲食店 ：寄らず★酒類調達処   ：小田急マート（新松田駅前）★前泊施設  ：自宅日帰り |
写真
拍手朝夕一本ずつしかない貴重便です。
薄い紫の花びらに斑点が魅力です。
⇒カキドオシ（多謝odaxさん）
晴れ予報だからそのうちに取れるのかと期待。
道志道（県道76）を挟んで天神峠から入道丸、平野峠辺りでしょうか？
ちょっと大き過ぎる気もするが…。
⇒オダマキ（多謝odaxさん＆kuboyanさん）
黍殻山方面からハイカー二人が上がって来ました。
この先は一気に傾斜が緩んでダラダラ坂。
実は袖平山1431.8みょりも高い。
バス停から約3時間。
残念ながら雲で眺望は今三つ。
蛭ヶ岳山荘に泊まった山ガール二人組と暫し歓談。
連休最終日の昨夜は空いていたそうな。
神奈川県の山2015年版に収録の山を完登。
東野から北尾根で一気に登る道があるようだ。
次はこのコース取りだな。
神ノ川ヒュッテ（上）とトイレ（下）が見える。
見通しが好過ぎてガッカリすることもある。
7月初旬のトレラン大会に向けた試走なのだと。
この急登にはお嘆きだった。
神ノ川ヒュッテは静まり返っていました。
あれ、バスがいる…小走りで駆け寄り運転手に聞いてみたら「すぐに発車します」
装備
| 備考 | 北丹沢12時間山岳耐久レース大会 http://www.k-y-trail.com/kitatanzawa/images/2017kitatan.pdf http://www.k-y-trail.com/kitatanzawa/index.html |
|---|
感想
今年4月に真鶴・湯河原の南郷山と城山に登り、「神奈川県の山（山と渓谷社）」に収録されている全ての山に登ったとのレコを上げた。
しかしこれには裏話があって、あくまで最新の「2017年版」に収録されている全ての山が対象である。
「神奈川県の山」に収録されている山の完登は、半年前ぐらいから何となくぼんやりと意識し始めたが、その頃はまだ2017年版は出版されておらず、既存の2015年版に基づいてた。
そして「袖平山に登るならば…」と山行計画も立ち上げた。
しかし袖平山は、2015年版には収録されていたのに、2017年版からは消えてしまったのである。
袖平山は丹沢主脈縦走路（焼山登山口〜大倉）から微妙にズレており、拙者が3年半前に同縦走路を歩いた時には、日暮れまでに大倉に到着するのが最優先で、袖平山に立ち寄ることなど全く考えなかった。
それ以降は、敢えて袖平山に登ろうなどと考えることもなく、袖平山を通る縦走コースを計画することもなかった。
残念ながら、丹沢の山々の中で、袖平山はスターではないのである。
そんなわけで、せっかく立案した袖平山登山計画をボツにするのももったいないので、GW最終日を飾ろうと挑戦した次第である。
印象としては「地味だけど、超・きつい」山（尾根道）だった。
姫次を経て鋤柄山への登りは、絶対標高差が1,000m以上はあるものの、淡々とした登りが続き、標高1200〜1350mにかけての急登が苦しいぐらいだった。
しかし鋤柄山から神ノ川までの下りは、予想以上にきつかった。
下っても下っても「まだ下るの？」との印象だ。
下山開始地点から下降地点の神ノ川ヒュッテを目視でき、かつ、登り返すことになる犬越路も見えるのが、気持ちの上では好くないのかもしれない。
人生、あまり先が見え過ぎるのはよくないのだ、きっと。
特に辛いことが見え過ぎるのは。
神ノ川ヒュッテから犬越路への登りは、辛いと言うより悪路だが、昨年のほぼ同時期に歩いて、今回が二度目だったこともあり、あっさり終えた。
西丹沢ビジターセンターから、赤線繋ぎ目的もあり、河内川に沿って、箒沢を経て少なくとも大滝橋まで歩こうと目論んでいた。
バス代も安くなることですし・・・出来れば中川温泉に立寄ってもいいし、最長で浅瀬入口（＝丹沢湖）までなんて空想していたら、西丹にバスが止まっています。
もしかして出発するのかなぁ・・・と思って駆け寄って運転手さんに聞いてみると、「すぐに出発するところです」。
