記録ID: 1158753
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
摩耶 木ノ袋谷南尾根 ＋（ハチノス谷西尾根、天狗塚西尾根、摩耶ケーブル西尾根）
2017年06月04日(日) [日帰り]
兵庫県
Ham⭐
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:03
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,071m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 6:03
距離 10.5km
登り 1,102m
下り 1,073m
14:20
ゴール地点
| 天候 | 快晴 視界良し （神戸の最高気温 25.1℃） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り：市バス観音寺停留所 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回歩いたルートは上野道を除き、全てマイナールートです。道標はありませんし、地図にも破線のない所が大半です。 初めて訪れる方はトラックデータや地形図を参考にして道を間違わないよう歩いて下さい。 �．魯船離甲�西尾根 マイナールートとしては入門編。踏み跡がしっかり付いています。 基本尾根を辿るのですが、標高550m付近で二重山稜となり、進路を左側の尾根に移る地点がポイントです。私称「しるべ岩」を目印として左方向に進んで下さい。 ��天狗塚西尾根 マイナールートとしては中級編。 終始、踏み跡がありますが、一部には判りにくい場所があります。 そういう場所では道を見失わないよう注意が必要です。 �Ｌ撻梁淬�南尾根（寒谷北尾根） マイナールートとしては上級編。六甲・摩耶で最難関レベルと思います。 尾根に出れば踏み跡がありますが、尾根に出るまでが核心部です。 今回取り付きを間違いましたので、正しい取り付きについては他の方の情報をよく読んで下さい。 概ね岩稜を登りますが、浮き石、転落には十分ご注意下さい。 安易な気持ちで取り付くと、痛い目に遭いそうなルートです。 別称寒谷北尾根ですが、本レコでは六甲山系アラカルートで紹介されている名称を使用させて頂きました。 �に猝蹈院璽屮訐照�根 マイナールートとしては入門編。 踏み跡がしっかり付いていて上野コースのすぐ横を通るので、安心してバリエーションを楽しめると思います。 途中、上野道に合流することも可能ですが、最後まで尾根通しに歩くことがこの道の魅力です。（理由については写真で説明します） |
| その他周辺情報 | 下山後は「湯あそびひろば 二宮温泉」入浴料420円 昼食はCafe702。カレー650円、生ビール600円 |
写真
ここは護国神社。今日登る長峰山と摩耶山が相並びます。気持ちが昂ぶっていたせいか、スタート地点の写真を撮り忘れました
永峰堰堤の水場で一休み。ザック内には弁当なしということでペッタンコ
目立たないように表示しないとダメなのが、マイナールート故の悲しさか
三つ目上部からの眺め。鉄塔と眺め、そして岩稜。この尾根大好きな σ(^_^)
裏にこっそりと...これもマイナールートの悲しさが。でもね、一般ルートよりこっちがお奨めです！
木ノ袋谷合流点です。ここから本日のメインイベント、木ノ袋谷南尾根に挑戦します
尾根に向け岩がゴロゴロ。ここを登るのが手っ取り早そうですが、今回は正規？ルートを目指し左に回り込みます
ここを登るのもありかなと思いましたが、地図を見ると取り付きはまだ左のようなので見送り、杣谷沿いに進みます
直ぐ向こうには急峻なルンゼが見えました。ルンゼを越えるのが大変そうなので、ここを登ることにしました。いつもながらの「テキトー」登山術です。尾根っぽいですし...ね（補注：テキトー＝良く言えば臨機応変）
2
6/4 11:11
直ぐ向こうには急峻なルンゼが見えました。ルンゼを越えるのが大変そうなので、ここを登ることにしました。いつもながらの「テキトー」登山術です。尾根っぽいですし...ね（補注：テキトー＝良く言えば臨機応変）
すぐさま岩混じりの急斜面に。ロープがあるということは正規ルートでなくとも、それなりに整備されているルート？木を頼りに登っていきます
1
6/4 11:15
すぐさま岩混じりの急斜面に。ロープがあるということは正規ルートでなくとも、それなりに整備されているルート？木を頼りに登っていきます
そして前面には横方向に長くトラロープが張ってあります。進入禁止なのか確保用なのか？
電線と思われるものが左のルンゼを横切りその先に延びています。何のため？
行き詰まる可能性のある岩壁を避け、岩と木のミックスルートをよじ登っていきます
トラロープもあります。正規ルートでなくても誰かが登ったルートでしょう
このフェースは確か登らなかったと思います（右の木と岩のミックスへ）
こんなとこも登ります。岩は浮いたものあり信頼できませんが、木は信頼に足ります
写真では判りにくいですが、突然、径に出ました。地図での位置は最後の写真を参照して下さい
一安心です。と共に、しっかりした踏み跡がありながらミスコースで突っ切ったことを反省します
このロープの上部は岩と擦れかなり痛んでいました（直ぐに切れるという状態ではありませんでした）
どこを登ったか記憶はありませんが、正規ルートに出てからは危険を感じる箇所はありませんでした
六甲山系アラカルートには「尾根を登りきる少し前に左折します」とありましたが、左折の道を見つけることが出来ず、
石舞台からの眺め。手に持つのは本日苦楽を共にした杖（約70cm）
私の方は空席を見つけランチタイム。苦労したからこそビールも美味しい。景色もきれい
初夏、昼下がりの情景（4）
山上はあんなに賑わっていたのに...
