記録ID: 1180501
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ハイキング
大峰山脈
五鈷嶺を探訪 弥山・八経ヶ岳
2017年06月24日(土) [日帰り]
DCT
- GPS
- 09:20
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,464m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:19
15:42
| 天候 | 曇り 時々 晴れ 気温 稜線〜山頂 20〜23℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
http://www2.wagamachi-guide.com/3kenhp/ 朝6時15分にて、トンネル西口駐車場は10台程の駐車、バイクは私のみ、例年なら八経ヶ岳のオオヤマレンゲ詣での時期だが、今年の花は遅いようで車両は少なめだった。 駐車料、1日、自動車1000円、バイク300円。有料トイレアリ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口より出合までは急登、奥駈道は明星ヶ岳までは十分な広さの山岳ハイキング道。明星ヶ岳を過ぎると道は細くなるが割りと明瞭で歩きやすい。 ただ、五鈷嶺(峰)直下で大きな崩落箇所あり、緊張する。また、この崩落地は修験の立場のとしては、自然のあるがままが修行なのであるが、「世界遺産」である部分では問題視されつつある。世界遺産の条件は、現状の維持保存で必要により修繕を要すが場所的に難しいのではと思われる。 途中、ロープ上部に1本のザイルが下がり直登で五鈷嶺のピークに立つ。 出会った人 約40名 (八経ヶ岳以南では3名、まさかその3名がultimateさん達一行) 目撃にょろ 0にょろ |
| その他周辺情報 | ヤマレコさんでは「五鈷峰」と登録されてるようだが、「五鈷嶺」の標記も多い。読みは「ごこのみね」が多く「ごごみね」も混在する。 |
写真
コースはガレガレで…、年々掘り返しが進んでると感じられ、登山者の集中も起因してると思われる。
5名に追いつきながらご挨拶、軽装の男性にサクッと追い越されたぁ。笹原が広がり、尾根の向こうに空が見え始める、曇り空だけろ。
「出合 Deai」だ。この先に「弥山2時間」の標識があるがちょっと盛ってるかなぁ。
弁天の森ピークに到着、先行のソロ女性にご挨拶。「あっ。ひこにゃん…」と、暫しご一緒し、
先程お会いした(奈良の)方に「ひこ贈呈の儀」。何度か「ちーむ ひこにゃん」のメンバーにお会い・お見かけとのことだった。って、貴女も今日からメンバーですやん？！
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先程お会いした(奈良の)方に「ひこ贈呈の儀」。何度か「ちーむ ひこにゃん」のメンバーにお会い・お見かけとのことだった。って、貴女も今日からメンバーですやん？！
これが(中央)、幹が空洞の木なんだ…。だけど、外皮が360度剥がされると枯れてしまうのな。
バイケイソウ群と天理大W.V部の標識。未だに天理大ワンゲル(OB.OG含む)の方とお会いしたことが無いっ。
弁天の森からは緩〜く下り基調。「大峯縦走…」一般に宗教事項は「大峯」、地理的表記は「大峰」だと思われるがぁぁぁ。
理源大師像に手を合わせ「どうか雨が降りませんように」。お体に触れたら×→雨が降ると伝わる。言い伝えの理由は割愛、。
木製階段現る、胸突き八丁の真ん中は越えたことになる。…でも、あと半分近くあるんだよなぁ。
(私的)定点より大普賢ファミリーを眺望、薄曇りだがしっかり確認できた。
国指定天然記念物「オオヤマレンゲ」保護柵。シカの食害から守られる、オオヤマレンゲは環境省レッドデータへは未記載、絶滅危惧種ではない。
ただ、蕾は多く見られた。もうすぐ開花〜7月の3連休(海の日)ごろまで鑑賞できそうですね。(って、あんまりお花に興味無しなのですが、。)
ハリブキ、毒を持たない代わりに武器(針)を得たのな。花はまだだった、もう咲く頃だけろ(？)
明星ヶ岳方向へ下りつつ、中央に頂仙岳、後方左右に金剛山と大和葛城山が浮かんでいた。ちょっと眺めてしまったぁ、。
「第49靡 菊の窟(遥拝所)」、諸説多様で何処にあるか不明の「靡」、遥拝所と行っても周りは木々に囲まれ眺望無し。この岩を貫いた反対側(東側)とも言われたり…。
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「第49靡 菊の窟(遥拝所)」、諸説多様で何処にあるか不明の「靡」、遥拝所と行っても周りは木々に囲まれ眺望無し。この岩を貫いた反対側(東側)とも言われたり…。
