武奈ヶ岳(八雲ヶ原でテント練習)
コースタイム
《6/5》6:15八雲ヶ原〜(イブルキのコバを通らない林間コース)〜7:00コヤマノ岳〜7:30武奈ヶ岳山頂8:00〜8:35ワサビ峠〜10:05明王院(坊村登山口)
天候 | 6/4 薄曇り(時々晴) 6/5 薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
(行き)JR比良駅から徒歩でイン谷口へ (帰り)坊村バス停(10:19発)〜堅田駅(11:05くらい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
比良は道迷い遭難が多い印象を持っていましたので、分岐(に見える所)では慎重に進路を決めました。 初めて通る道だったからかもしれませんが、特にダケ道では数回「どっちかな?」と迷ってしまいました。 基本的には赤いテープを目印にして進みましたが、テープばかりに頼っていてもダメなようです。 一度正しいと分かると、それ以外に考えられないような道なのですが・・・。 熟知した人と同行する時以外は、慎重さが必要な山だと思いました。 |
写真
感想
最近は人と同行することが多かったので、久しぶりに一人でがっつり歩こう思い計画しました。
がっつりといいながら、歩行距離がそうでもないのは初日に寝坊して
坊村行きのバスに乗れなかったから。ルート変更でJR比良から行くことに。
JR比良駅に到着し山の方を眺めると、う〜む白い!展望は無いかな。
こんな時期だから雨がないだけ儲けもの。気を取り直して歩きます。
1時間ちょっとで大山口へ。
壊れかけた橋が架かっています。これって大丈夫??
今にも壊れそうに見えたので、他の渡渉ポイントを探します。
なんとか一カ所渡れそう!
と思って何気なく掴んだ枝に・・・、ぬるっとしたナメクジのような感触が。
何かを潰した。
思わず身を引いた瞬間、右足をドボンしてしまいました。
こんな日に限ってスパッツを忘れてきました。
スタートから情けない。
ところで、その後に通った方はみなさん橋をススっと渡っていらっしゃいましたので、橋を渡るが正解でした!
ダケ道を進みます。
比良山は道迷いの印象が強いので、少しでも分岐に見える場所では慎重に進みます。
特にこの道は初めてなので、「こっちも行けそう?」と思うと
とりあえず確認しに行ってしまいます。
終始同じペースのご夫妻がいらっしゃって、
分岐でアチコチしていると必ず「こっちよ」と声をかけてくださいました。
ご夫妻にしてみれば見ていて不安だったでしょう。
最近は人と歩く事が多かったので、甘えぐせがついたのかもしれません。
結局人に頼ってしまう形になってしまいました。
ご主人が「道のにおいがするほうだよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
確かにその通りなのでしょうが・・・まだまだ修行が足りません。
北比良峠に到着。ここから八雲ヶ原へ下る分岐道があるはず・・・。
道しるべを見て、矢印のほうへ進んだつもりが、どうやらまた違う道。
すぐに引き返して見てみると、工事中の建物の後ろに湿原への道がありました。
どうしてこれが目に入らなかったのか、と自分でもあきれてしまいます。
八雲ヶ原の湿原は噂に聞く通り、大変美しいものでした。
この場所に湿原が今まで保たれていることが奇跡のようです。
やくも池の前でテント設営開始です。
実は自分のテントを使うのは半年ぶりで2回目。
心配するほどもなく、割とスムーズに設営できました。
その後昼ご飯を食べ、まだまだ時間があるので、
さきほどと逆の道で北比良峠に登り、
八雲ヶ原へ回ってくることに。
周回は1時間ほどでした。
ヤマレコユーザーのakiho様とも少しお話をすることができました。
八雲ヶ原を大切にされているお気持ちが伝わり、感銘を受けました。
夕日を眺めたあと、夕食。読書しながら就寝。
今日はカエルの大合唱が子守歌。
翌朝。
テント撤収後、スキーのゲレンデ跡を登ります。
いきなりの急登。「なんだ坂こんな坂」と一人ブツブツ言いながら進みます。
最近、山での独り言が多くなりました。
途中林の中を抜けていきますが、こちらも気持ちの良い道!
いかにも比良らしい(と個人的には思っている)道です。
やがて背の高い木がなくなると武奈ヶ岳の山頂が見えてきます。
山頂の風は本当に気持ちがよく、いつまででもそこにいたい気持ちでした。
一人になったところで、下手な歌を熱唱。
熱唱しすぎて喉が痛くなったので、そろそろ下山です。
10:19坊村発のバスに間に合わなければなりません。
8:00に山頂を出発。
少し下った辺りから、4〜5名の登山者とバラバラにすれ違いました。
始発のバスで来られた方でしょうか。
もっと下ると、次のバスで来られた方でしょうか、たくさんの方とすれ違います。
挨拶しながら下っていくと、あっという間に明王院に到着。
といっても山と高原地図のコースタイム通りですが。
なんとかバスにも間に合い、無事に堅田駅まで帰りつきました。
テントを持っての1泊登山、多少は自信が持てたように思います。
梅雨の晴れ間を狙って、お次はどこへ行こうかな。
比良でソロテント泊されてたのですね!
