今回は、今年1月に大山三峰のVRを歩いた時に知り合ったyou629さんと「出前山頂」オフをしてきました。彼は超健脚で、トレールランニングでもないのに、大倉バス停から蛭ヶ岳までピストンで往復するのに6時間40分で歩き切ってしまうような人ですから、ゆっくり歩く自分とは比べ物にならない速さです。
そんな人ですから、それぞれ別ルートで歩いて、正午に塔ノ岳で待ち合わせて昼食を一緒に取るつもりでした。しかし、前日にこちらの使うルートを聞かれ、戸沢からの往路が木ノ又新道(ホソノノ尾根)で復路が源次郎尾根だと伝えると、この周回コースに大変興味を持ったらしく、鈍足を承知して頂いた上で、一緒に歩くことになりました。
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今回は、今年1月に大山三峰のVRを歩いた時に知り合ったyou629さんと「出前山頂」オフをしてきました。彼は超健脚で、トレールランニングでもないのに、大倉バス停から蛭ヶ岳までピストンで往復するのに6時間40分で歩き切ってしまうような人ですから、ゆっくり歩く自分とは比べ物にならない速さです。
そんな人ですから、それぞれ別ルートで歩いて、正午に塔ノ岳で待ち合わせて昼食を一緒に取るつもりでした。しかし、前日にこちらの使うルートを聞かれ、戸沢からの往路が木ノ又新道(ホソノノ尾根)で復路が源次郎尾根だと伝えると、この周回コースに大変興味を持ったらしく、鈍足を承知して頂いた上で、一緒に歩くことになりました。
自宅を出たのは朝5時半。いつものように保土ヶ谷BPを使って北上しましたが、戸沢方面は秦野中井ICから近いので、往路のみ東名高速を利用しています。戸川公園の先で未舗装の戸川林道になりますが、その途中、有名な湧き水「竜神の泉」があるので、ここで昼食の「出前山頂」用の水をキープ。今回のプチOFF会の重要な目的は、youさんに「出前山頂」を味わってもらうこと。美味しく思ってもらえるといいなと思いつつ、待ち合わせ場所の戸沢山荘下の川原の駐車スペースに向かいます。
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自宅を出たのは朝5時半。いつものように保土ヶ谷BPを使って北上しましたが、戸沢方面は秦野中井ICから近いので、往路のみ東名高速を利用しています。戸川公園の先で未舗装の戸川林道になりますが、その途中、有名な湧き水「竜神の泉」があるので、ここで昼食の「出前山頂」用の水をキープ。今回のプチOFF会の重要な目的は、youさんに「出前山頂」を味わってもらうこと。美味しく思ってもらえるといいなと思いつつ、待ち合わせ場所の戸沢山荘下の川原の駐車スペースに向かいます。
さすがに高速を使うと7時ちょっとには到着してしまいました。待ち合わせは7時半頃になっていますので、youさんが到着するまで、色々準備をしておきます。ちなみに、今回は先週の蛭ヶ岳での失敗を教訓に、飲み水(お茶)を2L+300ml、湧き水1Lを積み込むので、いつものウェストバッグでは役不足で、初めて本格的なバックパックを利用して歩きますが、自宅で量ったら9.5kgもあって、なかなか重いですね。ウェストバッグに入れていたよりも、お茶1.3L分とラーメンと具材が1人前増えただけの装備なんですが、こんなに重くなるとは予想外でした。
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さすがに高速を使うと7時ちょっとには到着してしまいました。待ち合わせは7時半頃になっていますので、youさんが到着するまで、色々準備をしておきます。ちなみに、今回は先週の蛭ヶ岳での失敗を教訓に、飲み水(お茶)を2L+300ml、湧き水1Lを積み込むので、いつものウェストバッグでは役不足で、初めて本格的なバックパックを利用して歩きますが、自宅で量ったら9.5kgもあって、なかなか重いですね。ウェストバッグに入れていたよりも、お茶1.3L分とラーメンと具材が1人前増えただけの装備なんですが、こんなに重くなるとは予想外でした。
youさんは7時45分頃到着して、色々準備しつつくっちゃべっていたので、出発は8時5分頃になってしまいました。彼とは初めて谷太郎林道で会って話した時も、路上で30分以上ぺちゃくちゃやったように、何か話が弾んで、ついつい時間を費やしてしまいます(笑。駐車場から少しすると画像の天神尾根方面の分岐を横目に、右の沢沿いに進みます。
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youさんは7時45分頃到着して、色々準備しつつくっちゃべっていたので、出発は8時5分頃になってしまいました。彼とは初めて谷太郎林道で会って話した時も、路上で30分以上ぺちゃくちゃやったように、何か話が弾んで、ついつい時間を費やしてしまいます(笑。駐車場から少しすると画像の天神尾根方面の分岐を横目に、右の沢沿いに進みます。
