八ヶ岳ホテイラン・ツクモグサ観察山行（赤岳 文三郎尾根↑↓地蔵尾根）

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 09:04
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,447m
• 下り: 1,423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:59

距離 13.6km 登り 1,447m 下り 1,438m

1:19 赤岳山荘
1:24 1:25 美濃戸山荘
3:54 4:06 行者小屋
5:18 5:22 文三郎尾根分岐
5:34 5:37 赤岳
5:37 5:38 竜頭峰
5:38 6:02 赤岳
6:31 6:35 赤岳天望荘
6:40 地蔵の頭
7:09 7:13 鉾岳
7:40 7:46 地蔵の頭
8:21 8:40 行者小屋
10:13 10:14 美濃戸山荘
10:18 赤岳山荘

天候

晴れのち曇り（稜線強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●赤岳山荘駐車場(駐車料金\1000/1日）
深夜1時頃到着。駐車場空きは3割くらいしかありませんでした。戻ってきた10時過ぎには満車になってました。

●トイレ:赤岳山荘または美濃戸山荘（有料）

コース状況／危険箇所等

●登山ポスト：赤岳山荘玄関前（深夜出発でも提出できます）。美濃戸山荘の登山ポストはみつけられませんでした。

●注意箇所:各人の体力や経験によって違うので一概には言えませんが、赤岳・横岳付近は慎重に。

●下記にまだ残雪がありますが、特に問題はないと思われます
・文三郎尾根下部
・赤岳〜赤岳天望荘のほんの一部
・地蔵尾根下部
　
★美濃戸〜南沢経由〜行者小屋
・ホテイラン保護地は踏み入らぬよう大切に見守りましょう！

その他周辺情報

●下山後の温泉：今回は利用していませんが、樅の湯や縄文の湯など何カ所か有。

●下山後の甘味:グラスリーぺぱん(アイスクリームやソルベが2種類選べて￥400)

