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Yamareco

記録ID: 117854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(美濃戸‐地蔵尾根ルート)

2011年06月18日(土) 〜 2011年06月19日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
ruruttr その他1人
GPS
32:00
距離
18.7km
登り
1,525m
下り
1,516m

コースタイム

【6月18日】
7:21立川発(スーパーあずさ)‐9:35茅野駅発美濃戸口行き‐
10:30八ヶ岳山荘(美濃戸口)‐11:20美濃戸山荘‐(北沢経由)‐13:45赤岳鉱泉‐14:20行者小屋‐16:10赤岳展望荘

【6月19日】
6:45赤岳展望荘‐7:25赤岳山頂‐8:20赤岳展望荘‐9:50行者小屋‐
(南沢経由)‐11:40美濃戸山荘‐12:30八ヶ岳山荘(美濃戸口)‐
13:20アルピコバス‐14:19茅野発あずさ
天候 6月18日:昼過ぎまで曇→雨
6月19日:曇(ガスガス)
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
土曜朝イチのスーパーあずさは、混んでます。要指定席券です。立川からでは、
自由席は座れません。
茅野駅からアルピコバスで美濃戸口まで。全員座れていました。
コース状況/
危険箇所等
【美濃戸口〜美濃戸山荘】
林道を歩いてきます。時々、後ろから来る車に注意です。

【美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢)】
途中まで、林道をあがっていきます。その後、沢沿いを歩きます。
川沿いにも沿った歩道が設置されているなど、危険個所はなしです。
北沢経由の方が、途中、赤岳鉱泉など、目的地点がはっきりするので、
歩きやすいです。

【赤岳鉱泉〜行者小屋】
途中、かなりのつづら折り急登があります。危険個所はないです。

【行者小屋〜地蔵尾根(赤岳展望荘)】
地蔵尾根が赤岳への道のハイライトです。まず、角度が急な階段が現れますが、
手すりがあります。
その後、岩を回り込むような形でトラバースする鎖場が地蔵尾根の核心部です。
太い鎖が二重にかけてあります。登りのときは足場が見づらく次どこに足をかければいいんだよぉ、とビビりました。
怖がりな私には、鎖場通過後に地蔵に無事をお祈りしたくなるような怖さでした。
ただ、落ち着いて三点確保を守れば、それほどでもないのかなぁ、というのが下山後の感想。(のど元過ぎれば…。)
ストックはザックに収納しました。

下りは、上から足場がしっかりと見えたからか、それほどビビりらず、余裕がありました。

【赤岳展望荘‐赤岳山頂】
途中、かなりの急坂がありますが、そのようなところには鎖があります。
道が狭いので、すれ違いの際には譲り合いが必要です。混んでいると、
相当待つかも。

【行者小屋‐美濃戸山荘(南沢)】
途中まで、涸れ沢でした。その後、徐々に沢の水が多くなってきますが、
その沢の横を下っていきます。だらだらと続く下り坂でした。
北沢と比べ、鬱蒼としていて暗いかな。
道はよく踏まれており、テープもあるので迷う心配はありません。