そしてほどなく小さな堰が現われ、ここを渡渉して向こう側の絶えず水が流れ落ちている「濡れ階段」を登って沢の左岸を進みます。するとその向こうにも別の沢が現われ、その間を分けるような形で尾根の先端が延びていますが、これが書策新道の入口になります。
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そしてほどなく小さな堰が現われ、ここを渡渉して向こう側の絶えず水が流れ落ちている「濡れ階段」を登って沢の左岸を進みます。するとその向こうにも別の沢が現われ、その間を分けるような形で尾根の先端が延びていますが、これが書策新道の入口になります。
書策新道はこの入口を見落として、沢の脇の整った道(この日は表面に水が流れていました)を進んでしまいがちですが、左側の尾根の始まりが登山道だと知っていれば迷うことはないです。youさんも最初は友人に連れて行かれて、先の沢の方から大変難儀して新道に登る羽目になったそうですが、ここを見落とすと確かに厳しい斜面登りを余儀なくされますね。
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書策新道はこの入口を見落として、沢の脇の整った道(この日は表面に水が流れていました)を進んでしまいがちですが、左側の尾根の始まりが登山道だと知っていれば迷うことはないです。youさんも最初は友人に連れて行かれて、先の沢の方から大変難儀して新道に登る羽目になったそうですが、ここを見落とすと確かに厳しい斜面登りを余儀なくされますね。
下にロープがありますが、すぐにこんな感じでまたロープで遮られるようになっています。一応書策新道は表尾根にあった書策小屋が廃業してなくなったとともに廃道扱いになって久しい道ですが、ずっと有志の皆さんにより維持されてきた道で、今でも結構な数のハイカーがここを楽しんでいます。変化に飛んだ大変面白いルートですので、今後も何とか維持していってもらいたいですね。
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下にロープがありますが、すぐにこんな感じでまたロープで遮られるようになっています。一応書策新道は表尾根にあった書策小屋が廃業してなくなったとともに廃道扱いになって久しい道ですが、ずっと有志の皆さんにより維持されてきた道で、今でも結構な数のハイカーがここを楽しんでいます。変化に飛んだ大変面白いルートですので、今後も何とか維持していってもらいたいですね。
書策新道はしばらくの間、植林地帯の急な勾配の尾根道になりますが、つづら折れになっていて、実はそう疲れません。この日は天気が曇りで、気温も低目だったので、重いリュックを背負っていても暑さはあまり感じませんでした。途中見かけたツツジの花もきれいに咲いていて、ともするとつまらなくなりそうな植林地帯の登りも、ちょっとした目の楽しみになってくれます。
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書策新道はしばらくの間、植林地帯の急な勾配の尾根道になりますが、つづら折れになっていて、実はそう疲れません。この日は天気が曇りで、気温も低目だったので、重いリュックを背負っていても暑さはあまり感じませんでした。途中見かけたツツジの花もきれいに咲いていて、ともするとつまらなくなりそうな植林地帯の登りも、ちょっとした目の楽しみになってくれます。
この枝が重なって横たえてあるところが源次郎尾根の入口。と言うよりも、この尾根そのものが源次郎尾根で、書策新道が本谷沢側にトラバースして行って、先でセドノ沢の方に逸れていっているだけなんですけどね。とにかく帰路はここから下りてくる予定です。去年あった青や赤のマーキングは外されていますが、上の方の枝に新たに赤いリボンが巻かれていました。
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この枝が重なって横たえてあるところが源次郎尾根の入口。と言うよりも、この尾根そのものが源次郎尾根で、書策新道が本谷沢側にトラバースして行って、先でセドノ沢の方に逸れていっているだけなんですけどね。とにかく帰路はここから下りてくる予定です。去年あった青や赤のマーキングは外されていますが、上の方の枝に新たに赤いリボンが巻かれていました。
源次郎尾根入口の先からはしばらくトラバース区間になります。書策新道はトラバース区間が7割くらいを占める感じですね。
