常念岳



- GPS
- 29:11
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,643m
- 下り
- 2,773m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 7:19
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス | 行き:当初穂高駅駐車場に駐車してバスで有明荘燕岳登山口に行くつもりだったが、山のたこ平近くの登山者駐車場に駐車してタクシーで登山口へ(5,000円)。帰り:常念小屋からタクシーを予約して一の沢まで迎えに来てもらった(5,400円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし |
その他周辺情報 | 山のたこ平 入浴500円 穂高駅近くの一休庵で昼食 そば |
写真
感想
先日の打ち合わせでは立山に行くこととなっていたが、その後雪がいっぱい残っているらしいことを知り急遽燕岳一泊→常念小屋一泊に予定が変更となった。金曜夜終電吹田駅待ち合わせ。アラームのセットを間違え、ラインの呼び出し音で仮眠から起こしてもらい、家まで迎えに来てもらう。肩身狭い気持ちと少し寝ぼけながら大幅に遅れて大阪を出発。 5時半、穂高駅駐車場に車を止めて穂高駅へ。6時過ぎ、バスの時間を読み間違えていたことに気が付き、タクシーを呼ぶも予約でいっぱいとのことにやや途方。とりあえず登山口へ車で向かうことになったが、5分も走らないうちに登山口駐車場があって、そこからタクシーがピストンしていることがわかり安堵した。運転手によれば私達で4回目、あと3往復はするとのこと。登山口は人でいっぱいだった。燕山荘まで3時間程度、道もよく整備されているとのことから、楽勝気分で登り始めたが、蒸し暑さからか異常に汗をかいて完全にバテバテとなり、燕山荘に着くころには足が何度もつりそうだった。燕山荘もすでに人だらけでテントも張れず、山の上でこんなに人を見たのは初めての経験だった。とにかく、今夜のテント場を確保すべく疲れ果てた体に鞭を打ちながら大天井岳に向かう、すぐそこに見える燕岳にも登らずだった(バッチだけは買ってしまった)。大天井岳までは苦しく、思い出したくもないほどだった。みんなから大幅に遅れながらやっとのことで着いた大天井岳のテント場は燕岳と比べると広々だった。夕刻になってガスも晴れ、山頂から槍ヶ岳や穂高が綺麗だった。テントに戻ってほっとしているとA夫妻から緊急ミーティングの招集。山荘で聞いたところ、明日は天候が大荒れの可能性があり、早急に下山した方が良いとのこと。常念小屋までの稜線で荒天にさらされると低体温症になることもあるという。いつもならゆっくり眠りたいというA氏が4時半出発に積極的であった。午前2時 隣のテントの人が起床して物音で眠れなくなり、そのうちあちこちのテントが起きだした。常念小屋までの道のりは右の槍穂高と左の雲海を眺めながらの爽快な縦走。昨夜のもつ鍋の為に、呪わしく思いながら担いできた野菜・たまご・打ち合わせで飲みすぎて覚えていなかった為途中のセブンで買った生うどん2玉・ワイン・最初の水場でいちびって汲んだ水1.5リットル を費消したザックは異常に軽かった。怖れていた荒天はやや遅れているようだったが、風は次第に強くなっていた。常念小屋にザックをデポし早々に常念岳にとりかかる、槍穂高の方面から大きな雲が近づいて、常念岳の山腹で槍は雲の中に。ゆうべは登頂もほとんど諦めていたはずであったのに、登ってみれば槍穂高がくっきり見えてくれればと欲が出た。常念小屋から一の沢まではちょうど3時間、みんな黙々と歩いた。
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