自分には周りに小屋などのない場所でのテント泊は、きっと無理です。だって怖がりで寂しがりだから
昨日歩いていて思っていたのは、道迷いってきっと小さな見落としの積み重ねがどんどん深くなっていくのかなって。お互い気をつけましょうね!
あと印象的だったのは「ほろよい」でーす
比良山系で遭難者続いて出てたんで
若干不安やったんですが無事帰還しましたね
雪山、クライミング、沢登り、ソロテンと
どんどんマニアックになっていきますね
このままどんどん行きましょう!
青ガレ金糞峠と通れば清流と原始の森素晴らしい山です。
おつかれさまでした。
hanamaさん
自分のテントをあまり使う機会がなかったのですが、やっとこ担いで歩くことができました。
これからはどんどん使ってやろうと思います。
八雲ヶ原は土日ならたいていは何組かの方が張られているようなので、完全に「山に一人っきり」という事にはなかなかならないようですよ。
比良テン泊、お疲れ様でした。
ダケ道、迷いやすいですよね
私もあそこは慎重に行かないと迷っちゃいます(というか迷ったことあります・・・)
コヤマノから武奈にかけてのブナ林は私も大好きです
Omaeさん、どうもです。
若干不安でした?私もです
慎重に歩いているつもりなんで、大丈夫!と言いたいところですが、
ダケ道なんて立派な名前のついた登山道で、どっちかなーなんて迷っていてはまだまだですね。
色々と手を出しつつありますが、すべては美しい稜線を歩くためです!!がんばります
kidekiさん、こんばんは。
最初は青ガレから、と思ったのですがあまりにも「落石注意」の看板が多いので、今回はやめておきました。
原始の森ですか、そう言われると行きたくなってしまいます
今度比良へ行くときにはルートに組み入れたいと思います!ありがとうございました。
こんばんは、utaotoさん。
いつも山行記録楽しませてもらっています
そうですか、utaotoさんでも迷った事のある場所なんですね
やはり気をつけなくては。
あの林の雰囲気、いいですよね
本当に、少し戻ってみたら、何でこんなにはっきりとわかる目印に気がつかなかったのかなって、思う事って多いですよね〜。
単独行だとこういう時って早く気がつくんですけど、他の人と歩いていると結構気がつかないというか、何も考えないで歩いているものなんですよね。
道って、こっちに行ったら正解って決まってるものではない(前に来た時と道が変わっている場合もたくさんある)から、迷う事もまた楽しいし、また、その間違っている事に気がついた時も嬉しいし、も一つ言ったら、はっきりしない登山路を先頭をきって歩いていて、それが正解だった時の自分もこっそり自慢だし・・。
くれぐれも山の妖精には気をつけて。
cyuusan、記念すべきコメント1号をこのような記録で頂戴し、恐縮でございます
そうですよね。正解の道ってよく考えてみれば決まってないですよね。
全く迷いどころのない道というのは安心ですが、ちょっとした道探しの楽しみもない場所は、それだけ面白みが少ないとも言えますね
最近は人の後ろを歩くばかりでしたので、ちょいと勘が鈍っていた気がします。
山の妖精・・、誘われないように気をつけます
八雲ヶ原、いいところですね。
このあたりでちょうどすれ違った様ですが。(テント設営していた方かな?)
今回、私も道間違えてしまったのであまり偉そうなことは言えませんが、おかしいと思ったら引き返すことが大事ですね。
new-oneさん、こんばんは。
そうですね。八雲ヶ原でテントの設営場所を吟味していた時間帯だと思います。
緑色のテントでした。
new-one さんは青ガレだったのですね。
私も次は青ガレ〜金糞〜武奈ヶ岳がいいかな〜と思っています。
私はまだまだ・・・単独なんていけません。
機会があれば、ご一緒してください。
こんにちは、azukiさん。
全然すごくないですよ。
まだまだ初心者ですし。
なにより、単独山行は良い目で見られない事のほうが多いですし。。
行動を共にできる仲間がたくさんおられるazukiさんがうらやましいです。
来週のん練ってたら
・・・ちゃんとこやった!
びっくり!
ヤマレコ便利でしょー?
記録を登録していると、そんなこともありますね。
なにせ、よくいく山域が同じなのですから
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