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源次郎尾根入口の先からはしばらくトラバース区間になります。書策新道はトラバース区間が7割くらいを占める感じですね。
そして「無意味橋」に到着。もちろんここは左側の「谷」を進みますが、中央の丸太を除いた他の丸太は去年より一層たわんでいました。
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そして「無意味橋」に到着。もちろんここは左側の「谷」を進みますが、中央の丸太を除いた他の丸太は去年より一層たわんでいました。
ここの吊りロープ区間も慎重に歩かないといけませんが、まだここは路面の足掛かりが良いので問題はないでしょう。やはりロープがあるとなしとでは、気分的に大分安心感が変わりますね。
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ここの吊りロープ区間も慎重に歩かないといけませんが、まだここは路面の足掛かりが良いので問題はないでしょう。やはりロープがあるとなしとでは、気分的に大分安心感が変わりますね。
本谷沢の滝が見えてきました。去年は紅葉の時期と枯れ木の時期に歩きましたが、こうして新緑の中で見るのもなかなか乙な景観です。
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本谷沢の滝が見えてきました。去年は紅葉の時期と枯れ木の時期に歩きましたが、こうして新緑の中で見るのもなかなか乙な景観です。
岩の出っ張った桟橋区間を過ぎると再び吊りロープのトラバース区間になります。ここは先程よりも道幅が狭く斜めになっていますから、ロープがないと危険ですよね。さすがのyouさんもこうした区間ではもちろん慎重にゆっくり歩くので、こちらのゆっくりペースでも問題ないです。
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岩の出っ張った桟橋区間を過ぎると再び吊りロープのトラバース区間になります。ここは先程よりも道幅が狭く斜めになっていますから、ロープがないと危険ですよね。さすがのyouさんもこうした区間ではもちろん慎重にゆっくり歩くので、こちらのゆっくりペースでも問題ないです。
トラバース区間が終わって沢に下ったところが有名な道標のある地点。ここでこの日初めての休憩を取り、水分補給しておきます。前回の登山の反省から、今回はただお茶を飲むだけではなく、ナトリウム不足を補うべく、サプリメントも用意しておきました。youさんはあまり水分は取らずに、ちょっとだけ口を湿らすようにしていました。鍛えられてる証拠ですね。
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トラバース区間が終わって沢に下ったところが有名な道標のある地点。ここでこの日初めての休憩を取り、水分補給しておきます。前回の登山の反省から、今回はただお茶を飲むだけではなく、ナトリウム不足を補うべく、サプリメントも用意しておきました。youさんはあまり水分は取らずに、ちょっとだけ口を湿らすようにしていました。鍛えられてる証拠ですね。
本谷沢から離れて長いロープ区間の登りになります。先ほどの尾根から別の尾根に移動していますが、こちら側がホソノノ尾根で、これを進むのが木ノ又新道になり、再び斜面をトラバースしてさらに別の尾根から表尾根に登るのが書策新道です。
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本谷沢から離れて長いロープ区間の登りになります。先ほどの尾根から別の尾根に移動していますが、こちら側がホソノノ尾根で、これを進むのが木ノ又新道になり、再び斜面をトラバースしてさらに別の尾根から表尾根に登るのが書策新道です。
しばらく書策新道もつづら折れして尾根を途中まで登りますが、その辺りから遠景が見えてくるようになります。谷間はもちろん本谷沢から戸沢にかけてのもので、奥の尾根は三ノ塔尾根です。左側と中央を下る急な尾根は登山道ではなさそうですが、その先の少し傾斜が緩んだ尾根が多分政次郎尾根かと思われます。
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しばらく書策新道もつづら折れして尾根を途中まで登りますが、その辺りから遠景が見えてくるようになります。谷間はもちろん本谷沢から戸沢にかけてのもので、奥の尾根は三ノ塔尾根です。左側と中央を下る急な尾根は登山道ではなさそうですが、その先の少し傾斜が緩んだ尾根が多分政次郎尾根かと思われます。
