お花いっぱい、快晴の谷川岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 12:00
おまけにガソリンが無かったり、仮眠用のシュラフを忘れて、夜寒くて凍えてしまい、よく眠れ無かったりと、躓きも多かった。これは反省点。
でもお天気だけは読み通りの終日快晴と安定した天候で最高でした。
こんな良いお天気にこの季節の谷川を観れたのは何年ぶりだろう!
とにかくゆっくりと写真撮影に時間をとって、妥協せずに写真撮れたのは良かった!
お天気と時間に余裕のある時しかできないけど、今回はコース取りや歩行はさておき、なにより写真を第一目的としたので、時間はまったくあてになりません。
600枚ぐらいは撮ったので撮影時間だけで3時間ぐらいはかけてると思います。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは巌剛新道から西黒尾根を利用。巌剛新道は上部に2箇所雪渓トラバースあり。ともに長さ10mぐらいですが、雪渓傾斜は45度以上あり、落ちたらただではすみません。ステップが切ってあるので忠実に従えば大丈夫。2箇所目は大きな岩とともに崩壊箇所の真下をトラバースするので、気持ち悪いですが。ラクダの背で西黒尾根合流後は、最後の雪渓トラバースまで登山道に雪は無くなっています。 天神尾根は肩の小屋の直下で100mぐらい急な雪渓があります。ロープが張ってあるので、道迷いは心配なし。慣れてる人なら、雪は緩んでいるのでステップ切りながらで大丈夫。あとは登山道に雪はなし。いつもながら天神尾根の磨かれた蛇紋岩はきわめて滑りやすく、数回こけそうになりました。雨の日は要注意です。 |
写真
感想
この季節、新緑と残雪とで景色は抜群の谷川岳、特に雪の多かった今年はゼブラ模様も美しく、快晴の1日を思う存分満喫できた。
お目当てのお花は?というとこれまでのもっていた印象以上にいろいろなお花があり、かつ群生もすばらしく、改めてすばらしさを見出せた1日だった。お花の中でも第一目的だったホソバヒナウスユキソウは、西黒尾根森林限界を越えたあたりから、そこかしこに群生しており、丁度咲き始めのきれいな株をいっぱい撮ることができた。2〜3分咲きで、これからだいぶん楽しめそう。そのほか個体数の多さにびっくりしたのはイワカガミ系の数の多さだ。天神尾根はまさにイワカガミロードになっていた。ハクサンイチゲは咲き始めでとてもきれい!ナエバキスミレとエチゴキジムシロの黄色系はよく目立つお花たちで、西黒尾根稜線で満開、個体数もとても多い。ピンクのユキワリコザクラもたくさんあってこちらも見つけやすいが、こちらは満開〜終盤。ただこれらのお花は、雪渓が溶けた跡から順番に咲き継いでいく花たちなので、場所をかえて次々お花を咲かせるものと思う。
そのほか、ウメハタザオ、ヒメイワショウブ、クモイイカリソウ、ハクサンコザクラ、タチツボスミレがあった。谷川頂上付近はハクサンイチゲ、コイワカガミ、ミツバオウレン、チングルマ、エチゴキジムシロ、シラネアオイ、ショウジョウバカマなど
巌剛新道にはタチカメバソウ、サンカヨウ、エンレイソウ、ミヤマスミレ、ルイヨウボタン、マイズルソウ、ツクバネソウ、オオイワカガミ、カラマツソウ、ショウジョウバカマなど
ムラサキヤシオ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダン、アズマシャクナゲ、オオカメノキの低木も多くとても賑やかだ。タムシバも咲き終わりながら少し残ってました。
天神尾根はオオイワカガミが多い。ショウジョウバカマ、ウメハタザオ、エチゴキジムシロ下部にはツバメオモト、カタクリ、イワナシ、イワハゼ、ショウジョウバカマ、オオイワカガミ、イワウチワ、エンレイソウ
天神平はシラネアオイ、カタクリ、ミズバショウも咲いてます。
兎に角、1日ずっと飽きずにお花旅ができて、とても充実した花ハイクでしたね。
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