後で時刻表を確認したら、本来は15時40分発のバスが6〜7分遅延していたようだ。
それを逃すと次バスは1時間後になってしまうので、潔く河内川沿い歩きを断念し、新松田駅まで寝て帰りました。
なお風巻尾根でランナー二人とすれ違いましたが、各々7月2日に開催される「北丹沢12時間山岳耐久レース大会」の下見だそうで、相当な急登に気を引き締めておられました。
そのお二人を含めて、全行程を通じ遭遇したのは10人以下・・・とても静かな山行を楽しめました・・・いや手こずりました(-。-)y-゜゜゜
【備忘録】
鋤柄山へ北から直登する尾根道があるようなので、もし次回があるとすれば、そのコースを辿りたい。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
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GW休日7連登ですね！
お天気には恵まれましたが、それにしても・
閑話休題、バス遅れて出発
多少間に合わなさそうでも急いでみる価値ありますね
連休最終日なので国道246号が混んでおり、新松田から西丹に来るバスが遅れたのかなぁ・・・と思いましたが、もしかして２台運行の２台目（臨時便）だったかもしれませんね。
いずれにせよ、あまりにもタイミングが好かったので、赤線伸ばしをしそこないました
半袖隊長〜。おこんにちは〜🎵
今週末は天気が悪そうで嫌ですねぇ。
GW皆勤賞ですね！
そして、「2015年版 神奈川県の山」の制覇、おめでとうございます！
いやぁ、本当に凄い！
やっぱり、丹沢山塊は山深いのですねぇ。常に自動車の音が聞こえる奥武蔵とは大違いです。
ヒルがいなければ、更に魅力的なのに…
キタタンに出場するランナー達はヒルにやられないのかしら。
休日最終日にガッツリと山歩き。
ド疲れさまでした〜 (^_^)b
GW中は異常なまでの少雨だったので、夏場の水不足を既に心配しています。
なので適度に雨が降ってくれるのは歓迎なのですが、土曜日は避けてほしいなぁ
でもその土曜が今三つぐらいの予報ですね。
分県ガイドで全山登頂できるのは、神奈川・東京・千葉くらいでしょうか？
栃木や群馬はクルマがないと難しいですし、山梨や埼玉はアクセス困難に加えて難関の山が控えているので完投するのは難しいです。
ヒルは東丹沢に多くて、北や西には少ないと言われています。
でも、拙者は、11月に姫次で流血事件を起こしていますから、安心はできません。
笹藪などにむやみに入らぬが賢明です。
yamabeeryuさん、こんばんは。
や・は・り、GW期間中無休で山
しかし、最後にごついのを持ってきましたね〜、累積標高差
袖平山、メーンルートからちょっと離れた地味〜な山頂ですよね。でも、風巻尾根は、おっしゃる通り激坂ですよね。小生も神ノ川ヒュッテから反時計周りに周回した時、”まだ下るか”という感じで辟易
ところで”君の名は”シリーズ、写真11には珍しく命名されてますが、花
放置すると”はじ[写真４]※”となりますので、早めのご訂正を
※カキドオシ だと思います
ところで、”山ガール
そうですよねぇ・・・レンゲショウマにしては花がでかいな？と思ったのですが、5日の荒山・鍋割山（赤城山系）でレンゲショウマの話題が出たばかりだったので、釣られてしまいました
袖平山はあまり話題に登ることがないですね。
微妙に主稜線から外れているだけなのですが・・・。
姫次まではスミレが多かったですよ。
あれもおれも載せると、月間100MGをすぐにオーバーするので控えていますが、白いスミレを見る機会は少ないのでアップしました。
オトメスミレ
二人の乙女は東野バス停に下って、やまなみ温泉（藤野）に行くと言ってました。
丹沢の一番深い所、なかなか行けない場所ですね。４１３号の通るバスがもう少し便利ならいいんですがねぇ。こちらも結構↑↓があって、大変ですね。
＃１１の花は、多分ミヤマオダマキさんじゃないかなぁ。ポツンと咲いているやつ北アルプスの大キレットで見たことありますよ。
