石鎚山〜 西之川から子持権現、シラサ小屋、天狗岳、弥山
愛媛県
高知県
suganomatsu
体力度について
- GPS
- 29:22
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,552m
- 下り
- 1,595m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:36
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 8:43
08:46 移動の開始
16:22 休憩
[2日目]
05:14 休憩
10:44 石鎚山 (天狗岳)
10:54 休憩(〜11:19)
11:18 休憩(〜11:49)
14:06 移動の終了
| 天候 | 一日目：霧、二日目：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
�〔掌点�〜鳥越間は、一般の登山道です。通る人が少ないので、若干荒れているように思います（たとえば小規模の土砂崩れとかはそのままにしてあったり、ロープのみかけられたりしている）。ただ、要所は木橋が付け替えられたりと、しっかり整備はされています。 ��鳥越から子持権現までは、古い修験の道です。このコースを歩こうという人は、それなりにバリエーションルートに馴れている人と思いますので、特にありませんが、踏み跡が非常に分かりにくいので、道迷いには気をつけて下さい（この間GPSの記録が途切れていました・・・）。今回は雨上がりで岩場がぬれていましたが、余り歩かれておらず苔がうっすらと生えていたりして、非常に滑りやすかったです。ちなみに釜床谷方面も、地図を見て分かるように等高線が非常に詰まっていますので、なかなかしんどい道です。 ��子持権現から土小屋までは、山道と車道を歩きます。山道は笹に覆われていて片側が切れ落ちているのが分かりづらいところもあるので、気を付けましょう。シラサ峠までは山道、そこからは車道を歩いて、伊吹山の直前で山道に入った方が楽です（シラサ峠〜伊吹山の間は笹漕ぎです）。よさこい峠より先は、山道は荒れているそうです（私はこの間車道歩きでしたので実際の状況は見ていません）。 �づ攵�屋〜東稜分岐までは特記事項はありません。 �ヅ賣琶�岐〜南先鋒の間は、足元が見えない笹の道と、断続的に急峻な岩場の登りが続きます。私と山小屋で一緒だった人は、ここを下ってきたとおっしゃってましたが、下りは、怖いと思います・・・・ �ζ鄒菲�〜弥山：ナイフエッジの先端を伝っていくか、南側の巻き道を歩いて行くか、いずれかになります。 ��弥山〜成就社：良く整備された登山道です。鎖は登り用と下り用があるので、岩場・鎖場好きの人は下りも挑戦してみて下さい。 |
| その他周辺情報 | トイレ：西之川・瓶ヶ森・シラサ峠・よさこい峠・土小屋・二ノ鎖付近と、あと成就への道の途中にあったと思います。 成就付近には旅館多数。ロープウェイを降りたところにも旅館があります。土小屋の白石ロッジは宿泊、食事できます。弥山の頂上宿舎も泊まれます。シラサ峠のシラサ山荘（避難小屋は使える）と、瓶ヶ森の白石小屋は現在閉鎖されています。 水の調達は、西之川ルートの沢、瓶壺、土小屋〜よさこい峠の湧水で出来ます。シラサ避難小屋の裏手にも小川がありますが、水の量が少なかったので、夏も水が取れるかは、ちょっとわかりません。あとは、成就社付近、土小屋白石ロッジの自販機、頂上宿舎でも飲み物は買えます。価格は、それぞれ観光地価格、山小屋価格ですが・・・ |
写真
ここから少し涸沢を登ります。奥の方に見える直立した岩が目印。今日は涸沢ではなく、少し水がありました。少し歩いてから、沢の左側の赤テープから、滝を高巻きます。
2
少し歩いてから、沢の左側の赤テープから、滝を高巻きます。
二の鎖。実は二の鎖と三の鎖は巻けます。今回、前日までの雨の影響で、鎖場が非常に滑りやすく、ここも半分くらい登ったところで、巻いておけば良かった、と後悔しました・・・
2
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
|
|---|
感想
雨上がりの登山、滑りまくりました。反省です。一時的に水が出ている涸れ沢、ぬかるんだ急斜面、あまり登られていない岩場、足元が見えない笹藪・・・およそ登山の解説書で書かれた、「すべりやすい場所」すべてで滑りました・・・身構えて滑ったので、無傷だったのですが、その前に滑らないのが一番ですね。
今では車で行けるようになり殆ど登られなくなった、瓶ヶ森の西之川ルートですが、沢の水音と鳥の鳴き声の中、苔むした森に囲まれて登っていくのはそれだけで楽しい気分になります。1日目はあいにくの霧でしたが、かえって雰囲気が出てよかったです。
一転、鳥越から先は修行の道です。植林を抜けて自然林に入り、踏み跡やテープ等のわずかな痕跡を見つけて分け入っていきます。途中シャクナゲの花に癒されながら、きつい坂を上っていくと鎖場に至ります。森の中の急斜面、明るい岩場、じめじめした岩場など、様々な鎖場を抜けて行くと、最後の急斜面に入ります。一部ワイヤーを伝いながら、笹をかき分け疎らな林の中を登っていくと、子持権現に到着します。季節が良ければ見事なアケボノツツジが出迎えてくれます（今回はちょっと早くて2分咲きくらいでした）。岩登りなどの技術もそうですが、条件の悪い急斜面を登りきる体力が要求されます。
最後の長い鎖を降り、土小屋方面への縦走路に入り、シラサ避難小屋で一泊です。2009年建造の綺麗な小屋で、においの少ないバイオトイレも併設されています。避難小屋では、関東から来られた方と一緒でした。弥山から東稜ルートで降りてきたとの事、その後は4日くらいかけて笹ヶ森、東赤石山方面に行かれるとの事で、とてもパワフルな人でした。
シラサ峠で夕焼けを背にした石鎚山を見てから山小屋に戻りシュラフに入り、翌朝5時に出発しました。伊吹山で石鎚山を眺めながら朝食を頂き、土小屋で追加の飲み物を調達、東稜ルートに挑みました。
木々や岩の間を縫うようにして急斜面を登っていくと、やがて笹藪と岩場が交互に出現するようになります。恐竜のトサカのような岩場を乗り越えると、もうそこは南尖峰です。そこから弥山までの稜線からの眺めは、当然ですが、抜群です。
帰りは、残りの体力と相談しながら、鎖を降りてみたりして成就社へ向かい、最後はロープウェイで下りました。
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