展望所より、某N○Kの放送で取り上げられた「菊の窟」と思われる岩、中央の丸い窪みが菊型なんだと…。20m程の岩壁ダウンか。
丁度良い場所に天然ベンチ…、…ありがたや、。給水休憩とする。静かで緑が「ちもち良いぇ〜」。
シラベ(シラビソ)の群生帯、静寂でたぶんこの辺りが「第48靡 禅師の森」かなぁ。
そして、あいつだ…、あそこだ…、「神仙平」が眼下(中央)に現れる。今日は行かないけろ、。
標識に従い、登りへ。(2〜3年前はここから下降だったが崩落によりコースが付け替えられた。)
登ってはみたが…、写真では伝わらない高度感、ふと「私は何をやってるんだろう？」と思い下りる。
振り返ると、もっと高いピークが…、岩山で私レベルでは登ろうとすら思わなかった。
奥駈道復帰、滑りやすい岩なので慎重に下る。(すぐに帰路で登るんだよなぁ)
年々崩落が進むカラハッソウ谷の源頭。奥駈道消失間近、でも、自然に合わせてバイパスが付くのな。
麓の篠原集落では「菊の窟」は五鈷嶺にあったと伝わり、もしかしてこの崩落した谷にあったんじゃねぇ？と頭をよぎる、ならば見つからなくても当然かなっ。
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麓の篠原集落では「菊の窟」は五鈷嶺にあったと伝わり、もしかしてこの崩落した谷にあったんじゃねぇ？と頭をよぎる、ならば見つからなくても当然かなっ。
五鈷嶺を見上げる、この後ろにもっと高いピークもあったが、それは見えてない。印象に残る岩山だ、。
山名の由来であろう密教仏具の五鈷杵（ごこしょ）、重なる立岩群とピッタリだと思ふっ。独鈷杵(1本)三鈷杵(3本)などもある。
五鈷嶺鞍部で休憩の後は、崩落個所をえっちらほっちら、緩めだが長く続く道を戻る。
尾根に進んで明星ヶ岳・八経ヶ岳の東壁を眺める。岩群とトウヒ・シラベの国指定天然記念物「仏教岳原始林」。
はぁ疲れたぁ、ちょっと休憩、、、と座ったら後方40m程に人影、、、あれ！？！
なっ、なんでぇ〜？ultimateさん(会社の同僚さん達)ご一行だった。静かな奥駈で知り合いと…、昨年はmechabiさんとの遭遇だったなぁ。
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なっ、なんでぇ〜？ultimateさん(会社の同僚さん達)ご一行だった。静かな奥駈で知り合いと…、昨年はmechabiさんとの遭遇だったなぁ。
暫し、談笑後、腰を上げるがすぐに置いて行かれる。の〜んびりテクテク再開です。
サンカヨウは実が熟すのを待っている、黒くなり…、可食だけろ採っちゃダメだと思ふ、森林窃盗罪です。
カラマツソウも蕾のままでした、白い線香花火のようなお花ですが…、やはり花は遅めですねぇ。
ぷしゅ〜と、しゅわぁ〜を、何故か追い越してしまった(明星ヶ岳へ寄ったらしい)ultimateさんご一行と再び談笑でした。
無口…、いや、寡黙な私は必至で話を合わせてなんと30分のグダグダしてました。そして、お見送り、
あらら、akirasさんだったぁ！！！
(akirasさんの「ひこ」だけ唯一剣持ちなのなっ。)
(akirasさんの「ひこ」だけ唯一剣持ちなのなっ。)
最後に弥山山頂から八経ヶ岳を眺めてakirasさんと弥山小屋まで下りて、お別れ。「またお会いしませよう！」と、。
さぁ、帰りませよう。なんか、休憩と言うより出会いの時間が長かったなっ。この葉はカニコウモリかな(？)花はあまり目立たない、もっと暑くなってからだなぁ。
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さぁ、帰りませよう。なんか、休憩と言うより出会いの時間が長かったなっ。この葉はカニコウモリかな(？)花はあまり目立たない、もっと暑くなってからだなぁ。
聖宝理源大師像より弁天の森は高低差40〜50m程の登りだが、疲れた足にはこたえる。朝(往路)より成長したケルン。
奥駈出合から分かれる。…なんか？悲しいなぁ「であいからわかれる」って、。
先行者さん達、石をけ飛ばさないよう、ちょっと距離を空けて後をついていきます。
感想
「五鈷嶺」はマイナーピークで奥駈道を歩き、南方からその山容を見上げた人の記憶には印象深いお山だと思ふ。しかし、縦走中は前進(または帰路)を急ぐ気持ちからピークを踏むのは躊躇してしまうお山でもある。ならば「五鈷嶺を目的地にすれば良いんじゃね！？」と行ってみた。八経ヶ岳を過ぎ明星ヶ岳以南は歩く人も少なく、静かに、黙々と、淡々と足を進める、ただ…、帰路は地味ぃ〜な登りに汗を流し、心折れながらの帰り道となった。八経ヶ岳からは出会う人も多く、何事もなかった「てい」で平静なフリをして帰って来た。
お会いしたultimateさん↓ (YAMAP)
