葛葉川本谷

2017年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,122m
• 下り: 1,104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:40

8:00 菩提原バス停
8:40 9:03 葛葉ノ泉
11:40 12:10 三ノ塔尾根1050m付近
12:23 12:44 三ノ塔
12:56 12:56 二ノ塔
13:49 14:06 葛葉ノ泉
14:40 菩提原バス停

08:00 菩提原バス停（標高190m）
08:40-09:08 葛葉の泉(425m)
09:10 堰堤から入渓
09:37 幅広ノ滝（F3）
09:50 板立ノ滝7m（F5）
10:05 曲り滝（F7）
10:11 大平橋(680m)
10:13-10:36 休憩（710m）
10:50 富士形ノ滝（F10）
11:13 つるつるの一枚岩（F13）
11:18 詰めの二俣。高巻いて涸滝がかかる左俣の上に出る。
11:40-12:10 三ノ塔尾根（1050m）
12:23-12:44 三ノ塔(1205m)
12:56 二ノ塔(1141m)
13:27 林道横断(710m)、大平橋から続いている林道
13:49-14:06 葛葉の泉
14:40 菩提原バス停

天候

曇り時々晴れ（雨を心配したが逆に晴れ間も出て下山は汗ダラダラ）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・新宿駅6時19分発の小田急線急行で秦野駅7時27分着。
・秦野駅北口・2番バス乗り場、秦51・渋沢駅北口行き7時44分発のバス
・菩提原で下車：所要時間13分、運賃:IC 238円
【神奈川中央交通】
https://www.kanachu.co.jp/dia/index.html
秦野駅始発7:44に乗り、帰りは菩提原14:46のバスに乗車で秦野駅は15時着。
【マイカーの駐車場】
遡行開始点の葛葉の泉に駐車場が上の段と下の段の2ヶ所ある。
この日は日曜日で水汲みの車が何台も来ていたが、上段の駐車場で十分間に合っていて、下段の駐車場は空いたままだった。

コース状況／危険箇所等

・葛葉川本谷は本当に初心者向けの沢で、アプローチもマイカーOK、電車・バスも本数多く、大変便利。
・沢自体も何通りか選んで登れる滝が多く、難しい滝は必ず巻き道があるので技術レベルと時間に合わせて登れる。
・詰めもヤブ漕ぎは一切なく、登山道並みの踏み跡が三ノ塔尾根まで続いている。

その他周辺情報

秦野駅北口で反省会を行いました。始め生ビール半額の看板に誘われて「魚民・秦野北口駅前店」（0463-83-2788）に行ったら17時からでダメ、昼前から営業している「庄や・秦野店」（050-5841-3035）に行きました。

