尾瀬にかかる白い虹。雨の雪上テント泊のご褒美かな?
- GPS
- 26:15
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 462m
- 下り
- 857m
コースタイム
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:05
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:41
二日目 30000歩
天候 | 13日:雨のち曇り 14日:晴れ <白い虹>ウィキペディアより 霧虹(きりにじ、fog bow、fogbow)、は霧等によって光が散乱され、光の輪となって現われる大気光学現象。 虹と似た有色の光の輪である光輪(グローリー, glory)とは異なり、霧虹は白色の輪である事からも白虹(しろにじ、はっこう)とも呼ばれる。 霧虹が白いのは、霧のように水滴が小さい気候状況の時はミー散乱によって光の色が分散されなくなる為である。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰り:大清水から路線バスで尾瀬戸倉駐車場(610円) 尾瀬戸倉駐車場は1日1000円今回は1泊だったので2000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年もう雪が溶けて木道が出てくる時期なのですが、今年は雪が多かったため尾瀬はまだまだ雪の下です。 観光仕様で行ける状態ではありませんので観光客はいませんでした。 鳩待峠から、100%雪の上を行きます。 しっかり雪の深さがあるため、階段も無く歩きやすい状態でした。 尾瀬ヶ原は、まだほとんど木道は出ていません。 しかし雪も薄くなってきているため、木道上は木道を外すとけっこう踏み抜きます。 木道が出ている所も薄く雪が乗っているところを踏むと滑りますので注意。 山の鼻も見晴もテントはまだ雪の上に張るようですので雪ペグ持参ください。 スコップは小屋でお願いして貸していただきました。 トイレは使用可。水は出ていました。 見晴から尾瀬沼まではほぼユルユルの登りベースです。 トレースはまばらでしたが、赤テープがたくさんついていますのでわかりやすいと思います。 雪の方が歩きやすい道ではありますが、所々木道が出ている個所で踏み抜きなどがあり、少し苦労しました。 尾瀬沼ヒュッテあたりで水が汲めるはずでしたが、見落として通過してしまいました。 三平下の小屋はまだ営業していません。 三平峠までしばらく登り。 三平峠からの下りが、時間的な事もあり、踏み抜き多発ゾーンとなっていました。 石清水の水場はドウドウと出ていました。 一ノ瀬の休憩舎もまだ営業していません。 そこから約3.5km林道歩きとなりますが前半は雪道でした。 ※来週あたりは、全ルートにわたって「踏み抜き天国」になるのではないかと思います。行かれる方はご注意ください。 まだ観光客が入れる状況でないし、初日が雨だったため、ほとんど人に会わない静かな尾瀬が楽しめました。6月に入ると渋滞するほどにぎわうのでしょうね。 ※今回、軽アイゼンは持参しましたが、使用しませんでした。 |
その他周辺情報 | 見晴キャンプ場 : 1張り 800円 日帰り温泉 : 尾瀬ぷらり館 500円 |
写真
感想
テント買ったら、何処か付き合うよ〜〜〜と焚きつけてテントを買わせてしまった以上約束は果たさねば・・・・
ということで実行に移した今回のコラボ山行です。
二度目のテントで雪上テン泊させてしまっただ〜〜よ〜〜〜(笑)
他の山も考えたけど、とにかく初日の雨は避けられそうにないので・・・カッパ着てテント背負って登るなんてまっぴらごめんだ。
だから、今年は雪が深くてキビシイかも〜〜〜と思いつつ、やっぱり尾瀬にしました。
尾瀬なら初日は下るだけだもん♪
いや〜〜それでも雨の中歩くのは大変でしたよね〜〜〜〜
でも初日頑張ったご褒美か、いつか見れたらいいなと思っていた「白虹」が見れて感激でした。
テント講習と言う名目で行ったけど
チリさんはテントもサクサク設営出来たし、雪道歩きもしっかりしたモノで、私が口出す要素はほとんどありませんでした。
基本はしっかり出来てる人なんですね♪
あと足りないのは経験と道具だけだと思いますので、レベルの合う良い仲間を見つけてたくさん山に行かれるといいと思います。
これからの活躍を楽しみにしています。
しかし、夜、テント内の気温は1度でした。
寒かったでしょ〜〜〜ほとんど寝られなかったでしょ(笑)
二度目のテントだというのにいじめてゴメンね〜〜〜〜!!