https://yamap.co.jp/activity/974253
お会いしたakirasさん↓ 子狸同行無しソロ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1179417.html
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DCTさん、こんばんは。
昨年、ここで遭遇した者です。
五鈷嶺は、おっしゃる通り南方から見上げた山容が印象深いですね。
私はPCの壁紙に設定しております。
今度行くときは、私もピークに行ってみようかと。
高◯恐◯症のDさんでも行けたのなら私も行けるかも。。。
それにしても、、、
Dさんのプロフ写真、いまだに馴染めません。。。
mechabiさん、こんにちは。
南日本酪農協同株式会社販売のスコール、ちょっと甘すぎたかな？甘味より炭酸強めがお山には合うような…、スコールって製造は日本コカ・コーラだったりする複雑なドリンク。
五鈷嶺、行ってみました、眼下に神仙平を見下ろし、直ぐに満足し、直ぐに下りましたぁ。
(ちょっと怖かった、風が強かったら遠慮したでせよう。)
私のプロフ写真壁紙にしてくれれば慣れますよ！「ドリクマ」で検索していただければお気に入りが見つかるかも？
DCTさん、こんばんは。
当日はお疲れ様でした〜、お会いできて嬉しかったです。
明星から南は未だ足を踏み出したことが無く五鈷嶺、神仙平、七面山etc...気になるとこ多いです。大峰の良いところ目白押しって感じですね！結構山深いので、一度泊りで探索に行ってみたいです。、窟探しもしてみたいですしね！またバッタリお会いできる日を楽しみにしていますね！
akirasさん、こんにちは。
神社にサクッと手を合わせてササッと下山するつもりでいましたが、まさか！弥山山頂でお会いできるとは…。楽しい再会の一時でしたよっ。
流石の情報量を誇るヤマレコさんでも、大峰・明星ヶ岳〜釈迦ヶ岳の間は歩かれる方も少なく、探索するには良いですね。ただ、道迷いや水の確保など必要十分な準備が必要ですね。
神仙平や七面山に足を進める方々も増えつつあり、たくましく思っています。
DCTさん、こんばんは〜
明星ヶ岳以南で人に会うだけで驚きなのに、まさかDCTさんとは！
声を掛けて頂いた時は、本当にビックリしました。
弥山でも長い時間お話させてもらって感謝です(^^)
明星ヶ岳周辺は、幻の「菊の窟」がどこにあったのか、
想像を巡らすだけでロマンを感じますね
ultimateさん、こんにちは。
ほんとにビックリだったはぁ、まさかultimateさん達だったとは！でも、目印はザックの「ひこ」だったたりするので、その効果も良くわかりました。
菊の窟、記録では「向かうもの数百人、未だ戻って来た者無し」とのことなので覚悟を持って…。あの丸い菊型の岩と言われる所に「鬼の口」と言われる穴のような？窪みのような？があるんでしょ、でも言われてるのは「大阪わらじの会」さんだし…、ガチの岩ノボラーさん達ならヒョイでしょうが、私らには…、、、。
DCTさん こんにちわ
あのロープは、補強のために上から二重に支点を確保しているものと思ってました。先月あそこ登るって発想なかっただけに「しまった！
cicsさん、こんにちは。
五鈷嶺登り用ロープはちょっと古そうでした…、最初の2m弱は垂直壁ですが、その上は斜度70度ほどですから進みやすかったです。
奥駈コースの2本ザイルの1本は、一度切れたか？大きなコブで結ばれていましたよ。
場所がねぇ、、、「ほな、もう一ぺん行ってみよかぁ！」とは難しいかな？新宮山彦ぐるーぷさんに顕影されている佐藤行者は大峯奥駈道を１年(平成10年)で33往復踏まれたと…、都合66回五鈷嶺を眺められたんですねぇ。
DCTさん、こんばんは。
五鈷嶺は南から見た山容が印象的な山ですよね〜。
五鈷嶺の山頂は気にはなってましたが、ここを通るときはあまり余裕がないのでわざわざ行くことはありませんでした
写真59、十分高度感は伝わりましたよ
山頂からは南の景観がよさそうですがどんなもんでしたか？
Hacchyさん、こんにちは。
五鈷嶺は間近で見た(見上げた)人には印象深いお山だと思われ…、台高あたりから大峰山脈を眺めるとちょっと探そうとする、お山と言うより窪みの場所だと思います。
私自身、何度か通過していましたが、どうも心残りな場所だったので、天気予報を信じて探訪とさせていただきました。
眺望は、神仙平を眼下に、ちょうど青さが増した草付きは綺麗でした、まさか、ほんの少し前に(お会いした)ultimateさんご一行がそこに立っていたとは…、いったい何時から歩いとるねん！？って、。
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