記録ID: 1175387
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ハイキング
丹沢
西丹沢・シキリ尾根の美林に興奮シキリ(^O^)
2017年06月18日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:23
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 864m
- 下り
- 861m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:24
距離 9.0km
登り 871m
下り 868m
7:31
44分
スタート地点
8:15
34分
大谷沢・支沢分岐
8:49
10分
ブナノ丸北尾根に合流
9:34
54分
シキリ尾根分岐
10:28
29分
忍橋林道に着地
10:57
7分
忍橋林道終点
11:04
11分
カワゴノ沢
11:15
11:35
48分
カワゴノ沢左岸尾根・P902
12:23
12:24
1分
甲相国境尾根に合流
12:55
ゴール地点
天候 | 曇り(だけど、遠望できる不思議な空気) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三ケ瀬林道と西沢林道が合流するチェーンゲートあたり。 (ボコボコの道なので、車の運転はゆっくりとね) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【三ケ瀬林道〜ブナノ丸(VR+沢)】 チェーンゲートからは少しだけ林道で狭い広場で打ち止め。 典型的な作業道が渓谷をトラバースし、幾度も尾根上に上がる誘惑の分岐が現れる。 大谷沢を詰めて、本谷をズイズイと進んでいく。 足元はガレガレで信用できない岩ばかり。 地図で本谷の傾斜がきつくなる前あたりで、鹿の足跡を追いながら、見た目は斜度がキツイ左俣へ分岐し、左岸の上に尾根が見えたら、そっちへ斜面を這い登る。 ブナノ丸北尾根の更に東の支尾根の上は完璧な獣道。 鹿やカモシカは変なトラバースをするので尾根上をひたすら進み、ブナノ丸北尾根の広くて平和なコースに出る。 いかにも地元さんのVRって尾根をちょっと歩くと、ブナノ丸さま(^^) 【〜菰釣山(一般登山道)】 甲相国境尾根の一般ルート。 尾根上を走る筋道は、気持ちが軽快になる。 ピークは、西丹沢有数のビュースポット! 曇っているのに、スッキリとした空気の向こうに富士山がポッカリ浮かんでいた。 【〜シキリ尾根の下降(VR)】 菰釣山ピークから、東へちょっと下った南東への支尾根がソレ! 前評判と相俟って道が明瞭で分かりやすい! ブナの淡い緑の美林で心が洗われるような尾根から、 モミの濃い緑が深まる尾根へつながり、 ヒノキの皮がクマちゃんの爪で痛々しい林を通って廃林道へ降りる。 【〜忍橋林道(廃道状態)】 路肩が各所で崩落していたり、 法面が崩れてザレ場と化していたり、 倒木がそのまま茂ってヤブ状態にもなっている。 廃道ファンが喜びそうな道。 【〜カワゴノ沢・左岸尾根】 踏み固まっていない斜面をトラバースし、 カワゴノ沢のV字谷を渡渉したら、 放棄された植林帯の尾根に取り付く。 【〜ブナ沢乗越(甲相国境尾根)】 この尾根もブナが広がる緑の尾根。 尾根の上に薄い踏み跡があるが、このルートにはマーカーが無いので、バリ気分も盛り上がる。 甲相国境尾根との合流点は、ブナの森の中からいきなり踏み入れるので、下降時は尾根への分岐は分かりにくい。 そこから少し降りると、すぐにブナ沢乗越。 【〜西沢林道(一般登山道)】 ブナ沢のV字谷を駆け降りたくなる道。 【〜三ケ瀬林道】 シッカリと整備された林道。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 いやしの湯(700円) |
写真
【菰釣山ピーク】
この背面ポーズが定番になってきたなー(^^)
海老名のクマちゃんが丹沢山ピークで声掛けた緑の丹Tの人ってtakatoku60さんだったんだね。
世の中、狭いもんだなー
この背面ポーズが定番になってきたなー(^^)
海老名のクマちゃんが丹沢山ピークで声掛けた緑の丹Tの人ってtakatoku60さんだったんだね。
世の中、狭いもんだなー
【忍橋林道(廃道)】
起点標が転がっている。もう何年も前に転がったようだ。
風や地震で倒れるような代物じゃないので、こんなイタヅラはしないでほしいなー
もうちょっと林道は続く・・・
起点標が転がっている。もう何年も前に転がったようだ。
風や地震で倒れるような代物じゃないので、こんなイタヅラはしないでほしいなー
もうちょっと林道は続く・・・
【カワゴノ沢・左岸尾根】
笹薮が枯れているので、脚にチクチク(>_<)
でもね、最近思うんだけど、畦ケ丸近隣と西側は笹が枯れているんだよ。
何度も投稿で書いたけど、笹の藪ってその山が健康ってことなんだよね。だから、笹は百年に1〜2回しか枯れない。
ものすごく心配だよ(+_+)
笹薮が枯れているので、脚にチクチク(>_<)
でもね、最近思うんだけど、畦ケ丸近隣と西側は笹が枯れているんだよ。
何度も投稿で書いたけど、笹の藪ってその山が健康ってことなんだよね。だから、笹は百年に1〜2回しか枯れない。
ものすごく心配だよ(+_+)
【ブナ沢乗越(甲相国境尾根)】
さて、ラストは一気に下る一般道へ!
<丹沢のうんちく>
ここは、盗伐越場(とうばつコシッパ)または盗賊打越(とうぞくブッコシ)と呼ばれる場所。
甲斐国(山梨)側は、富士山の火山灰で貧弱な土壌のため細々とした樹林が多い。
対して相模国(神奈川)側は瑞々しい樹林が多く、江戸時代は幕府御用林で無断伐採はご法度。
でも、良質な木材を求めて越境盗伐者がココを越えていたので、この名前になったらしい。
ちなみに、コシッパ、ブッコシは尾根の反対側へ行くための小さなコルを指す言葉らしく、丹沢山塊では多く使われているよね(^^)
さて、ラストは一気に下る一般道へ!
<丹沢のうんちく>
ここは、盗伐越場(とうばつコシッパ)または盗賊打越(とうぞくブッコシ)と呼ばれる場所。
甲斐国(山梨)側は、富士山の火山灰で貧弱な土壌のため細々とした樹林が多い。
対して相模国(神奈川)側は瑞々しい樹林が多く、江戸時代は幕府御用林で無断伐採はご法度。
でも、良質な木材を求めて越境盗伐者がココを越えていたので、この名前になったらしい。
ちなみに、コシッパ、ブッコシは尾根の反対側へ行くための小さなコルを指す言葉らしく、丹沢山塊では多く使われているよね(^^)
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミー2
|
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感想
6/18(日)は、ブナに縁の深い静かな静かな山域を流離い、緑があふれる空気と森の棲む音色の中で、江戸時代〜平成初期の名残りに触れる旅をしてみました(^^)
メンバーはバリ好き男女4人。
女子2人と私が同学年って偶然(^^)
それに共通点は、
地図をぶらぶらさせて、
山中をぶらぶらするのが大好きってこと(^O^)
ん十年前の子供になった4人は息を弾ませて、
新緑が深緑になった西丹沢深奥の尾根から尾根へ
嬉々として登って下って登って下るのでした(^O^)
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