写真

6/10 1:18

赤岳山荘の駐車場から出発！久しぶりのナイトハイクです。気温は9℃。ひんやりします。

6/10 1:17

赤岳山荘前のポストに登山届を提出。天気予報ではお昼頃から雨。それまでに戻ります！

6/10 1:19

いつもの橋を渡るところから始まります。

6/10 1:23

ナイトハイクに嬉しい月夜

6/10 1:25

美濃戸山荘に到着！

6/10 1:26

ついつい毎回撮ってしまう八ヶ岳看板

6/10 1:26

ここが南沢と北沢の分岐。ホテイランが目的なので南沢へ。

6/10 1:27

南沢にはいってすぐのところが例年になく水が出ていて渡渉のような感じに。

6/10 1:30

いきなり倒木？通過には全く問題ありません。

6/10 1:31

コミヤカタバミが夜中でも開いています

6/10 1:35

橋を渡るとホテイランゾーン。

6/10 1:39

ありました、ホテイラン！

6/10 1:41

真夜中のホテイラン

6/10 1:44

二連咲きホテイラン

6/10 1:49

鮮やかなピンク色

6/10 1:50

帰りにまた来るね。

6/10 1:47

真夜中のタチツボスミレ

6/10 1:53

曲がりくねった橋を渡ってホテイランゾーン終了

6/10 2:14

木漏れ月明り

6/10 2:37

この橋最近整備されたばかり？昨年まではなかったような？

6/10 3:37

行者小屋手前で残雪少しありました。固いです。

6/10 3:51

行者小屋まであと少し。

6/10 3:55

行者小屋に到着！気温は1℃で強風。寒いです。

6/10 3:55

小屋前のテーブルとベンチで落ち着こうと思ってましたが。霜で凍り付いてました。

6/10 3:56

念のためここで給水。

6/10 4:03

大同心小同心と行者小屋。突然辺りが明るくなってきました。

6/10 4:03

横岳

6/10 4:03

赤岳

6/10 4:04

阿弥陀岳

6/10 4:04

テン場の背後には赤岳と中岳

6/10 4:05

横岳と行者小屋

6/10 4:09

行者小屋から文三郎尾根下部の残雪。端を歩いて避けることができます。

6/10 4:31

横岳の背後が赤焼けてきました。文三郎尾根は東向き斜面なのでご来光は見えません。

6/10 4:32

阿弥陀岳に朝日が当たり始めました。夜明けです。

6/10 4:35

行者小屋がもうあんなに遠くに。

6/10 4:36

明るくなると小鳥が木の上で元気よく鳴きます。

6/10 4:38

赤いマムート階段スタートです。

6/10 4:41

赤岳天望荘が見えます。

6/10 4:43

長い文三郎尾根の階段

6/10 4:44

マムート階段と赤岳

6/10 5:02

蓼科山から南八ヶ岳への稜線

6/10 5:02

蓼科山

6/10 5:07

阿弥陀岳、中岳

6/10 5:09

横岳

6/10 5:09

硫黄岳

6/10 5:09

硫黄岳から横岳への険しい稜線

6/10 5:14

君はウグイス？

6/10 5:17

霜柱ができるほど寒いです。気温は1℃。台風のような強風で体感温度は氷点下です。

6/10 5:18

稜線に出ました。

6/10 5:18

赤岳頂上まではまだあります。

6/10 5:18

阿弥陀岳が目の前に。

6/10 5:20

権現岳の背後には北岳

6/10 5:20

権現岳、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳

6/10 5:20

北岳

6/10 5:20

甲斐駒ケ岳

6/10 5:20

仙丈ケ岳

6/10 5:21

赤岳

6/10 5:25

阿弥陀岳

6/10 5:29

権現岳

6/10 5:29

権現岳と南アルプス

6/10 5:30

鳳凰三山とオベリスク

6/10 5:32

赤岳の鎖連続の核心部

6/10 5:33

うん、がんばる。

6/10 5:35

落石しやすい三点確保の急斜面の連続。

6/10 5:42

もうすぐキレット分岐

6/10 5:43

キレット分岐で今日初めての朝日を浴びます。

6/10 5:45

朝日のあたる県界尾根と真教寺尾根

6/10 5:45

ナイトハイク明けのまぶしい朝日

6/10 5:47

青空へのはしご

6/10 5:48

赤岳山頂近くのミヤマキンバイ（もうすぐ開くよ〜）

6/10 5:50

イワベンケイのつぼみ

6/10 5:53

11度目の赤岳頂上に到着！出発からここまで一人も会いませんでした。ナイトハイクだからこその静かな山行。

6/10 5:53

富士山とじんべ

6/10 5:52

赤岳頂上。頂上山荘から大勢の登山客が押し寄せてきました。気温は1℃。強風で手がかじかみます。じんべ飛びそう。

6/10 6:02

ミヤマキンバイ

6/10 6:03

富士山きれいに見えています。

6/10 6:06

赤岳頂上山荘に到着

6/10 6:06

赤岳から見る横岳への稜線

6/10 6:11

6月中旬なのに霜柱ができるほど寒いです。

6/10 6:13

キバナシャクナゲの赤いつぼみ

6/10 6:13

吊り尾根のような美しい稜線

6/10 6:22

赤岳天望荘と横岳

6/10 6:23

振り返ると赤岳

6/10 6:25

咲き始めたキバナシャクナゲ

6/10 6:26