少し開放された感じのつづら折れ区間の左斜面に「入らないで下さい」リボンが千切れて左右の木の幹に垂れ下がったものがあるはずで、そこが木ノ又新道入口になるのですが、この日は気を付けて探しても見付かりませんで、しばらく先に進んでみました。するといよいよセドノ沢に下ってしまいそうなトラバース区間になり、そこでUターンして改めて怪しいところに戻ります。
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少し開放された感じのつづら折れ区間の左斜面に「入らないで下さい」リボンが千切れて左右の木の幹に垂れ下がったものがあるはずで、そこが木ノ又新道入口になるのですが、この日は気を付けて探しても見付かりませんで、しばらく先に進んでみました。するといよいよセドノ沢に下ってしまいそうなトラバース区間になり、そこでUターンして改めて怪しいところに戻ります。
尾根の取り付き可能なところに戻ると、何やら木の種類を明示した板が落ちていまして、そこには色褪せた赤テープが3本巻かれていました。このテープは先ほど目に付きましたが、「入らないで下さい」テープを探していたので、先に進んでいました。でも、それはどうやら撤去されたようで、もうここしか尾根に乗るポイントはなさそうです。
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尾根の取り付き可能なところに戻ると、何やら木の種類を明示した板が落ちていまして、そこには色褪せた赤テープが3本巻かれていました。このテープは先ほど目に付きましたが、「入らないで下さい」テープを探していたので、先に進んでいました。でも、それはどうやら撤去されたようで、もうここしか尾根に乗るポイントはなさそうです。
木ノ又新道はホソノノ尾根とも呼ばれまして、ここの尾根を直登するルートです。去年秋には落ち葉で踏み跡も分かりづらいところがありましたが、今の時期はしっかり道が確認できます。幸い、この日は気温が低かったので、ヒルどもは大人しくしていたようで、一匹も遭遇しませんでした。
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木ノ又新道はホソノノ尾根とも呼ばれまして、ここの尾根を直登するルートです。去年秋には落ち葉で踏み跡も分かりづらいところがありましたが、今の時期はしっかり道が確認できます。幸い、この日は気温が低かったので、ヒルどもは大人しくしていたようで、一匹も遭遇しませんでした。
こちらにも時折ツツジが咲いているのが目に入りましたが、先ほどのオレンジ色っぽい桃色ものとはちょっと異なって、良く見かける鮮やかなピンク色のものでした。
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こちらにも時折ツツジが咲いているのが目に入りましたが、先ほどのオレンジ色っぽい桃色ものとはちょっと異なって、良く見かける鮮やかなピンク色のものでした。
上の方に近付くにつれてちょっとガスってきましたが、雨は降っていません。道もこうした細尾根区間が出てきますが、基本的に幅のしっかりした尾根が続きますので、勾配はキツいですが、さほど危険な道ではないです。
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上の方に近付くにつれてちょっとガスってきましたが、雨は降っていません。道もこうした細尾根区間が出てきますが、基本的に幅のしっかりした尾根が続きますので、勾配はキツいですが、さほど危険な道ではないです。
時折滑りやすいところではロープが吊られていまして、これのおかげで大分楽に登れます。一箇所だけちょっと尾根を巻き気味に右に進んでからすぐに尾根の上に登るところだけ、根っこを掴んでの登りを余儀なくされるところがあります。
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時折滑りやすいところではロープが吊られていまして、これのおかげで大分楽に登れます。一箇所だけちょっと尾根を巻き気味に右に進んでからすぐに尾根の上に登るところだけ、根っこを掴んでの登りを余儀なくされるところがあります。
この道で唯一危険なのはこのヤセ尾根区間ですが、狭い尾根の上に木の根がむき出しになっていまして、足の置き場に注意しないといけません。とは言え、大山三峰のバリルートに比べたら全然楽なレベルです。
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この道で唯一危険なのはこのヤセ尾根区間ですが、狭い尾根の上に木の根がむき出しになっていまして、足の置き場に注意しないといけません。とは言え、大山三峰のバリルートに比べたら全然楽なレベルです。
こんな土色に同化したようなロープもあります。ここも赤土で前日夜に降った雨のせいでヌルついて滑りやすいので助かりますが、これを握ると手が泥だらけになります(^∇^)b