今日はtekutekugoさん(以下tekuさん)ご指導の元、尾瀬にテント泊縦走に行ってきました。
私がテントを購入した後tekuさんから「テント訓練に、雪があるけれど尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ縦走しましょう。」とご提案をいただきました。
当初の予定では1日目は見晴キャンプ場にテントを張り三条の滝まで行ってみようということでしたが、天気が悪いため出発を遅らせ1日目は見晴まで向かうことにしました。
車を尾瀬戸倉の駐車場に停め、乗り合いタクシーで鳩待峠に向かいましたが、運転手さんも「今日は雨だから人も少ないし雪代(雪解け水)で川の水も多いよ。」といっていました。
鳩待峠に着いても人はほとんどおらず、山の鼻へ向かう登山道はところどころは木道も出ていましたが場所によっては、1m近い雪が残っている場所もありました。
雨が降っていたのでレインウェアを着てザックカバーをかけようと取り出すと、20年間使っていなかったため内側が経年劣化でベトベトになっていましたが、予備も無いのでそのままかぶせました。
古い道具は使用前に確認しないとだめですね。
山の鼻では山小屋の人たちが雪かきをしていて至仏山荘では雪で立派な階段を作っていました。
尾瀬ヶ原も雪が多く木道が出ていない場所がほとんどでしたが、山の鼻や竜宮十字路のあたりではすでに雪が融け始め、水芭蕉が咲いている場所もありました。
見晴に着くと当然ながらキャンプ場も雪だらけで雪上テント泊決定です。
設営を始めるときに私が通常のペグを出すとtekuさんから雪の上に設営するときは万が一雪の中で見失っても大丈夫なように土に還る竹ペグを使うと教えていただき、とりあえず今日は必ず探して持ち帰るという前提で通常のペグを横にして雪に埋め込みました。
tekuさんのニーモのテントを建てるところも手伝わせていただき設営方法の違いや生地の違いなども見せてもらいました。
2人分のテントが設置し終わった後はtekuさんが担いで来てくれた鉄板で豪華焼肉ディナーをいただきました。
その後はお互いのテントに入り休むことにしました。
夜は、雪の上なので寒さでが覚めることがあり、うとうとしているといきなりテントの周りを歩く音が聞こえたり明らかに鳥の声ではないようなヒュンヒュンという奇妙な音が聞こえてきましたがあれは何だったのでしょう。
朝になりあたりが明るくなるとtekuさんも起きてきたのでテントから出て朝食の準備に取り掛かりました、と言っても今回もtekuさん特製のエビとマッシュルームのアヒージョを作っていただきこちらも美味しくいただきました。
私もこういうことがサッとできるようになればいいなと思いましたが今の荷物でも大変なのでさらに食材を担ぐとなるともう少し修行が必要のようです。
食事の後、下田代の湿原に行く、霧が出ていてそこへ大陽の光があたりうっすらと白いアーチが掛かりはじめました。
尾瀬で見られる白い虹です。
通常の虹は雨粒に大陽の光が当たり分解され七色の虹が出ますが、霧の粒は小さいため七色に分解されず白いままの光で虹ができるそうです。
TVで見たことはあったのですが実物を見ることができとても良かったです。
その後、テントを撤収しペグもきちんと回収しました。
2日目の予定は尾瀬沼を通り大清水へ向かいます。
最初は白砂峠までの樹林帯を登りますが、こちらも雪が多く道が分かりづらくピンクテープが枝に結んであるのでそれを目印に行きますが、さらに踏み抜き箇所も多くより一層神経を使いました。
白砂峠を越えると尾瀬沼まで開けた湿原の中になりますが、今日は昨日と打って変わってとても天気が良く雪もあるので上下から照らされているような感じでとても暑かったです。
尾瀬沼は南岸は道がよくないので北岸を歩きました。
尾瀬沼ビジターセンターからは雪のあるこの時期しか歩けないの尾瀬沼のほとりを歩いていくと沼の一部が融けていてそこにちょうど燧ケ岳が映りこんでいて逆さ燧になっていました。
尾瀬沼南岸の三平下から三平峠まではそこそこの急登を登りますが最後にきてこの登りはかなり厳しかったです。
三平峠からは一旦緩やかな下りになりますが十二曲りと呼ばれる場所まで来ると南側の急斜面になり雪がぐずぐずになっていて下るのが大変でした。
途中にある岩清水で最後の休憩をして一息つき一気に残りの下りを下りきりました。
冬路沢沿いまで下りると道はなだらかになりますが雪解け水が登山道にも流れ込んでいたので雪の上を歩いて行きましたが踏み抜く場所もありここも大変でした。
三平橋を渡り一ノ瀬まで来ると広い林道になりやっと歩きやすくなりました。
林道沿いにはキクザキイチゲ咲いていましたが、地元の奥多摩や高尾山では白い花(正確には萼片)でしたがこのあたりは紫色の花もありました。
長い林道を歩ききると大清水のバス停にバスの出発時間ちょうどに着くことができました。
バスで尾瀬戸倉の駐車場まで向かい、駐車場の直ぐ横にある尾瀬ぷらり館で温泉につかり汗を流した後、沼田市内にあるtekuさんお勧めの「馬鹿旨」というラーメン屋さんに寄り名物のトマトラーメンを食べました。
トマトベースのスープはエビやアサリ、セロリなどの具材が入っていてさらに玉子で綴じられていてとても美味しかったいや馬鹿旨でした。
今回は2回目のテント山行でいきなり雪上テン泊でしたが、水芭蕉や白い虹も見ることができとても楽しかったです。
最後になりましたが、tekuさん今回はお付き合いありがとうございました。
次回も山行計画がありましたらよろしくお願いします。
tekuさん、幻想的な風景ですね。
白い虹は知りませんでした。ステキ〜〜!