【登山ポスト】
八ヶ岳山荘で入れました。
茅野駅からアルピコバスにお世話になりました。
立ち乗りという人はなかったけど、夏休みとかは大変な混雑なのかな。
2011年06月18日 10:11撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 10:11
茅野駅からアルピコバスにお世話になりました。
立ち乗りという人はなかったけど、夏休みとかは大変な混雑なのかな。
美濃戸口からは林道を行きます。この上の駐車場まで車は入れます。
2011年06月18日 10:31撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 10:31
美濃戸口からは林道を行きます。この上の駐車場まで車は入れます。
駐車場も結構埋まっていました。
2011年06月18日 11:14撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 11:14
駐車場も結構埋まっていました。
北沢、南沢分岐。
2011年06月18日 11:35撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 11:35
北沢、南沢分岐。
2011年06月18日 12:53撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 12:53
アスレチックみたいで面白い。
2011年06月18日 13:08撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 13:08
アスレチックみたいで面白い。
まだ雪が残っていた。でも、ごく一部なので、アイゼン等の必要性は感じません。
2011年06月18日 14:07撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 14:07
まだ雪が残っていた。でも、ごく一部なので、アイゼン等の必要性は感じません。
行者小屋休憩中にて。一瞬、赤岳方面のガスが切れました。展望荘も見えたけど、あんなところまで登るのかなとビビる。
2011年06月18日 14:41撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 14:41
行者小屋休憩中にて。一瞬、赤岳方面のガスが切れました。展望荘も見えたけど、あんなところまで登るのかなとビビる。
地蔵尾根取り付きは、いきなり急坂で一度休憩を入れました。
2011年06月18日 15:00撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 15:00
地蔵尾根取り付きは、いきなり急坂で一度休憩を入れました。
2011年06月18日 15:37撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 15:37
お地蔵さんに無事をお祈りする。
2011年06月18日 15:51撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
6/18 15:51
お地蔵さんに無事をお祈りする。
赤岳展望荘の食事はバイキング。トン汁が染みわたりました。
2011年06月18日 17:51撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/18 17:51
赤岳展望荘の食事はバイキング。トン汁が染みわたりました。
朝食。
2011年06月19日 05:51撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 5:51
朝食。
ガスの中。
2011年06月19日 07:20撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 7:20
ガスの中。
2011年06月19日 07:23撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 7:23
頂上到着!!
2011年06月19日 07:31撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 7:31
頂上到着!!
岩陰にお花が。
2011年06月19日 07:55撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 7:55
岩陰にお花が。
地蔵尾根核心部の鎖場。
登りは写真を撮る余裕はなかったけど、下りではパチリ。
2011年06月19日 09:01撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 9:01
地蔵尾根核心部の鎖場。
登りは写真を撮る余裕はなかったけど、下りではパチリ。
南沢にて。
2011年06月19日 11:28撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
6/19 11:28
南沢にて。
撮影機器:

感想

入笠山から見る八ヶ岳、飯盛山からみた八ヶ岳、中央道走行中に目の前に見える
八ヶ岳。
美しくてかっこよかった。

いつかは、八ヶ岳へ。そして、狙うなら主峰赤岳と思っていた。

思っているだけでは居ても経ってもいられずに、連日の残業で
疲れ気味だけど、週末遠征を企画。

ガスで期待していた富士山や八ヶ岳の峰々の大展望は得られなかったけれど、
大満足の山行となった。

赤岳鉱泉に至る道はアスレチックみたいに橋がかかっていて面白い。
地蔵尾根の取り付きの登りでぜーぜー。
ひっくり返るんじゃないかと思うような、急な階段にドキドキ。
岩を回り込む鎖場では、下を見て高度感に冷や汗じんわり。
お地蔵さん、どうか無事に登って下りてこさせてください。
やっとのことで赤岳展望荘が見えた時には、ひとまずホッと。
でも、下りは大丈夫かなとまだ不安がよぎる。

そんなこんなで、風が吹き始めた中、ガスに包まれた赤岳展望荘に夕方到着。

天気も悪いのに、結構な人でごった返していた。
事前に大部屋の予約の電話を入れていたけど、一グループずつの間に一人分の
寝袋スペースを空けていただけていたので、そんなにぎゅうぎゅうで
寝返りを打つと隣の人に当たるということはなかった。
(でも、興奮しているのか、高度のせいなのか寝られなかった。)

翌朝、頂上へ。ガスが時々切れるけど、視界は効かない。
残念無念。

でも、頂上について2899メートルと書いてあるのを見たときは、
やったぞ〜!と大満足。
岳ポーズが自然と出てくる。

当初は、文三郎尾根で下りる予定だったけど、同じ道で下りた方が
安心かなと思って、地蔵尾根で下りる。
行きはあんなに怖いと感じた鎖場、階段も少し余裕をもって下りることが出来た。

あとは、帰りのバスに間に合わせるために延々下る。

夕方には東京に帰ってくることが出来ました。

楽しい山登りでした。

…翌日は、太ももが激しい筋肉痛で駅の階段で思わず手すりにつかまってしまった…のも楽しい思い出。鍛えねば。
また、めっちゃ汗をかいて代謝が良くなったのか、翌日は体全体が火照っていました。

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