甲武信岳(笛吹川東沢釜ノ沢東俣)


- GPS
- 29:26
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,263m
- 下り
- 2,257m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れのち曇ときどき少雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・魚留滝の巻道が取り付き崩落?のためか分かりにくい。 ・魚留滝と両門の滝の高巻きは、念のためロープで確保する。 ・赤テープ、踏み跡はあるが、一般登山道のレベルでは無いため、現在位置の把握は必須。 |
その他周辺情報 | 花かげの湯510円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
スリング
セルフビレイランヤード
渓流シューズ
寝袋
マット
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
鍋
ガスコンロ
GPS
ファーストエイドキット
テント
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ8mm×20m
フローティングロープ
無線機2
ノコギリ
|
感想
今回は、岳沢から奥穂高岳の予定だったが、残雪多いため2日前にキャンセル。
急遽、奥秩父の甲武信ヶ岳へと変更する。
登頂ルートは、深田久弥が登った笛吹川東沢を遡行するクラシックルート。
甲武信ヶ岳山頂へと突き上がるこのルートは、沢屋のピークハンターが武者震いするコースだ。たぶん…
といっても沢登りとしては、初級コースで高巻きの踏み跡もしっかりとあり、赤テープも随所にあるということで安心して選定した。
大阪から2名、東京から1名の計3名で、道の駅みとみへ8時集合とした。
◆1日目
大阪組は車で6時間かけて道の駅みとみへ5時に到着。
少し仮眠して東京組の到着を待つ。
想定通りの9時出発となった。
鶏冠谷出会まで順調に行き、そこから入渓。
高巻きルートを無視して進んでみたり、戻ったりを何度かしながら、ホラノ貝ゴルジュ入口へ到着。ここからは大人しく赤テープ通りに進むことを決意する。
慣れない沢歩きと体力不足から想定以上に時間を要すが、無事に釜ノ沢出会へ到着。だが、魚留滝の高巻きルートの入口が見つからず、さらに時間を要す。
滝に向かってすぐ左に赤テープが見えるが、少し頑張らないと登れなさそうである。
結局、釜ノ沢出合いから少し入った右岸を4m程登り、平行移動し赤テープに至る。
その後は、千畳のナメで癒やされながら、両門の滝へ。
18時過ぎに広河原入口付近へ到着、宿泊地とする。
暗くなる前に2人用テントとツェルトを張り、焚き火と夕食の準備を行う。
夕食はJ隊員の準備したキムチ鍋を食す。
焚き火で濡れた服を乾かす予定だったが、隊員が疲弊しており、睡眠を優先するため早々に片付け、8時に消灯する。
◆2日目
4時前に起床。
深夜小雨が降り出し何度か目が覚めるが、疲労は回復。
雨の中、カップ麺で腹ごしらえする。
濡れたテント等をザックへ強引に詰め込み、5時前に出発。
運良く、出発してほどなくして雨は上がる。
終盤M隊員の疲労がピークに達していたため、空身にする。
8時40分頃、無事に小屋へ到着。
小屋へザックを置き、ピークハントに向かう。
小屋へ戻り、しばし小屋で腹拵えをし、下山開始。
下山は、徳ちゃん新道を選択。
2000m付近でM隊員が足を少し挫いたため、再び空身にする。
そこからは順調に下山し、14時頃道の駅みとみへ到着する。
なんとか無事に山行を終えることができたが、急遽場所を変更したこともあり、事前の下調べが不足していた。また、沢登りの初級コースということで少し舐めていた部分もあった。沢初心者の隊員への最低限の教養等も不足していた。次回は事前に教養訓練を十分行い挑みたい。
しかし、本来沢登りは、泳ぎが得意な者、登攀が得意な者、読図が得意な者、焚き火が得意な者・・・等、それぞれが得意分野で力を発揮し、次から次へと出てくる未知の障害を隊全員の力で突破していくことに面白さがあると思う。隊員個々の知識能力の向上を切に願う!
【反省事項(→対応策)】
●現在位置の特定が不十分(→読図力を高める)
●隊員の体力不足(→適切な計画の選定or隊員の体力向上)
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