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こんな土色に同化したようなロープもあります。ここも赤土で前日夜に降った雨のせいでヌルついて滑りやすいので助かりますが、これを握ると手が泥だらけになります(^∇^)b
下を見ていたら、無数の小さな桜の花びらが落ちていましたので見上げてみると、こんな可愛らしいマメザクラか何かの花がまだ多少残っていました。目の保養になりますね。
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下を見ていたら、無数の小さな桜の花びらが落ちていましたので見上げてみると、こんな可愛らしいマメザクラか何かの花がまだ多少残っていました。目の保養になりますね。
この細尾根を抜けると表尾根に至る手前の幅の広い草の区間になるはずなんですが、前がガスって見えないので、後どれくらいで表尾根の稜線になるのか読めませんね。
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この細尾根を抜けると表尾根に至る手前の幅の広い草の区間になるはずなんですが、前がガスって見えないので、後どれくらいで表尾根の稜線になるのか読めませんね。
草地が始まり、もうすぐだと思われるのですが、ここからが地味に長かったです。しかし、霧は深くなっても、何とか雨にならずに持ちこたえてくれていますので、塔ノ岳で火を焚いて昼食を取れそうです。
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草地が始まり、もうすぐだと思われるのですが、ここからが地味に長かったです。しかし、霧は深くなっても、何とか雨にならずに持ちこたえてくれていますので、塔ノ岳で火を焚いて昼食を取れそうです。
草地の登りを抜け切ると、木ノ又山荘の裏側に出ます。営業していればここでホットコーヒーを飲んで休憩するつもりでしたが、平日はお休みのようで、前にあるベンチに腰掛けてしばしの談笑タイム。まだ11時丁度くらいだったので、時間に余裕があることもあって、ここで長いことぺちゃくちゃやってしまいました(^∇^)v
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草地の登りを抜け切ると、木ノ又山荘の裏側に出ます。営業していればここでホットコーヒーを飲んで休憩するつもりでしたが、平日はお休みのようで、前にあるベンチに腰掛けてしばしの談笑タイム。まだ11時丁度くらいだったので、時間に余裕があることもあって、ここで長いことぺちゃくちゃやってしまいました(^∇^)v
あんまり時間を潰してしまうと、何しろ午後から天気が悪化する予報で、しかも、下より先に雨が降る山頂ですから、ほどほどにして表尾根を進みます。木ノ又大日のピークはこの桟道の上にあります。
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あんまり時間を潰してしまうと、何しろ午後から天気が悪化する予報で、しかも、下より先に雨が降る山頂ですから、ほどほどにして表尾根を進みます。木ノ又大日のピークはこの桟道の上にあります。
表尾根は木の桟道や階段、こんな感じの砂利撒き区間等、そこそこ整備されてはいるものの、結構ワイルドなゴロタ石区間も多く、木ノ又大日から最後の塔ノ岳への登り区間は意外と荒れた感じがあります。ヤビツ峠方面から始まる表尾根は高低差こそ大倉尾根より少ないものの、実は間にいくつものピークを登り下りしなければいけない上、荒れた区間や鎖場も多く、かなり変化に富んだなかなか疲れるルートですね。
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表尾根は木の桟道や階段、こんな感じの砂利撒き区間等、そこそこ整備されてはいるものの、結構ワイルドなゴロタ石区間も多く、木ノ又大日から最後の塔ノ岳への登り区間は意外と荒れた感じがあります。ヤビツ峠方面から始まる表尾根は高低差こそ大倉尾根より少ないものの、実は間にいくつものピークを登り下りしなければいけない上、荒れた区間や鎖場も多く、かなり変化に富んだなかなか疲れるルートですね。
やっと塔ノ岳山頂に到着。12時15分頃になりますが、昼食を取るには丁度良い時間になりました。それにしても、こんな曇り平日でも、多くのハイカーさんらが来ていますね。団体さんなんでしょうか。晴れた土日はもの凄い数と言うよりも、凄まじい数の人々で賑わう大人気のピークですね。