これから暑くなりますねぇ。山行お疲れ様でした。
半袖隊長、こんばんは。
高尾がGWの締めだと思っていましたが、丹沢だったんですね。想像を超えてます。
おまけにチョウきついコースだったようで、本当にお疲れさんどした。
この山は気になっていた山、かつ、加奈中バスの株主優待券が５月末で切れるもので・・・慌てて行って来ました。
こんなにキツイ坂があるとは思ってもいなかったので・・・自分でもびっくりでした。
yamabeeryuさん今晩は
丹沢でのGW締めはこれでしたか・・恐れ入ります
以前焼山登山口から蛭に登った時、袖平山がちょっと気になり少し踏み込んだことがありましたが、結構下っていくのでやめましたが、行けばよかったな
しかし神ノ川まで下って犬越路まで登り返して自然センターですか・・ひょっとしていつものスタイルで「北丹沢12時間山岳耐久レース大会」に参加ですか
拙宅からでも２時間４５分ぐらいかかります。
町田駅や橋本駅での乗換時間が多いってことも要因なのですが。
月夜野バス停から先も、土曜であれば更に山中湖側にバスが走っています（日曜は運休）。
利用客は少なく、そのうちに廃止されてしまう可能性もあるので、今のうちに利用しないと・・・とは思ってはいるものの、なかなか
やはりオダマキさんですね。
今回は民家の庭の端っこ（と言うか、用水路の端）に咲いていました。
姫次から袖平山のピークを踏みに行くだけなら、あまり凹凸を気にすることなく、片道２０分程度で行けますよ。
ただ、山頂からは大室山や檜洞丸が方面が見える程度で、視界は限られています。
神ノ川から犬越路までの500mの登り返しは、一年前にも歩いたこともあり、あまり大変さは感じませんでした。
袖平山頂上付近から神ノ川のトイレやヒュッテと犬越路が見えて、あそこまで下ってまた上がるのか・・・と思った時が、最も辛かったかな
もちろん出ませんよ、レースには
yamabeeryuさん、こんにちは。
神奈川県の山には全て赤線が付いたのですね
おめでとうございます
しかし凄いコースですね〜
９００ｍ下ってから５００ｍの登り返しですか！
膝痛持ちの私は９００ｍ下ることすら出来ません
気温も随分と高くなって喉の渇きも相当ですよね。
飲み水はどのくらい背負っていたのですか？
「神奈川県の山」は2017年3月に新版が出されたばかりなので、少なくともこれから数年は「収録されている山の全てに登った」と吹聴することができます。
同じ下りでも「降り易い下り」と「降り難い下り」がありますが、神ノ川への下りは後者でした。
でも拙者が登った神ノ川から犬越路への路を逆に降る方がきつそうな感じでした。
暑くなると飲料を担ぐ量が増えて、重くなるし嵩張るし、ザック・パンパン度数がアップします
でも今回背負ってたのは
・500mlペットボトル２本
・コーヒー飲料200ml
・飲みかけの缶コーヒー（残り150CC？）
少ないかな？
こんにちわ。
アップダウンの激しいコース。お疲れ様です。
姫次は、蛭ヶ岳からの下山で通りましたが、そこから西丹沢自然センターまでとは、すごいです。泊まりで行ってもいい距離だと思います。
神奈川は、近いし、比較的交通の便がいいから、私も少し挑戦してみたくなりました。
小田急線の中で
「神奈川県の山」は「東京都の山」「千葉県の山」と並んで完登しやすいですよ。
それは、西上州や埼玉県北部にあるような岩場のおっかない山がないことと、入山者が多いのでそれなりに整備されているからです。
北丹沢や富士山東側（山中湖周辺）がアクセスに難がありますが、バスを多用して、少しずつ……でしょうか。
袖平山から何処に行けるか？と地図を見渡すと、
・主脈縦走路を焼山登山口に戻るか？
・いや蛭・丹・塔を越えて大倉まで長躯歩くか？
消去法的に犬越路経由で西丹になりましたが、蛭から桧洞丸なんてドＭコースもありましたね。
半袖隊長
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