そして焼き肉とアヒ―ジョもステキ〜〜!
1kgの鉄板もステキ〜〜〜!(笑)
相変わらず、おいしいもののためには労力を惜しみませんね
ほどよい負荷運動で、リハビリにはもってこいかな?
Chilicaさん、はじめまして。
お疲れ様です〜〜!
二回目のテン泊で雪上なんて羨ましいです〜!
そして高級牛での焼き肉ビールがもっとうらやましい(笑)
夜間の奇妙な体験も羨ましい(笑)
自然を満喫されたレポートで、読んでてワクワクしました。
次のレコも楽しみにしています
cocokさんはじめましてこんにちは。
いきなりの雪の上でのテン泊でしたが
tekuさんのおかげで美味しいご飯も食べられ楽しく過ごせました。
ミズバショウも咲いていて白い虹まで見られてとても良かったです
cocoさん
白い虹、いいでしょ〜〜〜
尾瀬には何度も行ってますが初めて見ることが出来ました。
あと、尾瀬のホタルを見たら、尾瀬完結編としてもいいんですけどね〜〜〜
鉄板、飲んべのためならゴンゴン担ぎますぜ。
今度テントで大宴会やりましょう
夜間の奇妙な体験、犯人は私じゃないよ〜〜〜
私は足音もヒュンヒュンも聞かなかったよ〜〜〜〜
ってあるのですね。
初めて知りました
チリさん、2回目のテントでいきなりの雪上体験、
そして白い虹、と良かったですね
尾瀬はもう10年位ご無沙汰ですが、こういう時期は人がいなくて良さそうですね^^;
Pengin22さんこんにちは。
以前にNHKの番組で存在を知り見られればいいなと思っていたのですが
今回、見ることができてとても良かったです。
尾瀬も人が少なく良かったのですが、踏み抜きと残雪が少し怖かったです
ぺんぺん
白い虹の存在は知ってたけど、
狙って見れるもんじゃないから、ほんとラッキーでした。
尾瀬は毎年この時期行ってます。
何故だか、他の山が雨でも晴れ率が高い所です。
10年ぶりに行ってみてはいかがかな?
姉さん いると、豪華料理ができますな〜
鉄板・・姉さん、次は焼肉ハイクで期待していますよ。(溶岩より軽し)
ジンギスカンっていうとPさんが喜ぶだろう〜か
意外と山だと豚のがサッパリして良いんですよね。
Chilさん 良い経験しましたね。しかし1℃は眠れないな〜
シュラフ2つ無いとキツイって感じですかね。
山は暑くて眠れないのは無いけど、寒くて眠れない経験はあるので・・
コレが学習なんですね。
いろいろ大変だけどナレと経験しか無いね。
夏は3000mの稜線にテント泊したら〜
お試しは蝶ヶ岳・常念とか良いかな〜
きゃろさん
あの鉄板はぺんさんとは使ったことあるよ。
伝説の雪の苗場焼肉で
あのころは、まだぺんさんも遠慮がちに食べてたけど
今はあんな小さいのでは間に合わないのではと思ってます
蝶、常念は確かにテン場がそこそこ広いからいいかもね〜〜〜
carolさんこんばんは(^-^)/
夜はさすがに寒くて何度も目が覚めたので
もう少し装備を揃えようと心に誓いました。
夏はどこに行こうか思案中です。
常念岳はまだ行ったことがないので行って見たいですね。
残雪期はねぇ、これがあるから、いやなんですよねぇ。。
でも、春めいた雰囲気、芽吹き、明るい森、、これもすべて、残雪期の一番の魅力だからなぁ・・
puromonteの新型VL○6シリーズ、水色ですよね。
いいなあ、でも、26を買われたようなので、夏やシルバーウィークの混んだテント場は要注意ですよ。
いいテント泊、してください。
でびさん
ホントおっしゃる通り、残雪は状況によってはとっても歩きにくい。
まあ、尾瀬だから、命にかかわるようなことは無いので良いんですけどね。
横開きの二人用テントの混雑時の注意点については買う前にしっかり吹き込んでおきましたから、チリさんも理解してると思います。
こういった誰もいないテント場では最高なんですけどね
devilmanさんこんばんは(^-^)/
何度も雪を踏み抜いて大変でした。
でも、2日目は綺麗な景色が見られてとても良かったです。
テントについては皆様に色々ご教示いただいたのでマナーを守って楽しもうと思います。
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