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やっと塔ノ岳山頂に到着。12時15分頃になりますが、昼食を取るには丁度良い時間になりました。それにしても、こんな曇り平日でも、多くのハイカーさんらが来ていますね。団体さんなんでしょうか。晴れた土日はもの凄い数と言うよりも、凄まじい数の人々で賑わう大人気のピークですね。
人が多いので、記念写真は後回しにして、今日の最も重要な目的になる「出前山頂」タイムにしました。いつもyouさんはこちらのレポで見ていて下さって、美味しそうだとおっしゃってたので、一度ご賞味して頂こうと思っていましたが、ここでゆっくりのんびり話しながら、楽しんでもらいました。具材はいつも通りそれなりにたっぷり持っていきました。
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人が多いので、記念写真は後回しにして、今日の最も重要な目的になる「出前山頂」タイムにしました。いつもyouさんはこちらのレポで見ていて下さって、美味しそうだとおっしゃってたので、一度ご賞味して頂こうと思っていましたが、ここでゆっくりのんびり話しながら、楽しんでもらいました。具材はいつも通りそれなりにたっぷり持っていきました。
日が出ないので木ノ又大日では座っていると寒かったんですが、塔ノ岳では不思議と少し暖かかったですね。しかも、雲が薄くなり、ラーメンで体もポカポカになったせいか、上着を出すこともなかったです。雨にも降られずにかえって天気は回復気味になっていました。
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日が出ないので木ノ又大日では座っていると寒かったんですが、塔ノ岳では不思議と少し暖かかったですね。しかも、雲が薄くなり、ラーメンで体もポカポカになったせいか、上着を出すこともなかったです。雨にも降られずにかえって天気は回復気味になっていました。
山頂から見た西丹沢の風景。鍋割方面と箒杉沢の方が見えますが、雲は上の方にあって、結構遠くが見えるようになってます。もちろん、こんな天気ですから本来なら向こうに見える富士山は拝めません。
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山頂から見た西丹沢の風景。鍋割方面と箒杉沢の方が見えますが、雲は上の方にあって、結構遠くが見えるようになってます。もちろん、こんな天気ですから本来なら向こうに見える富士山は拝めません。
昼食を取って午後1時15分に下山開始。3時半までに戸沢に戻れそうです。天気予報では秦野市の場合午後4時から雨になるそうでしたから、そうなる前に下山できますね。
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昼食を取って午後1時15分に下山開始。3時半までに戸沢に戻れそうです。天気予報では秦野市の場合午後4時から雨になるそうでしたから、そうなる前に下山できますね。
大倉尾根は7kmの整備された下り区間が続きます。登りではこの辺の最終区間の組み立て階段がしんどいのですが、下りではすいすい歩けますね。
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大倉尾根は7kmの整備された下り区間が続きます。登りではこの辺の最終区間の組み立て階段がしんどいのですが、下りではすいすい歩けますね。
金冷シの分岐点。Y字になっていて、右が鍋割山方面、左が大倉尾根です。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはマミヤNC1000Sで、1978年製のシャッタースピード優先式TTL-EE一眼レフです。一応28mm交換レンズも持って行きましたが、ほぼずっとガスっていたので、標準レンズだけで撮影していました。
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金冷シの分岐点。Y字になっていて、右が鍋割山方面、左が大倉尾根です。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラはマミヤNC1000Sで、1978年製のシャッタースピード優先式TTL-EE一眼レフです。一応28mm交換レンズも持って行きましたが、ほぼずっとガスっていたので、標準レンズだけで撮影していました。
金冷シから下って行くと、少し広くなってわずかにピークになったところに出ます。この辺りから草地が道の脇に出てきますが、その途中に源次郎尾根の出口がありますので、ここから左側を注意して見落とさないようにして進みます。