山上はあんなに賑わっていたのに...
初夏、昼下がりの情景（5）そんな中、一人のハイカー。絵になるので後ろ姿を撮らさせて頂きました。膝を痛めておられるようでしたが、きっと山好きの方なんでしょうね
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6/4 13:37
初夏、昼下がりの情景（5）
そんな中、一人のハイカー。絵になるので後ろ姿を撮らさせて頂きました。膝を痛めておられるようでしたが、きっと山好きの方なんでしょうね
そんな中、一人のハイカー。絵になるので後ろ姿を撮らさせて頂きました。膝を痛めておられるようでしたが、きっと山好きの方なんでしょうね
初夏、昼下がりの情景（6）
爽やかな風が吹き抜けていました。いい季節だなぁと実感
爽やかな風が吹き抜けていました。いい季節だなぁと実感
摩耶花壇。要所が金具で補強されていました。この状態で現状保存されるようです
一口に新緑と言っても様々な色の組み合わせ。まるで印象派の絵画を見るようです
上野道を下るハイカーを見下ろせるのが、このルートならではの魅力。この後、上野道に合流します
宝温泉を目指しましたが、残念ながら数年前に廃業したようです。で、お馴染みの湯あそびひろば二宮温泉にしました
ここから地図アプリ画像例。場所は木ノ袋谷南尾根正規ルート合流点
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�〇海塙盡驚録淺充┣萍�
感想
「木ノ袋谷南尾根」或いは「寒谷北尾根」をヤマレコで検索すると、マイナールート猛者の方々のレコが出てきます。
レコを読むとみなさん、それなりに苦労されたように思います。
またマイナールートのバイブル「六甲山系アラカルート」には「急な上り、垂直に近い岩壁が連続し、緊張の極に達します。下りルートは絶対止めるべきです」と書かれてあります。
これらのことから、六甲・摩耶で最難関レベルのマイナールートと感じていました。
最大の問題は取り付きがはっきりしないことです。
皆さんのGPSログを表示しても下部のトレースはまちまちです。
となれば、自分でベストルートを探すしかないでしょう！
と勇んで出掛けましたが...
結果は登ることが出来ましたが、ベストコースとはほど遠い、成り行き登りとなりました。
尾根を分断するルンゼの北側を登ってしまったことが反省材料です。
北側はスッキリした岩稜ではなく、木と岩と土のミックスです。
岩は浮いているものもありイマイチ信用できませんし、上部で行き詰まる可能性もあります。
その点、しっかり根を張った幹の方が信用できるので、岩登りならぬ木登り登山になってしまいました。
幹を頼りの力業は楽しい登りではありません。
尾根にはしっかりした踏み跡があったことから、下部にもそれに見合うスッキリしたルートあったはず。
我が「テキトー」登山術？が通用しないルートでした。
機会を見て、ルンゼ南側を登ってみたいと思います。
そのことを除けば乾いた空気の爽やかな登山日和。
視界も良くて、カレーもビールも旨い一日でした。
（追記）
今回の山行では地図ナビアプリとして、
�‐縞玄辧峪海塙盡驚録沺�
��Geographica
��ヤマレコMAP
を併用してみましたので画面表示を写真欄で掲載しました。
使用感については日記で書こうかと思います。
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Ham0501さんのタフさは流石ですね。
早速、木ノ袋谷南尾根に行かれたんですか
再度挑戦したくなるルートで、何本かの登攀ルートが出来ると面白いですね。
「テキトー」登山術と言うのものもいいです。自分の力量が、分かっているからなせる業ですものね。
私は、写真を撮る余裕すらなかったので次回の参考にさせて頂きます。
お疲れ様でした
kurokuwa65さん、こんばんは
ひょっとしたらkurokuwaさんも登ってるかなと淡い期待を持ちながらの山行でした
取り付きまでのアプローチが悪くて、一刻も早く尾根に取り付きたいという気持ちが間違ったルートを選んでしまいました。
冷静になって考えるとルンゼを渡り、その南側を登るのが正しいルートだったのかなと思います。
写真もいっぱい撮りましたが、後で見て、登ったのか避けたのか曖昧なものも多く、また肝心のルンゼを撮ったものが一枚もありませんでした
次回昇るときにはちゃんと説明に使える写真を撮らなくてはと反省です。
失敗例レコとして、次回山行に生かして頂ければ幸いです
Ham0501さん、果敢にアタックされましたね❗
レコからも、手にあせ握る緊張感とワクワクが伝わってきます。
かと思えば、「初夏、昼下がりの情景」は、タイトルも写真もステキですよ❗
Ham0501さんって、いろんな顔を持っているんですね〜。
アヒル、枝に引っ掛かったりとかで、Ham0501さんの足を引っ張ったりしなかったですか？
ご迷惑をかけませんでしたか？
でも、ありがとうございます🙆
takatukimakiさん、こんばんは
久々に緊張しました。岩を登るか木を登るか迷ったりして...
昼下がりの情景・・・いいでしょ？
眩い光と暗黒の陰、そして異常なまでの静けさ･･･ビールの余韻もあってかちょっぴりノスタルジックな気持ちになりました
アヒルちゃん、途中で脱走して急斜面を転がっていきました。
もちろんその後身柄を確保、収監しました。迷惑かけるかわいいヤツです。
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