記録ID: 118532
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ハイキング
伊豆・愛鷹
安倍奥・八紘嶺〜大谷嶺(梅ヶ島温泉より往復)
2011年06月18日(土) [日帰り]
Junjapa
その他8人
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
6:00吉田町発=8:30林道分岐
天候 | 午前中 小雨 午後 大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨とわかっていたけれど出かけた。昨年12月に行った「歩こう会」第一回山行八高山以来の山行。もう少し早めにと思っていたけれど震災があって延び延びになった。今回はメンバーのHさんの送別山行でもある。 朝6時に吉田町をたち8時には林道の分岐についた。分岐からは明瞭な登山道に入る。ささ帯で大きいブナがたくさん生えている。以前、七面山から縦走してきて八紘嶺の頂上にテントを張って、そのあとここを下ってきたはずだけれどさっぱりその記憶がない。あれは正月元旦のことだった。登山道はいつも目の前にあってそこに一生懸命足を置いて前に進んでいるので周囲の状況などはほとんど意識にないのだろう。やがて20分ほどで安倍峠への縦走路へと出会う。 少し緩やかな道をぺちゃくちゃしゃべりながら歩を進める。やがて急登に入り、ガレの縁をたどりながら高度を稼ぐ。 八紘嶺の頂上近くになると背の低いササ帯となって展望が開ける場所があるが、今は真っ白な世界。何も見えない。 やがてなつかしい八紘嶺。三等三角点がある。七面山への縦走路がここから分かれる。 ここ八紘嶺は、名前がなかったが静岡のどなたかが、太平洋戦争のときに八紘一宇にちなんで八紘嶺となづけたそうだ。八紘一宇とはよく言うが八紘とは何か調べてみたら四方の海と四方の空だそうだ。それがひとまとまりになるという日本の勝手な思想だったのだ。 そんな危なげな思想の名が冠せられたことを知らないかのようにひっそりと安倍川の源頭に孤高を保っている。 少し休んだあと大谷嶺へと向かう。大谷嶺は標高が切り上げて2000mであり、西暦2000年のときに脚光を浴びた山だった。 3週間前に痛めた頚椎がまだ痛くて下りに下を向くと背中が痛くて仕方がない。ときどき体を前に傾けて首を後ろに向けると痛みが和らぐ。 樹林帯の上り下りだが、結構切れており、ロープが張ってある。みんな注意して進む。 なかなか頂上に着かない。LのNさんが先に行ってラーメンを作ってくれるという。そうしてもらうこととした。 休み休み進む。誰かがおっと叫ぶ。頂上が見えたかと一瞬、皆の心がひとつになるが、頂上が見えたわけではなく空が少し晴れただけである。 やがて大谷嶺。三角点はない。もうどこかに落ちてしまったのかも知れない。そうこうしているうちに雨が厳しくなってくる。造ったラーメンの汁の上にも容赦なく雨が降り注ぐ。それでもみんな元気。おいしくラーメンを頂く。 そのあとコーヒーを飲んで一息つくとそのまま下山にかかる。疲れた身には八紘嶺の登りが辛い。もう帰ってシャワーを浴びる必要がないくらい雨に濡れやがてPについた。 全員心地よい疲れに身を任せ、クルマで梅ヶ島温泉に下り最古の温泉という梅薫楼で温泉に入れてもらう。そのあと軽く宴会をやったあと、静岡に下った。 |
写真
撮影機器:
感想
・軽い足慣らしの山行だったが楽しめた。
・天気が思わしくなく山はわれわれだけだった。
・梅薫楼の温泉はぬるめだが硫黄の匂いがする最高の温泉だった。
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