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金冷シから下って行くと、少し広くなってわずかにピークになったところに出ます。この辺りから草地が道の脇に出てきますが、その途中に源次郎尾根の出口がありますので、ここから左側を注意して見落とさないようにして進みます。
すると、ほどなく道の脇の土手のようになったところにマーキングが見え、その先に土手の上を進む踏み跡が見えました。正にこれが前に登って来た時に出てきたところです。
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すると、ほどなく道の脇の土手のようになったところにマーキングが見え、その先に土手の上を進む踏み跡が見えました。正にこれが前に登って来た時に出てきたところです。
その踏み跡はこんな具合に左に逸れていきます。真っ直ぐ進んだら右の大倉尾根の道に戻るだけです。源次郎尾根は不思議とどのルートマップにも記載されていませんが、『東丹沢登山詳細図』にはなぜか名前だけ載っていて線は引かれていません。しかし、踏み跡は全線でしっかりしていて、あまり危険箇所はありません。
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その踏み跡はこんな具合に左に逸れていきます。真っ直ぐ進んだら右の大倉尾根の道に戻るだけです。源次郎尾根は不思議とどのルートマップにも記載されていませんが、『東丹沢登山詳細図』にはなぜか名前だけ載っていて線は引かれていません。しかし、踏み跡は全線でしっかりしていて、あまり危険箇所はありません。
下り始めてすぐに右側に目をやると、植林されたところにパイプのようなものが見えます。ドラム缶も転がっていましたが、今では完全に廃棄状態。そちらの方に道もできていますが、花立山荘の方に出るのでしょうかね。
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下り始めてすぐに右側に目をやると、植林されたところにパイプのようなものが見えます。ドラム缶も転がっていましたが、今では完全に廃棄状態。そちらの方に道もできていますが、花立山荘の方に出るのでしょうかね。
源次郎尾根は画像のような切り立った尾根の肩に出ます。ここからの見晴らしは晴れていたら大変爽快で良いですが、富士山方面は大倉尾根に遮られて見えません。
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源次郎尾根は画像のような切り立った尾根の肩に出ます。ここからの見晴らしは晴れていたら大変爽快で良いですが、富士山方面は大倉尾根に遮られて見えません。
その尾根の肩は絶壁なので直進できませんが、道はしっかり左に下るようになっています。白いビニール袋と赤いリボンが目印ですが、今の時期は踏み跡がくっきり見えますので、間違えることはないでしょうね。
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その尾根の肩は絶壁なので直進できませんが、道はしっかり左に下るようになっています。白いビニール袋と赤いリボンが目印ですが、今の時期は踏み跡がくっきり見えますので、間違えることはないでしょうね。
しばらく下って行くと、草地が広がったところの脇に地滑り跡が広がった地点に至ります。ここを右側の草の上を下りますが、土質が湿っていたため、滑りやすくなります。
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しばらく下って行くと、草地が広がったところの脇に地滑り跡が広がった地点に至ります。ここを右側の草の上を下りますが、土質が湿っていたため、滑りやすくなります。
こうして見ると広い草原地帯っぽいですが、実のところ結構な傾斜の山肌です。草のおかげで足を滑らせることはあまりないものの、なるべく土の踏み跡を歩くようにします。
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こうして見ると広い草原地帯っぽいですが、実のところ結構な傾斜の山肌です。草のおかげで足を滑らせることはあまりないものの、なるべく土の踏み跡を歩くようにします。
再び地滑り地点を横目に脇を抜けて下ります。この後からすぐに植林地帯の鬱蒼とした中を下ることになります。
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再び地滑り地点を横目に脇を抜けて下ります。この後からすぐに植林地帯の鬱蒼とした中を下ることになります。
植林地帯は急勾配なんですが、道は細かくつづら折れしているので、大分傾斜が緩められていて助かります。天神尾根や政次郎尾根の階段なしバージョンみたいな按配です。途中道が二又になったところがありましたが、右に進む方は枯れ枝が入口に何本か横たえてあり、ミスコースしないよう目印になっていまして、本線の側にはこうしたビニール袋が吊り下げられていました。