写真

7/2 8:00

菩提原バス停。先に見える信号のある二俣を右に行きます。

7/2 8:13

菩提上会館を左折。「くずはの泉」の矢印がある。

7/2 8:29

桜沢橋。表丹沢野外センターが見える。

7/2 8:29

表丹沢野外センター入口

7/2 8:39

葛葉の泉の駐車場。手前は第二駐車場で長時間停める人はこちらを利用下さいと書かれている。

7/2 8:40

葛葉の泉の上の方の駐車場。大半が水汲みの車。

7/2 8:40

大きなペットボトルを何本も汲んでいる。蛇口が2ヶ所ある。

7/2 8:40

葛葉の泉の登山者向け？広場。左奥に簡易トイレ2基。

7/2 8:42

ヤマビル対策の塩が小分けされたビニール袋に入って提供されています。

7/2 9:08

広場の前に掛かる橋を渡って登山開始。最初の堰堤まで沢の左側に沿う道を行きます。

7/2 9:10

最初の堰堤に付けられた人工の階段（黄色）を降りて入渓。

7/2 9:19

しばらくこんな小滝が続き、楽しくなります。

7/2 9:23

順層でホールドも多く快適に登れます

7/2 9:24

バスで一緒だった先行する2人パーティーに追いつきました。

7/2 9:26

ここは滝壺も深く、右を高巻きました。

7/2 9:28

ここも左を高巻きました

7/2 9:28

飽きることがありません

7/2 9:30

水流の飛沫を浴びながら夏は涼味たっぷりの遡行です

7/2 9:33

こんなナメっぽい所もあります

7/2 9:37

幅広ノ滝。左側の弱い水流の脇を登りました。

7/2 9:39

幅広ノ滝を上から俯瞰。先行していた2人パーティがロープを出して正面から登るようです。

7/2 9:41

足がかりは豊富です

7/2 9:43

V字に見えます。ここは倒木の上のクラックを登りました。

7/2 9:45

写真は真ん中を登ってますが、自分は右の滝の水流左を登りました。

7/2 9:49

板立ノ滝。練習でロープを使って右側の壁を登る人が多いようですが、一番確実なのは右からの大きな高巻きです。

7/2 9:51

右から大きく高巻いています

7/2 9:51

落ち口の上に出ます

7/2 10:01

しばらく平凡な渓相が続きます

7/2 10:05

曲り滝。奥には大平橋が見えます。

7/2 10:05

水流に沿って登れました

7/2 10:06

何段かに別れているので高度感はありません

7/2 10:08

大平橋は下をこぐって行きます。

7/2 10:09

ここで遡行を終える場合は右手（左岸）を登って林道に出ます。

7/2 10:09

ここは水流の左を登ったと思います

7/2 10:12

小滝が続きます

7/2 10:13

どれも気持ちよく登れ、飽きません。

7/2 10:37

乾いた左側を登ったような記憶

7/2 10:38

ここも左を登りました。フリクションが効きました。

7/2 10:39

7/2 10:52

富士形ノ滝は右側のクラックを登って越えました

7/2 10:54

トイ状のナメ滝？

7/2 10:54

上が二俣になっていて赤テープがあります

7/2 11:01

水量がなくなってきました

7/2 11:04

詰めが近づいて来たような気がしますが・・・

7/2 11:11

そろそろ左に詰め上がるかなと思ったら、この二俣は右でした。

7/2 11:13

これがツルツルの一枚岩か？

7/2 11:15

水が涸れて詰めに来たようです

7/2 11:18

見上げている先は涸滝がかかる左俣。赤テープもあり、ここを行くようですが、

7/2 11:18

少し登って高巻いて涸滝の上に出ます

7/2 11:20

明瞭な踏み跡がありました。赤テープもありました。

7/2 11:22

涸滝の上に出ました。

7/2 11:22

涸滝の上に出ると明瞭な踏み跡があります。

7/2 11:23

顕著な踏み跡

7/2 11:35

伐採の跡を通過

7/2 11:35

傾斜はきついです

7/2 11:40

三ノ塔尾根に出ました。大休止して渓流タビから登山靴に履き替える時にヤマビルが靴の上を這っていました。

7/2 12:10

ピンボケですがヤマオダマキが咲いていました

7/2 12:11

詰めの上部に見えた何かの作業跡

7/2 12:18

雨を心配した天気だったのに富士山が見えて驚き

7/2 12:19

三ノ塔尾根コースNo.7標識

7/2 12:22

表尾根に合流

7/2 12:23

三ノ塔に着きました

7/2 12:29

スカイツリーも見えました

7/2 12:30

江ノ島も見えました

7/2 12:31

そして富士山

7/2 12:32

表尾根と塔ノ岳頂上には尊仏山荘も見えます

7/2 12:33

大山

7/2 12:45

良く見かけました

7/2 12:46

二ノ塔に向け下山開始

7/2 12:47

この花も沢山咲いていました

7/2 12:54

二ノ塔付近からの富士山

7/2 12:56

二ノ塔に到着。ヤビツ峠方面と別れて二ノ塔尾根を葛葉の泉に下ります。

7/2 13:12

二ノ塔の上部はこんな感じ

7/2 13:27

林道を横断します。大平橋で終えた場合はここまで来て二ノ塔尾根を下ります。

7/2 13:27

林道の対岸に続く登山道に入ります

7/2 13:33

二ノ塔尾根の下部はこんな広い道が多いです。

7/2 13:45

二ノ塔尾根を下り切りました

7/2 13:45

この石段を下って葛葉の泉からの車道に出ました

7/2 13:47

通行止めゲート。振り返って写しました。

7/2 13:48

葛葉の泉に帰着。やはり誰かが水を汲んでいます。ここでたっぷりと汗を拭いて大休止。

7/2 14:05

菩提原に向かって下山開始

7/2 14:42

菩提原バス停に着きました。一休みしてたらバスが来ました。

撮影機器：

PowerShot SX700 HS CANON

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング 渓流シューズ トポ ルート図

感想

hina1048

【沢登り】
・8月末〜9月始めに北海道クワウンナイ川に行くので、沢装備の点検を兼ねて、時間のかからない簡単な沢を登っておこうと言うことで、葛葉川本谷を選びました。
・沢からは大分遠ざかっているので3冊ほどガイドブックを読んで勉強しました。
・沢登りは装備が沢山あるんだなと言う印象で、最低限のものは携行しましたが、案の定、使ったものは渓流タビ、渓流靴下、渓流スパッツ、ヘルメットだけでした。
・ザックの中には8mm30mロープ、体にはシットハーネスやスリング、カラビナ類をぶら下げて遡行しましたが、お飾りで終わりました。
・葛葉川本谷は特に道具類は使わなくても十分に沢の醍醐味を味わえる本当に楽しい沢だと思います。中間に林道が横切っているので、半分だけ登ることもでき、手頃な沢です。
【ヤマビル】
・梅雨の真っ最中の表丹沢の沢登りで、絶対ヤマビルの被害に遭うだろうと覚悟していましたが、三ノ塔尾根に出てから靴の上を這うのを1匹見つけて捕殺し、これで終わったかと思ったら、葛葉の泉から菩提原に車道を歩いて帰る途中で、何気なく右手を見たら人指し指と中指に付け根に赤黒い小豆のような丸がこびりついていて、剥がしたら血が出て来て、小豆状の丸い塊がヤマビルでした。生まれて初めて刺されました。尾根上のものも、この小豆も突然見つけた訳で、一体いつ出現したのかが未だに謎です。