クリーム色のつぼみ

6/10 6:27

キバナシャクナゲ

6/10 6:29

稜線上いたるところにコメバツガザクラ

6/10 6:30

コメバツガザクラいっぱい

6/10 6:31

チョウノスケソウはまだ葉のみ

6/10 6:31

赤岳天望荘に着きました。

6/10 6:34

赤岳天望荘と赤岳

6/10 6:37

赤岳

6/10 6:40

地蔵尾根分岐に到着

6/10 6:41

地蔵尾根から見る険しい横岳稜線

6/10 6:43

キバナシャクナゲ

6/10 6:44

ミヤマタネツケバナ

6/10 6:46

ミヤマタネツケバナ

6/10 6:49

クモマナズナ

6/10 6:53

イワベンケイのつぼみブーケ

6/10 6:53

天気が急変して空が真っ暗に。赤岳も雲に飲まれそう。

6/10 6:54

ミヤマタネツケバナ

6/10 7:00

急斜面の長い鎖場

6/10 7:05

オヤマノエンドウ

6/10 7:06

咲き始めたばかりで新鮮

6/10 7:06

赤岳頂上が完全に暗雲に飲まれました。

6/10 7:10

ありました！もふもふツクモグサ

6/10 7:11

曇天で開いてなくても存在感が強く目立ちます。

6/10 7:12

ツクモグサ

6/10 7:12

ツクモグサ

6/10 7:15

もさもさのツクモグサ

6/10 7:15

ツクモグサ今年も見れてよかった！

6/10 7:16

オヤマノエンドウ

6/10 7:28

ミネズオウのつぼみ

6/10 7:24

気圧が急激に落ちてきました。ここ横岳稜線も暗雲に飲まれました。

6/10 7:42

予想外な天気の急変に横岳ピークハントをあきらめ、地蔵尾根を急いで下ります。

6/10 7:51

地蔵尾根は文三郎尾根より急斜面に感じます。

6/10 8:15

行者小屋前で残雪エリアに突入。

6/10 8:21

行者小屋に戻ってきました。

6/10 8:39

快晴だったのにあっという間に黒い雲に覆われました。雨がパラパラ降ってきました。

6/10 8:58

ふもとは天気回復して晴れてきました。苔の緑の森が綺麗です。

6/10 9:05

キバナノコマノツメ

6/10 9:06

タチネコノメソウ

6/10 9:09

イワカガミ

6/10 9:50

曲がりくねった橋がホテイランゾーン開始の合図。

6/10 9:55

戻ってきましたホテイランエリア

6/10 9:55

ホテイランさんただいまー

6/10 9:55

ピンク色が綺麗です。

6/10 9:56

うつむきかげんのホテイラン

6/10 9:57

ホテイラン

6/10 10:00

正面からのホテイラン

6/10 10:00

斜め前からのホテイラン

6/10 10:02

ホテイラン二連咲

6/10 10:01

ヘビイチゴ

6/10 10:04

コミヤカタバミ

6/10 10:04

橋を渡ってホテイランゾーン終了

6/10 10:04

あ。腐って橋に穴があいてます。ナイトハイクではまらなくてよかった。

6/10 10:05

シロバナヘビイチゴ

6/10 10:09

キバナノコマノツメ二連咲

6/10 10:12

いつもの看板。無事戻ってこれました！

6/10 11:04

ジンジャーレモン＆ブルーベリーミルク￥400。ぺぱんのアイスは欠かせません。八ヶ岳エリアに来た時のお楽しみ！

撮影機器：

HDR-CX170 SONY

PENTAX K-30 PENTAX

PENTAX Optio W90 PENTAX

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

感想

Jinbei

♪八ヶ岳ホテイラン・ツクモグサ観察山行（赤岳 文三郎尾根↑↓地蔵尾根）♪

　2011年からはじめたツクモグサとホテイラン観察山行。今年で6年目。
明日始発電車での遠方出張休日出勤があるので短い山行で計画（実際には稜線での強風と天候悪化懸念の為、計画より更に短くなってしまったが・・・）。6月になってから、北アルプスの白馬岳方面では雪が何回か降っているらしい。5月中旬が暑かっただけに、季節の逆戻り感が今年は半端ないように思う。

　天気は昼頃から雨が降りそうな予報が出ていたので、雨が降り出す前には駐車場に戻ってきたい。よって今年初めてのナイトハイクでスタート。日の長い時期なのですぐに明るくなってくるだろう。

　駐車場出発時に少し肌寒かったのでウインドブレーカーを着込んで歩き出したが、結局行者小屋まで着たまま、それどころか太陽が出てきても稜線の強風の影響で体感温度が上がらず、途中でレインウエアも着込むことになる。

　この寒さでお花もまだ少なめ。ミネザクラも蕾固く、稜線で見かけるのはほぼコメバツガザクラばかり。ウルップソウも小さい葉がやっと確認できたくらい。それでも今回山行の目的ツクモグサとホテイランにはご挨拶することができた。毎年観察しているが、もふもふのツクモグサと森の妖精ホテイランは本当にカワイイ。

　が、ちょっと残念だったのは折れているホテイランが数株あったこと。自然に折れたという感じじゃなかったからな〜。毎年このエリアはグリーンロープで整備されているのだが、こんなことにならないように気をつけたいものです。

　結局、強風の影響でコンタクトに砂が入ったりして目がゴロゴロ、そして鼻水ズルズル。そんなわけで予定よりルート短縮して戻ってきたので早い時間に帰宅できた。