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植林地帯は急勾配なんですが、道は細かくつづら折れしているので、大分傾斜が緩められていて助かります。天神尾根や政次郎尾根の階段なしバージョンみたいな按配です。途中道が二又になったところがありましたが、右に進む方は枯れ枝が入口に何本か横たえてあり、ミスコースしないよう目印になっていまして、本線の側にはこうしたビニール袋が吊り下げられていました。
道はご覧の通りはっきりした踏み跡で迷うことはなさそうですが、時折キツい勾配+湿った黒土のせいで簡単に滑るところがありますので、小股で気を付けて下るようにします。
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道はご覧の通りはっきりした踏み跡で迷うことはなさそうですが、時折キツい勾配+湿った黒土のせいで簡単に滑るところがありますので、小股で気を付けて下るようにします。
後半ではこんな具合にしっかりした登山道みたいになっていましたが、これは林業関係者の杣道なんでしょうね。しばらく大きめにつづら折れする区間を下ると、左側から沢の音が聞こえてくるようになります。
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後半ではこんな具合にしっかりした登山道みたいになっていましたが、これは林業関係者の杣道なんでしょうね。しばらく大きめにつづら折れする区間を下ると、左側から沢の音が聞こえてくるようになります。
そして、朝確認した源次郎尾根入口に到着。枝木が横たえてありますが、右の木の幹に赤いリボンがあり、書策新道の崖側の左の木には黄色テープが巻かれているのもポイントですね。
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そして、朝確認した源次郎尾根入口に到着。枝木が横たえてありますが、右の木の幹に赤いリボンがあり、書策新道の崖側の左の木には黄色テープが巻かれているのもポイントですね。
書策新道を淡々と下って行って、取り付きポイントに到着したのが午後3時25分頃。予定通りです。
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書策新道を淡々と下って行って、取り付きポイントに到着したのが午後3時25分頃。予定通りです。
濡れ階段を渡ります。この日はいつもより流れが強目でしたね。
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濡れ階段を渡ります。この日はいつもより流れが強目でしたね。
こんな花もありましたが、淡い紫色できれいでしたね。ほとんど草木に詳しくないのでサッパリ分かりませんが、花は心が和みますね。
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こんな花もありましたが、淡い紫色できれいでしたね。ほとんど草木に詳しくないのでサッパリ分かりませんが、花は心が和みますね。
戸沢に到着したのは3時半。ここで軽トラの荷台をベンチ代わりに、またストーブを焚いてコーヒータイム。youさんとはその他の趣味も同じで、話が合うのでついついたっぷりぺちゃくちゃやってしまいます。結局解散したのは4時45分頃で、とにかく濃い一日になりました。快速なyouさんも、この日は重たいGOROの革登山靴を馴染ませる意味もあってわざわざそれを履いて歩いてくれましたが、短い距離ながら、面白いバリルートと「出前山頂」に満足してもらえたようで、こちらも嬉しい気分でした! また是非とも避難小屋一泊オフでもやりたいですね(^∇^)v
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戸沢に到着したのは3時半。ここで軽トラの荷台をベンチ代わりに、またストーブを焚いてコーヒータイム。youさんとはその他の趣味も同じで、話が合うのでついついたっぷりぺちゃくちゃやってしまいます。結局解散したのは4時45分頃で、とにかく濃い一日になりました。快速なyouさんも、この日は重たいGOROの革登山靴を馴染ませる意味もあってわざわざそれを履いて歩いてくれましたが、短い距離ながら、面白いバリルートと「出前山頂」に満足してもらえたようで、こちらも嬉しい気分でした! また是非とも避難小屋一泊オフでもやりたいですね(^∇^)v
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